祖母山

神原登山口〜国見峠〜祖母山〜国見峠〜神原登山口 2022/6/2

6月上旬にはミヤマキリシマの花を見に赤川登山口から扇ヶ鼻・久住山へ登ろうと思っていたのだが、今年は虫害で扇ヶ鼻のミヤマキリシマは今ひとつらしい。それなら新緑の山に登ろうと言うことで祖母山に登りに行くことにした。祖母山に登るのは5年ぶり。

6/2(木)

外に出ると数は少ないが星が見えていた。東の空には木星とそのすぐ左下に火星が輝いていた。

カーナビに経路をセットすると120kmで所要時間は4:20と告げられた。カーナビのデータに北側復旧ルートは入っていないし、それ以前に提示されたのは国道3号経由で国道57に入るルートなので全く時間はあてにならない。3時間あれば行けるだろう。

3:32に自宅発。外気温18度。航続可能距離671km。

菊陽町のTSMCの工場の建設現場のゲートに警備員が2人居た。現場の警備なら敷地内の巡回をするだろうから、夜間の資材搬入があるのかも。

北側復旧道路の手前で空が白んで来た。二重峠トンネルを抜けたら曇っており、雲の間から少しだけ青空が見える状態だった。トンネルを抜ける前は鞍岳もきれいに見えていたのだが。まあ毎度の事でカルデラの中だけ曇っているのだろう。

4:43に道の駅 阿蘇着。走行距離56.5km、燃費21.9km/L、平均車速47km/h、走行時間1:12、EV走行距離21.0km(38%)、航続可能距離620km、外気温15度。高度527m。4:58発。

坂梨の交差点の手前からトラックの後ろに。トラックが通過した後に信号が赤になり、こちらは止った。トラックにしては速度が速かったけど、滝室坂の上りで追いつくだろうと思っていたけど追いつかなかった。

道の駅 波野の手前で前方に朝日が昇って来ていた。道の駅 波野に寄るつもりだったが、次の道の駅 すごうも近いのでパス。

途中、滝廉太郎の花のメロディロード。メロディロードは竹田市内の国道502号にもう1箇所あるそうだ。

5:25に道の駅 すごう着。走行距離79.9km、燃費23.1km/L、平均車速48km/h、走行時間1:40、EV走行距離30.8km(38%)、航続可能距離584km、外気温13度。高度528m。

同じ敷地内のローソン 竹田すごう店に行ってみた。目的はローソンで売っているというヤッホーブルーイングの僕ビール君ビールを買うため。僕ビール君ビールは無かったが、よなよなエールはあった。少し前にスーパーで買った値段よりほんの少しだけ安いので1本購入。今後はよなよなエールが飲みたいときはローソンに買いに行こう。

5:42に道の駅 すごう発。

経由地に明正井路一号幹線一号橋をセットしているがこれをセットしておかないとカーナビは道の駅 すごうを出た後に県道695号に右折させようとする。今回は明正井路一号幹線一号橋を経由地にしてあるので国道57号を直進し、玉来の交差点で右折し県道639号に入りその後、県道8号へ入る。ほんのわずかだけだがこちらの方が早いし距離も短い。

出会トンネル手前で左折して100mちょっと行ったところを左折しなければならないのにカーナビに道なりに行かされそうになった。確かに県道8号に戻ってから進んで奥豊後グリーンロード経由の方が道としては走りやすいんだけど、遠回り。神原側の向こう岸に神原渓谷の看板が無かったら騙されるところだった。

神原川沿いの道は狭いところもあるがわりと走りやすい。姫岳郵便局で県道639号となり、この郵便局のあたりが一番狭いものの少し走ると片側一車線の二車線道路となる。そのまま道なりに進むと登山口へ向かう道の入口に到着する。入口には道路標識がある。ここから駐車場までは舗装度ではあるものの車同士ですれ違いが出来ない狭い道となる。1.4km走ると途中の狭い道からは想像も出来ないちゃんとした駐車場がある。途中に5年前にはなかった駐車場がもう一つ出来ていた。

6:16に神原登山口駐車場着。走行距離103.3km、燃費23.4km/L、平均車速46km/h、走行時間2:15、EV走行距離40.4km(39%)、航続可能距離568km、外気温14度。高度711m。

駐車場には既に1台車が停まっていた。

神原登山口駐車場〜御社の滝〜五合目小屋

駐車場の奥に"祖母山麓 渓谷トレッキングコース案内マップ"の案内があった。今回はこのコースの往路は左岸、復路は右岸を歩く。

駐車場の入口のそばにあるカウンターがあった。プッシュした後のカウンターの数字は17。トイレの所にホワイトボードがあって月別の入山者数が書いてあったのでカウンターの数字は今月に入ってからの入山者数だと思う。

舗装道を登っていくと道標がいくつか立っている場所があり、そこが登山道の入口。九州自然歩道の道標があり、祖母山頂4.2kmとあるが、登ってみるとわかるがこの4.2kmがただの4.2kmではない。標高差があるので4.2kmとは思えない長さに思える。

30分程で御社の滝。途中でカメラのブラブラするのを防ぐために付けている自家製ストラップが外れたのを直していたりしたので思ったより時間がかかった。とりあえず滝の近くまで行って写真を撮った。

御社の滝から15分弱で五合目小屋に到着。小屋の名前は五合目小屋だが、ここで半分近く登ったと思ったら大間違いで、ここまではただのウォーミングアップでここからが本番。体が暖まってきたので長袖シャツを脱ぎTシャツ姿になった。

5年前に来たときには五合目小屋の前に杭とひもで四角く囲ってある場所があった。生態調査か何かだと思っていが、その囲われていた場所にはトイレが建てられていた。

五合目小屋〜国観峠

五合目小屋からはしばらくは木段があり、登りやすい。九州自然歩道の祖母山山頂2.6kmの道標の先の沢(この日は水が枯れていた)を渡った少し先からが道が急になる。沢を渡ったあたりからは5年前に比べて赤テープの数が増えていた。

祖母山頂1.8kmの道標を過ぎると木々の間から由布岳、鶴見岳が見えるはずだが、この日は雲に隠れて見えなかった。このあたりから上の方からエゾハルゼミが鳴き声が聞えてるようになった。

祖母山頂1.6kmの道標の先の斜面で少し展望が開ける場所があるが、ここでも由布岳、鶴見岳は見えなかったが、奥豊後グリーンロードの神原渓谷大橋らしきものが見えた。

国観峠〜祖母山

国観峠ではザックを下ろして少し休もうと思っていたが、下は湿った土か草しか無いのでザックを下ろすのはやめておいた。そう言えばここはそう言うところだった。国観峠の少し手前に景色が少し開けた場所があり、そちらは乾いていたのでそちらで休めばよかった。下山まで長いし、帰りの運転も長いので少し休んでから登り出した。

ここまで誰とも会わなかったが、8合目の道標の先で降りてくる登山者一人とすれ違った。更に9合目までに2人組の登山者2組と単独の登山者一人とすれ違った。

途中で降りてくる登山者とすれ違っているので山頂にも誰か居るだろうかと思ったら、誰も居なかった。少しの間は山頂は貸し切り状態だった。後から単独行者2人、3人組が上がってきた。

近くでウグイスが鳴き、遠くからツツドリの鳴き声が聞えてきて山頂はのどかな雰囲気だった。

障子岩方向は雲があったが大障子岩は見えていた。他には本谷山、古祖母山、障子岳、親父山、黒岳、赤川浦岳などが見えた。阿蘇山も霞んでいるものの見えた。

本当は昨日に登ろうと思っていたけど、一昨日の夕方の天気予報で天気図に現れない程度の前線が通過すると聞いたので昨日でなく今日登ることにした。昨日は家の方では一日中曇っていたので今日にして正解だったかも。

山頂でコーヒーとパンで食事。下山までは3時間くらいかかるからカフェインをあまり撮らない方が良いかとは思ったものの九合目小屋、五合目小屋ともにトイレがあるので大丈夫だろうと思ったのでコーヒーは全部飲んだ。

祖母山〜九合目小屋〜国観峠

山頂でもっとゆっくりしていたかったが、あまりゆっくりしていると帰宅時間が19時過ぎになるので名残惜しいが下山開始。九合目小屋経由で国観峠へ下ることにした。。

山頂のすぐ下で登ってくる2人組の登山者とすれ違った。この後は9合目〜8合目までで2人組の登山者2組とすれ違った。

往路でも気付いたが、ササが枯れていた。生きている少しササもあるのだが、大半が枯れていて葉が付いていなかった。5年前は九合目小屋の下の分岐付近はササを刈り払った道が何本か錯綜していて少し分かりにくかったように記憶していたが、ササが枯れているので道が分かりやすかった。そのせいか土のえぐれた道を嫌った登山者が道の脇を歩いて新道になっている場所がわりとあった。

国観峠〜神原登山口駐車場

国観峠の少し下の少し土が湿っているところでで転けた。おニューのザックに土が付いた。使っていれば汚れるのは当たり前なので気にしてはいないが。

往路でも気付かなかったが、復路でもいのち水には気付かなかった。多分枯れていたためだと思う。

祖母山頂1.6kmの道標の上で往路では雲に隠れて見えなかった由布岳、鶴見岳を見ることが出来た。

国観峠〜五合目小屋までで4人組の登山者2組と単独行者1人とすれ違った。4人組の片方は木段のあたりですれ違ったが、山頂往復には少し遅い時間だから小屋泊まりかも。

五合目小屋で少し休憩。ここまでの水分補給はエネルギー補給を兼ねたゼリー飲料180g、山頂で飲んだコーヒー200ml、水筒に入れてきたスポーツドリンク200ml。ゼリー飲料は150mlくらいだろうから全部で550mlくらい。水筒はスポーツドリンクを入れた500mlと水道水を入れた750mlのを持ってきたけど、750mlの方はいらなかったかも。下山までに500mlの方のスポーツドリンクを飲み干そうかと思ったけど、帰りに予定している車のルートだと南阿蘇の地味なローソン(景観に配慮した色合いの木を多用した建物になっている)まで店は無いので多少は残すことにした。

五合目小屋からは右岸側の道を歩いた。5年前に歩いたときには五合目小屋から御社の滝までの道は無かった。

御社の滝のあたりにはモミジの木が生えていたので秋には良いかも。神掛岩まで往復を目的に滝と紅葉を見に来るのもありかな。

御社の滝の案内図では御社の滝のすぐ下で川を渡る道があることになっている。以前は丸木橋があったらしいけど今は無い。ここを渡る人は今でも居るのだろうか。

前回の金山・猟師山ではダクロンのTシャツを着たが、今回は比較のために安い化繊の速乾Tシャツを着た。グリマーというブランドのTシャツで安いし速乾性もあるので5年前くらいから使っている。ダクロンのTシャツはダクロンが出始めの頃の古いものだというのもあるだろうが、使って比べた感じだとグリマーのTシャツの方が汗で湿った感がなかった。グリマーの速乾Tシャツは安いわりにはいけると思っていたので、暑くない時期はこれを使っていたが、暑い時期でもこれで良いかも。モンベルのウィックロンの方が性能は上だとは思うけど、あちらより化繊感が少ないし。

コースタイム

トラックログ

駐車場の路面には5年前には引かれていなかったラインが引かれていた。ラインの引かれている駐車スペースは15台分。大分ナンバーが2台、久留米、鹿児島、熊本、宮崎、山口、前橋ナンバーが1台ずつ停められていた。熊本と鹿児島はわナンバーだった。朝に停めてあった1台は既に居なくなっていた。

帰る準備をしているときに5人の登山者が降りてきた。同じグループかと思ったが、3人は大分ナンバー、2人は山口ナンバーの車に乗り込み、大分ナンバーの車が先に去っていったので2グループだったようだ。

13:56に神原登山口駐車場発。

駐車場で車の外気温表示は21度だったが、駐車場所は日陰だったし、しばらく走っても21度だったので正しい温度だったようだ。

下の道に降りる途中の駐車場には福岡、大分ナンバーの車が1台ずつ停まっていた。福岡の方はわナンバーだった。ここは駐車可能台数は5, 6台くらい。

下の道では左折し、大規模林道 宇目・小国線へ。Googleマップで調べたら、こちらの道経由で県道41号へ出るのは県道695号経由で県道41号よりも20分以上余計に時間がかかることになっていた。でも、こちらの方が距離は短いし、県道41号までは片側1車線の2車線道路(センターラインが消えている場所が多かったが)だし、それほど余計に時間がかかるとは思えない。

途中で美女ヶ岳トンネルというのを通った。美女ヶ岳という山があるのだろうと思って帰ってから調べたら、奥豊後グリーンロードの方から登れる美女ヶ嶽という山があって、展望もそれなりにあるらしい。

途中で道の脇にイタチがいるのを見かけた。他には音無井路十二号円形分水でコジュケイを見かけた。

14:17に音無井路十二号円形分水着。走行距離114.8km、燃費23.8km/L、平均車速44km/h、走行時間2:37、EV走行距離47.5km(41%)、航続可能距離547km、外気温26度。高度518m。

円形分水を見た後に空腹を覚えた。山頂で持っていった食料はほぼ食ってしまったが1つだけ残っていた柿の種を食った。これが無かったら、家まで持たなかったかも。

14:30に音無井路十二号円形分水発。

県道41号で道路標識の阿蘇という文字に釣られて県道217号へ右折。予定としては県道41号をもう少し進む予定だったのだが。県道217号からは以前は県道135号まで行ってから引き返したことがあり、そのあと道を調べたことがあった。このあたりの道は少しややこしい。途中からカーナビの指示を無視して、広域基幹林道阿蘇東部線へ出た。後で調べたらこちらの道経由は予定していた道よりほんの少しだけ距離と時間が長いだけだったようだ。

広域基幹林道阿蘇東部線から右折してから県道218号へ抜けるまでには所々にキャベツ畑があった。

国道265号へ出て、阿蘇南部広域農道へ。交差する新しい道が途中にあった。後で調べたら通称サクラミチで新しい桜の名所になっているとのこと。2021年頃からあるらしい。

15:18にローソン 南阿蘇白水店着。走行距離149.5km、燃費23.8km/L、平均車速44km/h、走行時間3:25、EV走行距離63.7km(43%)、航続可能距離493km、外気温26度。高度477m。

冷たい飲料を購入し、水筒に残っていたスポーツドリンクを飲み干した。ここまで自販機はあったけど、何もないところにポツンとある自販機って何となく利用する気にならないので、ここまで飲み物を残してきたのは正解かも。自販機はあったけど、神原登山口からここまで店舗は無く、信号はローソンのある交差点の1個のみ。

15:24にローソン 阿蘇白水店発。

湧き水を組むために池の川水源へ。

15:26に池の川水源着。走行距離150.7km、燃費24.0km/L、平均車速43km/h、走行時間3:28、EV走行距離63.8km(42%)、航続可能距離493km、外気温26度。高度425m。

サカマキガイみたいなのがいたので飲用して良いものかとは思ったものの、水を汲むときに水に手を入れていると手が冷くて、ずっとは入れておきたくなくなった位なので多分大丈夫。

15:32に池の川水源発。

15:38に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離153.4km、燃費24.0km/L、平均車速43km/h、走行時間3:34、EV走行距離65.2km(43%)、航続可能距離490km、外気温27度。高度425m。15:50発。

俵山トンネルを抜けた先の下り道でTSMCの建設現場のクレーンが見えた。

16:08に萌の里着。走行距離167.5km、燃費24.9km/L、平均車速43km/h、走行時間3:54、EV走行距離73.1km(44%)、航続可能距離474km、外気温27度。高度289m。

家で頼まれていた農産物等を購入。

エゾフウロというのがあったので一瞬買おうかと思ったが、以前にここでアサマフウロを買ったらアケボノフウロ(ゲラニウム・サンギネウム)だったのでやめておいた。この日もアサマフウロがあったが、やはりアケボノフウロみたいだった。エゾフウロとなっているのもゲラニウム・ロザンネイではないかと思う。

16:20に萌の里発。

16:37に柿の葉寿司本舗着。走行距離177.7km、燃費25.4km/L、平均車速42km/h、走行時間4:11、EV走行距離75.8km(43%)、航続可能距離466km、外気温30度。高度91m。

柿の葉寿司とあなごんぼを購入。

16:49に柿の葉寿司本舗発。

国道325号のガソリンスタンドで給油。航続可能距離は給油前は462kmで給油後は見るのを忘れた。道の駅 旭志での航続可能距離から考えると822kmか821kmくらいだろう。

17:09に道の駅 旭志着。走行距離187.9km、燃費25.5km/L、平均車速42km/h、走行時間4:29、EV走行距離80.4km(43%)、航続可能距離820km、外気温29度。高度177m。

家で頼まれていたものを購入。ふ〜塩のマヨミックス、カレーミックスのセットがあって、限定品で購入制限があった。購入制限があったのはローカルのTV番組で紹介でもされたのだろう。普通のふ〜塩はゆで卵とかトマトとかにかけると美味いけど、カレーとマヨネーズには惹かれるものがなくて購入しなかった。

17:29に道の駅 旭志発。

17:43にコメリ 泗水店着。走行距離195.3km、燃費25.9km/L、平均車速41km/h、走行時間4:44、EV走行距離86.1km(44%)、航続可能距離812km、外気温29度。高度60m。

園芸用の支柱とクリップ、家で頼まれていたものを購入。

17:52にコメリ 泗水店発。

18:24にコスモス 玉名大倉店着。走行距離216km、燃費26.1km/L、平均車速41km/h、走行時間5:17、EV走行距離98.0km(45%)、航続可能距離79.1km、外気温27度。高度52m。

以前はあまりビールを飲まなかったのに、最近は空気が乾いているときとか暑いときに飲みたくなって良く飲んでいる。以前はこのような時に何を飲んでいたのか考えてみたら、ここのプライベートブランドの安い缶チューハイ(自販機の缶コーラより安い)だったのを思い出したのでチューハイでも買おうかと言うことで寄った。ビールよりチューハイの方がやはり安くつくのでとりあえずチューハイを少し買った。

18:34にコスモス 玉名大倉店発。

18:43に自宅着。走行距離219.9km、燃費26.4km/L、平均車速40km/h、走行時間5:27、EV走行距離100.8km(46%)、航続可能距離787km、外気温27度。車の総走行距離38,555km。

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