久住山・天狗ヶ城・中岳・稲星山

赤川登山口〜久住山〜天狗ヶ城〜中岳〜稲星山〜久住山〜赤川登山口 2022/8/3

8/3(水)

外に出ると空には星と浮かんでいる雲が見えた。空の感じからすると天気は良くなりそう。

4:25に自宅発。外気温27度。航続可能距離397km。

山鹿市内で給油。リッター155円だった。航続可能距離は給油前が379km、給油後が830km。

家の方では晴れていたのに菊池市に入ると曇りになった。更に進むと菊池渓谷の手前では車のフロントグラスに雨粒が落ちてきた。

菊池渓谷付近の歩道を歩いている人が居た。写真目的の人だとこの時間くらいから行動するのだろう。

この日はずっとエアコンが必要かと思っていたが、菊池渓谷を過ぎたあたりで気温が23度だったのでエアコンオフ。

菊池阿蘇スカイライン展望所の手前あたりで空に晴れ間が見えるようになってきた。菊池市あたりを覆っていた雲の雲頂より上に出たらしい。

菊池阿蘇スカイライン展望所付近で見えた阿蘇山は山頂は雲に隠れ、山腹しか見えなかった。

大観峰の手前あたりからガスり出したが、大観峰のほんの少し手前で九重山の上の方がガスの合間から見えた。

途中で道の横にピンク色の花が見えた。何の花だろうかと思ったが、この時期だとカワラナデシコだろう。

6:10に瀬の本レストハウス着。走行距離82.3km、燃費21.0km/L、平均車速48km/h、走行時間1:43、EV走行距離33.5km(41%)、航続可能距離757km、外気温21度。高度960m。

とりあえず休憩のついでに湧き水を汲んだ。

6:27に瀬の本レストハウス発。

国道442号は道路工事している箇所があった。前に来たときにも工事をしていたけどまだ終わっていないのか。

国道442号の途中で祖母山が見えてきた。

あざみ台展望所が野外劇場 TAOの丘になっていた。道路は相変わらず工事中だったが、こんな山の中でもしばらく来ないと少しは変化がある。

6:39に赤川登山口駐車場着。走行距離90.5km、燃費20.7km/L、平均車速47km/h、走行時間1:55、EV走行距離36.3km(40%)、航続可能距離741km、外気温22度。高度1,041m。

駐車場には大分ナンバーの車が2台、福岡ナンバーの車が1台とバイクが1台停まっていた。バイクはハンターカブで八女ナンバーだった。6/28に御前岳・釈迦岳に登りに言ったときに杣の里渓流公園に同じ色のハンターカブが停まっていたけど同じ持ち主だったりして。

赤川登山口〜久住山

車で来る途中で猪鹿狼寺跡の方から林道の入口に「登山者の皆様へ この先、災害復旧工事中のため、工事期間中の通行はご遠慮ください。 工事期間:令和4年12月15日まで 大分森林管理署」という看板があった。稲星山からの下りは猪鹿狼寺跡へ下る予定だったのだが。

登山届けを書いてポストに投函してから出発。赤川登山口で22度だから戻ってくる頃には25度超だろう。なるべく早い時間に戻ってきた方が良さそう。

久住山は3年ぶり。前回は2019/9/17に牧ノ戸峠から登った。赤川登山口から登るのは4年ぶり。前回は熊本地震での崩壊箇所が2017年末に迂回路が出来て通行できるようになった翌年の2018/4/13に登っている。その後、令和2(2020年)年7月豪雨で橋流失で要徒渉になり、徒渉は面倒なので来ることはなかった。今年の2月に新しい橋が完成したということなので今回久しぶりに登ることにした。

登山口から10分ほどで久住山/扇ヶ鼻の分岐。さらに5分ほどで橋。立派な橋になっていた。前の橋は丸太を何本か束ねて板を打ちつけた簡素な橋だったと記憶している。

25分強で林道に到達。災害復旧工事中で途中から林道まで迂回路になっていた。迂回路は本来の道よりほんの少し手前で林道に出た。本来の道の入口あたりの川の中で災害復旧工事をやっているようだ。

下の方では風はなかったが、林道の上からかすかに風が吹くようになってきた。

下の方は下草に朝露は付いていなかったが、展望が開ける10分程手前の登山口から55分ほど登ったあたりから下草に朝露が付くようになってきた。

途中の開けたところまで来たら祖母山が雲の上に姿を覗かせていた。阿蘇山は雲の中で少ししか見えなかった。開けたところの上の方で軽く休憩。雲は西から東へ流れていた。車で赤川登山口へ来る途中でガスっていた場所はどうやらその雲の中に車が入ったためだったようだ。下の方に黄色い重機が見えたが、そこが災害復旧工事の現場のようだ。

熊本地震の崩壊箇所を迂回する新しいルートの階段あたりまで来たら、少し風があって涼しかった。ザックに付けているジップオーゲージだと気温は20度だった。階段を登っている途中で、8時半ちょっと前に下の方からガコガコと重機で工事をしているらしき音が聞えてきた。

久住山の山頂に到着したときには誰も居なかった。山頂の気温は21度。しばらくは貸し切り状態の山頂を楽しんだ。

遠くの山は雲が邪魔して見えなかったが、九重山の山はよく見えた。硫黄山の先には九重"夢"大吊橋も見えた。

ここまでに500mlのボトルに入れたスポーツドリンク400mlを消費した。。赤川登山口からは標高差があることもあり、やはり水の消費が多かった。この日は6時間以上の行動時間を想定していたし、暑いだろうと思ったので予備には750mlのボトルを持ってきた。

ヤマスタ(山と渓谷社提供の山でチェックインするとスタンプが貰えるスマートフォンのアプリ)のチェックインをしたら、九重山のスタンプと大分県最高峰登頂のトロフィーが発行された。九重山のチェックイン場所は久住山の山頂と中岳の山頂で場所による違いがあるのかと思っていたが無いようだ。普段はスマートフォンのモバイルデータ通信はオフにしてるのだが、スタンプを見るためにこの時だけオンにしたのだが、その時にWi-FiのSSIDにSTAFFROOM_G2というのがあるのが見えた。どこのWi-Fiだろうか?

しばらく誰も居なかったが、後から3人ほど登ってきた。天狗ヶ城の山頂を見ると2人ほど人がいた。久住分かれの方から人が登ってくるのも見えた。

景色を眺めるために双眼鏡を出していたが、歩き出す前に双眼鏡をケースにしまった。ケースはズボンのベルトに取り付けられるようになっているのでベルトに取り付けてからザックを背負ったが、ザックのヒップベルトの邪魔になったので外してザックの雨蓋にしまった。前のザックだと邪魔にならなかった。この手のケースの取り付けに便利なようにズボンはベルトループ付きのものだけを入手してきたのに。

久住山〜天狗ヶ城

久住山の下りではノリウツギの群落が見事だった。斜面一面に白い花を咲かせていた。

登山者がが増えてくる時間になったようで中岳分岐まで6人とすれ違った。空池の横の鞍部までで2人を抜き、1人とすれ違った。

御池は夏雲を写し、いかにも夏という雰囲気を醸し出していた。

天狗ヶ城の山頂には先客が1名。その後、3人が中岳方向から登ってきた。

500mlのボトルに残っていた100mlのスポーツドリンクを飲み干し、ボトルにスポーツドリンクの粉末を入れ、750mlのボトルから水を注いだ。

天狗ヶ城〜中岳

天狗ヶ城の下りでアカエゾゼミが鳴いていた。これまでは、このセミの鳴き声を聞いても身長より低い低木に草が混じったような場所で鳴いていたのでキリギリスの類のバッタが鳴いていると思っていた。前回登った雷山で身長より高い木の上でエゾゼミが鳴いていたのでセミだったということを認識した。今回もエゾゼミが鳴いていると認識したが、帰ってから調べてみたらエゾゼミではなくアカエゾゼミだったらしい。エゾゼミ、アカエゾゼミともに似た鳴き声だが、アカエゾゼミと比べ、エゾゼミの方がビリつくような低音の鳴き声ということらしい。雷山でセミと気付いたのはバッタの類と違ってビリつくような鳴き声だったこともあるかも。他の違いはアカエゾゼミは広葉樹林、エゾゼミは針葉樹林を好むとのこと。

中岳の登りの途中で坊ガツル湿原が見えてきた。湿原にテントがはってあるのも見えた。

中岳の山頂周辺には8人の登山者が休憩していた。

中岳〜稲星山

中岳の下りあたりから風が無くて暑かったのでペースダウン。稲星山の登りでは更にペースダウン。

中岳の下りでは単独の登山者2人とすれ違った。そのうちのひとりから久住山の山頂に居た人ですよねと言われたので久住山の山頂にいた登山者だった気付いた。もうひとりの方もなんとなく見覚えがあった。稲星山の登りでは1人とすれ違った。

稲星山は強めの風が吹き上がってきて涼しかった。ここは前に来たときにも風が強かったように記憶している。気温は21度だった。雲が多くなってきた。

稲星山の山頂には先客が3人居た。そのうち1人は空池の鞍部で見かけた登山者だった。

山頂で持ってきたパンとコーヒーで食事。風は強めだが、涼しい場所で食事が出来たのはありがたかった。

稲星山〜久住山

稲星山からはスピードアップのためにストックを1本取り出し、使うことにした。

稲星山出発時に一時的だが完全にガスった。少し日差しの暑さにうんざりしていたのでガスってくれるのは少しありがたかった。

稲星山の山頂では風が強かったのに離れるにつれ弱くなって、暑さを感じるようになってきた。

神明水分岐で一人に抜かれた。何か物音がするのでそちらの方を見ると登山者が1人居た。そこが神明水らしかった。神明水ってすぐそばなのね。

神明水分岐からの登りは弱い風が吹いているかほぼ風がないかといった状態で暑かった。体が熱くならないようにゆっくり歩かざるを得なかった。

久住山の山頂はパスしてさっさと赤川への下りにかかろうと思っていたけど、下山前に山頂で少し休憩を入れることにした。

久住山の山頂には14人くらいの登山者がいた。薄いガスがかかり、気温は22度だった。

久住山〜赤川登山口

13時少し過ぎたあたりで下の方から復旧工事の重機のガコガコという音が聞えてきた。

階段上部あたりで気温は24度だった。25度を越えると少し辛いがなんとか耐えられる気温。登山口では何度まで上がっていることやら。下山までは大半が木陰なののがありがたい。

500mlのボトルの水は下山までにほぼなくなるだろうと思ったので750mlのボトルに残っていた200ml程度の水を500mlのボトルに注いだ。

途中の開けたところでは祖母山、阿蘇山が見えた。朝とは違って雲が山頂より高いところに湧いていた。阿蘇山は根子岳は全部見えたが、他は雲に隠れていた。

開けたところを通りすぎ木陰に入ろうというあたりでアサギマダラを見かけた。

林道まで下りてくると気温は25度。木陰だったから良いが、そうでなければ少し辛い気温。

途中で林道から登山道への入口を見落とした。林道を下っても工事現場の入口までは関係ないだろうから、災害復旧工事の迂回路までそのまま林道を下った。

迂回路の下側の入口の付近から上の方を見上げると作業現場が見えたが、重機で砂防ダムに貯まっている岩とかを除去しているようだった。

駐車場まで戻ってきたところでボトルに残っていた150mlほどを飲み干した。今回の水の消費はボトルの500ml+750mlと200mlの水筒に入れていたコーヒーの半分程。

温度計を確認するのを忘れたが、駐車場では体感では25, 26度くらいだった。今回は日差しの強さを予想して普段使っているワークキャップではなく麦わら帽子風の帽子。夏の日差しの強いときは耳に日があたらないこういう帽子の方が良い。日焼け対策で長袖シャツも持っていったけど、普段日にあたっているから日焼けは何とか大丈夫だろうと使わず、ずっとTシャツで歩いた。でも、3日後には日焼けで首筋の皮が少しだけぺりっと剥がれ、4日後からは腕の皮がポロポロとした小片として少しずつ剥がれてきた。Tシャツはグリマーの速乾のものを使った。グリマーのもので問題なかったが、ウイックロンの使い心地の確認のために前回の雷山で着たものを着てくれば良かったと後から思った。前回の雷山は湿度が高すぎて今一つ使い心地の確認にならなかった。

靴はタイオガブーツの古い方を履いてきた。古い方がソールの溝がやや深いので、赤川からの道を歩くにはこちら方が良いと思った。

今回の山行は標高差がやや大きく少し大変だったが、夏空や夏空に浮かぶ雲、夏山らしい山の景色を見ることが出来て、十二分に夏山を楽しめた。

コースタイム

トラックログ

災害復旧工事中だったため迂回路を通っている部分があります。

駐車場には朝に停まっていた車はおらず、大分、久留米ナンバーの車が1台ずつ停まっていた。一台の持ち主がやってきたが、登山の格好ではなかった。もう1台は窓を開けており、温泉客が入浴後に涼んでいるのか、単に駐車場で休憩していると言った感じだった。

駐車場でTシャツを着替えた。温泉にでも入って汗を流しさっぱりしたいところだが、最寄りの赤川荘の日帰り入浴は以前は700円だったが、1000円に値上げしたらしいし、帰宅が遅くなるのでやめておくことにした。

14:52に赤川登山口駐車場発。

瀬の本に向かう途中で阿蘇山がきれいに見えたので車を停められる場所を見つけて写真を撮った。

15:06に瀬の本レストハウス着。走行距離98.8km、燃費20.9km/L、平均車速46km/h、走行時間2:08、EV走行距離39.8km(40%)、航続可能距離729km、外気温27度。高度955m。

山で飲み干した水筒に湧き水を汲み、自販機で冷たい飲み物を購入。

九州横断バスが1台停まっていた。やがてもう1台やって来た。黒川なんて地名がバスの行き先表示の中にあったのでバスより早く出ないと瀬の本から黒川までバスの後ろを走ることになると思ったが、どちらのバスもこちらの出発まで出なかった。後で調べてみると最初に停まっていた方が熊本行き(14:53着、15:13発)で後から来た方が別府駅前行き(15:10着、15:20発)だったようだ。

15:17に瀬の本レストハウス発。

15:39に道の駅 小国着。走行距離114.8km、燃費23.4km/L、平均車速46km/h、走行時間2:31、EV走行距離48.8km(42%)、航続可能距離717km、外気温32度。高度439m。

セロリ漬け、アスパラ漬けを購入。アスパラ漬けは初めて見たので買ったが、帰ってから食べたが、自分にはイマイチ。セロリ漬けの方が好みの味。

近くのスーパーで冷たい飲み物を買おうかと思ったけど、道の駅 せせらぎ郷かみつえでゆずちゃんかかぼすちゃんを買えば良いと思ったのでやめた。

15:53に道の駅 小国発。

16:13に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離128.9km、燃費23.6km/L、平均車速45km/h、走行時間2:51、EV走行距離54.9km(43%)、航続可能距離709km、外気温16:33度。高度359m。

シカ肉、ゆずちゃん、かぼすちゃん、根わさび、帽子を購入。この日はイノシシ肉はなかったのが少し残念だが、鹿は夏が旬らしいのでこちらが手に入ったのでまあいいか。帽子はパナマ帽風の帽子で夏山用にこう言うのが欲しかった。値段は安く、そのため当然のごとく中国製の紙繊維のものだった。

16:33に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

このあたりでたいていの場合に一番気温が低い水織音のあたりで気温は29度。川原川沿いのこのあたりはいつも涼しいのだけど、ここでこの気温だと外出してはいけない気温だと思う。意外なことにこの後の兵戸公園のあたりが28度だった。

国道387号でセンターラインを割ってくる馬鹿トラック2台程居た。センターラインを割る下手糞運転な奴はスピード出すな。いつもはこういう馬鹿トラックの方が珍しいだけど。

菊池市街をパスする裏道を使ったが、帰宅前にもう1回休憩を入れるために道の駅 七城メロンドームに寄ることにした。

17:16に道の駅 七城メロンドーム着。走行距離160.3km、燃費24.3km/L、平均車速45km/h、走行時間3:35、EV走行距離67.4km(42%)、航続可能距離678km、外気温34度。高度43m。

17時を過ぎているので営業時間外だと思ったらまだやっていた。後で調べたらここの物産館の営業時間は18時までだった。青光メダカ、ソーセージ、桃等を購入。ここの青光メダカはグレードが高い。ここ数年はメダカに手を掛けられず、数を維持できるほどに繁殖させられていない。

17:32に道の駅 七城メロンドーム発。

17時過ぎというのに山鹿で気温が35度だった。

18:27に自宅着。走行距離190.5km、燃費25.2km/L、平均車速42km/h、走行時間4:32、EV走行距離86.8km(46%)、航続可能距離664km、外気温33度。車の総走行距離395,468km。

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