猟師岩山・金山
金山脊振林道小爪峠登山口〜小爪峠〜猟師岩山〜小爪峠〜金山〜金山脊振林道小爪峠登山口 2022/5/235/23(月)
出発前にザックの重量を計ったら約10kgだった。
天気予報では晴れだったのだが外に出てみると見える星の数が少なかった。月も出ているがその姿は薄雲越しに見えていた。
4:22に自宅発。外気温17度。航続可能距離447km。
途中のガソリンスタンドで給油。航続可能距離は給油前が441kmで給油後は820km。
途中で喉の乾きを覚えて、コーヒー以外の飲み物が飲みたくなった。コンビニに寄って何か買おうかと思ったけど、良く考えたらザックの中にはスポーツドリンクが入った500mlのボトルがあるのでそれを飲むことにした。
三池港ICより有明海沿岸道路へ。三池港ICの入口で工事をしていた。荒尾の国道389号からの三池港IC連絡路の着工式が1/22にあったらしいけど、ICで工事が始まったということは意外と早く開通するのかも。
黒崎IC近辺の麦畑が麦秋できれいだった。黒崎ICで危印トラックの後ろになった。車載メータ読みで制限速度くらいなので結構遅い。危険物満載なのか余程ヤバいものを積んでいるのか。矢部川の橋の二車線区間で追い越した。
5月中旬も過ぎたし嘉瀬川の川上峡の鯉のぼりはないものと思っていたら、まだあった。調べてみたら3月中旬〜5月下旬まであるらしい。
5:48に道の駅 大和着。走行距離66.6km、燃費28.1km/L、平均車速47km/h、走行時間1:24、EV走行距離25.8km(39%)、航続可能距離758km、外気温15度。高度35m。5:58発。
ここから先の道はGoogleマップで調べたら国道263号から県道46号に入って途中から細そうな道を広域基幹林道金山脊振線へ上がっていくルートになっていた。国道263号を県道46号へ入らずにそのまま登っていってから広域基幹林道金山脊振線に入った方が楽だろうと思ったのでそちらを通るつもりだった。カーナビに目的地と経由地を設定したら、通ろうと思っていたルートになっていたのでやはり県道46号から林道に上がっていく道は狭いのだろう。
広域基幹林道金山脊振線で6.0km程で林道金山脊振線小爪峠登山口へ到着。林道は最初の1.3kmは林道とは思えないほど道幅が広い道だった。その先も林道としては走りやすい部類の道だった。途中には三瀬城跡の駐車場もあった。
6:31に林道金山脊振線小爪峠登山口の駐車スペース着。走行距離90.3km、燃費24.0km/L、平均車速46km/h、走行時間1:58、EV走行距離35.6km(39%)、航続可能距離729km、外気温16度。高度655m。
車の中で出発準備をしていたら、いつの間にやらやって来た数羽のコジュケイらしき鳥が車の回りを歩き回っていた。
金山脊振林道小爪峠登山口〜小爪峠
登山道の入口の林道の所に看板があり、6/18 13:00-18:00と6/19 6:00-18:00の林道 脊振金山線、蛤岳横断線はFMSCマウンテンラリー2022のため車両・歩行者通行止とあった。後から考えてみると、通行止が看板から先でなく林道が全線通行止だとしたら、6/18には山中、井手野、犬井谷あたりの登山道が使えないことになる。
登山道の入口には2つの道標があり、小爪峠まで1.0km, 30分と書かれていた。
歩き出してすぐにアカガエルとチビアカガエルに遭遇。他には小爪峠までの間でにギンリョウソウが1株咲いているのを見た。
10分ほど歩いたところに道標があった。「小爪峠0.8km/井手野 2.0km/山道」と書かれていた。林道の登山道入口の道標に従って沢の左岸の道を登ってきたが右岸側にも道があって、それがこの道標に書かれている山道のようだ。そう言えば駐車ポイントの奥に柱だけ残った道標っぽいものが建っていたし、道があるような雰囲気だった。
道標からわずかに登ると道の右側にも沢が流れていて左右に沢がある状態になった。
15分ほど歩くと暑くなったので上に来ていた長袖シャツの袖をロールアップした。
30分弱で小爪峠の西側の分岐に到着。2つの道標がありそれぞれ「金山2.3km/椎原峠2.3km/井手野2.8km」、「林道登山口15分」と書かれていた。林道登山口というのはスタートした場所だと思うがそこの道標には小爪峠まで30分と書かれていたのに、ここから15分で下るのは無理だと思う。
分岐からほんの少し歩くと小爪峠に到着。小爪峠には3つの道標があった。2つの道標(「金山60分/椎原峠70分/湯の野バス停100分」、「湯野3.5km」)は前回来たときにもあったが、もう一つは新しい九州自然歩道の道標(「金山2.3km 井手野(三瀬村)2.8km/椎原峠2.3km」)だった。
暑くなったので上の長袖シャツを脱いでTシャツ状態になった。
小爪峠〜猟師岩山
猟師山の登りでまたギンリョウソウを見た。森の雰囲気からするともっと見かけて良さそうだが、もう時期としては終りのようで1株しか見かけなかった。ギンリョウソウはこの後も何度か見たが、多かったのは金山から林道への下りだったけど、見た感じではほぼ終わりかけのようだった。
猟師岩山の登りの途中からそよそよと風が吹いてきた。そのせいで背中が涼しい。この日に使ったザックはオスプレイのストラトス36だが、このザックのエアスピードサスペンションの効果を実感。今年の暑い時期の山登りは以前よりは涼しく登れそう。
猟師岩山の山頂は小爪峠から遠くないのでとりあえず寄るだけのつもりですぐに小爪峠へ踵を返すつもりだったが、少しだけ休憩した。どこかからツツドリの鳴き声が聞こえてきた。ザックにくくりつけてあったストック1本を取り出して、ここから使うことにした。
猟師岩山〜小爪峠〜金山
小爪峠からは先では上空を飛ぶ飛行機の音が何度か聞えてきた。1回だけプロペラ機らしい音が聞えた。後で調べてみたら天草エアラインの天草発7:40、福岡着8:20の便だったようだ。
小爪峠から5分ほどのところに九州自然歩道のNo.173の標柱。この標柱は500m毎に建っているのでペースをつかむのに便利。この後は金山までNo.169までのこの標柱を含めて5つの標柱があった。No.171の標柱だけ古いものでその他の標柱は新しいものだった。これ以外にも九州自然歩道であることだけを示す道標があったけど、あれは無意味だ思う。
途中に西山の分岐があるのだが、気付かなかった。後で調べたら途中にあった「金山50分/小爪峠10分」と書かれた早良区役所のプレートが付けてあるナンバーが13の道標があった場所とのこと。
小爪峠から45分弱で海鳥社の「脊振山系徹底踏査!」(この本は脊振山系の山に登るのにまあまあ参考になる)やGoogleマップでマムシ岩とかかれている場所に到着。そばの木には「(マムシ)に注意」とかかれたプレートがくくりつけられていた。「金山30分/小爪峠30分」という道標があるのでここが金山・小爪峠の中間と言うことになる。ここからは脊振山方向の展望が開けていた。岩にはサナエトンボがとまり、上空を通過する飛行機の音が聞えてきた。
マムシ岩から10分程歩くと金山が見えてきた。
小爪峠からも2回ほどアカガエルチビアカガエルを見たが、金山が見えた後にたてつづけに6匹チビアカガエルを見たりした。このアカガエルはヤマアカガエルかニホンアカガエルかと思っていたが、後で調べてみたらタゴガエルらしい。タゴガエルと言えば水が染み出しているところで岩の下とかに隠れて鳴いているというイメージがあったのでタゴガエルだとは思わなかった。
マムシ岩から45分程で九州自然歩道の案内板があり、2つの道標。片方は九州自然歩道の道標で「金山山頂 0.2km/山中地蔵2.5km/椎原峠4.6km」、もう一つは早良区役所のプレートがついたナンバー14で「金山5分/アゴ坂峠35分/小爪峠50分」と書かれていた。
案内板から5分弱で金山の山頂に到着。この日は天気予報では晴れだったのだが、ずっと曇りで山頂からはうっすらと福岡の市街と博多湾が見える程度だった。
山頂には先客がひとり居て、そのうちもう一人登山者が小爪峠側から登ってきたが、すぐに踵を返して戻っていった。
小爪峠から金山の道は常緑広葉樹主体の森から落葉広葉樹主体の森に変化していくのが面白かった。最初のほうは常緑広葉樹が春に落とした葉が道の踏み後を埋めていたが、金山に近い方の落葉広葉樹の森では道の踏み後がはっきりと見えた。
金山〜金山脊振林道小爪峠登山口
金山からは来た道を戻って、途中から林道へ降りた。林道へ降りる道は「脊振山系徹底踏査!」では紹介されていない。国土地理院の地図には徒歩道がのっていて、ここまで10分弱ほど。赤テープがあったので場所がわかった。道の先の方にも赤テープがあるようだが道は少し不明瞭そうな感じ。yamapの地図だともう少し戻った所に別の道があり、そちらの道を降りることにした。こちらの道は往路で入口の場所を確認していていて、目印はなかったが道があるのはすぐにわかった。この道は国土地理院にのっている徒歩道と途中で合流している。
自然林の中を25分ほど降りたら植林の中の作業道に到達。右へ向かう方が下っている道だったが、左にほんの少し登ったところの道の脇に赤テープがありこちらが登山道だった。
林道の分岐から40分ほどで林道に到達。植林に入ってからは道の大半は作業道のようで作業用の重機が通れるだけの幅があったが、低木が道に生えて来ていた。作業道の途中でアサギマダラを目撃。
林道へでてから20mくらいの所に赤テープがあり道があった。林道へ出る少し手前に別に降りる道があるようだったのでその道へ出るのだろう。
林道を3分ほど歩くと左の方に小さな滝があった。Googleマップには栗原滝とあるが、Googleマップは誰かが勝手に付けた名称がのっている可能性がある。栗原川(嘉瀬川の支流)の滝だから誰かが栗原滝と勝手につけている可能性はありそう。すぐそばの栗原橋では野バラが良い香りを漂わせていた。
林道歩きは思っていたより時間がかかった。とは言っても約2kmで30分弱だけど。登山口の少し手前で後ろから軽自動車がやって来て追い越していった。
駐車場に戻ってくるとツツドリの鳴き声が聞えてきた。
今回のコースにあった早良区のプレートの付いた道標は以下の通り。ハイキング装備なら何とかなるだろうが、登山装備だと自分にはこの時間で歩くのは無理。
金山脊振林道小爪峠登山口 | 36-1 | 小爪峠 30分 |
小爪峠の西側 | 12 | 林道登山口 15分 |
小爪峠 | 11 | 金山60分/椎原峠70分/湯の野バス停100分 |
猟師岩山 | 10 | 小爪峠20分/椎原峠50分 |
小爪峠〜金山 | 13 | 金山50分/小爪峠10分 |
まむし岩 | 14-1 | 金山30分/小爪峠30分 |
金山の肩 | 14 | 金山5分/アゴ坂峠35分/小爪峠 50分 |
今後に別ルートから金山に登るときのために帰ってから調べていたら、これらの道標は2008年に設置されたものだという。脊振の自然を愛する会の代表の方の発案で早良区が費用負担をし、西南学院大学ワンダーフォーゲル部、早良高校山岳部などの協力で設置されたとのこと。
今回の服装は前回と同じで下はコロンビアの"Royce Range Pant"で上はCraghoppersの長袖シャツで歩いた。"Royce Range Pant"はもう少し気温が高いと暑いかも。
水は500mlと750mlのボトルに入れて持ってきたが、750mlは使わずに500mlのも残った。500mlのが途中で空になるくらいに水を飲んだ方が良いのだろうが、もとから水はあまり飲まないからなぁ。
コースタイム
トラックログ
帰る準備をしているときに軽自動車が国道263号側からやってきて通過していった。
11:34に林道金山脊振線小爪峠登山口の駐車スペース発。
往路でも車に会わなかったが、復路でも国道263号へ出るまでに対向車には会わなかった。途中の空き地っぽいところに車が停まっていたけど、多分登山者の車。
11:51にやさい直売所マッちゃん着。走行距離99.3km、燃費25.2km/L、平均車速44km/h、走行時間2:16、EV走行距離49.6km(43%)、航続可能距離722km、外気温23度。高度391。
アイスプラント、ざる寄せ豆腐、ソバの芽、西川こんにゃくの刺身こんにゃく、マッちゃんこしょう等を購入。わらびがあったけどあく抜きが面倒なので購入しなかった。
12:11にやさい直売所マッちゃん発。
12:32に道の駅 大和着。走行距離114.2km、燃費27.3km/L、平均車速43km/h、走行時間2:38、EV走行距離49.6km(43%)、航続可能距離709km、外気温24度。高度32m。
レトルトの鯉濃、木屋のいかさし柚子こしょう、たこのじゃん辛、一汐めざし等を購入。
13:02に道の駅 大和発。
佐賀の市街地に入ったところでエアコンオン。暑くなりそうな日だったが、佐賀の市街地から道の駅 みやまのあたりまで外気温はほぼ27度だった。
ポケットティッシュ、ガーデンクリップ、8φの支柱を買わねばならないことを思い出したので途中のナフコに寄ることにした。
14:07にナフコ 瀬高店着。走行距離150.8km、燃費28.1km/L、平均車速40km/h、走行時間3:44、EV走行距離69.5km(46%)、航続可能距離681km、外気温26度。高度7m。
支柱はあったけどポケットティッシュ、ガーデンクリップが無かった。ポケットティッシュが無かったことに多少ムカついたので何も買わなかった。
14:18にナフコ 瀬高店発。
14:32に道の駅 みやま着。走行距離152.4km、燃費28.1km/L、平均車速40km/h、走行時間3:50、EV走行距離70.6km(46%)、航続可能距離681km、外気温27度。高度5m。
海産物とセロリのピクルス、家で頼まれて来たセロリ等を購入。
冷たい飲み物が欲しくなったので隣のセブン−イレブンで購入。
14:49に道の駅 みやま発。
15:27にグッデイ 玉名店着。走行距離180.5km、燃費28.8km/L、平均車速40km/h、走行時間4:28、EV走行距離87.8km(49%)、航続可能距離672km、外気温25度。高度2m。
樹脂製のガーデンクリップは無かったが針金のクリップはあった。支柱もあった。クリップの使用目的からしたら針金のでも良いかと思ったけど買わなかった。支柱もクリップもすぐに必要なものでもないし。
ポケットティッシュ、園芸資材、家の老猫用に腎臓サポートのキャットフード等を購入。
15:48にグッデイ たまな店発。
16:00に自宅着。走行距離184.5km、燃費28.8km/L、平均車速40km/h、走行時間4:40、EV走行距離90.5km(49%)、航続可能距離671km、外気温26度。車の総走行距離38,335km。