久住山

赤川登山口〜久住山〜赤川登山口 2018/4/13

熊本地震の復旧工事で夜間通行止になっていた菊池阿蘇スカイラインが3/23より夜間通行止が解除された。また、熊本地震で登山道が崩落して通行できなくなっていた赤川コースが昨年末に崩落箇所の迂回路が完成して通行できるようになったということなので、菊池阿蘇スカイライン経由で赤川登山口に行って、久住山に登ることにした。

4/13(金)

荷物を車に積むために外に出ると南の空に赤い星、南西に明るい星が出ていた。赤い星はサソリ座のアンタレスかと思ったが、それにしては他に見えている星からサソリの形が浮かんで来ないなと思っていた。あとで調べてみたら、火星だったらしい。そのそばに土星も見えていたらしい。そういえば近くにそこそこ明るい星があったような気がする。南西の明るい星は木星だった。

5:16に自宅発。外気温10度。航続可能距離779km。

既に空が白みはじめていた。車をしばらく走らせると細い月が見えてきた。

食料調達のためマックスバリュに寄り道。

5:56にマックスバリュ 山鹿店着。走行距離25.2km、燃費23.7km/L、平均車速35km/h、走行時間0:44、EV走行距離15.4km(61%)、航続可能距離751km、外気温7度。高度45m。6:06 発。

菊池渓谷付近は片側交互通行があるのかと思っていたが、なかった。あとで調べてみると昼間は片側交互通行で工事をしているそうだ。

菊池渓谷の上の方でトラックに追いついた。スピードダウンせざるを得ないが、トラックだってこの道を走る必要があって走っているのだから仕方がない。トラックの後ろをのんびりと走った。トラックは大観峰の所で阿蘇市方面へ降りていった。

瀬の本に近くなったあたりで道路脇にサクラが咲いていた。どうもソメイヨシノっぽかったので誰かが植えたものだろう。

7:20に三愛レストハウス着。走行距離84.8km、燃費20.9km/L、平均車速43km/h、走行時間1:59、EV走行距離40.1km(47%)、航続可能距離670km、外気温11度。高度960m。

腹が減ったので買ってきた食料で軽く食事。

7:36に三愛レストハウス発。

三愛レストハウスを出たらまたすぐトラックの後ろを走るようになった。トラックの後ろに付いたら、のんびり走るに限る。どうせ、赤川登山口の分岐までの短い距離だし。

7:49に赤川登山口駐車場着。走行距離93.0km、燃費20.9km/L、平均車速42km/h、走行時間2:13、EV走行距離45.0km(48%)、航続可能距離660km、外気温11度。高度1053m。

赤川登山口〜久住山

熊本地震で赤川コースが通行できなくなってから久住山には登っていない。最後に登ったのは2015/12/19なので2年ちょっと登っていない。

前回の涌蓋山の後から腰と膝の調子が悪い。山行後に背骨の軽い痛みがあったが、それが軽くなったと思ったら、右寛骨の上部の軽い痛みが出て、それと同時に右膝が突っ張ったような感じで少し痛みがあり、長い時間は正座が出来ない状態になった。安静にしたところで痛みは取れないだろうと、雨の降らない日は腰がガチガチバキバキになるのもかまわずに庭でしゃがみこんで草取りをしていたから、調子が悪い状態が長引いたのかもしれない。そんな調子なので今回は山頂までの往復のみ。

家を出るときは、上は長袖シャツにフリース、下は春夏に履いているズボンという服装だったが、フリースはいらないだろうと思い、車に置いて出発した。

登山口で登山届けを書いてポストに投函。以前は冊子に記入するだけでポストに投函するようになっていなかったため個人情報見放題だったのでその当時は登山届けはほとんど書かなかった。最後に登ったときは、ポストに投函するようになっていたが、用紙が切れていて書けなかった。今回は用紙があったので登山届けを出してから登り始めた。膝と腰の調子がイマイチだし、崩落箇所を迂回する新しい登山道の階段が地味にきついのではないかと考えていたので、山頂までゆっくりと進むつもりで歩いた。

コースの最初の方は沢の音と小鳥の鳴き声が耳に心地よかった。

登山道は崩落箇所以外は地震前とほとんど変わらなかった。崩落した場所の迂回路だけ整備したのかと思っていたが、コース半ばの展望の開けた場所まで登る途中の滑って歩きにくかった場所も整備してあった。

1475mあたりの展望の開けた場所で10分ほど休憩。下の方は小鳥が鳴いていたが、このあたりはウグイスが鳴いていた。祖母山、阿蘇山方面ははっきり見え、雲仙は鞍岳の右側にうっすらと見えていた。

今回は行動中のエネルギー摂取のためにウイダーinゼリー(エネルギー)と扇雀飴のはちみつ100%のキャンデーを持って来ていた。とりあえず水分補給も兼ねてウイダーinゼリーを飲んだ。

ほんの少し登ると新しい道に出た。以前の登山道を南東方向に少し下りながらトラバースして、後はひたすら登り。以前の道はひたすら登りだったので下りがあるのは少し新鮮。トラバースの所は木道階段でその後は丸太の階段。トラバースの所は岩を削ってある場所が1箇所あった。丸太の階段は丸太と丸太の間がかなり低くなっている場所があり少し歩きにくかった。新しい道は以前の道で岩が多くなったあたりまで続いていた。単調ではあるが着実に高度を上げる道になっているので前の登山道より楽かも。

新しい登山道を歩いているあたりからウグイスの鳴き声でなく小鳥の鳴き声が聞えてくるようになった。

岩場の道を登っている途中で北方向から南方向へ飛行する戦闘機を見かけた。おそらくF15だと思う。近辺だと新田原基地に配備されているらしい。

山頂からは由布岳、祖母山塊、鞍岳、ツームシ山などが見えた。雲仙は中腹で見たときより良く見えた。1,300m位で地表付近の少し霞んでいる空気の上に出るからのようだ。津江方面の山は標高が近い山ばかりなので見分けにくいが双眼鏡で覗くと釈迦岳の気象ドームが見えたので釈迦岳だけはわかった。うぶやま牧場の風車や立野の崩落地も見えた。

山頂で食事。買ってきた食料の残りを食べ、ウイダーinゼリーの残りの半分を飲んだ。ウイダーinゼリーは180gで180kcalで行動中の水分補給とエネルギー補給に良さそうと思って持ってきた。しかしカロリーは取れるが、満腹感がないので結局は他に何か食べたくなる。思い返してみると以前も山に持って行ったことがあったが、結局は満腹感がないので、他に何か食べることになり、それだったら普通の食事をすれば良いということで持っていかなくなったのだった。カロリーは取れるのでうまく普通の食事と併用すれば良さそうではある。

久住山〜赤川登山口

展望を楽しんだ後に下山を開始。

新しい登山道の下りは前の登山道より楽だった。その下の方の新しく整備されているあたりは以前は泥で滑るので少し慎重に下っていたが、整備された結果、滑ることを気にせずスタスタと下れるようになったのでかなり楽だった。

登りの時に1175mあたりの登山道が沢から離れるあたりで沢の方を見下ろすと温泉が湧いているようで水が白い場所を見つけた。こんなところからも温泉がわいているのかと思って見ていた。下りの時にはすぐそばにパイプがあるのを見つけて、赤川荘はこんな高いところからも温泉水を引いているのかと思った。

下りでは林道に出るまでに登ってきた登山者8人とすれ違い、扇ヶ鼻分岐で降りてきた登山者2人を追い抜いた。

久しぶりに赤川荘で温泉に入ってから帰ろうと思っていたら、登山口のところに「申し訳ございません。温泉パイプの調子が悪くて入浴できません」という貼り紙。残念ではあるが仕方ない。

駐車している朝の出発時には4台だったが、戻ってくると車は11台に増えていた。

帰り支度をしていると車が1台やって来たが、温泉目的だったらしくすぐに去っていった。

今回は気圧の変動が少なかったようで、時計の高度計の値の変化が少なかった。赤川登山口で出発時は1,055m, 到着時は1,060m、久住山山頂は到着時は1,795m、出発時は1,790mだった。

赤川登山口からのコースは通行できるようになったが、トイレのところに貼ってあった案内によると本山登山道(沢水キャンプ場〜稲星山)、平治岳北尾根ルート(吉部登山口〜平治岳)は通行不可だそうだ。

コースタイム

トラックログ

前回の涌蓋山の登山で復路の距離をカーナビで調べたが、それによると小国経由だと菊池渓谷経由より7kmの遠回りとなった。この経路を走っている時にカーナビの指示した道よりきよらカアサ経由の道の方が近いのではと思っていたが、経由地にきよらカアサをセットすると遠回りする距離は7kmから5kmになった。やはり国道442号を途中から左折してきよらカアサに向かった方が距離は短かったか。

13:20に赤川登山地駐車場発。

13:07に三愛レストハウス着。走行距離101.2km、燃費21.2km/L、平均車速41km/h、走行時間2:29、EV走行距離48.3km(48%)、航続可能距離650km、外気温17度。高度957m。

湧き水を汲んで、売店で飲料を購入。

13:20に三愛レストハウス発。

奥黒川トンネルを出てすぐの道の脇に茶色いコカコーラの自販機があった。前回の涌蓋山の時にも見かけており、珍しいなと思っていたが、今回は442号の脇ににもう一台、442号を左折して40号へ向かう途中の道の脇に1台見かけた。

きよらカアサに寄るつもりだったが、入ろうとしたら、4/21リニューアルオープンとか書いてあったので入らなかった。あとでホームページを見たら、駐車場スペースの仮設プレハブでの営業はしていたらしい。そう言えばそれっぽいプレハブの建物はあった。

中津江の国道387号の脇でシャクナゲが花を咲かせていた。

13:59に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離131.4km、燃費24.6km/L、平均車速42km/h、走行時間3:09、EV走行距離66.4km(51%)、航続可能距離626km、外気温23度。高度356m。

少しそばの川辺をブラブラした。どこかでカジカが鳴いていた。

売店でイノシシの肉、わさびの花、わさび漬けを購入。

14:21に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

前回来たときは道の駅のそばの民家で梅の花が咲いていたが、今回はシャクナゲが咲いていた。

国道387号が県道45号と合流したあたりから前を怪しげな運転をする車の後ろに付いた。はじめは酔っ払い運転かと思った。とにかく事ある事にセンターラインを大きく割る、対向車が来るとブレーキをかける、カーブでもブレーキをかけるがカーブに入る前でなくカーブに入ってからかける、赤信号で停まったときはジリジリと前に進む。トイレに行きたくて冷や汗かいて青い顔している人が運転しているから怪しい運転なのかと思ったが、菊池公園から下ってきたところの交差点の赤信号で停まったときにジリジリと前に進んでいたのにも関わらず信号機の左折の矢印が点灯しても左折しない。菊池市街で右折レーンのある交差点でこちらは直進、問題の車が右折のウィンカーを出した時はホッとしたが、ホッとするのは甘かった。右折レーンから直進レーンにはみ出して停まりやがったのでこの車の左斜め後ろに停めざるを得なかった。おさらば出来たときは心底ホッとした

菊池市街地で何か暑いなと思って気温を確認すると28度。速攻でエアコンをオンにした。

15:07にコメリ 菊池店着。走行距離160.6km、燃費26.0km/L、平均車速41km/h、走行時間3:57、EV走行距離82.0km(51%)、航続可能距離604km、外気温28度。高度43m。

斑入りシラン、ハナトラノオ(ピンク)、ケマンソウ(白)を購入。斑入りシランとケマンソウはそのうち入手したいと思っていた植物。

15:22にコメリ 菊池店発。

コメリを出たところでまた怪しい運転の車の後ろに付いた。30km/h程度でしか進まない、意味のないブレーキをかける、その上こいつもセンターラインを大きく割る。 こいつが対向車と衝突して弾き飛ばされてこちらにぶつかってこられるのはゴメンなので車間を取って走った。それほど危ない運転だった。こいつが道の駅 七城メロンドームの手前で右折していった時も心底ホッとした。

山鹿に入って少し走ると気温は29度。寄り道せずに自宅まで行くつもりだったが、車内に差し込んだ日差しが肌に照りつける暑さに耐えられずに休憩がてらコメリに寄ることにした。

15:45にコメリ 山鹿店着。走行距離172.5km、燃費26.3km/L、平均車速40km/h、走行時間4:21、EV走行距離90.1km(52%)、航続可能距離600km、外気温29度。高度22m。

ホウキグサの苗があったら買おうかと思ったがなかった。種があったのでそちらを入手。

15:55にコメリ 山鹿店発。

16:33に自宅着。走行距離194.3km、燃費26.7km/L、平均車速39km/h、走行時間5:00、EV走行距離103.9km(53%)、航続可能距離587km、外気温27度。車の総走行距離13,371km。

車を停めている所の斜め前にタイム・ロンギカウリスが植えてあるのだが、これが満開。車を入れるときに少し踏みつけたようで良い香りが漂っていた。

前回の涌蓋山以降調子の悪かった膝と腰であるが、右膝の違和感は少しあるが、正座できないほどではなく、腰は右寛骨の上あたりは若干の違和感はのみになった。

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