杵島岳・往生岳
草千里駐車場〜杵島岳〜往生岳〜草千里駐車場 2019/10/1010/10(木)
6:29に自宅発。外気温13度。航続可能距離710km。
かなり涼しくなってきた。にもかかわらず、今年はツクツクボウシがいつもの年より遅くまで鳴いているように思う。7日にはクマゼミも鳴いていた。8月後半の天気が不順だったせいだろう。
国道208号で日産のサニーの後ろについた。サニーってもう販売していないよなと思ったので帰ってから調べたら、国内販売は2004/10/31で終了していた。大事に乗っている人がいるのだね。
辰頭温泉のあたりの田ん圃の中を走っているときに阿蘇の噴煙が見えた。結構高く上がっていた。
この時間の県道341号、30号はJT、セミコンテクノパークのあたりで混みそうなので合志川沿いの道を通って国道325号へ向かうことにした。最初は合志川沿いの道で325号へ直に出ようかと思っていたが、途中で右折して、道の駅 旭志で休憩を入れることにした。
7:12に道の駅 旭志着。走行距離31.8km、燃費23.0km/L、平均車速37km/h、走行時間0:52、EV走行距離17.5km(55%)、航続可能距離690km、外気温13度。高度109m。7:27発。
国道325号は国道57号の手前までは混まないだろうと思っていたら、少し混んでいた。流入してくる車が多いようで交差点があるところでの信号待ちが多かった。57号を越えたらすくだろうと思ったが、国道443号のケヤキ並木までは混んでいた。
国道325号、国道443号には街路樹としてケヤキが植えてある。ケヤキと言えば、黄葉がきれいな印象があるが、ここのケヤキはきれいに黄葉しているのを見たことがない。今回も同様で茶色い枯葉のような感じになっていた。どうしてかなと考えてみたら車の排気ガスの影響のようだ。
空港の近くを通らなくて済むのでそちらの方がすいているかと思い、県道36号から家畜市場の方へ左折。裏道として地元の車が利用しているようで、そこそこ車が走っていた。前にここを通ったときに道を間違え東海大学のあたりに出たことがあったので、無難に他の車に着いていったら、ジョイフルのあたりに出た。後で地図を見たら、途中で右折したところを右折せずにもう少し先まで直進した方が良かったようだ。
空港の裏あたりで俵山の風車が見えた。13基ほど見えたが、うち1基はブレードが無い状態だった。地震の後に西原村側の10基は修復、南阿蘇村の3基は解体で10基しか無いはずだが、見間違えだろうか。
県道28号の俵山トンネルルートは9/14に全線開通になっている。地震後の衛星写真を見たときは道路がボロボロに崩壊していたのでこんなに早く復旧するとは思っていなかった。全線開通以降に初めて走った。迂回路を通行しているときは、迂回路のわりには結構きちんとした道だったので、そんなに不便だとは思わなかったが、走ってみるとやはり迂回路より便利だと感じた。
8:17に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離65.7km、燃費22.8km/L、平均車速38km/h、走行時間1:43、EV走行距離32.9km(50%)、航続可能距離655km、外気温14度。高度424m。8:27発。
途中の田ん圃で猛禽の鳥除けのカイトがあった。去年に湯ノ丸山・烏帽子岳に登ったときに東御市で見た時には、九州では見たことがないと思いながら眺めていたけど、九州で初めて見た。
草千里展望所の駐車場と草千里駐車場のどちらに停めるか迷ったけど、草千里駐車場が既に開いていたので草千里駐車場の方へ。
8:53に草千里駐車場着。走行距離84.8km、燃費20.1km/L、平均車速39km/h、走行時間2:09、EV走行距離38.6km(45%)、航続可能距離627km、外気温16度。高度1157m。
草千里駐車場〜杵島岳
駐車場から少し歩いたところでとズブロッカを思わせるような香りを感じた。実際には牧草に混じっているバニラグラスと言う草の匂いで、この草にズブロッカに使われているバイソングラスと同じクマリンという成分が含まれているらしい。牧草地でたまにこの香りを感じることがあるが、その度にズブロッカを飲みたいと思っていたが、3ヶ月ほど前に売っている場所を見つけて、家の冷凍庫で冷やしてある。今夜はズブロッカを飲もう。
駐車場からは舗装された遊歩道で道の脇にはポツポツとゲンノショウコやアザミが咲いていた。
途中から道は階段で展望が開け出した。金峰山、二ノ岳、三ノ岳の方向を見ると雲仙が上の方だけ見えていた。
草地のあたりはリンドウ、ヤマラッキョウの花が咲いていた。
始めは階段を一段ずつ登っていったが、歩幅が合わずにペースが乱れるので、傾斜の緩い所だけ一段飛ばしでゆっくりと登っていった。階段は3ヶ所ほどあった。
登るに連れ展望が開けるのだが、烏帽子岳の左の奥の方の山はくっきりと見えるが、鞍岳は霞んで見えなかった。往路での車を運転しているときに泗水のあたりでは鞍岳もくっきりと見えていたのだが。鞍岳の方に噴煙がたなびいていっているようだ。色が違うものの、霞み方は黄砂のような感じ。
3つ目の階段でシャツをロールアップして腕まくり。今回は家を出る段階で気温が低めの時の服装でないとダメかと思っていたが、思っていたほど気温が低くないので薄手のズボンと夏用の長袖シャツでちょうど良かった。
山頂からは久住山、涌蓋山、万年山、英彦山などが見えた。他にはピークが分かりやすいところでは諸塚山、大仁田山、黒岳、向坂山、国見岳などが見えた。涌蓋山、大仁田山、俵山の風力発電の風車も見えた。猟師山の左に煙が見えたが八丁原発電所の蒸気だろう。
山頂で軽く食事。食事をしている間に鞍岳、津江方面の山がうっすらと見えるようになってきた。
スマートフォンで展望図を見ていると画面に火山灰が落ちてきた。口の中も少しジャリジャリした。カメラのオンオフスイッチも少し引っかかるような感じになってきた。そんなに降っているように見えないが、空中には細かい粒子がかなり漂っているようだ。
杵島岳〜往生岳
杵島岳の下りの途中から道はふくらはぎ位までの草丈の中の歩幅ほどの踏み跡となった。往生岳の登りは少し直登気味の道で、そのせいか踏み跡が雨でえぐられたようになっていた。そのせいで場所によっては両側の草丈は場所によっては膝上くらいまでになった。晴れているので踏み跡は容易に分かったが、ガスっているときはやめておいた方が良さそうな道だった。
杵島岳からの下りの途中から往生岳の登りでは米塚とその後ろに鞍岳が見えるようになった。中岳方向も良く見えた。
杵島岳から下りきって、目の前に見えるピークへ登っていって、さあ着いたと思ったら山頂を示す標識も何もなかった。地図を見てみると往生岳はこの先でしかも登りきったピークより低いところだった。
時々、ヘリコプターが飛んでいた。中岳の火口が規制中で立ち入り禁止なので火口を見るための遊覧ヘリコプターの利用が結構あるようだ。
途中で赤トンボを1匹だけ目撃。もう少し見かけても良さそうだが、台風の風でどこかに飛ばされたか、里に降りたかだろう。他にはアゲハチョウがちらほらと飛んでいた。
目の前に岩が縁になった穴が開いていた。ここも火口なのだろう。その穴の縁にある道からは高岳、中岳、烏帽子岳、そして登って来た杵島岳が良く見えた。
往生岳山頂は小さなプレートと三角点の標識があった。三角点があるからここが山頂として扱われているようだ。伐株山とかと同じパターンだ。地形から見ると手前にあった高いピークを往生岳と言っても良いのだろう。
山頂からは阿蘇市側のカルデラが良く見えた。阿蘇カルデラを見るのにここは一番かも。杵島岳からは見えなかった傾山、障子岩が根子岳の左側に見えた。
歩いてきて暑くなってきたので山頂で長袖シャツを脱いでTシャツに。
往生岳〜草千里駐車場
往生岳から登ってきた道を戻り杵島岳の鞍部まで来たところ左方向へ向かう踏み跡があった。地図だと杵島岳に登り返した所に道があるが、登り返すのは面倒だし、踏み跡があるのなら通れるだろうということで行ってみることにした。途中から草丈が膝くらいまであるものの、踏み跡は分かりやすかった。
途中に低木が生えている場所があって、そこにひとつだけ赤テープが木に付けられていた。そこから少しだけ登るのだが、どこを登るのだろうかと思っていたら、前から登山者がやって来た。上からも道が分かりにくいようで、どう降りるのか聞かれたが、こちらはその登山者が来てくれたおかげでどこへ登れば良いのか検討がついたのでその登山者の所まで登っていって少し話をした。烏帽子岳の方から来たそうで、往生岳に向かうそうだ。目の前のピークが往生岳でなく、踏み跡をたどればその先に標識があるということを話し、この先の道について聞いてみた。これから自分が向かっていく方にも踏み跡はあるということだった。思い返してみればここが今回のルートで一番分かりにくい場所だったので、お互いに丁度良いところで出会えてよかった。
やがて、本来の道に合流。道は広くなりわかりやすくなった。ただし、草丈が背の高さくらいの場所もあった。杵島岳の東側となるが、ここも火口のようでその縁に道が通っていた。火口の中はミニ草千里と言った感じの場所になっていた。
やがて道は舗装道へとたどり着いた。ほんの少し歩くと古御池火口群という文字と方向を示す矢印が書かれた標識があった。
ここから草千里までは舗装道だった。歩いていくと道の正面に金峰山、二ノ岳、三ノ岳、その向こうに山頂の方だけの雲仙が見えた。
途中からは往路で使った道となり、そこから15分ほどで草千里に到着。この間に登山者二人とすれ違った。
今回のコースは阿蘇山の火口の多さと阿蘇市側のカルデラの雄大さを実感できる良いコースだった。
気付いてみれば、阿蘇五岳の中でで今まで登ったことがなかったのが杵島岳で今回登ったことで阿蘇五岳は全て登ったことになる。
コースタイム
トラックログ
車に戻ってくるとフロントグラスに火山灰が積もっていた。後日(10/15)に車のエアコンのフィルターを換えたがフィルターにも黒い火山灰が付いていた。
山バッジを探して草千里の売店を端から見ていった。鞍岳の山バッジと同じところが作っている阿蘇山の山バッジがあるということはわかっていた。これを火山博物館のある建物の1Fの売店で見つけて購入。火山博物館の反対側の端の売店で杵島岳、烏帽子岳、阿蘇山の山バッジを発見。阿蘇山の山バッジはケースに入っているとは言え高かったので買わずに杵島岳、烏帽子岳のバッジを購入。九州の山の山バッジでピッケルをデザインするのはおかしいと思ってるのでピッケルが絵柄に入ったのは買うまいと以前から思っていた。あとで買った山バッジを見てみたら絵柄にピッケルが入っていた。山の形と添えられている花のデザインしか目がいっておらずに失敗した。
熊本地震後に草千里展望台には一度も行っていないので歩いて行ってみた。展望台から道を挟んで反対側の部分にあった駐車場は崩落したとは知っていたが、そこにあった駐車場は復活はしていなかった。多分、このまま復活しないのだろう。展望台側の駐車場は地震前とかわらないような感じだった。駐車場は変わらない感じだが、展望台にはデッキが2つほど作られていた。
草千里の駐車場の車はわナンバー率が高かった。阿蘇周辺は注意して走らねばと再認識。
13:12に草千里駐車場発。
途中の御竈門山の登山口の近くで車のスピードを落として様子を見てみたが、誰も登る人が居ないようで草が生い茂っていた。山体が崩れたのだから当然か。
13:40に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離103.5km、燃費23.0km/L、平均車速39km/h、走行時間2:39、EV走行距離51.0km(49%)、航続可能距離595km、外気温25度。高度420m。
モンベルで薄手のズボンを買おうと思っていたのだが、時期が遅くて薄手のものはおいてなかった。買いに来るなら夏前に来るべきだった。
いつものごとく湧き水を汲んだ後に売店でお買い物。
14:10に道の駅 あそ望の郷くぎの発。
6/27に南阿蘇ホリデーパークという施設がオープンしたそうなので寄ってみることにした。
14:18に南阿蘇ホリデーパーク着。走行距離108.9km、燃費23.6km/L、平均車速39km/h、走行時間2:48、EV走行距離54.7km(50%)、航続可能距離592km、外気温25度。高度440m。
物産館は九州各地の特産品をおいているためか、阿蘇近辺の物産がすこし少なめな感じ。お食事処が食欲をそそる匂いを発していた。
14:30に南阿蘇ホリデーパーク発。
14:42に萌の里着。走行距離117.6km、燃費24.1km/L、平均車速39km/h、走行時間3:00、EV走行距離58.3km(50%)、航続可能距離583km、外気温26度。高度292m。14:54発。
15:00にプレーリーハウス着。走行距離121.1km、燃費24.6km/L、平均車速39km/h、走行時間3:07、EV走行距離58.9km(48%)、航続可能距離580km、外気温27度。高度171m。
フッキソウ、キジチョウソウ、ヤブコウジ、セキショウ、シクラメン・グラエカムを購入。フッキソウは斑入りもあったけど、斑入りは落ち着きがない感じになるのであえて斑無し。キチジョウソウは斑無しだとちょっと見が雑草っぽく見えるのでこちらは斑入り。シクラメンは原種がおいてあるのを最初見たときは、どうせヘデリフォリウムだろうと思ったら、グラエカムだった。ヘデリフォリウムも売っていた。グラエカムは一株家にあるけど、買ってきた時から調子が悪く花が咲かないので、開花している株を売っていたので買った。
15:17にプレーリーハウス発。
15:36に柿の葉寿司本舗着。走行距離130.1km、燃費24.8km/L、平均車速37km/h、走行時間3:39、EV走行距離63.5km(49%)、航続可能距離577km、外気温28度。高度88m。15:43発。
16:00にハンズマン 菊陽店着。走行距離137.4km、燃費25.1km/L、平均車速36km/h、走行時間3:46、EV走行距離67.6km(49%)、航続可能距離574km、外気温28度。高度88m。
斑入りの竜のひげ、葉色がライムのアジュガ、原種チューリップの球根を購入。
16:14にハンズマン 菊陽店発。
道の駅 旭志で肉を買ってくるように頼まれていたので道の駅 旭志へ。
国道57号から国道325号へ曲がるところの信号は毎度待たされて面倒くさいなと思いつつ走っていたらセミコンテクノパークの方向を示す標識があったのでそちらへ左折。
左折したあたりから走り屋風の車が後ろに付いたなと思っていたけど、県道30号を経て、国道325号へ入って少し走ったところで追い越された。痛車だった。走り屋風の車だったからまさか痛車だとは思わなかった。熊本ではじめて痛車を見た。
16:35に道の駅 旭志着。走行距離149.1km、燃費25.2km/L、平均車速36km/h、走行時間4:08、EV走行距離73.9km(49%)、航続可能距離569km、外気温26度。高度109m。16:47発。
卵を買ってきてくれとも頼まれていたのでコッコファームへ。
16:51にコッコファーム着。走行距離151.2km、燃費25.4km/L、平均車速36km/h、走行時間4:13、EV走行距離75.3km(50%)、航続可能距離556km、外気温26度。高度96m。17:05発。
17:16にコメリ 菊池店着。走行距離156.4km、燃費25.8km/L、平均車速35km/h、走行時間4:25、EV走行距離79.4km(51%)、航続可能距離562km、外気温26度。高度46m。
9月に九重山に行った帰りにスイレン栽培に使うための角形タライを買ってきたが、そのタライを設置するにあたり、タライの下に敷く為と、庭の踏み石がわりに使うためのレンガの類にどのようなものがあるか見るために来た。ペイビングストーンという商品名で売られいたレンガ風のコンクリートが安いのでこれを使おうかと思った。今回は必要な個数を把握してきていないので見ただけ。
17:27にコメリ 菊池店発。
17:49にマックスバリュ 山鹿店着。走行距離165.4km、燃費26.0km/L、平均車速35km/h、走行時間4:42、EV走行距離84.5km(51%)、航続可能距離556km、外気温25度。高度43m。
車の保険の引き落としのために銀行口座間のお金の移動が必要だったので寄ったのだが、そのついでに買い物。夕方なのでやはり混んでいる。レジで前に並んでいたおじさんが自分は買うものが多くて時間がかかるのでと言って順番を譲ってくれた。世の中には親切な人がいるものだ。
18:02にマックスバリュ 山鹿店発。
18:48に自宅着。走行距離191.0km、燃費26.8km/L、平均車速35km/h、走行時間5:29、EV走行距離102.0km(53%)、航続可能距離538km、外気温22度。車の総走行距離23,572km。
前回の伐株山ではメモ代りにスマートフォンで撮っていた写真がそっくりその日のものだけ消えていた。今回は写真のファイルが存在することを確認してから、PCに転送したが、ファイルが壊れていた。写真はマイクロSDカードに保存するようにしている。PCでマイクロSDカードのエラーチェックでもしてみるかと思ってやってみたら、書き込み禁止になっていてエラーチェックが出来なかった。調べてみるとSDカードが劣化して寿命になると書き込み禁止になるらしい。安いものを使っていたが、たいして使っていないうちに寿命になってしまった。安物ではダメだと思い、さっそくamazonでサンディスクのマイクロSDカードを注文した。サンディスク、東芝あたりはニセモノが結構出回っているらしい。amazonあたりでもマーケットプレイスの業者の「平行輸入品」、「海外パッケージ」とか書かれている商品はヤバいのが混じっているかもしれないので、amazon本体が販売しているものを選択。後日、このマイクロSDカードと交換して使ったが、不具合は解消された。ディーラーで車のエアコンのフィルターをそろそろ換えた方が良いと言われていたので、一緒に注文した。