湯ノ見岳

駐車地点〜湯ノ見岳〜駐車地点 2019/5/11

4月に亀石山に登った時に亀石峠から眺めの良さそうなピークが見えていた。調べてみると湯ノ見岳という山で景色が良さそうな山なので亀石山とあわせて登りに行くことにした。

5/11(土)

5:23に自宅発。外気温15度。航続可能距離744km。

山鹿市街地をパスするための裏道に入るために菊池川を渡る時に前の方に山が見えた。もしかしたら、あれって津江の方の山かと思って帰ってきてから調べたら国見山あたりが見えていたらしい。

6:42に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離60.3km、燃費23.3km/L、平均車速46km/h、走行時間1:19、EV走行距離30.3km(50%)、航続可能距離687km、外気温11度。高度357m。6:57発。

国道212号から県道12号へ。狭い道だが地元の集落の車がたまに通るだけだから狭くても問題ないのだろう。途中から片側1車線の2車線道路になるのはわかっていたが、途中の集落で2車線区間となり、思っていたより1車線区間は短かったなと思ったら、少し走るとまた1車線に戻った。その先のここから先は2車線がしばらく続くという場所になった途端に右折して林道へ。

今年は県道12号を良く走っている。走っていない区間は今回林道へ曲がったところから、スカイファームロードひたの交差点までの区間。この区間も月出山岳の帰りに走ろうと思って調べていたが、途中センターラインが無いところはあるもののほとんどが2車線でわりと走りやすそうな道だった。調べるうちにスカイファームロードひたを見つけて、そちらを走ったのでこの区間だけ走っていない。

林道を道なりに走っていって、途中の分岐に「亀石・湯ノ見岳」と書かれた木の標識(湯ノ見岳の文字はほぼ消えていた)と湯ノ見岳反射板と書かれた標柱があるのでそこで右折し、道なりに進んでいくと今回の駐車ポイントにたどり着いた。来るまでの途中に分岐する林道があり、その林道が湯ノ見岳の山頂へ向かっているのだが、分岐には気付いたが、そこが湯ノ見岳への林道だとは気付かなかった。このあたりはGoogleストリートビューのデータがあるので事前に見ておいたのだが、周りの植林が伐採されていて、Googleストリートビューの撮影がされた2013年3月とは 雰囲気がかなり違っていた。湯ノ見岳の山頂へ向かう林道の分岐だとは気付かなかったのはそのせい。

7:19に駐車地点着。走行距離77.0km、燃費22.3km/L、平均車速43km/h、走行時間1:46、EV走行距離38.2km(50%)、航続可能距離681km、外気温13度。高度575m。

湯ノ見岳は山頂直下まで舗装林道があり、車で行けるようだが、山頂直下から山頂までのほんのちょっとだけを歩くのは味気ないので下から歩くことした。湯ノ見岳へ上る林道付近には駐車できる場所がないので、林道分岐から500m弱先の曽田の池(そたんいけ/そたのいけ)の下池(小さい方)のそばの送電鉄塔の脇に駐車した。

駐車地点〜湯ノ見岳

出発準備をしているとウグイス、キジ、ヒヨドリ、キツツキのドラミングなどが聞えてきた。

駐車地点のすぐ近くにツツジの花が咲いていて、そこに道っぽいものがあるので行ってみた。ほんの少し登ると水天宮の鳥居があり、鳥居の先には小さな石の祠と大きな石碑があった。石碑には「曽田二ノ池〓(〓はおそらく碑)」と書かれていた。曽田の池の2つの池は今は上池、下池と呼ばれているようだが、作られた当初は下池は二ノ池と呼ばれていたようだ。

道を少し戻って林道の分岐へ。分岐には湯ノ見岳反射板の標柱があり、良く見ると「湯ノ見岳→」と木の標識が草むらの中に落ちていたので、道から見やすいように草むらの外に出しておいた。この標識は2013年撮影のGoogleストリートビューでは角柱に取り付けられてきちんと役割をはたしているのが写っていた。

植林地を少し歩くと左は雑木林、右は植林(杉、檜)となった。雑木はクヌギのようで夏にはカブトムシやクワガタがいっぱい居そう。雑木林には所々に椎茸のほだ木が置かれていた。このあたりではハルゼミが鳴いていた。

やがて道はまた植林地の中に入った。途中の一部の植林地は伐採されていた。木々の間の左手に池が見えるようになり、少し登ると電波塔が見えてきた。電波塔はNTTドコモの電波塔で近くに東屋やベンチがあった。さらに林道を進むと右側に登っていく道があり、そこを少し登ると山頂へ到着。山頂の三角点のすぐそばには九州電力の反射板。

山頂からは阿蘇山が白い噴煙を上げているのが見えた。涌蓋山、九重山、酒呑童子山、鞍岳、ツームシ山などの他の山は歩き回ったら木々の間から見える程度。杖立温泉も見えた。湯ノ見岳の名前の由来は杖立温泉の湯煙が見えることかららしい。

今回は歩行時間が短く、多少荷物が重くてなってもかまわないので車中で飲むためのコーヒーの水筒もザックに突っ込んで来たので、コーヒーを飲みながら、山頂で食事。近くがトンビが鳴くのどかな雰囲気の中での食事。トンビの鳴き声は聞えるが、姿が見えない。

スマートフォンにインストールしたが、存在を忘れていた"AR山ナビ"というアプリを使ってみた。カメラに写った映像に山名が表示されるが、少しずれていた。多分、機種固有の問題だろう。このアプリとカシミール3Dのカシバードで作った展望図があれば、かなり山座同定が楽だ。

食後に周りを少し歩き回った。モミジやサクラが植えられており、それらの木が植えられているあたりが道っぽい。NTTドコモのアンテナの方にあるベンチからの方が阿蘇山は良く見えた。この山は以前はもっと展望が良かったらしいが、周りの植林地の木や植樹されたモミジ、サクラが育ってしまって展望が無くなったようだ。阿蘇山は見えるように手を入れている感じはある。木々の葉が落ちている季節に来ればもう少し展望があるかも。

湯ノ見岳〜駐車地点

思っていた以上に天気が良いのでさっさと下って、亀石山に行くことにした。天気予報だと午後には曇り出すらしいので晴れているうちに亀石山に登りたい。湯ノ見岳の下山後は慈恩の滝へ行ってから、亀石山に登るつもりだったが慈恩の滝はパスすることにした。

反射板の先の方へ下りていく道があったので下りていったら林道の終点だった。地図だと山頂をグルッと林道が囲んでいて、登る時に途中にあった林道に続いているのかと思ったがその林道へ下りる場所は見当たらなかった。

登りでは気付かなかったが途中の伐採地には杉の苗が植えられていた。苗にはシカ対策のカバーはかかっていない。下の方の林道のは獣除けのネットが張ってあったのでシカは居るのだと思うが、山頂に近いところのササも葉を付けていたし、苗にカバーが付けられていないのでそれほどは多くは居ないのかも。

登っているときは振り返らなかったので気付かなかったが、下りでは雑木林のあたりで釈迦岳のドームが見えるのに気付いた。釈迦岳から前の道に目を移すと1.5m位のデカい青大将が道で日向ぼっこしていた。ヘビだけは勘弁して欲しい。

雑木林が終わる手前でハンミョウに遭遇。ハンミョウを見るのは久しぶり。

コースタイム

トラックログ

亀石山に続く

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