涌蓋山
涌蓋山登山者駐車場〜小国登山口〜涌蓋山〜小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場 2024/1/291/29(月)
出かける準備をしていたら、老猫が外に出たいようなそぶりをしたので、外に出してやって、トイレを済ませるまで待ってから、一緒に家の中に入った。
車に荷物を積み込むときにザックの重量を測ってみたが、10.6kg程だった。以前は最大で14kgくらいの荷物を背負っていたので特に問題のない重さ。雪対策の装備で重くなっているけど、以前と比べたらカメラ関係の重量が軽くなっているので随分軽くなった。
5:16に自宅発。外気温0度、航続可能距離548km。
山鹿市に入る手前より霧。裏道へ行くために菊池川を渡ると霧は濃くなった。七城町に入っても霧で、菊池市街をパスする裏道の入口を暗さと霧で見落とした。道の駅 七城メロンドームの先で裏道へ向かった。裏道も霧かと思っていたが、霧は裏道へ向かうにつれ薄くなった。
小国へ向かう道はVICS情報だとチェーン規制があった。だが前日に道路情報等のライブカメラで調べた限りではチェーンが必要な道路状況ではなかった。1つ目のチェーン規制は兵戸公園の手前から道の駅 せせらぎ郷かみつえあたりまでだが、兵戸トンネルの手前から道の脇に雪があったもののチェーンが必要な道路状況ではなかった。前日に見た鉾ノ甲の道路情報のカメラ(カメラの位置は兵戸公園の1km手前)ではチェーンの必要な路面状況でなかったので兵戸トンネルまでは大して心配していなかった。上津江フィッシングパークの先から道の駅 せせらぎ郷かみつえまでは気温が低い場所なので少しだけ心配だったが、道路は完全に乾いてはいないがほぼ乾いていていてまだらに乾いていない場所がある状態でノーマルタイヤで問題なし。だが、乾きかけの状態でも凍っているだろうし、その上に霜でも下りていたらスリップするかもしれないのでスピードを抑え気味にして走った。いつもだと一番気温が低い水織音のあたりで-4度だった。
6:35に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離60.7km、燃費18.8km/L、平均車速46km/h、走行時間1:20、EV走行距離25.2km(41%)、航続可能距離451km、外気温-3度、高度348m。
この時点でだいぶ空が白んで来た。
6:46に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。
2つ目のチェーン規制箇所は大分・熊本県境から道の駅 小国までだった。路面の状況はほぼ乾いていたが、上津江よりも少しだけ乾いない感じ。だが、霜はこちらの方が白く下りていたのでこちらも少しスピードを抑えて走った。
7:03に道の駅 小国着。走行距離74.7km、燃費19.2km/L、平均車速45km/h、走行時間1:38、EV走行距離30.8km(41%)、航続可能距離426km、外気温-3度、高度446m。7:07発。
最後のチェーン規制箇所は道の駅 小国の少し先からわいた温泉郷への道の入口あたりまでであったが、問題なし。前日に見た南小国町のライブカメラで問題はなさそうだだったので全く心配はしていなかった。
まつやのところにあるライブカメラの状況からするとわいた温泉郷まで道は雪の心配は無さそうだった。気温は国道387号で気温は-4度だったが、旅館があるあたりまで行っても-3度までしか上がらなかった。いつもは2, 3度は上がるのだが、上がっていないので少し心配した。山翠から先の駐車場までの道が通過できるかが一番の問題だとは思っていたが、駐車場の手前の方の道が平らなあたりで薄く凍っている場所があったのでソロソロと通過した程度でノーチェーンでも問題はなかった。坂になっている部分で凍結していたら、引き返して別の山に行くつもりではいたが、何事もなく駐車場まで行けて良かった。
7:27に涌蓋山登山者駐車場着。走行距離86.9km、燃費17.9km/L、平均車速43km/h、走行時間2:01、EV走行距離34.2km(39%)、航続可能距離413km、外気温-4度、高度848m。
涌蓋山登山者駐車場〜小国登山口
出発の準備をしているときに車が1台やって来て、2人の登山者が出発の準備を始めた。
駐車場から登山道の入口あたりを見たら雪があったのでチェーンスパイクを付けて歩き出したが、牧野までの道は雪はほとんどなく、雪の上や道の脇の落ち葉の上を選んで歩く羽目になった。
国道387号の木魂館のあたりで涌蓋山が見えたが、逆光気味で山頂の方が白くなっているかはわからなかった。まあ気温からして白くなっているだろうとは思っていたが、牧野から見える涌蓋山は白かった。
牧野から下の方を見るとわいた温泉郷から蒸気がモクモクと上がっていた。北の方には万年山がきれいに見えていた。何やら白い物が見えたが、後になって、万年山牧場に積もった雪だと気付いた。
牧野の気温は-6, -7度くらいだった。歩き出しからグローブはモンベルのクリマバリアグローブをはめていたが、指先に冷たさを感じたので、15分ほど歩いたところでグローブをREIの中綿がプリマロフトのものに交換した。これをはめてしばらくしたら指先の冷たさは感じなくなった。このグローブはかなり昔に自転車通勤で利用するために買ったのだが、思っていた以上に良いもののようだ。一方クリマバリアグローブはここまで気温が低いときついということがわかった。-3度くらいまでと言った感じだろうか。
グローブの交換をしたついでに着ていたパーカーの脇の下のベンチレータを開けた。上半身は肌着の上に防寒着のモンベルのジオライン L.W. ラウンドネックシャツ、その上にウイックロン ZEOサーマル ロングスリーブジップシャツ、薄手のフリースのプルオーバー、一番上にモンベルのストームパーカという格好だった。体が暖まってきたら、ベンチレーターを開けて、更に暑くなったら、歩くスピードを落とせば対処できそう。下は肌着の上にジオラインEXP. タイツ、その上にSteall Thermo Trousersを履いていたが、これもちょうど良かった。雪のある山用にミレーのティフォン50000ウォームストレッチトレックパンツも持っているけど、それよりも暖かい。ティフォン50000ウォームストレッチトレックパンツは2軍落ち決定。
牧野の上の方で下を見ると、出発準備の時に駐車場にやってきた車の登山者2人が牧野の下の方を登って来ているのが見えた。
林道には車が通った轍があった。牧野には足跡がなかったが、昨日は日曜なのに誰も登っていないとは考えられないので、昨晩あたりに降雪があったようだ。と言うことは今日に車が通ったということだろう。
牧野の上部の林の木には雪が着いていなかったが、林道の砂防堤のある場所から下の方を見ると木に少し雪が着いていた。
駐車場のあたりは電波が届かないので登山口から上る前に登山届けを提出。面倒くさいけど、普段から熊本県警の勤勉さを見ているから、熊本県警からお願いされているからには出さないわけにはいかない。
スマートフォンでポチポチと登山届けを書いていると林道の奥の方から非常にゆっくりとした速度で車が3台やって来た。真ん中の軽トラからは融雪剤を撒いていた。林道にあった車の轍はこの3台が付けたもののようだ。てっきりここの駐車スペースまで来ている車があるのかと思っていたが、駐車スペースには車は停まっていないし、雪の上には車が停まっていた跡もなかった。
チェーンスパイクを軽アイゼンに履き替えた。牧野での積雪量は足が2, 3cm沈む程度、深いところでも5cm程度だったので、この先もチェーンスパイクでもOKかなとは思ったが、軽アイゼンを使うことにした。この軽アイゼンは白馬岳のレンタルアイゼンを買い取りにして使ってきたが、一昨年にモンベルの軽アイゼンのゴムベルトに付けて改造している(元々は紐で縛るタイプ)。改造以降に一度も使う機会がなかったので使い勝手を確かめるために使うことにした。
小国登山口〜涌蓋山
尾根の登りは気温が-5度くらいだった。いつもは少し風があることが多かったが、今回は風がなくそれほど寒くはなかった。20分弱登ったところで霧氷が出始めた。
登山口から40分ほど登ったところで暑くなったのでグローブをクリマバリアグローブに戻し、それまでかぶっていたボマーキャップタイプの防寒用のキャップを普通のワークキャップに交換した。ここまでも聞えていたがドコンというくぐもった音が聞えてきた。 日出生台演習場で射撃訓練をやっているようだ。
女岳の斜面は霧氷で真っ白くなってきれいだった。その向こうには阿蘇山が見えるものの、雲の上に少しだけ頭を出しているだけだった。
登るにつれススキに着いた霧氷(というか霧氷が一旦溶けかけて凍結したもの)が増えてきて、キラキラと輝いていた。
出発から2:30程で山頂に到着。山頂は日差しがあり暖かかった。気温は0度ほど。尾根筋の積雪量は牧野と変わりなかったので、チェーンスパイクでもOKだったが、尾根筋を登るときにはいていた軽アイゼンは爪の長さが25mm程あるものなのでチェーンスパイクより登るのが楽だった。
山頂からは九重山、祖母山、由布岳・鶴見岳が良く見えた。阿蘇山は山頂の方がちょっと見え、英彦山は雲に隠れて見えなかった。阿蘇おぐにウィンドファームの風車は5基中4基がゆっくりと回っていた。
大して腹は減っていなかったが、景色を眺めながらコーヒーとパンで軽く食事。
しばらくは山頂は貸し切り状態だったが、少しすると駐車場にいるときに後からやって来た車の登山者2人が登ってきた。
涌蓋山〜小国登山口
使っている軽アイゼンは爪が長く、登りには良かったが、下りは足裏全体に爪のあるチェーンスパイクの方が楽だろうと思ったのでチェーンスパイクに交換してから下山を開始した。
尾根筋の気温は-5度くらいでクリマバリアグローブだと指先に冷たさを感じた。登りの時は運動量が多いので体が暖まり、冷たさは感じなかったのだが。マクロレンズを持って来ていたのでキラキラのススキを撮りながら下ろうかと思っていたが、それどころではなく、急いで樹林帯まで下りた。
登りの時にも気付いていたが、下の方を見るとわいた温泉郷の左側にわりと沢山の蒸気を吹き上げている場所があった。以前はその場所に蒸気が吹き上がる場所はなかったと記憶していた。蒸気の量からして地熱発電所だと思ったが、帰ってから調べたら、やはり地熱発電所で今年の4月から稼動予定とのこと。
下っている途中で登山者ひとりとすれ違った。お手軽霧氷日和なのに意外と登山者は少なかったなと思った。
登山口にはコンクリートミキサー車が2台停まっていて、しばらくすると1台は林道の奥の方へ、もう1台は反対の方に走っていった。他に1台の軽トラが林道の奥の方からやって来て通りすぎていった。
朝に融雪剤を撒いていたので林道の雪は溶けていた。ここでチェーンスパイクを外した。融雪剤を撒いているのを見た時から林道の雪が溶けているなら林道を歩いた方が楽だなと思っていたので、牧野は通らずに林道で駐車場に戻ることにした。
小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場
林道の気温は0度程度だった。上の方がもっと気温は低かったので暖かく感じた。
12時までに湧出山林道41支線の分岐まで下りられるかと思っていたけど湧出山林道42支線の入口で12時のチャイムのエーデルワイスが聞えてきた。
41支線の入口には源太園治山工事と書かれた看板があった。何の工事でコンクリートミキサー車が走っているのかと思っていたが、治山工事だったか。
駐車場まで融雪剤を撒いて融雪してあるかと思っていたら41支線の入口からは薄く雪が積もった圧雪路になった。コンクリートミキサー車は小国側から上って来ているのではなく、地蔵原の方からやって来ているようだ。そういえばコンクリートミキサー車は大分ナンバーだった。
この程度の圧雪路ならチェーンスパイクは不要だろうと思ってそのまま進んだが、2回ほど尻餅をついたのを機にチェーンスパイクを装着した。駐車場の200mくらい手前からは雪がほぼなくなったのでチェーンスパイクをはずした。
駐車場に戻ってくると自分の車を除いて停まっている車は2台。それぞれ福岡ナンバーと久留米ナンバーだった。1台は出発準備中にやって来た車だが、もう1台は下りですれ違った登山者の車だろう。
コースタイム
トラックログ
12:39に涌蓋山登山者駐車場発。
温泉に寄らなければ早く帰宅できるので、寄らないという選択肢も考えたが、防寒用のタイツ類は脱ぎたかったのもあり、結局は寄ることにした。
12:45に豊礼の湯着。走行距離89.0km、燃費17.9km/L、平均車速42km/h、走行時間2:08、EV走行距離34.2km(38%)、航続可能距離409km、外気温4度。
露天風呂に行くと入浴客は誰も居なかった。駐車場に結構車が停まっていたので何人かは居るだろうと思っていたが、貸し切り風呂の入浴客の車ばかりだったようだ。しばらくは貸し切り風呂状態だったが、やがて人の入浴客がやって来た。
13:30に豊礼の湯発。
国道387号の木魂館からほんの少し走ったところで道の左側にビールとか書かれた幟が立っていた。そういえば小国にビール工房が出来たと言うのを聞いたことがある。後で調べたら、幟が立っていたところがVATTEN BREWINGと言うビール工房だった。
14:02に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離113.4km、燃費20.0km/L、平均車速42km/h、走行時間2:41、EV走行距離47.0km(41%)、航続可能距離376km、外気温7度、高度351m。
和紅茶、ゆずちゃん、かぼすちゃん等を購入。
14:20に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。
運動をしたし、温泉にも入ったので豊礼の湯から菊池の裏道まで窓を開けて走っていた。別に寒くなったから閉めたのではなく、畜舎があるのが閉めた理由。
15:02に道の駅 七城メロンドーム着。走行距離144.8km、燃費21.7km/L、平均車速43km/h、走行時間3:24、EV走行距離63.0km(43%)、航続可能距離336km、外気温12度、高度45m。
道の駅のすぐそばに絵柄入りのマンホールがあるのに気付いたので見に行った。魚の絵柄だったが、後で調べたらオヤニラミとのこと。
道の駅で家で頼まれて来たものやら、根わさびを購入。
15:29に道の駅 七城メロンドーム発。
15:41にザ・ビッグ 山鹿店着。走行距離150.6km、燃費21.9km/L、平均車速42km/h、走行時間3:36、EV走行距離66.4km(44%)、航続可能距離334km、外気温12度、高度52m。
以前はマックスバリュだったのにいつのまにかザ・ビッグに変わっていた。国道325号を挟んだ先の道に絵柄入りのマンホールがあったので見に行った。
少し前にマックスバリュで購入したトップバリュ製品のクランチチョコを買えるかと思って寄ったが無かった。
16:03にザ・ビッグ 山鹿店発。
16:12にトライアル 山鹿店着。走行距離154.3km、燃費22.2km/L、平均車速41km/h、走行時間3:44、EV走行距離69.3km(45%)、航続可能距離333km、外気温12度、高度46m。
入口近くに絵柄入りのマンホールがあったので見に行った。
山で歩いている時に食べるチョコレートが欲しかったが、食指が動くものがなく何も買わなかった。
16:24にトライアル 山鹿店発。
16:58に自宅着。走行距離176.0km、燃費22.9km/L、平均車速41km/h、走行時間4:19、EV走行距離83.1km(47%)、航続可能距離320km、外気温11度、車の総走行距離50,695km。
この日は朝から喉が乾くような感覚と眠くもないのにまぶたが少し重いような感覚があった。変だなと思ってはいたが、どうやらスギ花粉が飛び始めていたようで花粉症の症状のようだった。数日後には他の症状も出始めた。