涌蓋山

涌蓋山登山者駐車場〜小国登山口〜涌蓋山〜小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場 2020/12/23

15日より寒波襲来。強い寒波で16日には関越自動車道で立ち往生が発生し、解消したのは18日。涌蓋山が白くなっているだろうと思ったので登りに行くことにした。

12/23(水)

車に荷物を積むために外に出てみると東の空に明るい星が光っていた。後で調べたら乙女座のスピカだったらしい。木星と土星の超大接近なんて話題も出ているが、最近は星を見るのは山に行くときの出発時くらい。

車の外気温表示が2度だったのでこの気温なら霜もあるまいと思ったが、フロントグラスの様子が普通ではなかった。露が凍りついていた。車をアンドリングした上で解氷剤を噴霧して解氷。

4:50に自宅発。外気温2度。航続可能距離549km。

菊池川の近くの裏道近辺だけ霧。濃霧の場所もあり徐行状態で進んでいたが、時々かなり濃い霧が現れ、徐行からのブレーキを踏んで最徐行をすることが何回かあった。

兵戸トンネル付近は気温0度。トンネルを抜け、下っていくと気温は下がっていき、黄金の滝あたりで-2度。

上津江で工事で片側通行箇所の信号で停車した後あたりからカーナビの位置表示がおかしくなり道なき道を走っている表示になった。

道の駅 せせらぎ郷かみつえのあたりで空がわずかに白んで来た。途中で前の方に明るい星が見えた。どうやら金星だったらしい。

小国の工事の片側通行箇所あたりで、カーナビの位置表示が正しくなったが、そのうちまたおかしくなった。この状態は道の駅 小国の手前まで続いた。カーナビのGPSって捕捉が遅いのかねぇ。

小国に入ってから気温は更に下がり、-3度から-5度まで下がった。

小国を走っていると少し離れたところに消防車が2台ほど赤色灯を点けた状態で停っているのが見えた。どうやら火事のようだとは思ったが、後で調べたら2人亡くなったらしい。鎮火は6時ぐらいだということなので鎮火直後だったようだ。

6:36に道の駅 小国着。走行距離74.2km、燃費19.8km/L、平均車速41km/h、走行時間1:49、EV走行距離34.7km(47%)、航続可能距離422km、外気温-4度。高度432m。

ここで軽く食事。登る前にエネルギー補給しておいて、体温をキープできるようにしておかないと後で寒さがこたえる。

6:44に道の駅 小国発。

下の国道より登山口に向かうにつれ毎度気温が上がるが、今回は国道で-4度、はげの湯入口からはげの湯のはずれまでは0度、登山口で-1度だった。

駐車場の手前にはほんの少しだが雪が残っていた。

7:04に涌蓋山登山者駐車場着。走行距離86.4km、燃費18.4km/L、平均車速39km/h、走行時間2:11、EV走行距離38.7km(45%)、航続可能距離409km、外気温-1度。高度871m。

涌蓋山登山者駐車場〜林道出会

今回の服装は上は速乾Tシャツ、秋冬用の長袖シャツ、フリースのプルオーバー、下は下着の上に防寒用の肌着、秋冬用のズボンを家から着こんで来た。駐車場でその上に上はハードシェルのジャケット、下はビブパンツを着こみ、手は雪山用のグローブ、頭にはフリースのヘッドバンドとボマーキャップ、足下にはロングスパッツを付けた。出発前の準備に結構時間を食った。

駐車場でも意外と暖かいなと感じたが、牧野に出ても微風程度で割と暖かかった。

牧野から見えた涌蓋山は上の方だけは白かった。朱鷺色に薄く染まった空に渡神岳、釈迦岳、御前岳が浮かび上がっていた。割と視界は良く釈迦岳のドームも肉眼で確認できた。朝日に照らされて少し赤く染まった万年山もきれいだった。

歩き出して15分くらいで暑くなったので、ジャケットの下のフリースのプルオーバーを脱ぎ、グローブもフリースのミトンに変えた。ジャケットもビブパンツもベンチレーターはすでに全開。さらに牧野の上の方でヘッドバンドも外した。思っていた以上に暖かい。

林道出合いで水分補給と軽く食事。寒いときは早め早めに水分とエネルギーを補給しておかないと体が持たない。

林道出会〜小国登山口〜涌蓋山

林道は所々に雪。

体が暖まってきて、かかとあたりが暖かく感じるのに対して、足の指先は暖かくも冷たくも感じない。雪の上を歩いているうちに冷たく感じそうだと思ったが、山頂まで同じような感じで足先の冷たさを感じることは無かった。

下から見た涌蓋山は白かったから、途中から軽アイゼンを使うことになるかと思っていたが、上の方のアセビの木が出てくるあたりでも凍った薄い雪だったので、山頂までアイゼン無しで行けると確信した。実際にアイゼンを使うことは無かった。

そろそろ樹林帯を抜けるというあたりで後ろから登山者がひとりやってきたので抜いてもらった。

下から見たときに白かったので上の方で霧氷を見ることが出来るかと期待していたが、山頂より少し下の斜面に少しだけ霧氷が付いているだけだった。15日くらいから寒波が来ていたとは言え、寒かったのは20日くらいまでだったので仕方ない。

山頂の霧氷は無かったが、景色は少し霞み気味ではあるがまずまずだった。ただし英彦山は上の方だけしか見えなかった。

山頂には他には途中で抜いてもらった登山者のひとりだけ。少し話をしたが埼玉から来たそうだ。

涌蓋山〜小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場

薄く積もった雪が凍っていたので、下りは1本だけ持ってきたストックを使った。それでも、5回くらい尻餅をついた。この位の雪の状態だとチェーンアイゼンがあると便利かも。

登っているときや山頂にいる時に見た阿蘇は白い噴煙が少しあがっていたが、下りの途中で見た阿蘇は灰色の噴煙が鞍岳方向にたなびいていた。阿蘇の山頂自体は見えており、たなびいている噴煙は阿蘇の山頂より低い位置だった。

下りの途中で女性登山者2人とすれ違った。

林道出会からは牧野を下らずに林道を下った。所々に雪が残っていた。下ってみた感じだと距離が長くなる分ほんの少しだけ所要時間が長くなるだけだった。砂利道がしばらく続くが、途中からは舗装道なので歩くのは楽。上の方の舗装道は荒れている場所があるし、砂利道も凹凸がある場所があるので車では積極的には上りたくない道ではあった。

Googleストリートビュー(撮影日2013年11月)だと涌出山林道41支線との分岐のところに涌蓋山の看板があるが、その看板は倒れていた。こういう場合は簡単に引き起こせるようなら引き起こすが、大変そうなのでやめておいた。

駐車場には自分の車の他に所沢、福岡、大分ナンバーの車が停っていた。

今回で雪のある時期の涌蓋山に来るのは6回目。今まではスノーハイクの時を基準にした服装で歩いてきたが、登山だと運動量が多いので暑すぎた。今後は出発時の服装は上は速乾Tシャツ、秋冬用シャツ、ハードシェルのジャケット、下は秋冬用のズボン、ビブパンツにスパッツ、グローブは寒く感じなかったらフリースのもの、頭にはボマーキャップで良いだろう。あとはザックに防寒用の肌着の上下、フリースのプルオーバー、雪山用のグローブを入れておいて、必要に応じて使えばなんとかなりそう。

コースタイム

トラックログ

12:03に涌蓋山登山者駐車場発。

まずは豊礼の湯へ。

12:09に豊礼の湯着。走行距離88.4km、燃費18.4km/L、平均車速38km/h、走行時間2:18、EV走行距離38.8km(44%)、航続可能距離405km、外気温7度。高度726m。

駐車場に停まっている車がいつもより少なかった。山翠の駐車場とかも少なかったし、新型コロナウィルスの影響だろう。

先客は3人。その内の一人は涌蓋山で会った埼玉の登山者。温泉はどこが良いか聞かれたので豊礼の湯の伝えておいた。しばらくすると他の入浴客は出ていって貸し切り状態に。

そろそろ出発しようかとしているときに涌蓋山登山者駐車場に停っていた大分ナンバーの車がやって来た。車からは途中ですれ違った女性登山者ふたりらしき人たちが下りてきた。

13:03に豊礼の湯発。

岡本とうふ店へ行ったが、定休日。そういえば水曜は定休だった。

ファームロードわいたの入口にはスカイファームロードひたへ通り抜け出来ないと言うようなことが書かれた看板があった。トヨタの通れた道マップで通行したデータがあったので12/7に角埋山に登った帰りにスカイファームロードひたに行ってみたが途中で通行止になっていた。その日以降も通れた道マップには通行したデータがあるので通行した車はあるようだ。時間を区切って地元民の通行が出来るようにしているのか、それとも工事関係の車両にT-Connect搭載車があるのかのいずれかなのだろう。

以前に水曜に登りに行った帰りに寄ったら岡本とうふ店もデュッセルも休みだったのでこの日もデュッセルは休みかと思ったが、駐車場に車が停っているし、なんとなくやっているような雰囲気があったので寄ってみた。

13:24にデュッセル着。走行距離95.4km、燃費18.7km/L、平均車速35km/h、走行時間2:41、EV走行距離42.7km(45%)、航続可能距離388km、外気温8度。高度569m。

ソーセージ2種とベーコンを購入。

13:30にデュッセル発。

13:40に道の駅 小国着。走行距離103.1km、燃費19.5km/L、平均車速36km/h、走行時間2:52、EV走行距離47.6km(46%)、航続可能距離377km、外気温10度。高度433m。

高菜漬け等を購入。

13:48に道の駅 小国発。

14:09に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離117.2km、燃費20.4km/L、平均車速36km/h、走行時間3:13、EV走行距離56.0km(48%)、航続可能距離364km、外気温8度。高度358m。

農産物、ゆずちゃん(飲料)、かぼすちゃん(飲料)等を購入。前回来たときに大ぶりのナメコがあったので期待していたが、今回もあったので購入した。あとはこぶりのキウイフルーツが一袋に10個に入ったものが50円と激安だったので購入。

14:26に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

わさび漬けが食べたくなったので杣のさとに寄ることにした。八女地ビールを買えば、デュッセルで買ったソーセージをつまみに飲めるし。

国道442号は鯛生のあたりまで片側通行の場所が3箇所くらいあった。竹原峠トンネルの出口は水たまりになっていたので、朝は凍結して危なさそう。

杣のさとはなんと休み。あとで調べたら、第2・4水曜は定休日とのこと。

15:05に矢部特産物共同販売所 出逢着。走行距離144.0km、燃費21.0km/L、平均車速37km/h、走行時間3:13、EV走行距離68.3km(47%)、航続可能距離324km、外気温9度。高度308 m。

毎度のごとくよもぎ饅頭を購入。最初の予定ではここに寄るつもりはなかったので水を汲むための容器を持って来ていないため、手持ちの水筒にのみ湧き水を汲んだ。

15:21矢部特産物共同販売所 出逢発。

かなり迷ったが、べんがら村に寄ることにした。寄り道せずに山鹿経由で帰れば早く帰れるが、八女地ビールは欲しいし、そのうち新型コロナウィルスの感染拡大で外出がはばかられる状況になるだろうから、次に行けるのはいつになるかわからないので行くことにした。

清水屋湧水の少し手前から見慣れないホンダの車の後ろについたが、信号待ちので停ったときに後ろに書いてある車名が読めた。クラリティ FUEL CELLだった。水素自動車の実物は初めて見た。なんか運転が下手糞で時々センターラインを割りながら走っていた。バルビゾンの道にこちらは入ったが、こいつはそのまま直進していてくれてありがたかった。

バルビゾンの道は最初の方は緩いカーブが少しあるが、後はまっすぐで走りやすかった。でも、国道442号から赤い鉄橋からの県道715号の方の道の方がが遠くの山が見えて、景色が良かったのでそちらの方が走っていて楽しいかも。

16:07にべんがら村着。走行距離173.1km、燃費22.6km/L、平均車速37km/h、走行時間4:39、EV走行距離88.0km(51%)、航続可能距離309km、外気温12度。高度32m。

まずは近くのゆば屋はな花へ行って湯葉等を購入し、その後べんがら村で地ビール等を購入。

16:30にべんがら村発。

バルビゾンの道へ戻り、その後国道209号へ。前に来たときは県道4号で矢部川を渡り、県道715号経由で国道209号まで走ったが、今回のコースは矢部川を渡るあたりで流れが遅くなったので、前に走ったコースの方が良さそう。

17:00に道の駅 みやま着。走行距離187.0km、燃費22.9km/L、平均車速36km/h、走行時間5:11、EV走行距離96.9km(52%)、航続可能距離295km、外気温12度。高度8m。

海産物、農産物等を購入。

17:15に道の駅 みやま発。

いつもなら国道443号は第2九州自動車道と言ってよいほど流れが良いが、今回はのんびり屋さんが走っており、ちょっとゆっくりだった。

18:17に自宅着。走行距離217.4km、燃費23.4km/L、平均車速35km/h、走行時間6:13、EV走行距離115.5km(53%)、航続可能距離261km、外気温8度。車の総走行距離29,733km。

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