美ヶ原

道の駅 美ヶ原高原 駐車場〜牛伏山〜王ヶ鼻〜王ヶ頭〜道の駅 美ヶ原高原 駐車場 2023/10/11

霧ヶ峰より続く

この日は遠征初日なので軽く足慣らし程度に霧ヶ峰を歩くだけにするつもりだった。美ヶ原は6日後の安曇野市への移動日に歩くことを予定していたが、霧ヶ峰から見た美ヶ原は晴れていた、霧ヶ峰からは11時前に下山できたし、それほど疲れも感じていなかったので、その日のうちに美ヶ原も歩くことにした。

10/11(水)

10:57に車山肩駐車場発。航続可能距離768km。

途中でビーナスライン無料駐車場で車を停めて景色を眺め、八島山荘で霧ヶ峰、蓼科山、八ヶ岳のピンバッジを入手した後に道の駅 美ヶ原高原へ向かった。

11:59に道の駅 美ヶ原高原 駐車場着。走行距離1,088.6km、燃費25.7km/L、平均車速67km/h、走行時間16:11、EV走行距離75.4km(7%)、航続可能距離710km、外気温8度、高度1,953m。

歩き出す前に道の駅の売店へ行って美ヶ原のピンバッジを入手。日本一標高の高い道の駅と言うことでここから歩き出すことにしたけど、ここは美ヶ原高原美術館の施設を道の駅の要件に合致させて道の駅にしたようだ。フジサンケイグループのマークを見かけたので今でもフジサンケイグループの施設のようだ。

道の駅 美ヶ原高原 駐車場〜牛伏山

車で霧ヶ峰から移動している間は寒さは感じなかったが、駐車場に着いた時には寒さを感じて、フリースのプルオーバーとウィンドブレーカーを着た。

遊歩道の入口にあった案内の看板がボロボロだったり、木道が一部壊れていたりでこの道大丈夫かな?と思わせるものがあったが、結果的には大丈夫だった。牛伏山へ向かう道は最初は美術館のすぐ横を、途中からは外周部に近いところを通っていたので、少しだが美術館の屋外展示場の展示物が見えた。

道の駅に着いた時にも鳴っていたが、少し歩くとまた美術館の鐘(アモーレの鐘)が鳴った。この鐘を使ったCMが以前に深夜のフジテレビで流れていたのを覚えている(後で調べたら1980年代〜1990年代前半とのこと)。意外としょっちゅう鳴っていると思ったら、30分おきに鳴っているとのこと。

15分程登ると牛伏山の山頂に到着。霧ヶ峰では天候が回復傾向だったのでもう少し天気が良くなるかと思っていたが、予想に反して結構雲が多かった。

牛伏山〜王ヶ鼻

牛伏山から10分弱下ると山本小屋ふる里館。ここから道はフラット気味な道になった。山本小屋ふる里館から5分ほど歩くと山本小屋。

美しの塔へ向かう途中で歩きながら思ったが、こう言った抜けの良い景色のところは雲が多くても青空がある程度見えていればそれなりに絵になる。

牛伏山から20分ほどで美しの塔。美ヶ原高原のシンボルだがすでに13時近いし、宿までの移動を考えるとゆっくりもしていられないので少し見ただけですぐに歩き出した。

美しの塔から10分ほどで塩くれ場。中央分水嶺トレイルの案内があった。最近の群馬、長野、新潟あたりにはこういうトレイルロードが整備されているようでうらやましい限りだ。

塩くれ場からはアルプス展望コースを歩いた。霧ヶ峰では天気は良くなっきて景色がそれなりに楽しめるだろうと思っていたが、思っていたほど天気は良くならず雲に隠され北アルプスは見えなかった。

広小場/塩くれ場/茶臼山 分岐の少し手前で諏訪湖の一部が見えた。美ヶ原から諏訪湖が見えるとは思わなかった。

王ヶ頭と王ヶ鼻の分岐からは王ヶ鼻へ向かった。場合によっては王ヶ鼻は行かなくても良いかとは思っていたが、自分の性格からしたら行かずに済ますことはないとも思っていた。

分岐からは車道を10分ほど歩くと山道になり5分ほど歩くと王ヶ鼻に到着。

山頂にあった案内によると以下の百名山が見えるとのこと。だが雲があるので王ヶ頭しか見えなかった。

  1. 王ヶ頭
  2. 甲武信ヶ岳
  3. 蓼科山
  4. 八ヶ岳
  5. 富士山
  6. 甲斐駒ヶ岳
  7. 北岳
  8. 間ノ岳
  9. 仙丈ヶ岳
  10. 塩見岳
  11. 赤石岳
  12. 聖岳
  13. 空木岳
  14. 木曽駒ヶ岳
  15. 御嶽山
  16. 乗鞍岳
  17. 穂高岳
  18. 槍ヶ岳
  19. 常念岳
  20. 鷲羽岳
  21. 立山
  22. 剱岳
  23. 鹿島槍ヶ岳
  24. 五竜岳
  25. 白馬岳

王ヶ鼻〜王ヶ頭

王ヶ鼻からは王ヶ頭に向かう前にアンテナのある方に行ってみた。アンテナが2基と反射板1基があったが、展望はそれほど無さそうなのですぐに王ヶ頭へ向かった。

車道まで戻ると下の方からバスがやって来た。バスは王ヶ頭ホテルのバスだった。

王ヶ頭は少しガスってきていて展望は無かった。美しの塔からこちらへ歩いている時にもたまにガスっていたのである程度は予想していた。少し待てばガスが切れることもあるだろうけど、時間的に遅くなったので待たなかった。

歩き始めからはめていた薄手フリースのグローブを往路では牛伏山で外したが、王ヶ頭で手に寒さを感じたのでまたはめた。

王ヶ頭〜道の駅 美ヶ原高原 駐車場

王ヶ頭からは遊歩道の方を歩いた。あとは黙々と戻るのみだ。

途中で軽トラに追い越された。放牧地だから軽トラが走っていても不思議は無いのだが、しばらくすると王ヶ頭ホテルのバスもやってきて追い越していった。バスまで遊歩道を通るとは思わなかった。

山本小屋の手前あたりで前の方の雲の中に八ヶ岳が見えているのに気付いた。明日に登る予定の蓼科山が見え少しテンションが上がった。

遊歩道の入口の手前でまた鐘が鳴っているのが聞えた。所詮は大半が観光地の遊歩道だから15時台に戻って来れるだろうと思っていたが、甘かった。確かに大半が遊歩道なのだが、距離が長い。駐車場に戻ってからトラックログを見たら歩行距離が約13kmだったので少しビックリした。午前中に歩いた霧ヶ峰と合わせると歩行距離は20kmを越えている。長距離運転の後にこの距離を歩いたことに少しあきれた。日本一標高の高い道の駅に行ってみたいということで道の駅 美ヶ原から歩いたが武石村の方から歩くべきだったと思った。

歩き始めた時から気温は低かったが、駐車場に戻った時も寒かった。それでも6度ぐらいで思っていたほど気温が下がらなかったのはありがたかった。寒かったため水分の消費が少なく、500mlのペットボトルのスポーツドリンクを霧ヶ峰で1/3消費し、その残りを持っていったが、500mlの半分が残っていた。

コースタイム

トラックログ

荷物を積み込んだ後に駐車場の端の方へ行って、景色を眺めた。霧ヶ峰から道の駅までの道でカーブを何度も曲がったので方向感覚がおかしくなっており、見えている山がどこの山か初めはわからなかった。案内の看板があり、それで上田・東御方面が見えていることがわかった。左の方に雲がかかっている山があると思っていたが、上田・東御方面が見えているとわかった上で見ると雲がかかっているのではなく、噴煙を上げている浅間山だった。

16:44に道の駅 美ヶ原高原 駐車場発。

カーナビの案内に従い下りていくと国道142号へ和田宿ステーションのすぐ下で出た。道の駅の標識があったので寄ってみることにした。和田宿ステーションは前回来たときは道の駅では無かったが、道の駅になっていた。後で調べてみたら今年の9/23に道の駅として開駅したとのこと。駐車場に入ったものの、食堂は営業していたが、物産館の営業は終わっていたのですぐに出た。

カーナビの案内に従い国道152号で白樺湖の横を通って、女神湖の近くの宿へ。予定では国道152号を白樺湖入口の交差点まで下ってから、交差点のところにあるツルヤで今日の夕食、明日の朝食と昼食を調達してから、県道40号で白樺湖へ上がるつもりだったが、暗くなってきていたのでカーナビの指示に従った。ツルヤでの食料調達が出来ないが、家からフリーズドライなどのインスタント食品を持って来ていたので夕食、朝食は何とかなるし、パン(賞味期限は今日までだけど)が残っているので昼食も何とかなる。

17:56に蓼科メドゥズ・スポーツドミトリー着。走行距離1,132.2km、燃費25.4km/L、平均車速65km/h、走行時間17:29、EV走行距離88.0km(8%)、航続可能距離652km、外気温6度、高度1,608m。

到着した時はすっかり暗くなってしまっていたが、予約していた宿泊プランはレイトチェックイン/アーリーチェックアウトで安くなるプランで、チェックインは18時以降なのでちょうど良かった。支払いは予約時にクレジットカードで済ませておいたのであとは泊って明日の早朝に出発するだけ。

蓼科山に続く

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