涌蓋山
涌蓋山登山者駐車場〜小国登山口〜涌蓋山〜小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場 2019/2/12前回の涌蓋山が雪も霧氷も見ることが出来ずに不発気味だったので再度涌蓋山に行くことにした。
2/12(火)
車に荷物を積み込むために外に出ると、星は見えるが薄雲がかかっているようで見え方が少ない。
しまい込んでしまったままどこにあるか分からなくなっていた冬用の装備を日曜に発見した。今回は寒さ対策の為にその装備を積み込んだ。少し大げさかなとは思ったが、寒い思いをするのはイヤなのでかつてスノーハイクに行っていた頃と同様の装備を積み込んだ。
車のフロントグラスに霜がびっしり。スクレイパーで掻き落とすと窓の下の方に1cm位積もり、まるで雪のようだった。
5:05に自宅発。外気温0度。航続可能距離710km。霜がびっしり降りていたわりには意外と気温は低くない。
和水町あたりを走っているときに、車中から明るい星が3つ見えた。そのうち2つは木星、金星だろうと思ったが、あと一つは、帰ってきてから調べたら土星だったらしい。割とくっきりと見えていたので、薄雲が取れて来ていたようだ。
玉名市もそうだが、和水町はそれにも増して金栗四三関連の幟が沢山立っている。今年のNHKの大河ドラマの前半の主役らしいが、そこまでの集客力があるだろうか?
暗闇から突然出てきた動物なんて轢いたら、自分のメンタルからしたらその場で登山中止になるから気をつけねばなどと考えていたら、山鹿市に入る手前でイタチが道を横切った。
七城から菊池市街を回避する抜け道は、前回の涌蓋山山行の時と同じく左折するところがわからなかった。手前に信号があるのでだいたいの場所だけはわかるのだが、暗いときは時速15km位で走らないと見つけられそうにない。まあ、早朝はそこを通らなくても時間的にそう変わらないので、そこまでして通らなくてもかまわない。
6:27に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離59.9km、燃費20.1km/L、平均車速42km/h、走行時間1:25、EV走行距離29.0km(48%)、航続可能距離626km、外気温-1度。高度350m。
軽く食事。最近はここまで一気に来るので、だいたいはここで食事兼休憩となる。
6:42に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。
杉ノ平トンネルを抜けたところで涌蓋山が見えた。てっきり上の方が白くなっているものと思っていたが、白くは見えなかった。小国市街手前から霧で涌蓋山は見えなかった。登っても前回みたいに霧氷すら無いようなら、涌蓋山はやめにして、伐株山にも行こうかとも思ったが、伐株山はまだ行ったことが無く、今ひとつ下調べが出来ていないので涌蓋山に登らざるを得ない。小国市街を抜けて、木魂館を過ぎたあたりまで行くとガスの中から涌蓋山が見えはじめ、走るに連れてガスが薄れ、浮かび上がってきたその姿は見える範囲は白くなっていた。杉ノ平トンネルを抜けたところでは、夜明けでまだ薄暗い状態で逆光気味に山全体が同色な状態で涌蓋山が見えたので雪があるように見えなかったのだろう。
国道387号のわいた温泉郷の入口で気温-3度、蒸気が上がっている温泉宿があるあたりまで上がってくると-1度。
駐車場のほんの少し手前でシカ2頭を目撃。
7:23に涌蓋山登山者駐車場着。走行距離86.0km、燃費18.9km/L、平均車速40km/h、走行時間2:09、EV走行距離40.0km(47%)、航続可能距離593km、外気温-2度。高度855m。
出発時にカーナビは86km、所要時間約3時間と案内したが、毎度所要時間はこんなもの。菊池市街を抜けたらほとんど信号は無いし、早朝は車もほとんど走っていないので時間はそれほどかからない。考えてみると家からここまで道の駅が5つもあり、休憩場所には事欠かないし、交通量も菊池市街以降は少ないので、山登りに車で走る道としては恵まれている。菊池市街へ来るまでに、HOTEL AZが2つもあったりするのは一応は交通の要衝となっているからだろう。
涌蓋山登山者駐車場〜小国登山口
家を出るときに防寒用の肌着を着こみ、その上に寒い時期に使っているシャツとズボンを履き、その上にフリースのプルオーバーを着こんで来た。出発前にさらにその上に冬用のハードシェルのジャケット、ビブパンツを着て、頭にはフリースのヘッドバンドを付けた。これはかつてスキーとかスノーハイクをしていた時とほぼ同じ格好。
グローブは普通のグローブで良かろうということで、親指以外の指先がカットされているがカット部分はカバーがかけられミトンとして使えるフリースのグローブを着けたが、念の為スキーやスノーハイクの時に使っていた雪山用のグローブをザックに入れた。ヘッドバンドを着けたし、ジャケットにフードがあるから要らないかと思ったが念の為に耳や頬まで隠せる冬用の帽子(買ってはあったが、そこまでの装備が必要だったことがなくて一度も使っていなかった)をザックに入れた。ストックは2本持って来ていたが、2本も要らないだろうと言うことで1本だけザックにくくりつけた。
駐車場から上がっていく舗装道の脇あたりにはほんの少しだけ雪が残っていた。そんな状態だったので牧野を登りきって、林道へ出るまで雪は無い物と思っていたら、牧野に入った途端に雪が残っていた。
牧野に出たら風があり寒かった。思わずジャケットのフードをかぶった。ここで寒いようだと上に登ったらもっと寒いだろう。大げさかもと思いつつ色々持ってきたのは正解だったようだ。
牧野を登っているときに戦闘機が飛んでいくのが見えた。形からするとT-4だったようだ。
牧野の上の方は1cm位雪が残っていた。雪の積もった登山道の上に動物の足跡があった。動物も登山道で楽して歩きたいらしい。帰ってから調べてみるとイタチかタヌキの足跡らしい。
牧野を登っているうちに暑くなってきたので、林道に着いたらフリースのプルオーバーだけ脱ごうと思っていた。だが、林道に着いてみると風があって寒いのでそのまま林道を進んだ。少し歩くと風の無い場所があったのでそこでプルオーバーを脱いだ。防寒肌着のは着ているし、冬山でも使えるジャケットとズボンを着てきたので内側に着るフリースはもう少し薄手のフリースで良かったかも。
上は寒くて食事どころでは無いだろうから小国登山口で軽く食事。食事の後は、軽アイゼンを着け、ザックにくくりつけていたストックを外し、ヘッドバンドを外して冬用の帽子をかぶってから出発。
小国登山口〜涌蓋山
登山口から雪があり、アイゼンがあった方が良い状態。10分ほど歩いてからふと上を見あげると木の枝に霧氷が付いていた。霧氷の写真を撮るためにグローブを外していたら、手がすっかり冷えてしまった。この状態だとグローブを交換した方が良さそうということで雪山用のグローブに交換。これでほぼスノーハイク装備になったので寒さが心配なのは足先だけ。少し足先が冷えてきた。山頂まで耐えられるだろうか?
登山道から少し登ったところで、せっかく発掘したビブパンツを引っ掻けて破いた。リペアシートを買わねば。
登っていくにつれ、霧氷で白い木が増えてきて凄くきれい。ススキについた霧氷は飴細工のような感じでこれもきれい。アセビが真っ白になりながらも蕾を付けていた。あれで凍えて駄目になることなく早春には花をさかせるのだから凄い。
樹木が少なくなってきたあたりで山頂の方を見ると、白い物が...。雪煙かと思ったが、薄雲が山頂に吹き上がって来ているだけだった。
阿蘇山が見える場所まで登ってきたら、中岳から白い煙が上がっているのが見えた。中岳は2/5から火口1km以内は立入規制になっている。
写真を撮りながら登っていたら心配していた寒さもそれほど感じずに山頂に無事到着。今回は少し大げさかと思った冬用の装備でちょうどよかった。雪山用のグローブとビブパンツがなかったら寒くて登頂せずに途中で引き返していただろう。心配していた足の冷えも大丈夫だった。
山頂に着いてすぐに女岳の方から登山者が二人上がってきた。こんな寒いときでも冬の景色を見るために山好きは登ってくる(自分もそうだが)。
九重山は少し白く霞んでいた。灰色の空気の層があって、それが遠くの山の眺望を遮っていた。この空気の層は阿蘇、九重山、祖母山方向には無かった。灰色の空気の層の上から雲仙とおそらく経ヶ岳あたりが山の頂だけのぞかせていた。阿蘇山、九重山、祖母山の眺望はそれなりにあったが、津江方面の山は霞み気味で、鞍岳、ツームシ山はうっすらと見える程度、前回は見えた英彦山は見えなかった。
山頂は寒くて食事どころではないかと思っていたが、風がない上に日差しもあるので結構暖かかった。おかげで、のんびりと食事が出来た。
涌蓋山〜小国登山口〜涌蓋山登山者駐車場
食事の後に下山開始。下山まで登山道は凍っていそうでドロドロ地獄はなさそう。
風も無くなり、日差しがあるので暖かく、登りの時の寒さが嘘のようだった。霧氷が少し溶けているようで登りの時より白さが薄くなっていた。林道の雪は朝とあまりかわりはなかった。牧野の雪は溶け始めていたが、霜柱はしばらく溶けそうにない状態だった。
牧野の下の方の松の木あたりまで下ったところで正午のチャイムの"エーデルワイス"が聞えてきた。
牧野を降りきり、舗装道を歩いているときに登山者がひとり登ってきた。駐車場まで降りてくると他に車が一台停まっていたがこの登山者の車だろう。
コースタイム
トラックログ
駐車場まで戻ってくると、車の影になっていた右側はまだ凍っていたが、日の当たる左側はドロドロになっていた。
12:25に涌蓋山登山者駐車場発。
12:36に豊礼の湯着。走行距離88.0km、燃費18.8km/L、平均車速38km/h、走行時間2:18、EV走行距離41.0km(46%)、航続可能距離589km、外気温5度。高度730m。
結構、防寒用の肌着が湿り気味。防寒用の肌着が必要な季節は着替えも兼ねて、ここの温泉に寄るのが良さそう。いつもは他に入浴客がいるが、今回は誰もおらず貸し切り状態。風呂上がりにザックに入れておいた水筒の麦茶を飲んだが、キンキンに冷えていてうまかった。
13:16に豊礼の湯発。
13:32に道の駅 小国着。走行距離98.5km、燃費20.1km/L、平均車速38km/h、走行時間2:36、EV走行距離47.8km(49%)、航続可能距離572km、外気温8度。高度432m。
隣の物産館で家族に買ってきてくれと頼まれていたダイコンを買おうと思って寄ったのだが、休みだった。道の駅の方でも買ってきてくれと頼まれていたものがあったのでそちらを買ってから出発。
13:38に道の駅 小国発。
13:43に小国物産館 ぴらみっと着。走行距離99.3km、燃費20.0km/L、平均車速37km/h、走行時間2:41、EV走行距離48.3km(49%)、航続可能距離571km、外気温8度。高度447m。
道路沿いの看板に「乳製品 お土産」と書いてあったので当然チーズはあるだろうと思っていたのに無かったので目が点になった。乳製品は、バター、ヨーグルト類、牛乳しかなかった。
13:52に小国物産館 ぴらみっと発。
14:10に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離112.9km、燃費21.1km/L、平均車速37km/h、走行時間3:01、EV走行距離56.4km(50%)、航続可能距離560km、外気温9度。高度353m。
普通のイノシシ肉がなくてしし丼の素(味付けイノシシ肉)があったのでこれを購入。。他にシカ肉、鹿と猪肉のソーセージ、ダイコン、ゆずこしょう、カステラを購入。
14:30に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。
道の駅を出て少し走った所のトンネルの銘板を何の気なしに見たら、「酒の谷トンネル」とあった。何となく名前の由来が気になるトンネル名だ。
15:13に西松屋 菊池店着。走行距離141.4km、燃費22.9km/L、平均車速37km/h、走行時間3:50、EV走行距離72.8km(51%)、航続可能距離535km、外気温12度。高度55m。
家族にプレイマットを買ってきてくれと頼まれていたので購入。
15:20に西松屋 菊池店発。
15:26にコメリ 菊池店着。走行距離142.5km、燃費23.0km/L、平均車速36km/h、走行時間3:56、EV走行距離73.7km(52%)、航続可能距離534km、外気温12度。15:35発。
ちょっと集中力が無くなってきたので途中のグッデイに寄り道することにした。
16:21にグッデイ 玉名店着。走行距離171.9km、燃費24.4km/L、平均車速37km/h、走行時間4:42、EV走行距離93.6km(54%)、航続可能距離514km、外気温12度。高度12m。16:25発。
16:41に自宅着。走行距離177.0km、燃費24.3km/L、平均車速36km/h、走行時間4:59、EV走行距離96.5km(54%)、航続可能距離514km、外気温12度。車の総走行距離19,742km。