涌蓋山

涌蓋山登山者駐車場〜小国登山口〜涌蓋山〜小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場 2019/12/28

12/28(土)

車に荷物を積むために外に出ると星が出ていた。明るい星は見えるもののクリアに見えないのでほんの少しガスっているようだ。

車のガラスは霜が降りていたので解氷スプレーで溶かした。前回の五家原岳・中岳に行ったときの朝は露が凍っていたので解氷スプレーは効果がなかったが、霜だとさすがに効果があり、すぐに溶かすことが出来た。

5:45に自宅発。外気温0度。航続可能距離807km。

山鹿市に入ったあたりで空が白みはじめてきた。先月に角埋山に行ったときに阿蘇山の噴煙が上がっているのが見えたあたりでは噴煙が見えなかった。今日は噴煙が上がっていないのかと思ったら、七城を過ぎて菊池に入ったあたりで、低くたなびいている噴煙が見えた。

国道387号の路面はいつもはだいたい乾いているので凍結の心配はほとんどしなくて良いのだが、この日は兵戸トンネルの手前で1箇所、先で2箇所ほどほんの少しだけ路面が濡れている場所があった。トンネルの先の1箇所目の手前で路面が濡れているのに気付いてブレーキを踏んで減速したが、通過のときにスリップ表示灯が点滅したので軽く凍結していたらしい。

7:14に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離60.4km、燃費20.2km/L、平均車速40km/h、走行時間1:30、EV走行距離30.0km(50%)、航続可能距離720km、外気温-2度。高度356m。

気温が低いので食べておかないと身体が持たないと思ったので軽く食事。

7:22に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

小国に入ったあたりから霜で地面や道沿いの木々が白くなっていた。ガスも少し出てきたので、この先からわいた温泉郷の手前まではガスっている良くあるパターンかと思ったが、杉ノ平トンネルを越えたあたりからはガスっていなかった。

杉ノ平トンネルを通りすぎたあたりで涌蓋山が見えたが、逆光気味で上の方に霧氷が出来ているかはわからなかった。

最近は往路で道の駅 小国は寄らないが、寒さでトイレが近くなるかもと思って寄ることにした。

7:42に道の駅 小国着。走行距離74.4km、燃費20.6km/L、平均車速40km/h、走行時間1:51、EV走行距離36.6km(49%)、航続可能距離693km、外気温-3度。高度430m。

外トイレが新しくなっていた。前は寒いときに行くと寒々しさを倍増させるコンクリートの建物だったが、新しいトイレは壁が木で暖かみを感じるものになっていた。木が使われているあたりが小国らしい。

7:51に道の駅 小国発。

木魂館を過ぎたあたりで涌蓋山が見えたが、逆光気味で霧氷があるかはわからなかった。でも、ライブカメラで昨日見た牧ノ戸峠や長者原からの三俣山あたりは白かったし、 気温が低いから霧氷はあるだろう。

毎度の事だが、下の国道は気温が低いが、わいた温泉郷に上がると少し気温が上がった。国道のあたりは地面や木々が霜で白かったが、上っていくと霜が無くなっていった。国道のあたりで気温は-3度、温泉郷あたりで-1度だった。

8:10に涌蓋山登山者駐車場着。走行距離86.7km、燃費19.2km/L、平均車速40km/h、走行時間2:11、EV走行距離40.6km(47%)、航続可能距離677km、外気温-2度。高度853m。

涌蓋山登山者駐車場〜林道出会〜小国登山口

出発前に車中で軽く食事。

家を出るときに防寒用の肌着を着こみ、その上にフリースの長袖シャツとズボンを履き、その上にフリースのプルオーバーを着こんで来た。出発前に冬用のハードシェルのジャケット、ビブパンツを着た。ズボンの上にはロングスパッツを着けた。ズボンは今年の2月に涌蓋山に登ったときに引っ掻けて破いた箇所をリペアテープで直してある。リペアした部分が意外と目立つがロングスパッツを着けると丁度隠れる。布地が弱って来ているようだし、リペア跡が目立つので、新調しようかとも思っていたが、スパッツで隠れるので、もう少しボロくなるまで使おうと思う。帽子は耳あて付の防寒キャップを着けた。手袋は親指以外の指先部分がカットされているが、カット部分はカバーをかけてミトンとして使えるフリースのものを着けた。

出発準備をしているとシカの鳴き声が聞えてきた。道を挟んで駐車場の反対側の植林地あたりに居たようだが、姿を見ることは出来なかった。

簡易舗装の牧道を少し歩いてカーブにさしかかったところで違和感を覚えた。カーブのところをまっすぐ気味に上がっていく道にゲートがあった。記憶では少し歩いてからゲートを越えたはずだが、まっすぐ気味に上がっていく道は登山道とは違う。カーブのところには「涌蓋山登山道」の看板があるのでそれに従ってカーブを曲がって進んだ。牧道の次のカーブにゲートがあった。どうやらゲートの場所を動かしたようだ。

牧野に入ると霜柱が立っていた。風がそよそよと吹いていて少しだけ寒い。涌蓋山は上の方が霧氷で白くなっていた。

牧野の途中からは万年山が良く見えた。

牧野を登っているうちに汗ばんで来た。ジャケットのベンチレーターとズボンのサイドジッパーを全開にした。それで下半身は丁度よい感じになったが、上半身はまだ暑いままだった。さらなる対処は林道に着いてということにして、ペースを落としてゆっくりと登っていった。

牧野の上の方で振り返ると津江の山々が一望できた。

林道出合いで少し休憩。ここで服装の見直しと軽く食事。フリースのプルオーバーを脱いだ。2月に涌蓋山に登ったときも途中でプルオーバーは脱いだので、フリースの長袖シャツ+防寒肌着の時はフリースのプルオーバーは着ない方がよさそうだ。ジャケットのインナーのベンチレーターを全開にした。ジャケットはしばらく使っていなかったのでインナーにもベンチレーターがあることは忘れていた。思ったより寒くなく、防寒キャップでは暑いのでフリースのヘッドバンドと普段かぶっている帽子をかぶった。手袋はミトンから普通のフリースの手袋に交換した。

林道は風がなく、思っていたほど寒さを感じなかったので、歩き出してからすぐにヘッドバンドは外した。

小国登山口〜涌蓋山

登山道の入口には前には無かった立て札があった。それには「お知らせ・注意喚起 この歩道は、『歩道管理者のいない自然発生的な歩道』です。安全に歩行できない可能性があります。立ち入りは自己責任でお願いします。 立ち入られる場合は安全に十分注意し、決して無理な行動はされないようにしてください。 Caution The area beyond this sign is NOT PART OF THE OFFICIAL TRAIL SYSTEM. It is not maintained for safety. We cannot be held responsible for accsidents. 熊本森林管理署 Kumamoto District Forest Office」と書かれていた。自然発生的な歩道だとは知らなかった。そのわりには登山道の入口のところには木段があったりするし。

下の方はそれほどでもなかったが、登っていくと霜柱が立っていて、上の方の低木帯は場所によってはかかとあたりまである巨大霜柱となっていた。更に上がると土がカチカチに凍った場所がところどころにあった。斜度がそれなりにあるので復路では軽アイゼンを着けた方が良いかもと思わせるような状態だった。

低木帯を抜けると霧氷地帯になっており、これが山頂まで続いていた。だいたい1,300mあたりから上に霧氷が付いていたようだ。

登っていくとやがて鞍岳が見え始めた。さらにあがると女岳の斜面の後ろに阿蘇山が見えてきた。噴煙は上がっているが、以前程は上っていないようだ。牧野から見えた万年山はテーブル状の特徴が目立っているが、このあたりまで来ると万年山は緩やかな丘のように見える。

阿蘇おぐにウィンドファームの風車は5基のうち1基しか回っていなかった。この様子だと涌蓋山の上の方も風はなさそう。

写真を撮りながらゆっくり歩いて、山頂へ到着。まずは、頂上付近をウロウロして展望を楽しんだ。この日は英彦山方面の展望は無かったが、九重山、由布岳、飯田高原方面の眺望はまずまず。崩平山から連なる山並みの端に三角形のピークがあり、少し気になったので帰ってから調べてみた。万丈塔という1,190mの山で登れないこともないらいしいが藪漕ぎが必要なようだ。

展望を楽しんだあとは九重山を眺めつつ、軽く食事。少し風があり、寒くはあるが、食事をする気が起きなくなる程は寒くはなかった。涌蓋山の九重山側の斜面は霧氷が付いていないが、左下の方に1箇所だけ霧氷が付いている場所があった。多分、そこは風の通り道になっているのだろう。九重森林公園スキー場の駐車場に停められた車が光っていた。埋まっているのはメインの駐車場の半分位のようだ。

涌蓋山〜小国登山口

もう少しゆっくりしたかったが、体が冷えてきたので下山開始。下山したら温泉だ。下に見えるわいた温泉郷の湯煙が誘っている。

12時前に牧野まで降りたかったが、小国登山口の手前で12時のチャイムのエーデルワイスが聞えてきた。

小国登山口までの道は登ってきたときと同じような状態だった。登りではカチカチに凍ったところは、帰りは軽アイゼンを着けた方が良いかと思ったが、アイゼン無しで下ってくることができた。

小国登山口〜林道出会〜涌蓋山登山者駐車場

林道の途中の見通しが良い場所で見えている山が少し気になったのでスマホのアプリで調べた。もしかしたら、亀石山と思っていたが、正解だった。その右隣のやや低いピークが湯ノ見岳で、反対側のゆったりした感じの山は吉武山。

林道は意外と暖かかった。多分0度前後だろう。霜柱が溶けてぐちゃぐちゃかと怖れたが、上の方はまだ溶けおらず、下の方に降りていくと溶け出しており、ぐちゃぐちゃになりかけていた。

下りでは元のゲートがあったと記憶している場所あたりを見てみた。ゲートがあったと思われる場所には穴を掘ったような跡があった。

駐車場で防寒用の肌着を脱いだ。豊礼の湯に寄るつもりなので、温泉に入るついでに着替えればよいのだが、土曜なので温泉は混んでいるかもしれず、その場合はパスしようとも思っていたので駐車場で着替えておくことにした。

冬は荷物が増え、増えた重量の分余計に疲れる。ジャケットが古いもので、これが重いのが一番の原因。フリースのインナー込で3kgくらいある。新しいものを買えば、もっと装備を軽くできるのだろうが、使えるうちは使おうと思う。

今まで涌蓋山に登りに来て、他の登山者に会わないということは無かったが、今回は他の登山者に会わなかった。

コースタイム

トラックログ

12:55に涌蓋山登山者駐車場発。

13:10に豊礼の湯着。走行距離88.7km、燃費18.9km/L、平均車速36km/h、走行時間2:26、EV走行距離41.4km(47%)、航続可能距離670km、外気温6度。高度719m。

土曜なので混んでいるかと思ったが、着いてみると平日より停まっている車が少し多い程度だった。

風呂に行くと脱衣所に利用者がひとりいたが、入れ替わりで出ていった。おかげでずっと貸し切り状態で入浴できた。停まっている車はいつもより多いが、家族湯の利用者ばかりのようだ。湯加減が丁度良かったので、長湯をしたかったが、帰路のことを考えて切り上げた。冬は朝が寒いので早い時間に出発するのが億劫になるが、今後はあと1時間は早く出発した方が良さそうだ。

13:54に豊礼の湯発。

14:02に岡本とうふ店着。走行距離93.8km、燃費19.3km/L、平均車速36km/h、走行時間2:35、EV走行距離44.0km(47%)、航続可能距離660km、外気温7度。高度599m。

前回は伐株山に登った後に寄り、水曜で定休日だったので失敗した。まずは、豆乳ソフトを食べた。寒い時期ではあるが風呂上がりのソフトクリームはうまい。豆腐、ざる豆腐、あげ豆腐を購入。

14:14に岡本とうふ店発。

14:25に道の駅 小国着。走行距離103.1km、燃費20.3km/L、平均車速37km/h、走行時間2:49、EV走行距離50.6km(49%)、航続可能距離645km、外気温8度。高度432m。

最近では復路でここの道の駅にはあまり寄らなくなったが、往路でトイレを借りているので、買い物をしようと思っていた。高菜漬けを購入。

14:34に道の駅 小国発。

14:53に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離117.2km、燃費21.2km/L、平均車速37km/h、走行時間3:08、EV走行距離59.3km(51%)、航続可能距離633km、外気温9度。高度350m。

猪肉、わさび漬け、柚子胡椒、かぼすちゃん、ゆずちゃんを購入。かぼすちゃんとゆずちゃんは、それぞれかぼすとゆずのジュースで大分方面に来たときにはたまに買っている。

15:12に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

16:52に自宅着。走行距離179.3km、燃費24.0km/L、平均車速37km/h、走行時間4:49、EV走行距離96.5km(54%)、航続可能距離589km、外気温17度。車の総走行距離24,818km。

TOP