脊振山

田中登山口〜脊振山〜矢筈峠〜田中登山口 2024/5/9

5/9(木)

今日も起きて最初の仕事は老猫の世話。枕の横に寝ていたのでこちらが起きたら、一緒に起きてきた。食事をしたがったので餌入れに餌を追加してやった。しばらくしてからトイレに行きたがったのでドアを開けて、トイレを済ませて戻ってくるまで待っていた。

4:05に自宅発。外気温10度、航続可能距離757km。

6分ほど走ったところでトリップメーターをリセットしていないのに気付いたのでリセット。

荒尾で東の空が白んできた。日の出が早くなったことを実感した。

国道501号の三池港ICに近いところを走っているときにバックミラーにぎらついたライトが映っるようになった。面倒なので途中のY字路で脇道に入ったら、後ろの車も脇道に入ってきた。脇道から県道736号へ右折すると片側2車線の道となり、その少し先で三池港ICへの右折となるのでいつもはすぐに右車線に入るが、後ろの車が鬱陶しいので少しの間は左車線を走って追い抜かせた。ミニバンか何かと思っていたが、後ろ姿を見てプリウスだとわかった。プリウスであのぎらついたライトってやばいかも。三池港ICから有明海沿岸道路に乗ったが、バカウス(馬鹿なプリウス)はすっ飛ばしてそのうち見えなくなった。三池港ICの手前で抜かさせて置いて良かった。

電光表示で通行止の案内が出ていた。通行止の情報を調べてこなかったのはまずかったなと思ったけど「本日実施 21-6時 大野島IC〜諸富IC 夜間通行止」、「5/7-5/17 21-6時 大野島IC〜諸富IC 夜間通行止」となっており、今回利用する区間には関係なかった。

大牟田北ICの先の片側2車線区間になったところで前の方を見るとバカウスがトラックに追い越しをかけていた。有明海沿岸道路ですっ飛ばしたところで結局はトラックの後ろになるのだからすっ飛ばすだけ無駄だ。

柳川東ICで有明海沿岸道路を下りた。

5:01に道の駅 おおき着。走行距離42.7km、燃費26.4km/L、平均車速51km/h、走行時間0:50、EV走行距離12.9km(30%)、航続可能距離712km、外気温12度、高度11m。5:12発。

国道385号 北上し、県道46号へ左折。県道46号は途中に狭いところもあり、狭いところは林道のようだ。

5:57に田中登山口着。走行距離73.6km、燃費20.7km/L、平均車速46km/h、走行時間1:36、EV走行距離24.8km(34%)、航続可能距離682km、外気温7度、高度725m。

登山口の近くに路駐。道幅が広くなっていてスペースは広いのだけど、ガードレールが邪魔。同じグループの登山者が停めるなら5台以上は停められるが、単独登山者の車だと2台程しか停められない。道の斜め向かいにも駐車できるスペースがあるがここもガードレールが邪魔で同じような状況。だが、県道を上がるか下がるかすれば道幅の広い場所が何ヶ所かある。

田中登山口〜脊振山

今回は田中登山口から脊振山へ登り、その後に矢筈峠へ向かってそこから田中登山口へ下りてくる。田中登山口には「山頂まで1800m」と書かれた道標があった。登山口からの距離はもっとあるのかと思っていたが思っていた以上に近い。

登山口から10分ちょっと歩くと沢の徒渉。沢の底の白砂とその上を流れる水が良い景色になっていた。脊振山系は花崗岩の山なのでこのような白砂の沢が多いようだ。

登山口から20分程で大杉に到着。登山口からは薄手のグローブ(モンベルのウイックロン ZEOサーマル グローブ)と薄手のフリースのプルオーバーを着ていた。登山口から少し肌寒さを感じたが歩けば暖まるだろうとそのままの格好で登ってきた。だが、ここでグローブをモンベルのトレールアクション グローブに変え、上にウィンドブレーカーを着た。トレール アクショングローブは先月に入手した。多分冬になるまで使わないだろうと思っていたのでここで使うとは思わなかった。グローブは昨年の冬にモンベルのクリマバリアグローブとウイックロン ZEOサーマル グローブを入手したが、前者が暖かすぎ、後者が薄くて冬には寒いので、その中間くらいと言うことでトレール アクショングローブを入手したが、これが真冬以外には活躍しそう。

スマートフォンの地図を見ると県道までの半分位登っているし、ジャビー氏遭難の地も近いので思っていた以上にあっけなく山頂に着きそう。

大杉の上の方にもわりと杉の大木があった。

大杉から少し登るとツツドリの鳴き声が聞えてきた。このあたりでそれほど肌寒さは感じなくなった。登山口から大杉あたりまでは沢が近かったので気温が低かったようだ。もうウィンドブレーカーは要らないかと思ったが山頂では風がありそうなのでそのまま来ていくことにした。上空に寒気が入ったとのことで昨日は北海道は平地でも雪が降ったところがあったそうだし、ここ数日は朝は少し肌寒かった。登山口まで来る間はそれほど風が吹いている場所は無かったが、この日は福岡市に強風注意報が出ていたので上では風があることが予想できた。

大杉から10分ほど歩くと「田中 3.2km」「脊振山 1.0km」と書かれた道標があった。更に5分ちょっと歩くと「山頂まで 1000m」と書かれた道標。5分前に1.0kmだったのに約5分後にまた1000mとなっているので少しずっこけた。でも山の道標ではありがちな話だ。

大杉から20分ほど歩くと木々の間からレーダードームが見えた。

レーダードームが見えてから少し歩くと「山頂まで 800m」と書かれた道標があった。800mなんてすぐだ。

「山頂まで 800m」の道標から5分ちょっと歩くと擬木の階段が現れ、さらに5分程歩くと車道に着いた。車道を横切った向かいが登山道でそこから山頂はたったの500mだ。

車道から少し歩くと蛤岳の分岐ですぐそばにたにし仏がおわす。

たにし仏から少し歩くと脊振山頂広場駐車場。自衛隊のフェンスの向こうにナイキ-J地対空ミサイルが見える。駐車場には久留米ナンバーの車が1台停まっていた。

脊振山頂広場の端には前に来たときあった脊振山のボロい説明板が無くなり、変わりに新しい説明板があった。

駐車場の入口の方には九州自然歩道の案内板があり、椎原峠への分岐となっている。案内板は前に来たときにも同じものがあった。片方はペンキが剥げて来ていて前に来たときより読みにくくなっていた。

案内板に書かれた内容は以下の通り。

脊振山頂へ

自衛隊基地正門前から石段を上りつめると脊振山頂である

椎原峠へ

自然歩道は、キャンプ場を横切り椎原峠までは佐賀・福岡の県境に 沿った尾根づたいで変化に富み、草原あり、樹林あり、岩場あり、ま た玄海灘と有明海の両方を見おろすことが出来るなど、眺めにも恵ま れたコースである。

蛤岳へ

南側の階段を下り自然林(ブナの巨木、高山植物等)の中の桟道を 通り抜け更に植林地を行くと三叉路に出る。右に行けば田中部落。

自然に道は左に折れ、大野川源流にでる。川に沿って下ると、三叉 路(川の合流点)があり、まっすぐ下ると小川内へ。右に折れて川の 流れを聞きながら登ってゆき尾根に出てからコースを左(東)にとり、 三つのコブの様な山を越えれば蛤岳はすぐそこである。

日勤と夜勤の交代時間が近いのか背振山分屯基地の入口にはひっきりなしに車がやって来ていた。

駐車場から上がっていく途中でひとりの登山者とすれ違った。駐車場にあった車の持ち主だろう。

駐車場から5分ほど歩くとフェンスの向こうに役行者像。分屯基地が元から日本の施設ならば役行者像はフェンスの向こう側では無かっただろうが、元は米軍とのことなので仕方なかろう。

登っている途中で振り返るとレーダードームが見えた。登ってくる途中で見えたレーダードームは山頂のレーダードームではなくこちらのレーダードームだろう。

役行者像から5分ちょっとで山頂のレーダードームが見えてきた。ここまで来れば山頂は目と鼻の先なのだが、周りの景色を見ながら登っていったのでさらに5分ほどかかった。

山頂では近くのレーダードームからモーター音っぽい音が聞えてきた。この音は大杉の少し上でも聞える場所があった。

気象レーダーのある西方向は新緑がきれいだった。景色は少し霞んではいたけど、この新緑を見ることが出来たので来た甲斐はあった。

山頂の気温は8度くらいだったが、北北西の風があり寒かった。風のため脊振ダム湖の水面に波が立っているのがわかった。

レーダードームの右側に油山と福岡市街が見えた。どのあたりが見えているのか後で調べたが、室見川の河口あたりが見えていたようだ。

レーダードームの左側に山頂に白っぽいものが見える山があった。おそらく羽金山だろうと思ったが、肉眼ではアンテナが見えなかった。確認のためにザックの中から双眼鏡を取り出して見てみたら、なんとかアンテナが確認できた。

脊振山〜矢筈峠

寒かったので山頂であまりのんびりせずに下山を開始した。

途中で登ってくる2人組の登山者とすれ違った。駐車場まで下りると久留米ナンバーと長崎ナンバーの車が1台ずつ増えていた。どうやら2人の登山者はどちらかの車でやって来たようだ。駐車場は日が当たっていて、風が無いせいか気温は10度くらいだった。

駐車場から10分弱歩いたところの桟道が崩落していた。そう言えば野営場のところにある道標に通り抜けが出来ないと書かれた紙が貼ってあった。てっきり蛤岳方向の通行止のことが書いてあるのだと思って無視していた。

見た感じだと通れないことも無いから崩落箇所をそのまま突っ切った。遊歩道としては通行止で正解なのだろうが、山慣れした登山者なら通行するレベルの崩落だった。

途中に新しそうな九州自然歩道の道標があった。「九州自然歩道」とだけ書かれた道標なんて無くても問題ないので桟道の修理費にまわすか(修理する気があるのかは知らんが)、色褪せして読みにくくなっている駐車場のところの案内板を更新してくれればよいのに。

気象レーダーが近くなるとやがて矢筈峠。矢筈峠の福岡側に下りる方の道を見てみたが、結構えぐい。枯れた沢みたいな道で大雨が降ったらどんどんえぐれていきそうな道だった。

前に矢筈峠を通ったときに気象レーダーの送電線沿いに道があるようだなと思っていたが、矢筈峠から10分ちょっとのところで送電線があった。どうやら生えてる木が少ない沢沿いに送電線は伸びているらしい。7分ほど送電線がちらちらと見えていたが、途中で沢から離れ見えなくなった。さらに7分ほど歩くとまた送電線が見えるところに出た。矢筈峠からの道は沢なんだか道なんだかわからないような場所もあったが、ここから少し歩くとわりと歩きやすい道になり10分ちょっと歩くと田中登山口に到着した。

田中登山口で気温は12度くらい。この時点では涼しいけど、この日は夏日になるらしい。

田中登山口の駐車スペースには他に車は停まっていなかった。平日はあまりここから登る人は居ないらしい。

今回は新しい装備でモンベルのトレッキングポールケース、クリアボトル 0.35L、ブリーズ ワークキャップを投入した。トレッキングポールケースはこれまでミレーのものを使ってきたが、ボロくなって来たので似たような形状(長辺方向にテープが付いていてザックにくくりつけやすいもの)ものを探していた。意外と無くてやっとモンベルのものを見つけた。クリアボトルはこれまで使っていたマルキルの小容量のものとのリプレス。マルキルのを使えば良いと思ってはいたのだが、アウトレットで安くなっていたので。キャップは同じものを既に使っていたが、通気性が良く涼しくて気に入ったので色違いを購入した。

矢筈峠〜田中登山口

コースタイム

トラックログ

近くに栄西禅師像があるので見に行った。県道を少し上がった左側に道があり像まで続いていた。道の両脇には茶の木が植えられていた。

栄西禅師像の前の県道のところに「山頂まで4.5km」とかかれた標識があった。登山道だと田中登山口から山頂まで1.8kmなので車道だとかなり長い。

帰る準備をしていたら上の方から1台のトラックが下りてきた。しばらくするともう1台トラックが下りてきた。

9:44に田中登山口発。

下りていく途中で「山麓まで2.0km」、「山麓まで1.5km」と書かれた標識があった。どこを山麓としているのかと思って後で調べてみたら下の方の集落のあるあたりのT字路からの距離のようだ。

カーナビが途中で蛤岳横断線へ左折するように指示した。蛤岳横断線はわりと走りやすい林道なので県道46号よりも楽かも知れない。道の駅 吉野ヶ里にまでは距離も3kmくらい短いようだ。だが通行止だったり、伐採作業とかしていたら面倒なのでそのまま県道46号を進んだ。

田中登山口で上から下りてきたトラックを見たが、下の集落のところのT字路の手前で先の県道46号を走っているトラックが見えた。トラックの後ろだと対向車が来たときにわかりやすいのでちょうど良かったと思ったけど、少し走った先の道の脇でトラックは停まっていたので抜かさざるを得なかった。

少し走るともう一台のトラックに追いついた。重機を乗せるトラックだった。国道385号までこのトラックの後ろを走った。

県道46号を走っていて永山水辺公園の少し先でレーダー探知機が「この先一般道道の駅です」と告げた。確かにそのあたりは道の駅 吉野ヶ里に近いところだ。

国道385号まで来てやっと狭い道とはおさらば。今回みたいに早く予定が終わったときは、道が広いようなので山麓のT字路を右折して、西に向かい国道263号で道の駅 大和経由で帰るのもありかも。

10:11に道の駅 吉野ヶ里着。走行距離87.8km、燃費21.4km/L、平均車速43km/h、走行時間2:04、EV走行距離30.4km(35%)、航続可能距離656km、外気温16度、高度325m。

うど、猪肉、木屋のイカ刺柚子こしょう、白玉饅頭、西川こんにゃくの刺身こんにゃく、鯉濃等を購入。

10:41に道の駅 吉野ヶ里発。

綾部八幡方向へ向かう途中にデザインマンホールがあったので写真を撮った。 「つつみ」と書いてあったので「つつみ」という名の自治体があって合併して上峰町に鳴ったのかと思ったら、上峰町は平成元年に上峰村から上峰町になっており、その際に合併とかはなかったそうだ。「つつみ」というのは「堤」で地区名らしい。

ぼたもちを買うためにみやき町へ来たが、橋本屋の駐車場に停めようとしたら橋本屋が休みだったので喜久屋へ。

10:57に喜久屋着。走行距離97.1km、燃費22.8km/L、平均車速42km/h、走行時間2:18、EV走行距離35.9km(37%)、航続可能距離649km、外気温19度、高度67m。11:04発。

11:10にみつせ鶏本舗着。走行距離101.0km、燃費22.9km/L、平均車速42km/h、走行時間2:25、EV走行距離37.9km(38%)、航続可能距離648km、外気温21度、高度46m。

弁当とレンジ調理できる鶏の冷凍食品を購入。

11:29にみつせ鶏本舗発。

時間が早いのでゾンビランドサガのマンホールを見に上峰町中央公園へ。ゾンビランドサガのマンホールは佐賀県の全20市町に設置されたらしい。

11:41に上峰町中央公園着。走行距離106.5km、燃費23.4km/L、平均車速41km/h、走行時間2:36、EV走行距離14.7km(39%)、航続可能距離646km、外気温22度、高度12m。

11:46に上峰町中央公園発。

12:35に道の駅 みやま着。走行距離134.6km、燃費24.6km/L、平均車速39km/h、走行時間3:26、EV走行距離59.6km(44%)、航続可能距離629km、外気温22度、高度8m。

セロリ、セロリのピクルス、海産物等を購入。

12:57に道の駅 みやま発。

道の駅からは気温はそれほど高くないが、日差しが暑かったのでエアコンをオンにした。

13:46に自宅着。走行距離165.4km、燃費25.8km/L、平均車速39km/h、走行時間4:15、EV走行距離79.3km(48%)、航続可能距離598km、外気温25度、車の総走行距離52,451km。

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