御前岳・釈迦岳

杣の里渓流公園〜御前岳〜釈迦岳〜普賢岳〜矢部越〜杣の里渓流公園 2018/4/20

前回の久住山の帰りに道の駅 せせらぎ郷かみつえに寄ったときにわさび漬けを買った。これがワサビの花のわさび漬けでうまかった。去年に登った御前岳・釈迦岳に登ったときに寄った杣のさとで買ったわさび漬けもワサビの花のわさび漬けでうまかったということを思いだし、御前岳・釈迦岳に登りに行ってついでに買ってくることにした。

4/19(木)

明日の食料の調達と『のぼろ』(九州・山口の山を対象としたローカルな山登り雑誌)の購入を主目的に買い物に出かけた。

まずは園芸店に寄り、ライオンロックというナデシコを購入。

次に本屋に行って『のぼろ』を買った。九重山の特集記事があって少し前から買おうか買うまいかと思っていたが、前回の久住山へ登ったときに『のぼろ』の記事を見て赤川のコースを初めて登ったという登山者が居たのでそこまでさせる内容なら買ってしまおうと思った。鞍岳の記事も乗っていたし。

次に洋品店で衣類を少し購入。

次にマックスバリュで食料調達。

次に車のサンシェードがボロくなってきたので、前から買わねばと思っていながらほったらかしになっていたサンシェードをカー用品店で購入。

4/20(金)

今回は前回の久住山の帰りに汲んで来た湧き水がまだ残っていたので車中で飲むコーヒーはこの湧き水で淹れた。

5:57に自宅発。外気温10度。航続可能距離528km。

山鹿市近辺を車で走っているとツツジが盛りできれいに咲いていた。

7:10に杣のさと着。走行距離53.8km、燃費22.0km/L、平均車速43km/h、走行時間1:15、EV走行距離28.0km(52%)、航続可能距離459km、外気温8度。高度317m。

何かズボンがゆるゆるだなと思ったらベルトをしてくるのを忘れていた。

パンフレットの類を見ていると「楽しくのぼろう!八女の山」、「八女市矢部村山系八名山マップ」というのが置いてあったので貰ってきた。「楽しくのぼろう!八女の山」の方は八女市のホームページ(ホーム>観光・特産>観光情報の発信>八女は楽しい(観光冊子))でPDFファイルで置いてあったのをダウンロードしてあるが、PCやらスマホで見るよりも紙で見る方が楽。矢部村山系八名山というのがあるのは知っていて機会があれば登りたいと思っていたので、「八女市矢部村山系八名山マップ」が手に入ったのはありがたかった。パンフレットが置いてあった所に8名山を全部登ってスタンプを集めると記念品が貰えると書いてあったので「矢部村山系八名山登頂記録用紙」も貰ってきた。一緒に置いてあったチラシによると5/12に杣の里渓流公園で山開きとのことだった。

パンフレットを貰った後にわさび漬けとお茶(八女茶)を買った。

7:30に杣のさと発。

7:44に杣の里渓流公園着。走行距離61.2km、燃費20.0km/L、平均車速40km/h、走行時間1:31、EV走行距離30.3km(49%)、航続可能距離445km、外気温10度。高度643m。

杣の里渓流公園〜御前岳

出発準備で登山靴に履き替えているときに、そういえばこの靴を履いて最初に登ったのは御前岳・釈迦岳だったと思い出した。

登山口の脇のシャクナゲが満開。

昨年の5/18に登ったときは勢至菩薩の祠の脇のエビネが満開だったが、今回は芽が伸び始めた状態だった。自宅のエビネは今が満開なのでだいたい1ヶ月弱ほど開花時期が遅いようだ。

沢沿いの登山道にはヤブツバキの花が咲いており、花が地面に落ちていた。沢には所々に小さな滝(ほとんどは滑滝)があった。一番大きかったのは10分ちょっと歩いたところにあった5m位の滝。

林道が近づくと道は沢から離れた。沢から離れた途端にあたりの空気は生ぬるいものとなった。

林道に出るまでは小鳥の鳴き声が主だったが、林道に出たあたりからウグイスの鳴き声が混じるようになった。

林道に出て左に2分ほど歩くと御前岳へ登る道に出会った。林道の脇にはミツバツツジが咲いていた。登り始める前に休憩兼食事をすることにした。今回は菓子パン、惣菜パンの類を3個持ってきたが、空腹だったので一度に2個を食べ、ついでに小袋の柿の種も食べた。10分ほど休んだ後にまた歩き出した。

歩き出すとクレオソートの臭いが漂ってきた。ここの道は木段となっていて、木段の手入れにクレオソートを塗っているらしい。どうも横木には塗らずに地面に打ち込んだ縦杭の丸太の頭に塗っているようだ。

林道の下の登山道は木段は無かったが、林道の上の登山道は木段で整備してあるだけあって、結構急だった。

林道から山頂までの2/3まで登ったあたりで、脇の藪で音がしたので見てみると、蛇がいた。ちらっと見えた感じではヤマカガシだったようだ。

途中で道が右と左に分かれているっぽい場所があった。左に階段のようなものが見えた。右はわりと開けた感じだった。右は展望の良い寄り道ポイントかと思ってとりあえずそちらに行ったら道標があり、展望も少し開けていた。そこからさらに上に行くと左からの道があり、おそらく左に行ったらここにつながっているようだが結構薮道っぽい。右のコースが結構急だったので迂回路か?

まわりの山が見え出すようになって来てから少し登ると山頂に到着。林道から上の登山道は結構急だったが、上の方はさらに急になり岩場のクサリ場もあり、思っていた以上の急登だった。

山頂からは八方ヶ岳、三国山、万年山等が見えたが、万年山は霞んでいた。

気温は20度位かと思ったら、山頂にあった温度計は20度だった。だいたいこう言うところにある温度計はとんでもなく、ずれた温度になっているがここのはあっていそう。

御前岳〜釈迦岳本釈迦

オオカメノキ、ミツバツツジの花が咲いていた。ミツバツツジは日当たりが良い場所のものがチラホラと咲いており、そうでない場所のは蕾。

昨年来たときにはスズタケが花を咲かせていた。今回はスズタケは枯れている場所が多かった。笹は花を咲かせた後に枯れるというのは本当らしい。ほとんどが枯れている場所にも枯れずに葉を付けてるのが残っていたりするので、そういう株がまた増殖するのだろう。まったく枯れていない場所も多くないがあった。

途中にブナの大木。これは去年歩いたときに気付かなかった。

釈迦岳までの道は、釈迦岳の手前まではほぼフラット。近づいてくる釈迦岳の見た目はあんなところ登れるのと言った感じのピークで手前に岩場がありそこは急。

釈迦岳の山頂は御前岳ほど展望は無い。普賢岳に隠れるようでこちらからは万年山は見えない。

釈迦岳本釈迦〜普賢岳

釈迦岳の下りでスノーピーク奥日田の建物が見えてきた。

普賢岳は今回のコースで一番展望が良い。釈迦岳から10分ほどで着くのでこちらに寄らないのはもったいない。

普賢岳に到着すると車が一台停まっていた。観光客でもなさそうだったのでレーダードームを管轄する国土交通省の関係者だろう。

万年山、九重山、渡神岳などが見えたが、九重山、万年山は霞んでいた。空が霞んでいなければ、展望はかなり良さそうなので少し残念。御前岳の左奥に見える山は何かと思って帰った後で調べてみたら石割岳だった。近くにはスノーピーク奥日田の建物が見えた。

ベンチがあるのでここで食事。今回は車内で飲むために持ってきたコーヒーを入れた保温ボトルも登山開始の時にザックに入れてきたのでそれとアップルパイを食べた。山の上で食べるコーヒーとアップルパイの組み合わせはなかなか良い。

前回登ったときは登山者に会ったけど、今回は誰とも会わないなと思っていたが、山頂から山腹を見たときにその理由が分かったような気がした。木々は芽出しの季節でまだ新緑には少し早いからだろう。来週あたりにはきれいな新緑を見ることができるのではないかと思う。

普賢岳〜矢部越

食後に下山開始。下りだからわりと楽だが、ここの道もわりと急。登るのは大変だろう。

下りの途中で鳥の鳴き声も風もピタッとやんだ場所があって、けっこう暑い。気温は23度くらいあっただろうか。

矢部越の日陰で普賢岳にいた車が休憩していた。

矢部越〜八ツ滝〜杣の里渓流公園

矢部越からは自然歩道を下った。

矢部越からすぐの場所に虫を捕らえるためのトラップらしきものが仕掛けてあった。

そこから歩いてすぐの場所に根生した細長い葉の植物が群生していた。帰ってから調べたら、このあたりはオオキツネノカミソリの群生地らしい。

沢のそばを歩くようになって最初の林道のそばで何かの鳴き声がした。多分、カエルの鳴き声でタゴガエルか何かだろう。

イチリンソウが固まって咲いている場所があった。今回の山行中はイチリンソウの他にタチツボスミレなどが咲いていたが、この沢沿いにはヒゴスミレが混じって咲いていた。

去年に来たときも見たが、今回も途中の砂防ダムの上の渕に魚が泳いでいた。砂防ダムは遡れるような高さでは無いし、下には八ツ滝もあるのでここに魚が居るのは少し不思議。

杣の里渓流公園は御側川の右岸にあったのに、道は御側川の左岸側を下っていく。右の川はかなり下の方を流れており、右岸の方へ渡れるようには思えない。前回来たときも道があっているのか少し不安を覚えたが、道はここしかないということでそのまま下ったのを覚えている。八ツ滝の手前で道はヘアピンカーブを描き、そのカーブで高度をかなり下げ、八ツ滝のそばにある橋で道は川の右岸へ渡った。

杣の大吊り橋が見えてくると御前岳登山口はすぐそば。この橋は釈迦岳山頂から見えていた。登山口の案内板で所要時間約5時間となっていたがだいたい5時間で戻って来ることが出来た。

登山口まで戻ってくると、気温が高くなったせいか登山口のそばのシャクナゲの花はクタっとなっていた。

コースタイム

トラックログ

13:16に杣の里渓流公園発。

国道442号まで約6km。

杣の里渓流公園を出た時点で道の駅 鹿北まで寄り道せずに直接行くつもりだったが、暑いので冷たい飲み物を飲まないと国道3号に出るまでに確実にバテると思ったので杣のさとに寄ることにした。

13:32に杣のさと着。走行距離68.7km、燃費21.8km/L、平均車速36km/h、走行時間1:53、EV走行距離36.7km(53%)、航続可能距離430km、外気温28度。高度323m。

自販機で飲料を購入。

13:37に杣のさと発。

途中の道でトカゲか何かをくわえたネコが道をトコトコと歩いて横切ったので車をあわてて停めた。サッサと走って渡れよと思ったが、ネコたちには車を避けて渡るという考えはないようなので、急に飛び出されて惨事を招くよりはトコトコ渡って、こちらが停まれる方が良いか。

県道13号は気温が大きく変動し、場所により2度くらいの差があった。最低の場所は26度だった。

14:18に道の駅 鹿北着。走行距離93.1km、燃費25.5km/L、平均車速36km/h、走行時間2:35、EV走行距離55.6km(60%)、航続可能距離404km、外気温29度。高度120m。14:31発。

県道13号がわりと涼しかったので29度まで上がっているとは思わなかった。道の駅 鹿北を出る時点でエアコンをオン。

暑さのため杣のさとで買った飲料だけでは足りなくなったのでスーパーで買っていくことにした。

14:53にゆめマート 山鹿店着。走行距離106.8km、燃費26.2km/L、平均車速36km/h、走行時間2:57、EV走行距離63.8km(60%)、航続可能距離399km、外気温28度。高度32m。

サントリーの「PREMIUM MORNING TEA ミルク」というのを買った。透明なミルクティーということで少し話題になっていたので買ってみた。蒸気で香味だけを抽出、乳清を加えてミルクテイーの味にしているそうだ。確かにミルクティーの味はするが、普通のミルクティーを飲んだ方がうまいかな。一応眠気覚ましになったのでカフェインは入っているようだ。

15:03にゆめマート 山鹿店発。

暑いので取れるところでは休憩を取りながら帰ることにした。

15:05にナフコ 山鹿店着。走行距離107.2km、燃費26.1km/L、平均車速35km/h、走行時間3:02、EV走行距離64.1km(60%)、航続可能距離398km、外気温28度。

何も買うつもりは無かったが、園芸用の支柱が必要なことを思いだし購入した。セール品だったようで安くなっていた。

15:14にナフコ 山鹿店発。

15:45に菊水ナーセリー着。走行距離115.4km、燃費25.9km/L、平均車速35km/h、走行時間3:16、EV走行距離68.4km(59%)、航続可能距離390km、外気温26度。高度19m。15:31発。

15:44にグッデイ 玉名店着。走行距離123.3km、燃費26.3km/L、平均車速35km/h、走行時間3:29、EV走行距離73.0km(59%)、航続可能距離379km、外気温26度。高度8m。

先日ナデシコを買ったばかりなのにまたピンクのナデシコを購入。ナデシコは草丈が低くて、じわじわと広がっていくので雑草防止を兼ねてグラウンドカバーに使うのに良いのでつい買ってしまった。

15:49にグッデイ 玉名店発。

16:04に自宅着。走行距離128.4km、燃費26.3km/L、平均車速34km/h、走行時間3:45、EV走行距離76.5km(60%)、航続可能距離374km、外気温27度。車の総走行距離13,963km。

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