八幡岳
八幡岳キャンプ場〜川内峠〜八幡岳〜八幡岳キャンプ場 2022/4/4Googleマップを見ていたらジラカンス桜というのを見つけて気になったので八幡岳と絡めて歩いてくることにした。
4/4(月)
外に出ると南の空に蠍座が輝いていた。蠍座が南天にあるということはオリオン座は次の冬まで見ることは無いだろう。真夏の未明に山の上にいればオリオン座を見ることが出来るが、泊りで山に登りに行くことはなさそう。
カーナビに経路をセットしたら距離は93kmで所要時間は3:15、有料道路を使うルートだと案内された。有料道路を使う気はないので一般道経由に設定変更したら、距離は93kmで3:20となった。有料道路は厳木多久有料道路だろうが、わずか210円とは言え、5分の差で使いたくない。
4:40に自宅発。外気温5度。航続可能距離573km。
ガソリンは十分にあったが、値上がり傾向にあるので途中のガソリンスタンドで給油。航続可能距離は給油前が564kmで給油後が810km。
国道389号の三池港ICの近くに三池港IC〜大牟田ICの4/4〜5/12まで夜間通行止の看板があった。4/4って今日だけど、夜間だから関係ないか。看板はいくつかあったがよく見たら「4/4〜5/12の間の8日間程度」で「21:00〜6:00」と書いてあった。
三池港ICから有明海沿岸道路にのって大野島ICでおりた。荒尾市内の国道389号で前を走っていたトラックも有明海沿岸道路に入ったが、県道48号で追いついた。こちらは三池港ICの直前の信号待ちでトラックに置いてけぼりを食ったのだが、その程度の時間の差でも有明海沿岸道路を走っている間には追いつけなかった。それでも県道48号で追いつけたのだから、自動車道で飛ばしてもそんなに意味がないってことか。
6:05にトライアル 三日月店着。走行距離62.8km、燃費25.8km/L、平均車速46km/h、走行時間1:22、EV走行距離22.2km(35%)、航続可能距離731km、外気温3度。高度4m。次回以降に山に持っていくための行動食になりそうなものとかを購入。6:19発。
6:43に道の駅 厳木着。走行距離81.0km、燃費25.9km/L、平均車速45km/h、走行時間1:47、EV走行距離31.9km(39%)、航続可能距離733km、外気温3度。高度76m。6:48発。
7:05に八幡岳キャンプ場着。走行距離92.6km、燃費22.9km/L、平均車速45km/h、走行時間2:05、EV走行距離35.5km(38%)、航続可能距離719km、外気温6度。高度523m。
八幡岳キャンプ場〜川内ジラカンス桜
この日は上は春夏用に使っているCraghoppersのシャツと薄手フリース、下はモンベルのマウンテンパンツを履いてきた。道の駅 厳木では気温3度だったので、マウンテンパンツだとちょっと寒いかなと思っていたが、キャンプ場では気温6度だったので一安心。この日はこの服装で快適に歩くことが出来た。
この日はまずは川内ジラカンス桜に寄ってから川内峠へ向かいそこから八幡岳に登り、キャンプ場へもどってくるというコース。
八幡岳峠までは下り。八幡岳峠へ下る途中には有明海、経ヶ岳方面が見える場所がある。この日は経ヶ岳、郡岳、雲仙が見えた。手前の方に見えた山は後で調べたら徳連岳だった。
八幡岳峠からジラカンス桜までの道も下り。八幡岳峠からは道の脇に桜が植えられていて桜の花を楽しめた。だが、日当たりが悪いようで花の数は今ひとつ。
やがてジラカンス桜。ジラカンス桜は溜池の畔に生えており、もう1本近くに桜が生えていた。溜池には短いけど遊歩道があり、ベンチが設置されていた。この遊歩道はGoogleストリートビューで見たら水路だったので水路に蓋をして遊歩道を整備したようだ。
新型コロナウィルスの感染予防のため、おもてなしの対応は自粛との立て札があった。そばにはネギが置いてあってご自由にお持ち帰りくださいとかかれていた。他にもジラカンス桜の由来の説明の立て札があった。
近くには工事現場にあるような簡易トイレがあり、手洗い用の水のタンクも用意されていた。わざわざトイレまで用意してあって、本来だったらおもてなしもあるとか山の中の場所なのにやたらとWelcome感のある場所だった。
川内ジラカンス桜〜川内峠
ジラカンス桜のそばの道の脇に「八幡岳に登ろう」立て看板があった。「おう、これから登るぜ」。
ジラカンス桜からは最短距離の農道らしき舗装道経由で行った。道を少し登ると左手前の方に山が見えてきた。どこの山だろうなと思いながら見ていたが、良く見ると岩が見えて、黒髪山だと分かった。
ジラカンス桜からは県道315号を歩いても良いかなと思っていたが、農道からは県道315号は結構下の方に見えていたので農道の方を歩いて正解だった。黒髪山も良く見えたし。
歩いていくと獣対策のゲートがあった。ゲートを開けてから通過し、閉めた。結構厳重にロックしてあった。おそらくイノシシ対策だろう。ここまでの田ん圃のまわりにもネットが張られていたので結構被害があるようだ。
途中の農地で刈り払いをしている人がいて、軽トラが1台停まっていた。キャンプ場からジラカンス桜までで2台の車とすれ違い、ジラカンス桜では去っていく乗用車1台と、地元の人が作業に行こうとしているような軽トラ1台を見ただけだった。川内峠までは軽トラ1台をだけだった。ほとんど車に会わない静かな山里だった。
刈り払いをしている人がいる農地のそばの溜池の畔に背の低い桜が花を咲かせていた。街中で見る大きな桜の木よりこう言う桜の方がきれいに思える。
やがて道は県道323号へ出て、5分ほど登っていくと川内峠に到着。唐津市を出発し、多久市、武雄市を通って来て川内峠のわずか先は伊万里市。八幡岳へ登っていく道は伊万里市と武雄市の境界かと思っていたが、後で地図で見てみたらら武雄市だけを通っていた。
ジラカンス桜から川内峠までは味気ない舗装歩きかと思っていたが、黒髪山の景色があったので結構楽しめる道だった。
川内峠〜八幡岳
川内峠から10分弱登ったところに道標があった。八幡岳 8.9kmとなっていた。え゛っ、8.9kmもあったら3時間はかかるよな。でも、川内峠にあった道標は3.7km(3.7kmは間違いで実際は2.7km)ってなってなかったか?この道標は他に川内(若木町)〔距離表示は無し〕、桃川 4.3kmとなっていた。
やがて道は簡易舗装のコンクリート道に出た。そこにあった道標は八幡岳 2.4km/川内峠 0.3kmとなっていた。8.9kmって何だったんだ? でも、実は書いてあるよりも距離が長いのかもと思いつつ通過。
すぐに道は砂利道になった。あとは八幡峠の分岐まで所々コンクリート舗装があるけど、ほぼ砂利道だった。
途中で下の方から刈り払いの音が聞えてきた。川内峠まで来る途中で刈り払いをやっていたのでその音が聞えて来ているのだろう。意外と下の道まで近いようだ。
川内峠から20分弱で九州自然歩道のNo.70の道標。八幡岳 8.9kmの道標があったことから思っていたよりも八幡岳まで距離があるのかもと疑っていたが、八幡岳峠から登ったときに確かNo.72(勘違いで実際はNo.73)を見たので8.9kmというのは間違った距離だとやっと確信。このNoの道標は500m毎に立っているので八幡岳まではそれほど距離はない。
八幡岳峠の分岐まではずっと登りかと思っていたが、途中から少しの間だけ緩い下りになった。
川内峠から35分ほどで八幡岳 1.4km/川内峠 1.3km/川内の分岐。ジラカンス桜から川内峠へ向かう途中に上の方へ向かうコンクリート舗装の道があったので川内方向へ下るとそこに出るのだろう。でも、川内方向へは少し藪っていて、倒木があるのでちょっと見には道があるようには見えなかった。ここまでの道は軽トラが通れるほどの幅があったが、ここのほんの少し先から道は狭くなり斜度が上がってきた。3分ほど歩くとNo.72の道標。ここでやっと八幡岳峠からの登りで見た道標がNo.73だったことに気付いた。でも八幡岳まであと1.3kmだ。
砂防ダムが見え始めたあたりの道の左側から水が染み出しているところがあり、カエルの鳴き声が聞えた。多分タゴガエルだろう。
川内峠から50分弱で八幡岳峠の分岐。ここから先は前回登って知っている道だ。ここまで来れば後ひと登りだ。
川内峠から1時間15分ほどで鎮西八郎為朝の説明板。前に来たときとは違っているような気がしたが、後で撮った写真を見直してみると、書いてある文章は同じだが、添えられている写真が違っていた。前の案内板はほとんど劣化していなかったのに何で交換したのだろう。前に登ったときには説明板に気を取られて気付かなかったが、近くの岩のたもとに祠があった。
説明板のほんの少し先に水の染み出している岩。ここでもタゴガエルが鳴いていた。
No.74の道標の先ではヒヨドリがにぎやかに鳴いていた。キャンプ場やジラカンス桜から川内峠までの歩きではウグイスの鳴き声ばかり聞えていた。ヒヨドリが多いのは森の中ということだけでなく、ヤブツバキの花が開花中だというのもあるかも。
山頂目前の道標が八幡岳 6.7kmとなっていた。川内峠の所にあった道標だと眉山が3.0kmだったので、本来は眉山より桃川寄りの所にあるべき距離表示。八幡岳の距離は間違っていたが、川内峠は2.7kmでこちらは正しかった。
川内峠へ向かっているときに雲仙も見えたし、黒髪山もきれいに見えていたので山頂からの景色を期待していたが、春霞で霞んでしまっていた。
食事は展望台の方ですることにして、山頂で少し休んだ後に展望台へ向かった。
八幡岳〜八幡岳展望台
山頂からの景色も霞んでいたが、展望台からの景色も霞んでいた。
展望台のベンチに座って、軽く食事。食後はおやつ。今回はインターネット通販で取り寄せたクランポンの林檎パイ、栗田製菓所のくるみ餅とくるみゆべし、近所のスーパーで買った期間限定の亀田の柿の種 やみつき塩だれ。全部食べることもないかと思ったけど、どうせ帰りの運転中に腹が減るのが目に見えているので全部食べた。
八幡岳展望台〜八幡岳〜八幡岳キャンプ場
再び八幡岳の山頂に行ってから下山開始。
車道を下って、八幡岳展望所の分岐で展望所よりの車道からも景色が良かったことを思いだし、一旦はそちらに向かったが、山頂からでも景色が霞んでいたのを思いだし、そちらに行くのはやめた。
車道を下り、登山道へ入るところの案内板は昨年の12月に来たときと同じで説明のプレートが設置されておらずのっぺらぼうだった。そう言えば、八幡岳展望台の所の説明板も台座だけだった。
山頂から20分ほど下った森の中で何か良い香りがしてきた。木の花の香りなのだろうが何の木なのかわからない。
登山道から車道に出たところにもうひとつの案内板。こちらも昨年の12月に来たときはのっぺらぼうだったが、こちらは説明のプレートが設置されていた。こう言うのは設置年が書いてあるよなと思って見てみたら、H30施工とのことで、台座自体はH30に設置したようだ。
車道を横切り登山道へ。森の中を降りていくともう一回車道に出て、車道を横切るが、ここにある道標には八幡岳キャンプ場の旧名の池キャンプ場の名が書かれていた。
コースタイム
トラックログ
10:03〜10:18までのトラックログが取れていません。
12:10に八幡岳キャンプ場発。
前回に八幡岳に登ったときは帰りに大平展望所に寄って蕨野の棚田を見たけど、今回はパス。蕨野の棚田って重要文化的景観の指定されているとのこと。次は棚田に稲が植えられている時期に来る機会を作りたい。
12:30に道の駅 厳木着。走行距離104.2km、燃費24.1km/L、平均車速43km/h、走行時間2:26、EV走行距離41.6km(40%)、航続可能距離705km、外気温17度。高度72m。
駐車場のそばの斜面に植えられたヒマラヤユキノシタの花がきれいに咲いていた。
木屋のたこのじゃん辛、みつせ鶏のレンジ調理の冷凍食品、アイスプラント、湯がきわらび、いのしし肉、たらの芽、アサリ、わかめ、岸川まんじゅう、海産物等を購入。アサリは産地偽装が丁度ニュースになっているが中国産だった。ここで売っているのは唐津産か伊万里産だと思っていたので産地を確認しないで買ったがまさか中国産とは思わなかった。
12:57に道の駅 厳木発。
13:19に桜月堂着。走行距離118.8km、燃費25.5km/L、平均車速42km/h、走行時間2:48、EV走行距離51.9km(44%)、航続可能距離692km、外気温20度。高度40m。
商品を用意してもらっている間に小城公園を一回りしてきたが、桜は満開を過ぎて、花はついているが葉を伸ばし始めていた。
13:44に桜月堂発。
14:11に道の駅 しろいし着。走行距離133.4km、燃費26.3km/L、平均車速41km/h、走行時間3:16、EV走行距離61.5km(46%)、航続可能距離681km、外気温20度。高度1m。
クチゾコ(クツゾコともいう、シタビラメのこと)、唐揚げ、コウ貝、セロリ等を購入。コウ貝は初めて食べたが美味かった。セロリは道の駅 みやまで買おうかと思ったが、前回寄ったときは売り切れだったのでここで確保。
14:37に道の駅 しろいし発。
福富ICから嘉瀬南ICまで有明海沿岸道路で。窓を開けて走っていたが、久保田IC付近でネギの匂いがしてきた。外を見るとネギ畑(たぶん玉ねぎ)が広がっていた。道の駅 しろいしの手前でもネギの匂いがしたがそこもネギ畑だった。
14:58にナフコ 南佐賀店着。走行距離149.9km、燃費26.8km/L、平均車速41km/h、走行時間3:38、EV走行距離68.8km(46%)、航続可能距離675km、外気温19度。高度12m。
園芸用品で欲しいものがあったが、欲しかったものが丁度売り切れ。そう言えばホテイアオイって売っているのかなと思って探したら売っていた。条例で佐賀県全県でホテイアオイは植栽は禁止なのに売るのはかまわんのか?
15:58にナフコ 南佐賀店発。
15:40に道の駅 みやま着。走行距離171.65km、燃費27.4km/L、平均車速41km/h、走行時間4:11、EV走行距離80.8km(47%)、航続可能距離668km、外気温19度。高度12m。
たけのこ水煮、セロリのピクルス、海産物等を購入。前回は売り切れだったセロリが今回はあったけど、道の駅 しろいしで買ったのでパス。
16:00に道の駅 みやま発。
16:52に自宅着。走行距離202.7km、燃費28.6km/L、平均車速40km/h、走行時間5:04、EV走行距離101.1km(50%)、航続可能距離659km、外気温20度。車の総走行距離37,945km。