三尖・黒岳・親父山・障子岳

三尖登山口〜三尖〜黒岳〜親父山〜障子岳〜親父山〜親父山登山口 2019/5/2

昨年に赤川浦岳から見た黒岳の斜面がアケボノツツジでピンクに染まっているのを見たときにアケボノツツジの季節に黒岳に登りたいと思っていた。というわけで今回はアケボノツツジを見るために黒岳に上りに行くことにした。本当は4/28に行こうと思っていたが、どうやらアケボノツツジは見頃にはあと少しのようだったので今日まで伸ばした。

5/2(木) [国民の休日]

ゴールデンウィークは混むのでなるべく出かけたくない。とは言え花は祝日、休日に関係なく咲く。アケボノツツジの花を見るには丁度良さそうなので出かけることにした。今年のゴールデンウィークは5/1が新天皇の即位のために祝日となり(ちなみに今年だけの祝日で、10/22(火)も即位礼正殿の儀で今年だけの祝日となる)、土日を含め4/27から5/6までの10連休となので混雑具合が心配ではある。

4/29昭和の日
4/30国民の休日
5/1即位の日
5/2国民の休日
5/3憲法記念日
5/4みどりの日
5/5こどもの日
5/6振替休日

荷物を車に積むために外に出ると霧。星は全天で2つほど見えた。

4:31に自宅発。外気温13度。航続可能距離354km。

家の方は濃霧で車のスピードが出せないので到着時間が遅れるなと思っていたが、菊池川を渡ると霧が薄くなった。霧は菊陽町で一部濃いところがあったが、他は薄い場所ばかりで、大幅なスピードダウンは強いられなかった。

南阿蘇トンネルを抜けて走っていると仮設トイレの案内が出ていた。「仮設トイレを設置しなければならないほど渋滞するの? 帰りはどうしよう」と少しビビった。仮設トレイの案内は道の駅 あそ望の郷くぎのまでに2ヶ所あった。

道の駅 あそ望の郷くぎのの手前で自宅を出るときにトリップメーターをリセットしていないことに気付いた。道の駅でリセットしよう。

休憩のために左折して道の駅 あそ望の郷くぎのに入った途端に「なんじゃ、こりゃ」と思った。6時前なのに駐車場が車で一杯だった。とりあえず、下の駐車場に行ってみたが、停められそうにないので上の駐車場に戻って停めた。下の駐車場も良く探せば空きはあったのだが、空きがないと思わせる程車で埋まっていた。上の駐車場、下の駐車場あわせて、たいだい駐車場の7割くらいは埋まっていた。連休なので車中泊の車が停めているようだ。

5:57に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離65.1km、燃費24.0km/L。走行時間1:27。

いつもは帰りにここで湧き水を汲むが、朝でこの状態だと昼には車を停められないかもしれないので、湧き水は帰りに池の川水源で汲もうかと思った。でも、池の川水源も先客がいるときがあるから、今なら待たないで汲めるのでここで汲んでおくことにした。

6:08に道の駅 あそ望の郷くぎの発。

県道39号にも仮設トイレの案内があった。帰りの渋滞がかなり心配。

国道325号の高森町の手前の追越禁止区間で前の車に合わせて、お巡りさんがいたら少し困ったことになる速度で走っていたら、追い抜きをしていくお馬鹿さんがいた。しかも2台も。

普段の平日だったら、前を走っている車はほぼいないことが多いが休日とあって、ループ橋手前あたりでに車5台ほど前を走っていた。こちらは県道8号へ曲がったが、他は直進して高千穂方面に向かっていった。

県道8号のトンネルを抜けたあたりでシカ1頭に遭遇。

県道8号で田原の集落を抜けたあたりでセダンの後ろを走るようになった。車間をとって走っていたが、三秀台のあたりで速度を落としたようで車内の様子が見えたが、4人くらい乗っている。祖母山の北谷登山口へ右折する手前でさらに速度を落としたのでナンバープレートが見えたが大分ナンバーのわナンバーだった。レンタカーで4人乗車だと登山者だろうと確信したが、やはり北谷登山口の方へ右折した。右折の手前で後ろからも車がやって来たが、この車も右折した。こちらは親父山に行くので森林基幹道 親父山・五ヶ所線に入るために県道から右折した後にさらに右折したが、前後の2台はそのまま直進して北谷登山口の方に進んでいった。連休でこの時間だとまともな駐車スペースには停められないのではと他人事ながら心配になった。

林道の途中でヤマドリのつがいと遭遇。

赤川浦岳の登山口には車が1台停まっていた。

途中の林道の道の脇にアケボノツツジの花びらが落ちていた。片側が崖になっているところの上の方から落ちて来ているようで木は確認できない。

四季見橋の手前にバンが一台停まっていた。親父山の駐車スペースに停められなければ、親父山は諦めて、プランB発動で赤川浦岳と思っていた。親父山は今回は諦めかと思ったものの、一応駐車スペースまで行ってみたら、他に4台車が停まっていたが、1台分のスペースが残っていたので無事に駐車。

7:10に親父山登山口着。走行距離48.6(+65.1)km、燃費19.2km/L、平均車速47km/h、走行時間1:02(+1:27)、EV走行距離21.6km(44%)、航続可能距離222km、外気温9度。高度1139m。

三尖登山口〜三尖

親父山登山口から90m程五ヶ所側に戻ったところが三尖登山口。高千穂山の会の「三尖→黒岳→親父山」と書かれた標識があり、登山口の場所はすぐにわかった。ありがとう、高千穂山の会。

傾斜が急だと聞いていたわりには、最初はそれほどでもなかったので、この程度なら楽勝だなどと思っているうちに傾斜が急になってきた。三尖までは急な道ではあるが、土で滑りやすいところにはロープが張ってあるので、斜度のわりには楽だった。

15分程歩いた所でフリースを脱いだ。出発するときにフリースを車に置いていこうかと一瞬考えたもののそのまま着てきてしまったが、置いてくればよかった。登山口からは杉の植林だったが、このあたりまで来るとほぼ天然林になった。

ササが枯れていた。茎が緑で枯れていないのもあるが、葉が付いていない。おそらくシカの食害。ササは花を付けると枯れるという話があるが、赤川浦岳で昨年、一昨年とササの花や蕾を見かけた。他の山域でも昨年はササの花を見かけた。おそらくササが花を咲かせる気象条件か何かが揃ったのだろう。赤川浦岳は近い山域だけにこのあたりのササも花を付けたのだろう。

しばらくあるくとアケボノツツジが咲いている斜面が見えてきた。

三尖の標識があるのは地図にある1,474mのピークかと思っていたら、真ん中のピークだった。三つピークで三尖なので真ん中に標識を設置したのだろう。三尖の読みは、みっとぎり、みつとぎり、みつとがりと揺れがあるが、インターネットで検索すると、みっとぎりが一番多く、みつとぎりが次に多く、2つと比べるとみつとがりは極少ない。みっとぎり表記はみつとぎり表記の倍以上多い。

景色は祖母山や筒ヶ岳が木々の間から見えた。

ここまでの登りで暑くなったのでTシャツに。山頂で軽く食事をしたあとに黒岳を目指して歩き出した。

三尖〜黒岳

少し歩くと展望が開けてきた。筒ヶ岳から祖母山に続く稜線、国見岳(高森町)方面が見えた。残念ながら遠くの方は霞んでいて見えない。ここから黒岳までは所々にアケボノツツジが咲いている尾根道を祖母山を見ながら歩く道となった。シャクナゲも生えているがまだ咲き始めと言った感じだった。

展望が開けたあたりからは少し風があり寒くなってきて、長袖シャツを着た。しばらく歩くと手も冷たいので手袋を付けた。

前方に見えてきた岩山が黒岳かと思って登っていったら、黒岳はその後ろだった。どうやら、見えていたピークは昨年に赤川浦岳に登ったときに黒岳のピークの隣に見えていたピークのようだった。その時に見た黒岳周辺の斜面はアケボノツツジの花でピンク色だったが、この日は思っていたほどは咲いていなかった。花の盛りはもう少し後なのかもしれない。

黒岳山頂で休憩。山頂は木々に遮られて展望はない。展望台の標識があったのでそちらに行ってみたら展望が開けていた。展望台から戻るときに山頂までの歩数を数えたら30歩だった。山頂から展望台まで少し歩くのかと思っていて山頂で休憩したが、これほど近いなら展望台で休憩すればよかった。

黒岳〜北谷登山口分岐〜親父山

三尖から黒岳の間は眺望が良かったが、黒岳から少し歩いたあたりから親父山までも眺望が良かった。

北谷登山口分岐の手前で下の方に車が駐車してある場所が見えた。みっちり停まっている。双眼鏡をザックから取り出して覗いてみたが、トイレの建物が見えなかったので多分北谷登山口の手前の方にある駐車スペースだろう。あんなに広いスペースがあったかなと思っていたが、一の鳥居から北谷登山口までの道路の改良工事が行われたらしいので、もしかしたら、駐車スペースも少し整備されたのかも。

途中に3m位の高さの垂直に近い足がかりがほとんどない岩があり、張ってあるロープを使っておりた。その先にもロープが張ってある右側に下りる急な道があり、「ここを下りるの? きつい道だな」と思いつつも前を見ると登山道の標識があったのでそのまま進んでいったら、左に下りるロープが張ってある道があった。下りきって少し歩いてから振り返ると大岩。大岩の両側にロープで下りる道が作ってあったようだ。どちらかというと自分が下りてきた方が緩そう。あえて危険個所を上げるとするとその2ヶ所。親父山から黒岳までのコースは昭文社の山と高原地図の2012年版だと破線になっているが、それほど危険とは思えなかった。あれを破線にするなら由布岳のマタエから西峰へ登るルートも破線にすべきだろう。

黒岳山頂では登山口には車が停まっていて登山準備している人がいたのに山頂まで誰にもあわなかったなと思っていたが、大岩の先で前から2人女性登山者がやって来た。自分は三尖の登りが急らしいので急なところは登りに使おうということでまず三尖、黒岳に登ったが、親父山に登ってから黒岳に向かう人の方が多いようだ。

途中にバイケイソウの小群落。毒草だからシカも食わないようだ。ここから親父山周辺あたりバイケイソウはところどころに生えていた。

左の方の木にプレートが付けられているのが見えたのでそちらに行ってみた。プレートには「B-29墜落地へ120m」と書かれていたので行ってみた。金属の残骸が落ちており、「安らかに 1945・8・30この地に米空軍B-29墜落12名の搭乗員全員殉職 平成17年11月3日 平和祈念碑奉賛会建立」とかかれた案内板があった。

親父山山頂で軽い食事と休憩。少し木が邪魔ではあるが障子岳が見える。黒岳までは誰ともあわなかったが、黒岳〜親父山では10人くらいの登山者とすれ違った。山頂で休んでいる間にも2人組が2組登ってきた。

山頂のすぐそばにもB-29の残骸があり、案内板がくくりつけられてあり、以下のように書かれていた。

この部品は1945年8月30日の朝
この近くに墜落した米軍のB-29の前
輪を支えるストラットです。(機体No44-
61554、全長30m、全幅43m2,200馬力、
最高速度492km、航続距離5,150km、
自重32トン全備重量62トン)
帰国目前のラスト・フライトで異国の山に
散った12名の若い搭乗員に一掬の涙
と合掌を賜らんことを。
− 五ヶ所平和祈念碑奉賛会 −

親父山〜障子岳

障子岳に向かう親父山の下りでネットがかけてある木があった。なぜここの木だけネットがかけてあるのだろう。シカに食害されやすい樹種なのだろうか?

親父山と障子岳の鞍部にまで下ると「米空軍B-29墜落の地」の説明板があった。説明板の支柱にはB-29のプロペラローター、支柱のそばには残骸が少し落ちていた。

途中で2人の登山者とすれ違った。親父山の山頂のそばにザックがデポされていたがそのザックの持ち主のようだ。

障子岳までの道は倒木がたくさんあった。台風か何かで倒れて枯れてしまったのだろう。

障子岳までの道は展望が良かった。祖母山を左に見ながらの楽しい稜線歩きだった。

展望の楽しめる場所が多かった今回のコースの中で障子岳の山頂は一番の展望を楽しめた。祖母山、古祖母山、傾山などが見えた。本谷山は雲で隠れ気味なのが少し残念。今回の山行の計画段階では障子岳は次の機会に回して登らないつもりだった。だが、前夜に思い直し、親父山から1時間強で往復できるので親父山の到着時間が遅くならない限り行くことにした。障子岳からの展望が思っていた以上に良かったので思い直して、行くことにして本当に良かったと思う。

障子岳の山頂からほんの少し古祖母山側のところにシカ除けの柵が張ってあった。大分もシカが多いけど、宮崎は大分以上にシカが多いように思う。

山頂で景色を楽しんでいる間に、祖母山方向から3人組、古祖母山方向から単独、2人組、親父山からひとりの登山者がやって来た。

障子岳〜親父山〜1,526mピーク〜親父山登山口

時計を見ると既に11時半を回っていたので名残惜しいが下山開始。

登山者が多い時間のようで親父山までに7人くらいの登山者とすれ違い、親父山の山頂では5人ほどの登山者が休んでいるのを見かけた。

親父山からの下りは1,526mピーク経由で下ることにした。下りではあまり眺望はないものと思っていたが、10分弱くらい下ったところに障子岳、古祖母山方向が開けた場所があり、障子岳山頂では雲に隠れ気味ではっきり見えなかった本谷山も見ることが出来た。

1,526mピークの手前あたりからアケボノツツジの花を見るようになり、1,526mピーク付近の少し先まで花を見られた。

前回登りに行った三国山・国見山は常緑広葉樹の山で、こちらは落葉広葉樹の山なのでその違いが面白い。常緑広葉樹の森は暗く今の季節は春先に落ちた落ち葉が多い。こちらはまだ芽吹きの前なので明るく、落ち葉もそれほど多くない。

1,526mピークで休憩。展望台と書かれているから行ってみたら岩の上でそこがピークらしかった。少し休憩を入れていると下から登山者がひとり上がってきた。

1,526mピークの下に分岐があり、そこにあった道標にはキャンプ場90分、親父山登山口50分と書かれていた。

1,526mピークから15分程下ったところで下の方に光っているものが見えた。どうやら登山口付近に停められた車のフロントグラスが光っているようだ。

やがて森はヒノキの植林が少し混じった栂の森となった。1,526mピークの手前あたりから聞えていた水の音が随分近くなってきた。

森はやがてみごとな栂の大木が多くなり、ヒノキは見られなくなった。もしかして、途中に生えていたヒノキは植林でなく自生だったか?と思いながら、下っていくと舗装林道にたどり着いた。林道があるということはあのヒノキはやはり植林だったようだ。

林道はおそらく登山口から続いているだろうからそのまま下ろうかとも思ったが、コンクリの道はひざに辛いので林道を横切り登山道へ。林道はすぐ近くの斜面が崩れいた。

途中で女性登山者2人組とすれ違った。随分早いですねみたいなことを言われたが、昼は過ぎてるので早くもないと思う。

下りていくと沢が見えるようになった。親父山の山頂付近では芽吹いている木もありまだの木もある状態であったが、このあたりまで来ると木々は芽吹き、新緑が美しかった。見ていて、沢と新緑の組み合わせは景色として最強だと思った。

しばらく下ると再度林道に行き着いた。親父山へのもう一つのルートとどこかで交わるはずなのに見なかったと思ったが、もう一つのルートはこの林道を登ったところから分岐するらしい。

林道出会のすぐそばのシャクナゲが満開。日当たりが良いからだろう。

林道は未舗装かと思ったら、砂利の下にアスファルトが見えた。かなり荒れている。あとで調べてみると2014, 2015年あたりに林道工事をやったらしい(上の林道出合いまでの林道は地図にないのでその延伸工事?)。2017年秋くらいに大雨がありそれで林道が荒れたらしい。荒れているので車の通行は困難に見えるが、荒れる前は途中にあった一般車両通行禁止の看板のあたりまで車で入れてそこに駐車スペースがあったようだ。

林道を歩いて10分弱で登山口に到着。

今回はアケボノツツジ目当てで登りに来たが、黒岳付近のアケボノツツジの盛りにはほんの少しだけ早かったようではあるが、それでも花を楽しめた。黒岳まではアセビの花が盛りで、歩いているうちにザックの上にアセビの花が落ちてきてのっかっている状態になっていた。思っていた以上に眺望が良いコースだったし、親父山からの下りの森のコースも良かった。おそらく、紅葉の季節に来たら見事なのではないかと思う。障子岳の山頂から祖母山を眺めたときも落葉広葉樹の森なので新緑、紅葉の頃は見事な眺めだろうと思った。

コースタイム

トラックログ

登山口には車が他に4台停まっていたが、朝から停まっているのは1台だけであとの3台は入れ替わっていた。

帰る準備をしている間に女性2人が下りてきた。何となく見覚えがあるなと思ったら黒岳から親父山へ向かう途中ですれ違った2人のようだ。キャンプ場に近い方に車を停めているようでそちらに歩いていった。

出発準備中に竜ヶ滝の方へ直接下る道の方へ2台ほど車が下りていった。そこの道は以前に赤川浦岳に登った帰りに、親父山の登山口を確認するためにここに来たときに下りようとしたら、枯葉や枯れ枝が積もっていて500m位下ったが、引き返した道だ。その道の方が距離的に短そうだが、高千穂に近い方だから車が多いかもしれないし、黒原越の駐車場で阿蘇山が見えるようなら停めて眺望も楽しみたいので往路と同じ道を帰ることにした。

13:14に親父山登山口発。

途中に路駐の車が何台も停まっていた。九州以外から来た車は祖母山の方に行ってしまうようで、見た範囲だと全部九州ナンバーだった。

黒原越までの林道でシカ2頭と遭遇。

黒原越まで来てみると阿蘇山はかすかにしか見えないのでそのまま素通りした。

対向車が黒原越の手前で1台、黒原越の先で2台。思っていたよりも少ない。

県道8号へ左折したところの道の広くなった所の路肩にコーヒーを飲むために少しだけ停車。北谷登山口の方から5台ほどの車がやって来た。ちょっとの間に5台も車が来るのだから、祖母山は人が多かったのだろう。

コーヒーを飲んでから、車を出し、走っていると前の車が「祖母山山開き前夜祭会場」と案内の出ている方へ入っていった。この車は林道の終りの民家のあるあたりで後ろに付いて、民家の所で停車したので追い抜いたのが、北谷登山口方向から出て来た5台くらいの車と一緒に出てきたようで、どうやら地元の人の車っぽい。後で調べたら祖母山の山開きは5/3だったらしい。

県道8号から国道325号へ左折するところの手力男神、天鈿女命のオブジェへまた来るよと心の中でつぶやいた。往路ではこのオブジェを見てまたこちらの方へ来たなと思っていた。

高森町までの道は空いていた。高森市街の手前の交差点がやや混みと行った感じだったが、観光客が知らない道なのでゆっくり目で走っていてそれで信号で少し詰まってしまったと言う感じのようだ。阿蘇山南登山道から阿蘇山へ登って行く車がそれなりに多かった。

高森町からの阿蘇山は少し霞んで見えた。どうやら阿蘇山の噴煙が高森町の方へたなびいて来ていたようだ。

国道325号で前のわナンバーの車がフラフラしていた。多分眠りかけている。車間をとって後ろを走っていたら、何でこんなところで曲がるんだという感じのところで左折していったが多分、白水水源へ行こうとしていたのだろう。

池の川水源は車が数台停まっていた。往路の道の駅 あそ望の郷くぎので湧き水を汲んでおいて良かった。

道が混んでいることを心配していたが、いつもよりやや混み程度だったので道の駅 あそ望の郷くぎのの駐車場もなんとか停められるかと思ったが、満杯だった。空きスペースが出来るのを待つのも面倒なのでパス。

県道28号の南阿蘇トンネルの手前でまたフラフラとしている車が前を走っていた。眠りかけているなら休憩しろと思いつつ、車間をとって後ろを走っていたが、萌の里に入っていった。こちらも家で頼まれたものがあるので萌の里へ入った。萌の里の駐車場は空き待ちをしていたら、すぐに空きが出そうだったが、面倒なので臨時駐車場の方へ。

14:59に萌の里着。走行距離111.1(+65.1)km、燃費26.3km/L、平均車速40km/h、走行時間2:47(+1:27)、EV走行距離57.3km(52%)、航続可能距離155km、外気温23度。高度91m。

アサマフウロというのを売っていたので家で頼まれた品物と一緒に購入。

16:10に萌の里発。

山田牧場は反対側から来る車が駐車場待ちで後ろの車をふさいでいた。

プレーリーハウスに寄ろう思ったら、休み。ゴールデンウィークに園芸店が休みだとは思わなかった。休みだと分かっていたら、ここまで来ずに手前で曲がって空港の裏を通ったのに。

空港手前の信号あたりから詰まり気味。ここまではいつもより遅いが順調に道は流れていた。道の駅 あそ望の郷くぎのあたりからこのあたりまでは、逆方向へ行く車が意外と多かった。16時も過ぎているのに阿蘇方面に向かう車がまだそれなりにいるのは意外だった。

直進せずに空港方向へ左折。これが失敗。いつもなら直進するよりやや早く進めるが、ゴールデンウィークで空港利用者が多いようで空港出口の交差点が混んでいて待たされた。このあたりで気温が高くなってきたのでエアコンをオン。

柿の葉寿司本舗に寄ったがここも休み。よく考えたらここは市場が開いていないときはやっているはずがなかった。

国道57号線の上りはいつもより空いていた。

16:30にハンズマン 菊陽店着。走行距離132.5(+65.1)km、燃費27.3km/L、平均車速37km/h、走行時間3:34(+1:27)、EV走行距離69.1km(52%)、航続可能距離141km、外気温26度。高度91m。16:53発。

国道325号線へ出るのにはいつもは県道を使うが今日は途中にあるガソリンスタンドで給油するために国道57号線を戻ってから国道325号線へ入りガソリンスタンドで給油。

16:39にコッコファーム着。走行距離146.1(+65.1)km、燃費27.1km/L、平均車速37km/h、走行時間3:59(+1:27)、EV走行距離74.7km(51%)、航続可能距離784km、外気温25度。高度91m。16:53発。

菊池市街までの道も菊池市街の道もいつもより混んでいない。地元の人はゴールデンウィークで混むので出かけないのだろう。

17:03にグッデイ 菊池店着。走行距離150.5(+65.1)km、燃費27.5km/L、平均車速36km/h、走行時間4:10(+1:27)、EV走行距離78.2km(52%)、航続可能距離794km、外気温25度。高度54m。17:08発。

17:11にコメリ 菊池店着。走行距離151.4(+65.1)km、燃費27.5km/L、平均車速36km/h、走行時間4:14(+1:27)、EV走行距離78.8km(52%)、航続可能距離779km、外気温26度。高度45m。17:15発。

17:37にマックスバリュ 山鹿店着。走行距離160.4(+65.1)km、燃費27.5km/L、平均車速35km/h、走行時間4:36、EV走行距離83.7km(52%)、航続可能距離770km、外気温25度。高度47m。17:47発。

マックスバリュに寄ったのは、トップバリュ商品のミントタブレット(車の運転中の眠気覚まし用)とエネルギーゼリー飲料を買うため。ミントは無くなりかけだし、ゼリー飲料は今回の山行で無くなった。買ってきた商品を見て気付いたのだが、ミントタブレットのストロングの方はカフェインが入っている。ストロングの方は今までミントが強いだけだと思っていたが、カフェインが入っているなら眠気覚ましにはより効果的だったってことか。

18:35に自宅着。走行距離185.9(+65.1)km、燃費28.1km/L、平均車速34km/h、走行時間5:24(+1:27)、EV走行距離100.7km(54%)、航続可能距離744 km、外気温21度。車の総走行距離21,270km。

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