高岳・南岳・中岳

仙酔峡〜高岳〜月見小屋〜南岳〜中岳〜仙酔峡 2022/5/18

靴のソールの張り替えのためにモンベル南阿蘇店に行かなければと思いつつもなかなか行けなかった。昨年10/20の噴火以降に規制されていた高岳・中岳の登山規制が4/27に解除され、火山灰で白くなった中岳火口を見ることが出来るということなので登りに行ってから、帰りにモンベル南阿蘇店に寄ることにした。

5/18(水)

外に出ると空が白んで見えた。初めは南西の空に月が出ているためかと思ったが、そうではなく空は白み始めていた。この時間でもう空が白む時期になったか。

東の空には惑星が3つほぼ直線上に並んで見えた。後で調べてみると金星、木星、土星だったようだ。木星と土星の間には火星があったらしいのだが気付かなかった。

4:36に自宅発。外気温13度。航続可能距離644km。

今回は植木IC〜北熊本スマートICまで高速利用。これは使っているETCカードが年1回は利用しないと年会費がかかるため。5:04に植木ICより九州道にのり、5:08に北熊本スマートICで降りた。

菊陽町のTSMCの工場建設地はクレーンと杭打ち機がたくさん並んでいた。急ピッチで工場を建てるようだ。

5:27にトライアル 大津店着。走行距離38.0km、燃費2.5km/L、平均車速44km/h、走行時間0:52、EV走行距離16.4km(43%)、航続可能距離602km、外気温12度。高度167m。

チョコレート、カップ麺、ウィスキーを購入。カップ麺は山に行くときに出発前に軽く腹ごしらえ用に食べているのだが、そのストック用。チョコレートは山で行動中に食べるため。ウィスキーは急激に円安になって来ているので洋酒の価格がそのうち上がりそうだと思ったため。買い物を済ませて店の駐車場に戻ると東の空に太陽が昇っていた。

5:41にトライアル 大津店発。

北側復旧道路の手前で飼料運搬用らしきトラックの後ろになった。北側復旧道路は制限速度は80km/hなのについてないなと思ったけど、このトラックは加速は遅かったけどスピードは結構出していた。

北側復旧道路を通るのは2度目。前回通ったのは2020年の冬に高岳・中岳へ登りに行ったとき。走りながら国道57号を使う山にしばらく登ってないなと思った。

6:06に道の駅 阿蘇着。走行距離62.6km、燃費23.5km/L、平均車速48km/h、走行時間1:18、EV走行距離21.0km(34%)、航続可能距離568km、外気温10度。高度535m。

スマートフォンを新しくしてからヤマスタという山と渓谷社提供のアプリでスタンプ集め(山でチェックインするとスタンプが貰える)を始めた。とは言っても前のスマートフォンではアプリがちゃんと動かなかったので、あまり期待しておらず、山に行くついでに思い出したら集めようという程度なのだが。今回は阿蘇山は百名山なのでスタンプがあるんじゃねと思って珍しく事前に調べたら、チェックイン場所は最寄りの肥後本線、南阿蘇鉄道の駅舎周辺とあった(肥後本線は豊肥本線の間違いだろう)。頻繁に規制があるからチェックインの場所が山頂ではないのだろう。道の駅 阿蘇は阿蘇駅の隣なのでとりあえずここでチェックイン。

6:20に道の駅 阿蘇発。

6:35に仙酔峡駐車場着。走行距離72.3km、燃費21.2km/L、平均車速45km/h、走行時間1:37、EV走行距離23.3km(32%)、航続可能距離557km、外気温13度。高度918m。

駐車場には数えてみたら22台ほど車が停まっていて、出発準備をしている間にも何台か車がやって来ていた。

仙酔峡〜高岳

トイレに行って、登山届けを書いてから出発。登山届けのポストがあることを知らないのか意外と登山届けを出さないで出発していく人の方が多い。

今回使用するザックは新しく入手したオスプレイのストラトス36。昨日にザックに荷物を入れて計ってみたら9kg程度だった。だが、出発前に500mlと750mlのウォーターボトルを入れたのでだいたい10kgと行ったところ。自分はあまり水は飲まないので、500mlと250mlのウォーターボトルで足りるとは思ったけど、登山時に消費する一般的な水の量を計算したら1.2L程度は必要らしい。

服装は下はコロンビアの"Royce Range Pant"で上はCraghoppersの長袖シャツ。"Royce Range Pant"は3月に登りに行った月出山岳では少し肌寒くて、モンベルのマウンテンパンツに履き替えたが、今回はこれで肌寒さは感じなかった。10度を越えたらこのズボンでもOKなようだ。

仙酔峡はミヤマキリシマの名所だが、もう花は終りの時期のようであまり花は咲いていなかった。

10分も登らないうちに暑くなって長袖シャツを脱いでTシャツ状態に。20分も登らないうちにあちーとつぶやいていた。

仙酔尾根はバカ尾根と呼ばれていいて、確かにガレ場、岩場が続く中を黙々と登って行く道だが、荒々しい山の雰囲気が楽しめるし、この日は霞んでいたけど振り返れば久住山、涌蓋山、カルデラの景色が楽しめ、2時間程度で稜線に出られるので自分はわりと好き。

出発時点では噴煙は見えなかったけど、仙酔尾根の上の方では時々ポワッと白い噴煙が上がっているのがみえた。

2時間弱で稜線に到着。だいたいコースタイム通りだ。以前は休憩込でコースタイム通りくらいで歩いていたが、この頃歩くのが遅くなって、コースタイム通りになってきた。

今回は高岳火口を歩いて月見小屋にも寄るつもりだが、まずは稜線の分岐で右折して、高岳の山頂へ。高岳火口を歩いた後に高岳に登るよりもまずは高岳に登ってから高岳火口を歩いた方が楽そうなので。

稜線から見えた烏帽子岳の斜面がミヤマキリシマの花でピンク色に染まっていた。

高岳〜月見小屋〜南岳

仙酔峡/高岳/高岳東峰/月見小屋 分岐から天狗の舞台方向へ少し歩くとイワカガミの花が咲いていた。イワカガミは久しぶりに見た。

天狗の舞台は高岳の方から見た感じだと登れないものと思っていたが、東側に回り込んでから西進する道があって登ることが出来た。日ノ尾峠の分岐付近からは根子岳がきれいに見えた。祖母山あたりも見えるのだが霞んでいた。

日ノ尾峠の分岐から15分ほどで月見小屋に到着。更に15分強歩くと高岳・中岳・月見小屋分岐に到着。

中岳へ向かう尾根道でスピードアップのためにストックを1本取り出した。

中岳へ向かう間に南岳にも寄ろうかと考え始めたが、割と順調に歩いて来れたので南岳に寄ることにした。南岳までは稜線の往復だし、中岳からは下りであまり時間もかからないだろうし。

南岳へ向かう稜線では硝煙っぽい匂いを感じた。火口からの火山ガスの匂いかと思ったが、風は火口方向からは吹いていなかった。前にここを歩いたときも同じような匂いを感じたので火口からの火山ガスの匂いでは無いようだ。

稜線からは火山灰で白くなった中岳火口と砂千里ヶ浜が良く見えた。火口付近では重機が工事をしていた。

食事は仙酔峡ロープウェイ 火口東駅あたりで取ろうと思っていたが、南岳の山頂には誰も居なかったのでここで食事をすることにした。今回はフランソアの「3種の果実とホワイトチョコフランス」というパンを初めて見かけて(新製品とのこと))買ってきたが、これが結構美味くて南岳の山頂で大半を食い尽くした。

南岳〜中岳

南岳の山頂で食事兼休憩で20分ほど過した後に中岳へ向かった。

中岳〜仙酔峡

中岳・南岳の稜線で中岳火口の景色は十分に楽しめたので、中岳の山頂に到着後にはすぐに出発。

火口東展望所へ向かう途中で6人ほどの作業服を来た人たちとすれ違った。中岳の山頂から火口東展望所を見たときにグループが休んでいるように見えていたが、この人たちだったようだ。丸ホーやらスコップを持っている人がいたのでおそらく登山道の整備をしてくれている人たちのようだ。

火口東展望所で外国人2人組。旅行者ではなく日本在住者だとは思ったが、こんにちはと挨拶してくれたのでやはり日本在住者だったようだ。

仙酔峡ロープウェイ火口東駅跡で残っている食料で軽く食事をしようと思っていたが、食事はやめにして下山することにした。下山後は南阿蘇村まで行くから早く下れるなら下っておくに越したことは無い。

火口東展望所から仙酔峡ロープウェイ火口東駅跡までは楽だったが、その先の下りは膝に来た。仙酔尾根の登りはそれほど疲れなかったが、ここから仙酔峡までの道が今回のコースで一番疲れた。

今回初めて使ったストラトス36だが、登っている途中で肩の下の方に涼しさを感じた。登り終えてからザックを下ろした時のTシャツの背中に汗をかいた感が少なかった。エアスピードサスペンションはそれなりに効果を発揮しているようだ。

水は500mlのボトルが仙酔峡ロープウェイ 火口東駅跡からの下りでマメに飲むようにしてやっと空になった。750mlのボトルはまるまる残った。食事の時に家から持ってきたコーヒーも飲んだけど100mlも飲まなかった。この時期はもう少し持っていく水の量を減らしても良さそう。

コースタイム

トラックログ

12:50に仙酔峡発。

宣す依拠からの下りで満充電になるのは目に見えていたし、暑くなりそうなだったのでエアコンオン。

道の駅 阿蘇には駐車が面倒なので寄ろうか寄るまいか迷ったが、第2駐車場のほうだったら楽に停められるので寄ることにした。

13:08に道の駅 阿蘇着。走行距離81.9km、燃費23.0km/L、平均車速41km/h、走行時間1:59、EV走行距離29.7km(36%)、航続可能距離538km、外気温25度。高度532m。

もうこの時期だと山菜は買えないものと思っていたが、コゴミがあったので購入。これと一緒にヒメフウロソウも購入。ヒメフウロソウはここ数年探していたが、やっと手に入った。何故かヒメフウロソウではなく岩桜の名前で売られていた。

道の駅 阿蘇に寄ったついでに阿蘇駅のワンピース像を見に行った。

13:25に道の駅 阿蘇発。

今回は帰りにピートモス、スポイト、ガーデンクリップ、駄温鉢、陶製の小鉢、椿油粕などを入手しようと思っていたので途中にあるコメリに寄った。

13:42にコメリ 長陽店着。走行距離92.8km、燃費23.8km/L、平均車速41km/h、走行時間2:16、EV走行距離36.7km(%)、航続可能距離527km、外気温26度。高度475m。

車を降りると頭皮に日差しを感じるくらい暑かった。ちょっとヤバイ。

ピートモス、スポイト、駄温鉢があったので購入。ガーデンクリップもコメリにならあるだろうと期待していたが品切れだった。

コーヒーを飲んでいれば道の駅 あそ望の郷くぎのまではのどの渇きは何とかなるかと思ったが、ダメだったのでコメリの隣のローソンでコールドドリンクを購入。

13:57にコメリ 長陽店発。

14:18に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離105.9km、燃費24.8km/L、平均車速40km/h、走行時間2:37、EV走行距離45.1km(42%)、航続可能距離510km、外気温26度。高度425m。

まずは湧き水を汲んだ。次にモンベルへ行ってソールの張り替えを依頼し、テープアジャスター、KAMINOトレッキングソックス、φ3の丸ゴム3mを購入。次に物産館に行ったが何も購入しなかった。コゴミはここの物産館にもあった。

15:21に道の駅 あそ望の郷くぎの発。

家で頼まれていたものを買うために萌の里へ。

15:39に萌の里着。走行距離119.9km、燃費25.8km/L、平均車速41km/h、走行時間2:56、EV走行距離53.6km(45%)、航続可能距離493km、外気温26度。高度284m。15:52発。

15:58にプレーリーハウス着。走行距離124.1km、燃費26.4km/L、平均車速41km/h、走行時間3:02、EV走行距離54.1km(44%)、航続可能距離489km、外気温28度。高度176m。

園芸店でメダカを販売している店を見かけるがここもメダカを販売するようになっていた。

16:08にプレーリーハウス発。

16:34にハンズマン 菊陽店着。走行距離138.8km、燃費27.0km/L、平均車速40km/h、走行時間3:29、EV走行距離62.1km(45%)、航続可能距離483km、外気温30度。高度85m。

陶製の植木鉢を購入。この手のものを買うとしたらここかなと思っていたけどやはりそうなった。この鉢は食虫植物の植え替え用。

16:48にハンズマン 菊陽店発。

16:59にアンビー熊本着。走行距離143.5km、燃費26.7km/L、平均車速39km/h、走行時間3:41、EV走行距離64.2km(45%)、航続可能距離479km、外気温29度。

ナーセリーズgnで椿油粕、ナデシコ・ライオンロック(銀葉のナデシコ)を購入。ライオンロックは育てたことがあるけど、耐暑性が弱いようで夏に枯れてしまった。

ニシムタのフード館でヤッホーブルーイングと銀河高原ビールのビール5種を購入。以前はそれほどビールを飲まなかったので、少し高いけどたまにしか飲まないのだからと地ビールを飲んでいたが、最近は暑い日や空気が乾いた日にはビールが飲みたくなるようになった。普段に飲むための無難なクラフトビールを見つけるためにこれらのビールを買ってみた。

17:39にアンビー熊本発。

18:38に自宅着。走行距離180.0km、燃費28.4km/L、平均車速38km/h、走行時間4:46、EV走行距離89.6km(50%)、航続可能距離447km、外気温25度。車の総走行距離38,151km。

TOP