燕岳
第三駐車場〜燕岳〜第三駐車場 2018/9/28-29湯ノ丸山・烏帽子岳より続く
9/27(木)
今日は安曇野市まで移動して、有明荘に宿泊する。寄り道予定の道の駅 雷電くるみの里の営業は8:00から(実は8:00は売店の営業開始時刻でお食事処は7:00からだった)だけど、上田市丸子農産物直売加工センター あさつゆの営業開始は9:30だし、湯多里山の神の営業開始は10:30だし、安曇野市に入ってからも時間が少し余りそうだと考えて8:30頃に出発することにした。
とりあえず、朝風呂に入り、荷物の整理をした後に出発。
8:40に布引観音温泉発。外気温15度、航続可能距離464km。
道の駅 みまきの横を通り千曲川を渡った。千曲川は昨日はきれいな水だったのに増水して茶色くなっていた。
蜂天国、雷電為右衛門の生家の横を通ったので寄ろうかなと思ったけど、やめておいた。蜂天国はTVで見たことあるけど、蜂の巣の展示が主だし(実際に見れば面白いのだろうとは思うが)、雷電為右衛門の生家とは言っても所詮はただの家だろうから時間が有り余るほどあるわけではないので寄らなかった。
8:59に道の駅 雷電くるみの里着。走行距離1,673.8km、燃費25.9km/L、平均車速58km/h、走行時間28:56、EV走行距離186.5km(11%)、航続可能距離456km、外気温15度。高度708m。復路の走行距離294.0km、燃費22.7km/L、平均車速44km/h、走行時間6:44、EV走行距離74.8km(25%)。
とりあえず朝食。食堂で山賊焼き定食を食べた。一昨日の夕食から鶏ばかり食ってる。食堂の奥の方の高速の見える席は眺めが良かった。
9:50に道の駅 雷電くるみの里発。
県道81号で丸子町に近いあたりで「松茸料理 見晴台」とか書かれた幟が道の脇に立っていた。たしかこの名前の場所をTVで見たような気がするがここら辺にあったのか。
カーナビの指示通りに走っていたら、中丸子寿町の交差点で右折して依田橋で依田川を渡ることになった。依田川の水も茶色かった。道としては正しいのだが、自分はここの交差点でなくて、いつも走っていた角に薬屋と何かの像がある交差点(役場前)で曲がりたかった。とりあえず、あさつゆまで行ってから戻るとするか。
10:18に丸子農産物直売加工センター あさつゆ着。走行距離1,687.3km、燃費25.9km/L、平均車速57km/h、走行時間29:28、EV走行距離197.2km(12%)、航続可能距離441km、外気温16度。高度553m。復路の走行距離307.6km、燃費23.1km/L、平均車速42km/h、走行時間7:17、EV走行距離85.5km(28%)。
以前と比べて結構人が多く、駐車場が増設されていた。ここの物産館は湊かなえ原作の『リバース』というTVドラマでロケに使われていた。あまりドラマは見ないが、このドラマはたまたま見ていた。なんか見覚えがある場所が映っているなとは思ったが、最後のクレジットで名前が出てくるまでどこだか気付かなかった。藤原竜也、小池鉄平、市原隼人のサインと写真が飾ってあった。後になってあれっ、もう一人いたよなと思ったが、あとひとりは玉森裕太というジャニーズのタレントでジャニーズのタレントは写真とかサインは残さないらしい。今夜の宿で消費できるような物や日持ちのするような物があれば買いたかったのだが、残念ながらそういうものでめぼしい物は無かったので何も買わなかった。
10:27に丸子農産物直売加工センター あさつゆ発。
少し戻って、いつも走っていた役場前の交差点へ。前と変わっているところは無かったけど、なんとなくこう言うときは以前に走っていた道を走りたい。
和子の交差点から少し走ったところにセブン−イレブンがあったので三才山トンネル有料道路の通行券を買うために寄った。5年ぶりにこのあたりを走るのに東御市の別府とか丸子町の和子とか交差点名を結構覚えていた。今の車のカーナビは交差点名は案内しないけど、前の車のカーナビは案内してくれたからだろう。通行券とカフェラテを買った。通行券は現金払いしか駄目だろうと思ったが、電子マネーでもOKということだったのid払い。三才山トンネル有料道路の通行料が510円で通行券の販売価格が460円だったので50円しか安くなっていないが、カフェラテを50円引きで飲んだと思えばわりと得した気分。車中で一服しながらWi-Fiで天気予報を念の為にチェック。三才山トンネル有料道路の料金所までにコンビニはもう何件かあったように思ったが、鹿教湯温泉のところにあと1件セブン−イレブンがあるだけだった。
今回はアルピコカラーのバスに遭遇しないだろうと思っていたが、三才山トンネル有料道路の下りでアルピコバスを発見。松本〜鹿教湯温泉のバスは土日運行ではなかったかと一瞬思ったが、土日以外の平日運行だと思いだした。
布引観音温泉を出発したときは雨が降っており、道の駅 雷電くるみの里にいるうちに上がったが、三才山トンネル有料道路でまた少し雨が降っていた。
途中まつたけ街道とか書かれた看板があった。そういえば、このあたりでまつたけを販売している車を前に見かけたような気がする。
国道254号から国道143号へ。これで晴れていて時間に余裕があるなら芥子坊主山へ寄り道したいところなのだが。
大口沢の交差点で大量の枯れ木が目に付いた。どうやら松の木でマツクイムシにやられたようだ。
11:37に湯多里山の神着。走行距離1,723.2km、燃費25.8km/L、平均車速57km/h、走行時間30:25、EV走行距離209.0km(12%)、航続可能距離386km、外気温16度。高度624m。復路の走行距離345.5km、燃費23.0km/L、平均車速42km/h、走行時間8:13、EV走行距離97.3km(28%)。
思っていたより遅い時間の到着になった。もう少し宿を出るのを早くすればよかった。ノーチェックだったが、ここはJAFの優待割引があった。通常480円のところ優待割引で430円。
ここのお湯が好きで安曇野に来たときはなるべく入るようにしている。入浴後、大広間でコーヒー牛乳を飲んだ。やはり、入浴後にはこの類の飲み物を飲まねば。
12:36に湯多里山の神発。
ガソリンが半分程度になっていたのでガソリンスタンドに寄ることにした。次の給油予定地の北陸道の朝日ICの手前のガソリンスタンドまでは十分に持つとは思うが、念のため。ガソリン価格が高くなっている上に長野はガソリン価格がもともと高いので、出発前に安曇野市で安いところを調べておいた。国道19号線に安いところがあり、そこに行った。他のスタンドは会員価格で151円とかいうところが多かったが、ここは147円だった。19号線沿いでは他に少し離れたところにあったコスモ石油が148円だった。給油後の航続可能距離796km。
モンベル あづみの店に行くためにスワンガーデン安曇野へ。東御市で見た千曲川、上田市で見た依田川は茶色く濁っていたが、途中で渡った犀川の水は濁っていなかった。
12:54にスワンガーデン安曇野着。走行距離1,729.5km、燃費25.8km/L、平均車速56 km/h、走行時間30:45、EV走行距離213.0km(12%)、航続可能距離792km、外気温18度。高度557m。復路の走行距離349.7km、燃費23.1km/L、平均車速41km/h、走行時間8:34、EV走行距離101.3km(29%)。
モンベル あづみの店オリジナルのものがあるかもと思って探したがなかった。ついでに隣のA&Fにも行った。ここには安曇野店オリジナルのポットがあったが、4,000円と高かったので買わなかった。
13:06にスワンガーデン安曇野発。
13:18にファーマーズガーデンあかしな着。走行距離1,736.1km、燃費25.9km/L、平均車速56km/h、走行時間30:58、EV走行距離217.3km(13%)、航続可能距離786km、外気温19度。高度537m。復路の走行距離356.4km、燃費23.2km/L、平均車速41km/h、走行時間8:46、EV走行距離105.6km(30%)。
ここは今夜の宿で食べる酒の肴に食べる円揚げを買うために来た。以前に辰巳で円揚げを買ったときにファーマーズガーデンに卸しているのと同じので良いかと聞かれたのでここにはあるだろうと思って来たがやはりあった。1パック購入。
13:24にファーマーズガーデンあかしな発。
13:46に道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里着。走行距離1,747.4km、燃費25.9km/L、平均車速56km/h、走行時間31:22、EV走行距離224.6km(13%)、航続可能距離774km、外気温19度。高度586m。復路の走行距離367.7km、燃費23.4km/L、平均車速40km/h、走行時間9:09、EV走行距離112.9km(31%)。
ここはいつも混んでいるが今回も混んでいた。何かめぼしい物があったら買うのと、安曇野市の公衆無線LANに会員登録して、燕山荘の予約をするために来た。公衆無線LANの登録をして、無事燕山荘の予約を完了。売店で凍り餅があったので土産用に購入。前に来たときは無かった栗田の塩羊羹があったので3つ購入。
14:24に道の駅 アルプス安曇野ほりがねの里発。
14:37にフロンティ着。走行距離1,753.6km、燃費25.9km/L、平均車速55km/h、走行時間31:38、EV走行距離228.5km(13%)、航続可能距離76.8km、外気温19 度。高度578m。復路の走行距離373.9km、燃費23.4km/L、平均車速40km/h、走行時間9:26、EV走行距離116.8km(31%)。
コメリ ハード&グリーン穂高店が閉店していた。綿半との競争に負けたか。
宿で夜に飲むためにどんぺりでワインのハーフボトルを買った。ビールの置いてある方を見てみたら穂高地ビールがあった。アルト、ケルシュ、ペールエールと3種あって全部500円だった。ペールエールは今までに見たことがない種類。
14:47にフロンティ発。
14:53にvif穂高着。走行距離1,756.3km、燃費25.9km/L、平均車速55km/h、走行時間31:46、EV走行距離222.9km(13%)、航続可能距離765km、外気温19度。高度614m。復路の走行距離376.6km、燃費23.4km/L、平均車速39km/h、走行時間9:33、EV走行距離118.2km(31%)。
味彩館で昼食を取ろうと思って寄ったのだが、時間が遅かったようでやってなかった。後で調べたらラストオーダーは14:30らしい。このあとに何処かへいくのは面倒なので昼飯抜き決定。
15:00にvif穂高発。
15時も過ぎたので有明荘へ向かうことにした。穂高養生園の手前の道の脇が登山者用駐車場になってたけど、ここって前からあったっけ?
中房線の途中には「熊出没注意」の看板が所々にあった。途中で南安バスの乗り合いバスに追いついた。ゆっくり走るつもりだったし、前に車が走っていたほうが運転が楽なので後ろを少し間隔を開けて走っていたが、上の方の発電所(中房第五発電所)の手前で方向指示器を左に出して停まって抜かせようとしてくれたので抜かさざるを得なかった
15:36に第三駐車場着。走行距離1,773.6km、燃費25.5km/L、平均車速55km/h、走行時間32:56、EV走行距離235.4km(13%)、航続可能距離742km、外気温12度。高度1,388m。復路の走行距離393.9km、燃費22.2km/L、平均車速38km/h、走行時間10:14、EV走行距離123.7km(31%)。
有明荘で受付を済ませて、車に積んでいる荷物を整理するために駐車場まで取りに行って戻るときに青空が少し見えていた。
荷物を整理したあとに本日最初の風呂。温泉宿に泊ったら、やはり温泉を楽しまねば。
夕食と一緒に穂高地ビールと受付時に頼んでおいた追加料理の岩魚の塩焼き。岩魚の塩焼きは九州では食えない。夕食にはわさびの醤油漬け、岩魚の塩焼きには蕗味噌が添えられており、ビールがおいしく飲めた。
19:30頃に玄関口で宿の人とアジア系外国人が英語で話していた。とんでもない時間に山から降りてきた登山者グループかと思ったら、会話に大天井岳とか聞こえてくるので下から上がってきたらしい。どうやらこの後に登山口のテン場に向かったらしい。
20時前に風呂に入りに行ったら、露天風呂から星が見えた。明日の天気は期待して良さそう。21時過ぎに本日最後の風呂。露天風呂からは星が20時前に入った時よりもよく見えた。この時間になると誰も入っておらず貸切状態。
買ってきた円揚げとワインは部屋で楽しんだが、ワインが半分程残ってしまった。残りは下山後に泊まる宿で飲むとしよう。
9/28(金)
今日は5年ぶりの燕岳登山。
起床後にまず朝風呂。昨晩に風呂に入ったときは何となく長く湯舟に浸っていられなかったが、今朝は長く浸かっていられた。自分では気付かなかったが、おそらく体に疲労が蓄積していたから昨晩は長く浸かっていられなかったのだろう。布引観音温泉、湯多里山の神でもあまり長く浸かっていられなかった。昨晩ぐっすり寝てやっと蓄積していた疲労が取れたってことか。
朝食の時に出てきた箸の箸袋に有明荘と大天荘が併記されていた。旧穂高町営だったこの2つの施設のうち大天荘は2015年度に燕山荘に売却されている。二つの施設名が併記された箸袋を見られるのもこの箸袋の在庫があるうちだけだろう。
第三駐車場〜中房登山口
朝食後に出発。有明荘の朝食時間が今の時期は7:00からということもあり、かなりゆっくりめな時間に出発することになった。今回は車に登山靴を置いたままにしてあったので第三駐車場からの出発。
第三駐車場の入口に熊の注意書きがあり、「最近、有明山登山道で熊が目撃されています。鈴などを鳴らして十分気を付けて歩いて下さい。」と書いてあった。
有明荘で朝食中に車が第三駐車場に入っていくのが見えたので、こんな平日に第一、第二駐車場は埋まらないだろうに何でだろうと思っていたが、第三駐車場の入口のところに第一、第二駐車場は満車と書かれていた。平日なのにそんなに登山者がいるとは思わなかった。第三駐車場にはまだ少し空きがあったが、確かに第一、第二駐車場は満杯で第二は進入路の脇にまで停めてあった。
中房温泉登山相談所というのが登山口の少し下に出来ていて、登山届けのポストはそこにあった。ポストの横に「ヤマノススメ」の絵が貼ってあった。
中房登山口〜第一ベンチ
出発は遅めだったが、今日はまず燕山荘まで行って、それから北燕岳まで行くだけなのでゆっくり登るつもりで登山口から歩き始めた。ゆっくり歩いていたつもりだったが、第一ベンチに着いてみるといつもとかわらないペースで歩いていた。
第一ベンチに着いてみると有明荘の休憩コーナーで朝食を食べて人たちがいた。あの人たちは朝食を弁当に変更して早立ちしていたはず。結局は普通に歩いていれば朝食をきっちり食べてから出ても、大して時間的にかわりがないってことか。
出発時は長袖シャツ、薄手フリースという格好だったが、第一ベンチでフリースと長袖シャツを脱いでTシャツに。
第二ベンチ〜第三ベンチ〜富士見ベンチ〜合戦小屋
9:30頃に第二ベンチと第三ベンチの間でクラブツーリズムの一行と遭遇。こんな時期にもツアーをやっているんだ。
第三ベンチで昨日のアジア人グループと遭遇。どうやら台湾人らしい。ザックカバーは見たことのないブランド名だったが、ズボンはマーモット、スパッツはアウトドアリサーチだった。あちらの登山用品事情は日本とあまり変わらないようだ。
登山口からは山の上の方まで見えていたが、ガスが出てきて展望は今一つ。合戦尾根はだいたい、いつもこんな感じなのでまたいつも通りかと思いつつ登っていった。雲頂は合戦の頭より低いだろうからそこまで行けば展望があるだろうと思いひたすら登っていった。
合戦小屋ではいつもうどんを食っていたが、今回はあまり腹が減っていなかったので何も食べなかった。名物のスイカは9/22までだったそうだ。そんな遅い時期までスイカはやっているのかと思った。
合戦小屋〜合戦の頭〜燕山荘
合戦小屋から少し歩くと登山者カウンターがあった。これは前にもあったような気がする。そういえば一昨日に登った湯ノ丸山にも設置されていた。こちらは前回は無かったような気がする。
合戦小屋の少し下あたりからが黄葉が鮮やかになってきていたが、黄葉の盛りは合戦の頭あたりから燕山荘までの中間あたりまでだった。
合戦小屋の下あたりからナナカマドが紅葉していたが、ナナカマドの紅葉の盛りは合戦の頭付近から上の方だった。
合戦の頭と燕山荘の間には前にはなかったベンチが設置されていた。
合戦の頭から少し歩くとガスの中から槍ヶ岳が見え出した。燕山荘の手前の稜線まで出ると裏銀座の山と槍ヶ岳がバッチリと見えるようになった。
燕山荘でまずは宿泊の受付。燕山荘のホームページで事前に予約をしてあるので電話番号を入力するだけで宿帳が記入済みの状態でプリントされ、ほとんど記入する箇所がないのでかなり楽。案内された寝床は別館。到着時間が遅いので本館ではないだろうとは思っていたが、別館だと本館に行くには途中の階段が急なので登り降りが少し疲れる。今日の登りできつかった場所は有明荘から登山口までの登りと燕山荘の別館に行く途中の階段。次が第一ベンチまでの登りと言ったところ。
荷物の整理をしたあとにサンルームへ。きっちりと朝食を食べてから出発した上に途中で行動食を結構食べたためかあまり腹は減っていなかったので、とりあえずコーヒーとケーキ。燕山荘に来たらコーヒーは外せない。他に外せないのはジョッキの生ビールであるが最近は酒をあまり飲まないようになったこともあり、今回はパス。昨日の有明荘の穂高地ビールで結構満足したし、ここで飲む分の費用を下山後に買う穂高地ビールに回そうという気持ちもあった。ケーキフェアというのをやっていて950円のケーキセットのケーキのお代りが200円で出来るとのこと。また、いつもよりケーキの種類が多くなっているということで6種類のケーキがあった。当然のごとくケーキを1個をお代りした。他の人が食べていた昼食メニューのチキンインドカレーがうまそうで思わずこれも食いたくなったが、ケーキで腹はわりと満たされたのでやめておいた。
燕山荘〜燕岳〜北燕岳〜燕山荘
サンルームでの一服後に燕岳・北燕岳へ出発。天気が良く気持ちの良い歩き。まずは燕岳へ。
まずは燕岳で展望を楽しんだ。裏銀座方面の山は標高が同じような感じのため見分けるのが難しいので今回はカシミール3Dで作った展望図をスマートフォンに入れてきた。裏銀座の北側は赤牛岳あたりまで見えていて、それより北は雲がかかっていた。安曇野方面の町は見えるものの常念岳、大天井岳は雲の中。
北燕岳の山頂はは燕岳とは違ってほとんど人は居なかった。有明荘で宿泊の受付の時に翌日は燕山荘泊予定かと聞かれ、燕山荘で受付のときにお出しくださいと連泊特典のおまけのチケットをもらった。これを燕山荘の受け付けの時に出したら、板チョコが一枚もらえた。この板チョコをありがたく山頂で食べさせてもらった。チケットをもらったときは交換で絵葉書を1枚貰えるとかだろうと思っていたが、板チョコを1枚とは意外だった。絵葉書とかをもらってもどこかにしまい込むだけになるのでかえってこういうものの方が良いかも。
しばらく景色を眺めていたら、立山が雲間に見え隠れするようになったけど、最後まで全貌は見せてくれなかった。
台湾人らしき人たちも無事登ってきたようで燕岳付近を散策していた。第三ベンチで抜いたときにテント装備らしいデカいザックで登っており、若い人がひとりかなりバテ気味のようだったので他人事ながら心配してたけど無事で良かった。
燕山荘へ戻る途中でブロッケン現象に遭遇。
燕山荘の売店の脇には携帯電話とかスマートフォンの充電スペースがあった。燕山荘に着いて受付をしたときにはたいしてつながていなかったけど、夕方になったら沢山つながれていた。あれってサービスで無料かと思っていたけど、約1時間で100円かかるらしい。まあ自家発電の小屋だから料金がかかるのは仕方ないだろう。しかし、充電が切れたら困るのなら何でモバイルバッテリーを持たないんだろうか?
夕方にヘリポートで山を眺めていたが、大天井岳・東大天井岳までは見えたが、常念岳はずっと雲の中だった。そのかわりブロッケン現象を何度も見ることが出来た。燕岳はブロッケン遭遇率が他の山よりダントツに高い。
この日の小屋の夕食は2回転で自分は1回目で食べることが出来た。夕飯時の毎度の小屋の人の説明ではオーナー不在でお話とアルペンホルンの演奏は無しとのこと。あと今朝に初氷が張ったそうだ。
食事後にヘリポートまで出てみると夜景がきれいに見えた。松本市、安曇野市あたりはすぐにわかったが、少し離れた場所の夜景はしばらくどこだか分からなかった。方向からするとどうも千曲市あたりらしい。
コースタイム
トラックログ
9/29(土)
燕山荘〜合戦の頭〜合戦小屋
4:30頃に目が覚めた。昨日の天気予報では朝は曇りだったが、予報と言っても所詮は平地の予報なのでどうせ雨だろうとは思っていたが、やはり雨。昨日の段階でどうせ明日は雨だろうからさっさと出発して下ろうと思っていたので、受付の時に朝食は弁当にしてもらっていた。まだ外は暗かった。弁当を食べているうちに少し明るくなるだろうと考え、弁当をまず食べることにした。ゆっくりと弁当を食った後に雨具の上下を着こんで歩き出した。結局歩き出しの時間は朝食を食べてから歩き出すより少しだけ早い程度の時間になってしまった。
燕山荘付近が雨雲の中に入っていたようで、雨は燕山荘付近が一番強く、下に降りるにつれ小雨になった。
天気は悪いが皮肉なことに昨日より遠くまで見えた。昨日は見えなかった常念岳も見えたし、鹿島槍あたりまで見えた。南アルプスも甲斐駒ヶ岳が雲間から姿を覗かせていた。東の方の空は雲がオレンジ色になっていてもう少し雲が薄ければ日の出を見ることが出来そうな感じだった。
薄手フリース、長袖シャツを来た上で雨具を着ていたので暑くなってきた。合戦の頭で長袖シャツを脱いだ。
合戦小屋で休憩。フリースも脱いでTシャツの上に直接雨具を着た。
合戦小屋〜中房登山口〜第三駐車場
富士見ベンチの少し下から中房温泉の建物が見えた。こんなところからも見えるとは知らなかった。合戦尾根は何度も降りているがいつもあまり脇目をふらず、ガンガン降りていくだけだからこれまで気付かなかった。
第三ベンチの下で太いカラマツがあるなと思ったが良く見ると普通の松の木だった。松の木がこんな高いところに生えていることがあるのかと感心した。
第一ベンチは休憩だけにしようかと思ったが、せっかくなので水場の水を汲んでいくことにした。この水で家に帰ってからコーヒーを淹れよう。
富士見ベンチを降りたところで登ってくる登山者の一人目と遭遇したが、天気が悪いのでこの後はほとんど人に会わないだろうと思って登ってくる人の数を数えていた。天気が悪いと言っても土曜日なので登山口までに44人程の登山者とすれちがった。この人数になると数えるのが面倒なので始めから数えなければ良かった。第一ベンチで少し話した夫婦連れらしきふたりは天気が悪いので駐車場で1時間ほど逡巡した上で登ってきたと言っていた。他の登山者もそういう人が結構いるのではないだろうか。
登山口まで下りてきて歩いている時に風化した花崗岩の砂の地面を見て、燕岳ってどんだけ巨大な花崗岩の塊なんだよと思った。これは第一ベンチの水場でも思った。
第三駐車場に到着したら、まずは靴を脱いで、荷物の積み込み。濡れた雨具をどこに積み込むか悩ましい。
今回はシーリングがヘタってきたためしばらく使っていなかった雨具(考えてみれば最後に使ったのは5年前の燕山行)をシーリングテープでシールし直して持ってきたが、問題なく使えた。
気温が低い時期と言うことで新調したハリソンの中厚の靴下で登った。モンベルの中厚の靴下とハリソンの中厚の靴下を持ってきていて、どちらを使おうかと迷ったが少しだけ薄いハリソンの物を使った。今回はハリソンの靴下が丁度よい感じだった。同じ中厚でもモンベルの靴下はもう少し気温が低い時期に使う方が良さそう。モンベルの靴下で登ったら今回は多分暑かっただろ。
コースタイム
トラックログ
8:47に第三駐車場発。外気温10度。
中房線を下っているときに対向車6台(内3台はタクシー)とすれ違った。
以前にたまに泊っていたしゃくなげ荘が廃業した(2016/10/3)というので跡地を見に行った。建物はすっかりなくなり更地になっていたけど、まだ何か工事をしている様子。近くにあった八面大王の足湯はしゃくなげの湯の裏に移されたとのこと。後で調べてみたら2012年に燕・常念・蝶に登った後に寄った、あかしな夢いちばも2016年度に廃業していた。
コーヒーが飲みたかったのとWi-Fiを使いたかったので富田のセブンイレブンへ。ネットで天気を調べてみると今日明日の糸魚川は雨ではあるものの大雨ではないらしい。台風24号が来ており、最接近は帰りの近畿圏あたりかと思っていたが、やはりそうなりそう。
9:42にザ・ビッグ 穂高店着。走行距離1,792.9km、燃費25.6km/L、平均車速54km/h、走行時間33:13、EV走行距離247.2km(14%)、航続可能距離705km、外気温15度。高度592m。復路の走行距離413.2km、燃費22.6km/L、平均車速38km/h、走行時間11:01、EV走行距離135.5km(33%)。
イオン系のスーパーはレジ袋が有料か、無料でもマイバッグ持参で割引があるのでマイバッグを持ってお買い物。クーラーボックス用の板氷と車中で飲む目覚まし用のペットボトルのコーヒーを購入。マイバッグ持参の割引が無かったのでここはレジ袋は有料だったようだ。
10:01にザ・ビッグ 穂高店発。
10:04にフロンティ着。走行距離1,793.5km、燃費25.6km/L、平均車速54km/h、走行時間33:17、EV走行距離247.6km(14%)、航続可能距離704km、外気温15度。高度579m。復路の走行距離413.8km、燃費22.6km/L、平均車速37km/h、走行時間11:04、EV走行距離135.9km(33%)。
どんぺりで穂高地ビール(ペールエール、ケルシュ、アルト)を自宅用と土産用に購入。税別で500円だった。次に同じ敷地内のまるとへ行った。ここのジャンボフランクと焼肉のたれは好みの味なので今回の山行の計画段階から買って帰ろうと思っていた。ジャンボフランクを探したがなかった。ザ・ビッグでクーラーボック用の板氷を買ったのはジャンボフランク用だったのにと残念に思いつつも、氷があるのだからと大からウィンナーを買った。当然焼肉のたれも。お金を払う時にカウンターのショーケースを見ると千代幻豚ウィンナーというのがあったのでこれも買った。どうもこの千代幻豚ウィンナーがジャンボフランクに一番近そう。
10:14にフロンティ発。
いつもだったらワサビを土産に買っていくのだが、いつも買っていた店が廃業してしまい、新しい店を探すのも面倒だったので今回はパス。
10:32にファーマーズガーデンあかしな着。走行距離1,800.2km、燃費25.6km/L、平均車速54km/h、走行時間33:35、EV走行距離252.5km(14%)、航続可能距離700km、外気温16度。高度533m。復路の走行距離420.4km、燃費22.7km/L、平均車速37km/h、走行時間11:24、EV走行距離140.4km(16%)。
土曜日ということもあってか結構混んでいた。自宅用と土産用にマツタケと円揚げを購入。今年はマツタケが信州で豊作で安いらしく、家を出るときに家族に買ってきてほしいと言われていたが、当初の予定では帰るまでにあと2泊する予定だったので無理だと断っていた。下山後に安曇野近辺で1泊する予定だったけどその1泊を台風のせいで中止したので帰るまでの泊数が2泊から1泊になった。
10:50にファーマーズガーデンあかしな発。
明科まで来たので県道55号で大町まで行こうと最初は思っていたが、少し戻っても高瀬川堤防道路を走ったほうが時間の節約になると思ったのでそちらを通ることにした。堤防道路沿いにある道の駅 安曇野松川にも寄れるし。
11:04に道の駅 安曇野松川着。走行距離1,808.6km、燃費25.6km/L、平均車速53km/h、走行時間33:54、EV走行距離254.2km(14%)、航続可能距離696km、外気温16度。高度592m。復路の走行距離428.8km、燃費22.6km/L、平均車速37km/h、走行時間11:42、EV走行距離142.6km(33%)。
駐車スペースが空いておらず、少しグルグル回って駐車スペースを見つけて車を停めたが、店内はそこまで混んでいるように見えなかった。とりあえず、リンゴがうまそうだったので買った。
ここにも穂高地ビールがおいてあったよなと思って見てみたら、ペールエールは540円なのにアルトとケルシュは780円になっていた。店頭ポップによるとペールエールは期間限定らしい。以前はここの道の駅と道の駅 今井恵みの里は穂高地ビールは他より安かったのに何でどんぺりより高いのか? アルト、ケルシュとペールエールの値段が何でこんなに違うのか? とその時は思ったが、帰ってから調べてみると穂高地ビールは以前は500mlの瓶だけだったが、現在は330mlの瓶も発売されているとのこと。どんぺりで買ったのは330mlの方だった。330mlと500mlの瓶は3cm程度しか高さが変わらないのでパッと見ただけでは高さの違いがわかりにくい。
穂高地ビールの隣に安曇野浪漫という缶ビールがあった。新しい地ビールの醸造所が出来たのかと思って、製造元を見てみると...、麗人酒造(諏訪市)だった。すでに穂高地ビールを買ったし、安曇野で諏訪で作ってる酒を買うのもなんだかなぁと思ったので買わなかった。
11:19に道の駅 安曇野松川発。
蓮華の森に続く