鞍岳

伏石登山口〜鞍岳〜女岳〜鞍岳〜赤崩登山口 2021/2/19

2/19(金)

新型コロナウィルスによる熊本県独自の緊急事態宣言が1/14から発令されていた。屋外での運動などの健康の維持のために必要なものは外出自粛の対象外となっていたが、自分の場合はドライブを兼ねて住んでいる地域外まで行ってから登るというスタイルなので自粛していた。山に登りに行って、誰かから感染したり、自分が無症状の感染者で感染させたりする可能性はかなり低いとは思いはしたが、いつまでも登りに行けない訳でもないので我慢していた。緊急事態宣言 が2/17に終了、2/18から解除になったのと、2/17-18には平野部でも降雪があり、霧氷を見ることが出来るだろうと思ったので鞍岳に登りに行くことにした。家の方では前日の朝には積雪があったが、昼には融けてしまった。それでも前日の15時頃外出したときには気温は3度で雪がちらついていた。

今回は道路の凍結が心配なので少し遅めの出発。天気予報だと家の方も菊池市も9時くらいまで気温がマイナス。車のフロントグラスには霜がついておりスクレイパーで落とした。

7:27に自宅発。外気温1度。航続可能距離742km。

前日に食料調達をしていないのでトライアル 山鹿店へ寄ることにした。この時間なら玉東町あたりの車の流れもスムーズだろうから山鹿経由でなく玉東・合志・大津経由にしてトライアル 大津店に寄っても良いかなと思ったが、合志市のJTのあたりで交通の流れが悪くなることを思いだし、予定通り山鹿経由で行くことにした。

山鹿の裏道を通るために菊池川を渡ったあたりで見えた津江の方の山は上が白かった。国道442号はチェーン規制箇所があった。霧氷を見るためなら涌蓋山に行きたいところだが、国道387号もチェーン規制があった。チェーンは持っているもののチェーンの着脱は面倒だ。

山鹿の裏道の脇に数ヶ所のソーラー発電施設があった。これって前からあったっけ?

8:05にトライアル山鹿着。走行距離20.3km、燃費23.0km/L、平均車速33km/h、走行時間0:37、EV走行距離11.3km(56%)、航続可能距離717km、外気温1度。高度30m。8:18発。

トライアルの駐車場から見えた山鹿の低い山には少し雪が残っているのが見えた。四季の里 旭志のあたりは標高500m位だから路面凍結で行けないかも。そうなったら山鹿に戻ってきて、不動岩あたりに行き先を変更するか。

車を進めて、山鹿の鞍岳が見えるところまでやって来た。そうだろうなとは思ったが、鞍岳は白かった。

菊池市街に近づかずに菊池グリーンロード経由で行った方が早いと思って県道37号に入ったものの、久しぶりに通る道なので途中で道を間違えた。仕方ないのでナビの指示に従って進んだら、国道325号の赤星の交差点に出た。

8:58に道の駅 旭志着。走行距離42.9km、燃費23.1km/L、平均車速33km/h、走行時間1:17、EV走行距離23.3km(54%)、航続可能距離699km、外気温2度。14:29発。

道の駅 旭志から見えた鞍岳は結構下の方から白かった。途中の道から見えた八方ヶ岳も白かった。山はそんな感じではあるが、道の脇では所々で梅が花を咲かせていた。

ミルクロードはチェーン規制だし、ライブカメラの鞍岳無線中継所の映像は真っ白だったので心配していたが、道の脇にも雪は無く四季の里旭志までは問題なさそう。と安心して車を進ませ、四季の里 旭志を過ぎたあたりから道の脇に雪が残っていた。登山口あたりはヤバイかなと思ったら、伏石登山口の手前で路面にうっすらと雪が残っていた。チェーン無しでも問題なさそうな雪なので慎重に車を進めて、登山口の駐車スペースへ車を停めた。

9:21に伏石登山口そばの駐車スペース着。走行距離53.5km、燃費19.2km/L、平均車速34km/h、走行時間1:33、EV走行距離25.4km(48%)、航続可能距離682km、外気温0度。高度592m。

既に車が3台停めてあり、後からもう1台やって来た。

駐車地点〜伏石登山口〜鞍岳

天気予報だとこの日は1日晴れだったが、朝からどんより曇っていた。登山口でも空はどんよりで、心もどんより。そうは言っても登れば霧氷というご褒美が待っている。

スパッツを付けて、ストックを1本出してから歩き出した。登山口から既に雪道。登山道にある足跡はこの日に付いたものではなさそう。ということは昨日あたりも登っている登山者が居たということだろう。後から駐車スペースにやってきた車の登山者は自分より先に出発して行ったが、足跡の感じだとこの日はまだ誰も登っていないようなのでパノラマコースの方へ行ったのだろう。

ストックは新調したばかりで、amazon.comで購入したものが昨日届いたばかり。今回はズボンも新調したもの。これはamazon.co.ukで購入したライニング付のものでCraghoppersの"Kiwi Winter Lined Trousers"という奴。寒い時期用に2年ほど前にモンベルのマウンテンパンツを買ったが、これは3度程度以下の気温だと足下がスースーして薄ら寒い。そのためマイナス数度〜プラス数度位で使えそうなズボンと言うことでこれを買ったのだが、実際に使ってみた感じでは、マイナス数度位までは対応できそう。

ストックは石突きのキャップを外していたが、雪が柔らくて地面まで刺さるので途中でキャップをはめた。キャップをはめるために立ち止まっていた間に登山口に先に車を停めていたが、後から登山口を出発した登山者に追い抜かれた。

途中で追い抜いていった登山者を追い抜いた。その人は既にアイゼンを付けていて、アイゼンに付いた雪を払っているところを追い抜いた。自分は傾斜が増して来るあたりまではアイゼンは付けなくても大丈夫だと思ったので、まだアイゼンは付けていなかった。

一旦林道に出てから登山道へ。この道は管理者のいない自然発生的な道だというような案内が途中にあった。この案内は涌蓋山の小国登山口にもあった。ここのも涌蓋山のも熊本森林管理署の名が書いてあったが、何かあっても熊本森林管理署は知らねーよということだろう。でも、何かあったときに熊本森林管理署に責任を取れなんていう情けない事を言う登山者がいるだろうか?

登山道には所々にウサギの足跡。ウサギも登山道の方が歩きやすいから登山道を使っているようだ。

登山口にも案内があったが、治山工事をしているようではあるが、さすがにこの天候だとやっていなかった。途中で道を間違って林道の方を少し登ってしまった。工事のために仮設トイレが設置されており、そこから登山道へ復帰。

森林コースと女岳コースの分岐でどちらに進むかしばらく思案。どちらかは岩場があったけどどっちだっけ?と思って、過去のログで確認。岩場があるのは女岳コースだった。立ち止まっている間に途中で追い抜いた登山者が追いついてきた。自分は岩場のない森林コースを選択、追いついてきた登山者は女岳コースの方へ行った。岩場は凍っているだろうに勇者だ。

森林コースに入った途端に足跡が減った。女岳コースの方を歩く人の方が多いのか。意外と勇者が多い。自分はヘタレなので凍った岩場は嫌だ。

登山口から1時間強のところで軽アイゼン装着。登山口からボマーキャップタイプの帽子をかぶってきたが、少し暑いのでヘッドバンドと普通のキャップに変えた。手袋も防水タイプのもので歩き出したが、これもフリースのものに変えた。フリースのプルオーバーにゴアのジャケットを着てきたが、ゴアのジャケットを脱いでザックの中へ。これが間違いでプルオーバーだと暑すぎて、後でプルオーバーの方をザックに入れて、ジャケットの方を着るハメになった。

少し離れたあたりに鳥が居るのを見かけた。木に邪魔されて全身は見えなかった。サイズ的にはヤマドリかキジのようだが、色からするとキジのメス。

上の方の自然林は見事な霧氷。このあたりで少し青空が見えてくるようになった。

途中に鞍岳山頂 35分という標識。実際にそこから山頂まではその位だった。馬頭観音までは20分弱だった。

山頂直前で休んでいる登山者がひとり、山頂には女性登山者がひとりいた。山頂からは女岳方面はわりと見えていたが、ツームシ山のあたりは少し霞んでいた。正午くらいから急速に青空が広がり出した。だが、阿蘇山、九重山は霞んでいて見えなかった。空からはヘリの音が聞えており、音からするとチヌークが飛んでいるようなのだが姿は見えなかった。

やがて山頂に登山者がひとりやって来た。途中で抜いたり抜かれたりした登山者だった。先に山頂に居た女性登山者と顔見知りのようだった。ふたりとも鞍岳の常連さんなのだろう。

鞍岳〜女岳〜鞍岳

山頂で食事をし、景色を堪能した後に女岳へ出発。フリースの手袋が湿ってきて、冷たかったので出発前に防水の手袋に交換。防水のだと暑くなるが仕方ない。フリースの手袋なんて軽いのだからもうワンセット持ってくればよかった。

山頂まではそんなことは無かったが、靴底にやたらと雪が付いてきた。

振り返ると青空をバックに霧氷で白くなった鞍岳がきれい。

女岳に到着したころから阿蘇山がうっすらと見えてきた。女岳の少し下の岩のあるあたりで少し阿蘇山を眺めた。ツームシ山方面もわりと見えるようになってきた。九重山もうっすらと見え出した。

再び鞍岳山頂へ。山頂へ向かう道の両脇の木に霧氷が付いてきれい。山頂では九重山が女岳から見たときよりも見えるようになっていた。

名残惜しいが下山開始。早く下山しないと木の上からの落雪攻撃が始まってしまう。

鞍岳〜赤崩登山口〜駐車地点

途中でふたりの登山者が登ってきた。このあとに通ったツームシ山の分岐には登って来ている新しい足跡があったのでこのふたりはそこを登ってきたようだ。

落雪攻撃を心配して、名残を惜しみつつ鞍岳下山を開始したが、すでに落雪攻撃は始まっていた。落雪攻撃もあったが、プラスして靴底に雪が張り付いてきた。

途中で登山者ひとりとすれ違った。

途中の桜の木が植えてあるあたりでアイゼンを外した。上の方は冬っぽい雰囲気だったが、このあたりは初春の雰囲気で日差しが暖かかった。

パノラマコースの登山口で水筒に入れて来た麦茶で水分補給。今回は水は飲まないだろうなと思ったが、その通りで山頂でボトルに入れてきたコーヒーを飲んだ以外の水分補給はここが初めて。しかも、別に水が飲みたいと言うわけでなく、ここで飲まないと持ってきた麦茶がまるまる残ってしまうので飲んだ。キンキンに冷えた麦茶がうまかった。

途中に上の方へ伸びるコンクリートの簡易舗装の林道。この林道を登ると治山工事していた場所に出るのだろう。

下から上ってくる林道が伏石登山口と赤崩登山口へ分かれるY字路のあたりの植林が伐採されていた。

登山口手前の路面の雪はすっかり融けていた。登山口から先の林道は朝に来たときはチェーン無しでは上がれる雰囲気は無かったが、この時は上がっていけそうな感じだった。

今回はほぼ無風で登りやすく、山頂でものんびり出来た。風があったら山頂ではあれほどのんびり出来なかっただろう。

コースタイム

トラックログ

※ 今回からトラックログの取得はAQUOS sense4(SH-M15)を使用。前のスマートフォンよりもGPSオンからの測位が早くて便利になった。OSはandorid 10になったがストレージの権限による制約が厳しくなったため今で使っていたYamaNaviが使えなくなり山旅ロガーGOLDを使用。

駐車スペースには6台車が停っていた。朝に自分の車の両脇に停っていた車はすでに居なくなっていた。

14:29に伏石登山口そばの駐車スペース発。

下の方の2箇所に2台車が停っていた。自分が登った後に伏石登山口の駐車スペースが一杯になったのだろう。

四季の里 旭志のキャンプ場ではテントが2つ張られていた。

14:33に四季の里 旭志着。走行距離54.9km、燃費19.0km/L、平均車速34km/h、走行時間1:38、EV走行距離25.6km(47%)、航続可能距離679km、外気温6度。

以前に叔父2人と鞍岳に登ったことがあるが、その2人に鞍岳の山バッジをプレゼントしようとして買いに寄ったのだがなかった。仕方ないので手ぬぐいを購入。支払いの時に山バッジのことを聞いてみたが、売り切れてしまって、作る予定もないとのこと。

14:54に四季の里 旭志発。

菊池方面に行くならと道の駅での買い物を頼まれていたので道の駅 旭志へ。

15:08に道の駅 旭志着。走行距離64.3km、燃費20.8km/L、平均車速34km/h、走行時間1:52、EV走行距離28.5km(44%)、航続可能距離663km、外気温10度。高度106m。15:26発。

次は柿の寿司本舗へ。ここには年末以来行く機会が無かった。

途中で見えた阿蘇山の噴煙は風が無いためたなびいておらず、山の上にシュークリームのようにのっかっていた。

15:42に柿の葉寿司本舗着。走行距離73.9km、燃費21.9km/L、平均車速34km/h、走行時間2:10、EV走行距離34.1km(46%)、航続可能距離657km、外気温11度。高度87m。

柿の葉寿司、棒寿司(穴子、鰆)を購入。

16:06に柿の葉寿司本舗発。

16:23にハンズマン 菊陽店22.0着。走行距離81.1km、燃費22.0km/L、平均車速33km/h、走行時間2:29、EV走行距離37.8km(46%)、航続可能距離646km、外気温12度。高度92m。16:35に発。

この後はアンビー熊本とリーズナブル(園芸店)に寄る予定だったが、遅くなったのでリーズナブルはパスすることにした。

16:49にアンビー熊本着。走行距離86.0km、燃費86.0km/L、平均車速32km/h、走行時間2:43、EV走行距離40.5km(47%)、航続可能距離639km、外気温11度。高度94m。

ナーセリーズgnで斑入りのジンチョウゲ、ゲラニウム、黄花のシランを購入。シランに黄花があるとは知らなかった。おそらく普通のシランの近縁種だろう。ゲラニウムは「ゲラニウム ビジョン ライトピンク」と表記してあったが、ゲラニウム・サンギネウムのピンクの花色の種類らしい。

17:10にアンビー熊本発。

農業公園方面へ向かうと退勤ラッシュにぶつかるので合志川の方へ抜けてから裏道で国道208号へ出た。合志川へ抜ける途中で見えた鞍岳は雪が融けてしまったようで、白くなかった。まだ退勤ラッシュには早かったようで反対車線も空いていたが、裏道の方はそれなりに走っている車が居た。

18:15に自宅着。走行距離123.1km、燃費24.2km/L、平均車速32km/h、走行時間3:49、EV走行距離66.1km(54%)、航続可能距離607km、外気温10度。車の総走行距離29,961km。

今回は久しぶりに運転時間より山での行動時間の方が長かった。

TOP