平治岳

男池駐車場〜平治岳〜御池駐車場 2024/6/5

6/5(水)

1:30に起床予定で昨晩は21時半頃に就寝した。やがて眼が覚めたが、1時くらいかと思ったのであと30分は寝ようとそのまま横になっていた。だが寝付けなかったのでとりあえず時間だけ確認しようと時計を見て確認したら0時ちょっと前だった。睡眠時間は2時間半程ということになるが、寝ている間にチビ猫が横を通っている気配を感じて起きたりしていたのでしっかり寝たというわけでもない。もう少し寝ておこうと横になっていたが寝付けなかった。1:30まで横になっているだけなら、横になったままテレビを見ていても同じことだと思い、起きてみるとまだ12時半だった。1時間くらい録画していた番組を見てから出発準備を始めた。

ザックの重さを測ってみたら11kgくらい程。いつもより少しだけ重い。

荷物を車に乗せるために外に出ると星は出ているものの見える数はそれほど多くなかった。西の空に赤っぽい明るい星が輝いていたので火星かと思ったが、後で調べてみたらうしかい座のアルクトゥールスだった。

2:57に自宅発。外気温27度、航続可能距離327km。

途中のガソリンスタンドで給油。航続可能距離は給油前が365km、給油後が808km。

3:55に道の駅 大津着。走行距離36.4km、燃費25.8km/L、平均車速39km/h、走行時間0:56、EV走行距離19.7km(54%)、航続可能距離778km、外気温17度、高度167m。4:05発。

北側復旧ルートに入るとわずかに空白んで来た。左前方に細い月が見えていた。

車帰ICで北側復旧ルートを下り、阿蘇中部広域農道へ。途中でアナグマかタヌキ(おそらくアナグマ)が道を横切ったので急ブレーキを踏むはめになった。

4:56に瀬の本レストハウス着。走行距離81.9km、燃費21.2km/L、平均車速45km/h、走行時間1:48、EV走行距離34.2km(42%)、航続可能距離730km、外気温9度、高度956m。

車はクラウンが1台停まっていた。乗っていたのは山登りに行くらしき2人。

ここのトイレの洗面所で水が使えるのでここで日焼け止めを塗った。月曜に4時間ほど庭仕事をしたら肌が赤くなるくらい日焼けしたので今日も日焼けすると少しヤバい。

戻ると1台軽が停まっていて、さらにもう一台がやって来たが、こちらは山登りでは無さそう。

5:09に瀬の本レストハウス発。

大曲の駐車スペースは既に満車。大曲の下では路肩駐車が始まっていた。

県道621号はしばらくは2車線の道だったが走っていくとやがてセンターラインのない道になった。Googleストリートビューでは男池駐車場のあたりだけ確認していて、2車線だったから狭い部分があるとは思っていなかった。山間部の県道にありがちな林道のような県道だ。まあ林道としては走りやすい部類ではあるが。

走っていくと由布市の標識があった。てっきりこのあたりはずっと九重町だと思っていた。

5:40に男池駐車場着。走行距離107.9km、燃費21.4km/L、平均車速46km/h、走行時間2:20、EV走行距離43.3km(40%)、航続可能距離699km、外気温8度、高度871m。

駐車場は5割以上空いていたが、出発の準備をしていると平日の早い時間なのに、数分毎に車がやって来ていた。

昨年の上信遠征の時のために買ったが、全然消費してこなかったゼリー飲料を最近の山行では持って来ているのだが、消費せずに持って帰ることばかり。ザックのすぐに取り出せる場所に入れていないからだと思ったので、出発前にザックの取り出しやすい場所に移すことにした。その為にザックを開けると横向きに入れていたボトルから少し水が漏れていた。ボトルは縦に入れなければダメか。

男池駐車場〜男池登山口〜ソババッケ

男池の遊歩道を少し入ったところに登山届けのポストがあったので登山届けを書いた。

少し歩くと黒岳原生林の説明板があった。原生林だけあって大戸越まではきれいな森で大きな木が点在していた。森の中ではずっと小鳥の声が聞えてきていた。

今回は夏用に着ている一番涼しい長袖シャツと春用のズボンを履いてきた。寒さを感じたらウィンドブレーカーと薄手のグローブを使うつもりだった。駐車場では少し肌寒さを感じたが、歩き出せば暖まるだろうのでグローブもウィンドブレーカーも要らないと重い、そのままの格好で歩き出した。だが、登山口から5分弱歩いても手に寒さを感じていたので薄手グローブをはめた。更に5分強のところでウィンドブレーカーを着た。ウィンドブレーカーを着ているときに遠くからアオバトの鳴き声が聞えてきた。

途中に苔むした岩がある場所があった。こう言う場所が今回のコースにはわりとあった。登山口からの道の最初の方は緩く、苔むした岩があるあたりは昨年登った蓼科山に良く似ている。

登山口から50分程歩いたところでグローブを外した。更に5分ほど歩いたところでウィンドブレーカーを脱いだ。この手前あたりから斜度が上がってきて、運動量が増えたため、体が暑くなったようだ。コケの森で昨年の蓼科山山行を思い出したが、だんだん斜度が上がってくるあたりも蓼科山に似ていた。ここはコースタイムだけで判断すると大変な山かもと思い、あまり急がずに登っていくことにした。

登山口から70分強でソババッケに到着。少し開けており、平治岳の斜面の見えたが新緑がきれいだった。

ソババッケ〜大戸越

ソババッケでは休憩を入れずに通過したが、登っている途中でソババッケで休憩を入れておけばよかったと思った。大戸越までの途中で休憩を入れる必要を感じて大戸越まで1/3くらい登ったところで5分ほど休憩を入れた。

石がゴロゴロした道から黒土の道になり、道が緩くなったのでそろそろ大戸越だろうと思っていたら、前方にミヤマキリシマの花が見えて、大戸越に到着した。途中からペースを落としていたのでソババッケから80分弱で到着した。

大戸越では多くの登山者が休憩していた。平治岳の方を見上げると斜面がミヤマキリシマの花が咲いていた。以前に立中山から見た平治岳はかなりピンク色に染まっていたし、今年は外れ年ではないと聞いていたので、もっとたくさん咲いているのかと思っていたがそれほどでもなかった。この後でこの斜面を登った後にもっと咲いていると知るのだが平治岳に登るのは初めてなのでそんなことはこの時点では知る由もなかった。

大戸越〜平治岳

大戸越から少し登ると坊ガツル、中岳方面、黒岳が良く見えるようになった。坊ガツルには結構テントが張ってあった。

大戸越から見えていたピークが平治岳の山頂かと思ったがそこまで行くと北側にミヤマキリシマでピンクに染まった別のピークがありそこが平治岳の山頂だった。

ここまでは登りと下りが別の登山道だったが、この先は一本道なので進むためには人をよけたり、よけてもらったりしながら進んだ。

登っている途中で馬力のあるヘリコプターのエンジン音が聞えていたが山頂近くでエンジン音の元のヘリコプターが見えた。

山頂からは西側へ下りていく道があった。そちらの方がミヤマキリシマが多く咲いていて人が多かったので行かなくても良いかと思ったけど、せっかく来たので行ってみることにした。

西の斜面の端の方でザックを下ろせる場所を見付けて休憩を入れた。途中で見えたヘリコプターは見えなくなっていたが、上空を飛行機が飛んでいるのが見えた。飛行機は空自の救難捜索機(U-125A)だった。ヘリはどこかと探してもどこにも見えなかったが、しばらく経った後に下泉水山のあたりの斜面に姿を現した。双眼鏡を取り出して確認してみたが、空自の救難ヘリコプター(UH-60J)だった。

平治岳の山頂で500ccのボトルに入れたスポーツドリンクの残量が100cc程だったので、ここで残りを飲み干し、500ccのボトルにスポーツドリンクの粉末を入れてから予備の750ccのボトルから水を注いだ。

30分ほど休憩後に平治岳山頂へ向かうことにした。。旋回するA-125Aとかを眺めていたら思ったよりも時間が経っていた。

歩き出してすぐにA-125Aが坊ガツル上空を西側に飛んでいき、気付いてみるとUH-60Jのエンジン音も聞えなくなっていた。訓練が終わって去っていったようだ。

平治岳〜大戸越

山頂からほんの少し歩いたところから男池駐車場が見えた。朝は余裕で停められたが、満車になっていた。

下山路の途中で白いミヤマキリシマに出会った。平治岳で白花が見られると言うことは聞いていたが、山頂までに出会えなかったので見ることはないだろうと諦めていた。

大戸越〜ソババッケ

大戸越で5分ほど休憩した後に下山開始。後は下るだけなのだが、途中からの石がゴロゴロと転がる道に少しうんざりしながらゆっくり下っていった。

1時間ほどでソババッケに到着。見上げると新緑の山がきれいだった。この新緑を見るだけでも来た甲斐があると思った。そういえば、立中山に登ったときに佐渡窪でも同じことを思った。

大戸越には「男池」、「風穴・黒岳」、「大戸越・平治岳」を示す道標があったが、道標の柱が埋もれていた。大戸越にあった道標の柱と同じく「くじゆう地区管理運営協議会」と書かれているのだろうが、「くじゆ」までしか見えていなかった。大戸越の少し下からはソババッケまでは土石流が流れたような枯れた沢のような場所の道だったが、ソババッケは泥流で埋められたような場所だった。

それほど空腹でもなかったが、せっかく持ってきているのでパンとコーヒーで軽く食事をすることにした。ここで食べておかないと帰りの車中で食べる事になるし。今回はスーパーでフランソアの「贅沢木の実フランス」というパンを見かけたのでこれを持ってきた。胡桃とアーモンドが入ったシナモンの香りのするパンで美味かった。

ソババッケ〜男池駐車場

ソババッケからしばらくは歩きやすい土の道だったが、かくし水からは石ゴロゴロの少し歩きにくい道になった。

山頂の西側の斜面での休憩で長居したため、思っていたより下山時間が遅くなりそうなので、男池湧水と名水の滝はパスしようかとも思った。だが、それほど疲れてもいないし、せっかく来たのだからと思って寄ることにした。

途中の分岐を右に進み下りていくと湧水の手前に大きなケヤキの木があった。

湧水から東方向に伸びる遊歩道を通り、名水の滝へ向かった。途中からは川の流れが地面をえぐって断崖状になっている場所があった。すぐ横の木が生えている状態からすると昔からこの状態になっていたわけではなさそう。

歩いていっても滝のあるような地形には思えなかったので名水の滝は落差のない滑滝かと思っていたが、そこそこ落差のある滝だった。

名水の滝のわずかに下流側で川を渡れるようになっていて、そこで川を渡ってから階段を上ると県道に出た。遊歩道の入口には遊歩道の案内図があった。

案内図には「男池駐車場迄、約550m」と書いてあって、車道を550mも歩くのかと少しうんざりしたが、歩いてみると550mも無いように思えた。こんな場所なので車はやってこないかと思ったが、トラック、軽、普通車の1台ずつとすれ違った。

駐車場まで戻ると駐車場の前の県道に路駐している車があり、駐車場の中も駐車枠外で比較的車の通行に支障が無い場所にまで車が停められていた。この時間だと既に帰る車がわりとあるようでちらほらと空きスペースがあった。車は九州各県の車が多かったが、名古屋やなにわナンバーの車を見かけた。

今回は気温は涼しかった(大戸越に着いた時点で20度、平治岳から下るときにも20度、大戸越からの下りの森の中でも20度だった)が思っていた以上に水分の消費が多かった。スポーツドリンクを900cc、コーヒーを100cc弱、ゼリー飲料(180cc弱?)を消費した。それだけ運動量が多かったということだろう。水は500ccと350ccのボトルで足りるかなと思ったもの念のために350ccのボトルでなく750ccのボトルにしておいたが、これが正解だった。

下山中に駐車場に着いたら、汗で湿っているのでTシャツを着替えようと思っていたが、替えのTシャツを持って来ていないことを思い出した。Tシャツが乾くまでは汗で湿った状態で車を運転するのかと少しうんざりした。ここにはトイレがあるのでとりあえず帰る前に行っておくことにしたが、トイレから帰ってくるまでにTシャツは乾いていた。amazonで買ったグリマーというブランドの安い速乾Tシャツだが値段以上に優秀だ。このTシャツは外側と肌側で生地の形状が違っているのに最近になって気付いた(4.4ozのもの。3.5ozのは違う)。この形状のおかげで速乾性が高くなっているようだ。

コースタイム

トラックログ

13:56に男池駐車場発。

県道621号から県道11号に左折しようとしているときにカーナビの示す経路が左折でなく直進になっているのに気付いた。牧ノ戸峠を越えなくても良いならカーナビの通りに行ってみるかと言うことですぐそばの飯田高原ドライブインで方向転換をすることにした。飯田高原ドライブインはJAがやっているドライブインだから、ついでに農産物を買えたら買おうと言うのもあった。

14:09に飯田高原ドライブイン着。走行距離116.4km、燃費21.6km/L、平均車速45km/h、走行時間2;37、EV走行距離48.3km(41%)、航続可能距離693km、外気温22度、高度890m。

意外と農産物が少なく、これはと言うものが無かったので何も買わなかった。農産物が少なかったのは土日では無く水曜日だったからだろう。

14:14に飯田高原ドライブイン発。

県道40号の途中でイタチが道を横切った。

八丁原登山口には車4台、バイク1台が停まっていた。

道でヤマカガシが日向ぼっこをしていて、少し急ハンドル気味でよけた。赤みのはっきりしたタイプの固体だったので車の中からでもヤマカガシだとわかった。

14:43に瀬の本レストハウス着。走行距離136.1km、燃費21.4km/L、平均車速44km/h、走行時間3:06、EV走行距離58.8km(43%)、航続可能距離668km、外気温19度、高度954m。

飯田高原から瀬の本レストハウスまでの今回のルートは牧ノ戸峠越えよりも1.6km程距離は長いようだが、時間的にはほぼ同じで、牧ノ戸峠越えがないので多少はガソリンの消費が少しだけ少ないと思われる。

湧き水を汲んで、自販機で冷たい飲み物を購入した。

15:00に瀬の本レストハウス発。

阿蘇菊池スカイラン経由で帰るのが一番早いが、上津江経由で帰ることにした。

小国で気温が25度を越えたので、エアコンをオンにした。

15:38に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離166.4km、燃費23.8km/L、平均車速44km/h、走行時間3:45、EV走行距離73.5km(44%)、航続可能距離652km、外気温26度、高度352m。

かぼす七味、かぼすちゃん(飲料)、緑茶、そば茶、はとむぎ茶、イノシシ肉、シカ肉を購入。かぼす七味は前に買ったが、かぼすの香りが良くて気に入ったので再度購入。

15:55に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

道の駅から兵戸峠までで一番気温が低いことが多い水織音のあたりで23度だった。

タイタンビカスの苗と猫の首輪を買うためにコメリへ。

16:37にコメリ 菊池店着。走行距離195.5km、燃費24.6km/L、平均車速44km/h、走行時間4:27、EV走行距離87.6km(45%)、航続可能距離628km、外気温27度、高度49m。

タイタンビカスは購入したが、猫の首輪は欲しいタイプのものが無かった。

16:52にコメリ 菊池店発。

17:16にコメリ 山鹿店着。走行距離207.5km、燃費24.7km/L、平均車速42km/h、走行時間4:54、EV走行距離95.1km(46%)、航続可能距離625km、外気温29度、高度23m。

どうせ無いだろうとは思ったけど猫の首輪を買うために寄った。寄った甲斐があって欲しいタイプの猫の首輪があったので購入。タイタンビカスの苗はここにもあった上にこちらの方が元気な苗だった。

17:16にコメリ 山鹿店発。

家を出発するときから左肘に痛みを感じていたが、少し痛みが強くなって来ていたのでクーラーバックに入れていた保冷剤で冷やしながら運転した。左肘や左肩はここ数年は寒い時期には痛みを感じることがあったけど、気温が高い時期に痛みを感じることはこれまで無かった。痛みの原因は軽い腱鞘炎らしい。痛むのが左だけなのは、キーボードを打つときのモデファイヤーキーを左側だけしか使っていないからだと思う。

18:06に自宅着。走行距離228.6km、燃費25.3km/L、平均車速41km/h、走行時間5:34、EV走行距離109.1km(48%)、航続可能距離610km、外気温26度、車の総走行距離52,891km。

17時台で帰るつもりだったが、予定通りに行かなかった。17時台に家に居たらチビ猫はその頃までに帰宅してそのまま家に居るのだが、遅くなったので外に遊びに行ってしまったようで居なかった。

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