小川岳

カシバル峠〜ゴボウ畑登山口〜小川岳登山口〜小川岳〜小川岳登山口〜ゴボウ畑登山口〜カシバル峠 2017/8/2

梅雨が明けて暑い日が続いているため、しばらくは山はお休みと思っていたが、ちょっと登りたくなってきた。暑いときは登山口の標高が高い山ということで小川岳に行ってみることにした。前に登った向坂山の隣になので車で日帰りできる距離だろうと言うことで調べていたら、登山口はいくつかあるが、向坂山に登るときに行った五ヶ瀬ハイランドスキー場から登ることが出来るということがわかったのでスキー場から登ってみることにした。

8/2(水)

荷物の積み込みのために外に出ると天気が良く星が良く見えた。東の空の明るい星は明けの明星の金星であることはすぐわかったが、赤い星が輝いてそれが何かわからなかった。後で調べてみるとオリオン座のベテルギウスだった。もう夜明け前に東の空にオリオン座が見える季節であることは失念していてベテルギウスだとは思わなかった。

4:08に自宅発。外気温27度。航続可能距離568km。

県道38号線の登り坂でヒグラシの鳴き声が聞えてきた。薄暗さと相まって何となく気味悪く聞えた。

南阿蘇村に入ると阿蘇山は下の方に雲がかかっていたが、上の方は良く見えていた。

5:34に道の駅 あそ望の郷くぎの着。走行距離63.9km、燃費25.1km/L、平均車速44km/h、走行時間1:26、EV走行距離34.8km(54%)、航続可能距離483km、外気温22度。高度422m。5:49発。

道の駅 あそ望の里から出るときに日が昇ってきた。阿蘇山にはだんだん雲が上がって行っていた。

5:55にローソン 南阿蘇白水店着。走行距離67.9km、燃費24.6km/L、平均車速43km/h、走行時間1:34、EV走行距離36.0km(53%)、航続可能距離478km、外気温22度。高度483m。食料を調達。6:05発。

国道265号を走っているときに小川岳の方向と思われるあたりの山に雲がかかっていた。晴れているけど、山の上はガス状態での歩きになるかなと思いつつ車を走らせた。

6:30に道の駅 そよ風パーク着。走行距離89.8km、燃費25.0km/L、平均車速45km/h、走行時間2:01、EV走行距離45.7km(51%)、航続可能距離448km、外気温22度。高度591m。6:34発。

道の駅 そよ風パークのあたりは少し霧が出てきた。前に向坂山・白岩山に登りに行くときに通ったときにもここらあたりは少し霧が出ていた。

国道265号を進むうちに霧はなくなり、見えている山にも雲はかかっていない。空も青いし、今回は展望が望めそう。

五ヶ瀬町に入ったあたりで気温は21度。

ネムノキが道の脇の所々で咲いていた。前回の赤川浦岳に行ったときも咲いていたが、まだ咲き始めと言った感じだったが、もうそろそろ花盛りと言った感じになっていた。

国道265号から林道へ入り上がっていった。途中の波帰の集落の入口は工事中でさらに上の方の入口からは集落に入れなくなっていた。

7:12にカシバル峠(五ヶ瀬ハイランドスキー場・パーキングセンター)着。走行距離116.0km、燃費22.0km/L、平均車速43km/h、走行時間2:42、EV走行距離57.5km(49%)、航続可能距離428km、外気温20度。高度1320m。

カシバル峠までの途中の林道は他の車に遭遇することもなかった。カシバル峠は国土地理院の地図によると標高1,308mらしいがこの場所ですでに下の写真のような展望である。天気も良いし上に登ったときの展望を大いに期待した。写真の右手前が鳥の霧山、その奥が黒岳、中ほどの三角のピークが揺岳、その左のピークが祇園山、左の後ろの方に見えているのが祖母山らしい。

前に向坂山・白岩山へ登りに五ヶ瀬スキー場に来た時と運転時間は同じくらいだろうと予想していて、もう少し早く着くのではないかと思っていた。前回と道が違うこともあってか時間は15分程遅く、距離は10km程長い。前回は国道57号から国道325号へ入ったが、熊本地震により阿蘇大橋が崩落してこのコースが通れないために、今回は俵山トンネル経由。俵山トンネルのある県道28号も迂回路を通る必要があり、このルートもいつもより時間がかかる。県道28号が全面復旧したら、時間的には変わらなくなるかも。

カシバル峠〜ゴボウ畑登山口

前に向坂山・白岩山に登るために五ヶ瀬ハイランドスキー場に来たがパーキングセンターからゴボウ畑登山口までの林道がちょっとダートな記憶があったので今回はカシバル峠のパーキングセンターから出発。『新・分県登山ガイド 宮崎県の山』にのっている「向坂山・白岩山」のコースがこのカシバル峠が出発点になっているが、この本によれば、ゴボウ畑登山口は登り20分、下り15分で、余計にかかる時間は35分だけだし、未舗装とは言え林道なので余計に歩いても苦にならない。

パーキングセンターのトイレはスキーシーズン以外も開放しているようで、施錠されておらず使える状態。五ヶ瀬ハイランドスキー場は閉鎖の危機にあるそうだ。採算ラインが4万人ということで、2017年シーズンに4万人の集客を目指していたが、過去最小の3万2千人しか集まらなかったとのこと。が、コストカット等によりほぼ収支均衡を達成したため2018年シーズンも継続するとのこと。トイレに「五ヶ瀬ハイランドスキー場では、今シーズンより入場者様全員を対象としたスキー場入場者補償保険(スキーヤー保険)への加入は行っておりません。」という貼り紙があったが、これもコストカットの一部なのだろう。

パーキングセンターの建物の前の森でヒメシャラが花を咲かせていた。

林道はごく普通の未舗装林道で記憶していたほどのダートではなかった。所々、穴を埋めてならしたような跡があった。梅雨時に崩れてきたであろう土砂をまとめてあるところがあり、その土砂を使って穴を埋めたのだろう。これならゴボウ畑登山口まで車で行っても良かったかなと思っていたら、道の端の方を朽ち木がふさいでいた。どかせば車の通行には支障のないような手でどかせる大きさだったので、木をどかす手間を省くために往復30分強の歩行を選択したようなもの。

ゴボウ畑登山口には『新・分県登山ガイド』の記載通り20分で到着。掲示板があり、そこに貼ってあった「霧立産地登山ルート概念図」によると小川岳の登山口は今回使う五ヶ瀬ハイランドスキー場登山口の他にテンヤボ登山口、小川登山口、一ノ瀬登山口、舞岳登山口、栗藤登山口があるとのこと。舞岳登山口は『新・分県登山ガイド 熊本県の山』にのっている。テンヤボ登山口は今回登るにあたっての事前の調査で国道265号からスキー場に向かう途中にある波帰集落から林道を上がったところにあり小川岳まで最短らしい。栗藤登山口、小川登山口、一ノ瀬登山口は帰ってから調べてみると、栗藤登山口は熊本県側、小川登山口は五ヶ瀬町の小川という土地からの登山口、一ノ瀬登山口も五ヶ瀬町の一ノ瀬という土地からの登山口。小川登山口は調べてみたが情報が見つけられなかった。一ノ瀬登山口、栗藤登山口は黒峰、トンギリ山に登るのに使われる登山口でトンギリ山経由で小川岳に登るときに使われるらしい。が、トンギリ山〜小川岳は踏み跡が薄くて地図とコンパス必帯という記述も見かけた。

ゴボウ畑登山口にあった道標によるとカシバル峠からここまでは500mとのこと。

ゴボウ畑登山口〜スキーセンター

ゴボウ畑登山口を後にしてすぐに後ろから車の音が聞こえた。振り返ると登山口に1台車がやってきていた。スキーセンターまでの登っている途中でも1台車が追い越していった。

登っている途中で右腕がチクッとしたので見てみるとアブがとまっていたので払った。まだ本格的には刺していなかったようでチクッ程度ですんだのが幸い。しばらくすると今度は右手の中指と薬指の間がチクッとしたので見てみるとまたアブがとまっていたので払った。こちらも本格的には刺していなかったようなので助かった。アブに刺されると酷いかゆみが出るのでタチが悪い。最近は山登りの時に虫さされの薬を携帯していないが、携帯するようにしようと思った。すぐにはかゆみが出なかったが、行動中に少しかゆみが出てきて、復路の車中で指の方の刺された場所がプクッと腫れてきた。

スキーセンターに到着すると先ほど追い越していった車が停めてあった。ゴボウ畑登山口からの登りの途中に車両進入禁止の看板があるけど、入ってきてしまう人がいるんだねぇ。

スキーセンターの裏手に行ってみると思っていた以上の展望があった。根子岳、九重山、祖母山などが見えた。家に帰ってからいろいろと見えていた景色を調べてみた。 遠くの方の形が台形状で特徴的な山が気になったのだが、行縢山。撮った写真を見てみると行縢山の左にピークが見え、これは可愛岳。風力発電の風車が見えるが、これは中九州大仁田山風力発電所。これらの山へのだいたいの直線距離は祖母山:36km、 行縢山:44km、可愛岳: 52km、九重山:60km。

スキーセンター〜小川岳登山口〜遠見ヶ岩・小川岳分岐〜遠見ヶ岩

そろそろ出発するかとスキーセンターの裏手から戻るとバンのタクシー2台がやってきて、ワラワラと人が居た。車両進入禁止の道でもタクシーは客に行けと言われたら行かざるを得ないようだ。この人たちは白岩山に行ったようだ。

向坂山・白岩山に登ったときにスキーセンターから向坂山とは違う方向へ向かう登山者が居たけど、今にして思えば小川岳へ向かう登山者だったのだなと思う。

さて、今回の山行で一番のピークかつ標高の最高地点がこのスキーセンター付近。ここからはますはゲレンデの下りになる。スキーセンターの前をそのまま直進して、ゲレンデの左側の砂利道を第3リフトの終点の方へ降りていく。ゲレンデの下の方に白い看板が見えるがそこが小川岳の登山口。

ゲレンデからの眺めも良く、ちょっとゲレンデ内を移動して写真を撮影。

ゲレンデの下部は草と一緒にコケも生えていた。コケはこのあと小川岳までの森の中の多くの場所に生えており目を楽しませてくれた。どうもこのあたりはコケの生育に適した環境のようだ。

小川岳登山口に見えていた白い看板は「九州中央山地森林生物遺伝資源保存林」の看板で近くに小川岳の方向を示す「小川岳」と書かれた道標と「小川岳入口」と書かれた道標が立っている。道標の文字は消えかけており後者は辛うじて読める程度。

ここからが今回の2つ目のピークの遠見ヶ岩への登りになる。

ここの登りは芝生のように短くなった草が生えていてどこが道かわかりづらいところがあった。ここ以降は小川岳まではわかりづらいところはなかったが、あまり人が歩いていないような感じの道だった。

遠見ヶ岩の分岐には何か道標があるだろうと思っていたが何もなく、稜線上に右に行く道と左に行く道があっただけ。遠見ヶ岩がある左へ向かった。

ゲレンデから見えた遠見ヶ岩は登るのがきつそうな岩山に見えたが、小川岳の分岐まで登って稜線上の道を歩くので全然きつくはなかった。遠見ヶ岩という名前ではあるが、低木が視界を邪魔するので眺望を楽しむにはイマイチ。「遠見ヶ岩(黒岩)」、「黒岩山 1582m」と書かれた道標があった。

遠見ヶ岩〜遠見ヶ岩・小川岳分岐〜鞍部〜小川岳

遠見ヶ岩から小川岳まで所々でスキー場方面がみえる場所はあるが森の中の歩きでほぼ展望はない。森の中はコケは方々に生えているが下草はあまり生えていなかった。おそらく鹿の食害。毒のあるバイケイソウは残っていた。シダは鹿が好まないらしく、所々で群落を作っていた。小川岳・遠見ヶ岩の分岐までの登りで草が芝状になっていたのもシカがいったん伸びた草を食べて短くしたものが芝状に伸びていたのかも。

遠見ヶ岩・小川岳の分岐から5分ほど歩いたあたりで行く先を黒い鳥が横切った。もしやと思ったが、ホシガラスだった。九州で始めてホシガラスを見た。祖母山塊には生息しているということだったのであちらの方に行くときは目撃することを期待していたが、期せずしてここで目撃できるとは。数は3, 4羽居たようだ。写真を撮ったがピンボケばかり。オートフォーカスのカメラは望遠レンズを使ってこう言う被写体を写すのは少し面倒だ。

途中の開けた場所でスキー場方面が見えたが、伐採の終わった山も見えた。往路の車中で国道265号から木のない斜面が見えて、あそこがスキー場かな? と思っていたが、この伐採地だったようだ。

途中で地面にモクレンとかコブシとか言った類の木の実と思われるものが落ちていたのであたりを見てみるとオオヤマレンゲの木が生えていた。

鞍部に「向坂山 五ヶ瀬ハイランドスキー場 60分」という板があった。元は柱もあってそこに取り付けられていたのだろうが、柱が朽ちてしまったようだ。

鞍部から登る途中にスズタケらしいものが生えていたが葉が全くなかった。もしかして枯れているのではなくシカの食害かと考えながら登っていると葉のついているものもあったのでおそらくシカの食害。

ここまでの道中には「向坂 xxx 小川 TR」(xxxは数字)というテープが木に貼ってあった。トレイルランのコースを示すもので多分スタートからの数字だろうと思っていた。数字を気にし出したときの数字が28でトレイルランのスタート地点はテンヤボ登山口でそこが数字の0の地点で、多分数字が10くらいの場所が小川岳の山頂だろうと勝手に思い込んでいた。鞍部からの登りの途中で数字が10以下になりやっと小川岳山頂が0の地点だと気付かされた。

小川岳山頂は森の中で展望がない。もっともここまでの道も森の中で所々開けた場所があり、少しだけ展望がある程度だったが。

山頂付近には「小川 037 舞岳 TR」というテープ、「向坂山 五ヶ瀬ハイランドスキー場へ 3186米」、「向坂山 五ヶ瀬ハイランドスキー場へ 145分」、「緑仙峡へ 60分くらい」という道標やら、柱が朽ちたらしく地面に落ちた板やらがあった。

小川岳〜鞍部〜遠見ヶ岩・小川岳分岐

展望もないので少し休憩した後に山頂を出発。

山頂から20分弱歩いた場所でまたホシガラスと遭遇。今度は少しボケ気味ではあるが多少マシな写真が撮れた。ここにはホシガラスは2, 3羽いた。

遠見ヶ岩・小川岳分岐への登りの途中で小さな茶色いヘビ(ジムグリ?)と遭遇。

トレイルランのコースのテープの数字は何を表しているのかと少し疑問に思いつつ歩いていた。気にし出した時の数字が28だったが、小川岳〜スキー場までは28キロもあるはずはないので距離ではなさそう。何かの間隔ではあるだろうとテープ間の通過時間を計ってみると3, 4分間隔だった。

遠見ヶ岩・小川岳分岐〜小川岳登山口〜スキーセンター

遠見ヶ岩・小川岳分岐に行きは気付かなかったが「スキー場 5分」という板が落ちていた。ここのトレイルランのテープは030と031が5mもない間隔であった。

ゲレンデまでの途中の031のトレイルランのテープに「ドコモ つながります」というテープが貼ってあった。

スキー場のゲレンデに出る手前にヒメシャラの花が咲いていた。今回歩いている途中では花が落ちているのは見かけたが、咲いていたのはこことパーキングセンターの前だけ。

ゲレンデに出たところで少し休憩。トレイルランのテープの番号はここは033だった。

往路で下っている時に復路のゲレンデの登りは日に照らされて暑いだろうと覚悟していたが、思ったほど暑くなかった。日差しは強いが気温がそんなに高くないようだ。ゲレンデを登っていくに連れ、上からそよそよとかぜが吹いてきたのはありがたかった。

ゲレンデの途中にシカの糞が落ちていた。今回は一回くらいシカを見かけるかと思っていたが、今回はシカの糞を見ただけで終わりそうだなと思いつつ眺めた。ゲレンデに意外と草が生えていないのはシカが食っているのかも。

シカの糞の次はツマグロヒョウモンの幼虫を見つけた。あたりを見るとスミレが少し生えていた。家ではスミレを育てているので家で見つけたら殺虫剤をかけているところだ。

ゲレンデには草に混じってコケも生えていた。意外とコケの生育に適した環境なのだろう。

スキーセンターで少し休憩。休憩中にホシガラスの鳴き声を聞いた。

スキーセンター〜ゴボウ畑登山口〜カシバル峠

スキーセンターから下り始めてすぐにリフト沿いに下に降りていくシカを2頭ほど目撃。

林道脇のシカ除けネットが張ってある場所に白い物が落ちているから何だろうと思って近づいて見てみたら、シカの骨だった。ネットに絡まって逃れられずに死んだのだろうか? 頭蓋骨には伸びきっていない袋角が付いていた。鹿の角は春に生えるそうなので春に死んだのだろう。

スキー場からの下りはエゾハルゼミ、ハルゼミ、ヒグラシなど色々なセミの鳴き声を聞くことが出来た。

ゴボウ畑登山口には車が4台停まっていた。福岡ナンバー1台、熊本ナンバー2台、宮崎ナンバー1台。

往路で林道の途中の道の端をふさいでいた朽ち木はどかしてあった。

パーキングセンターでもホシガラスの声を聞いた。ホシガラスは結構生息しているみたいだ。帰ってからホシガラスについて調べているときにバードリサーチというところがホシガラスの目撃情報の調査をしているということを知ったので、目撃情報を報告。後日、本屋でちらっと覗いた山と渓谷の2017年8月号にこの調査の事が載っていた。その記事だと九州で目撃情報があるのは向坂山、白岩山、障子岳ということだった。小川岳の隣の向坂山、そのとなりの白岩山での目撃情報がよせられていることからこのあたりはわりと生息数が多いのだろう。

カシバル峠に到着すると車が1台停まっていて人がいた。おそらく景色を眺めに来たのだろう。今回の登山のルートではスキーセンターの所で登山者を見かけたもののそれ以降は登山者とは会わなかった。

コースタイム

トラックログ

13:46にカシバル峠発。

スキー場から国道までは7km弱。波帰のあたりで軽自動車1台、国道に出る手前でトラック1台とすれ違った。道の細いあたりで対向車が来なかったのは幸い。

特産センターごかせという物産館があるということなのでそこへ行くことにした。国道218号沿いだというのは把握していたが、明確な場所は把握していなかった。とりあえず、地図で確認するために馬見原の交差点のそばの駐在所の横の駐車場へ。ここの駐車場は向坂山・白岩山に登った時の帰りにトイレがあるようなので休憩に使えそうだと思いながら通りすぎた場所。常時開放されいるかはわからないがトイレがあり、駐車場もわりと広い。地図でを調べたが、物産センターは地図には載っていなかった。場所の確認はできなかったが、国道218号を五ヶ瀬町中心部へ向かう途中だったはずという記憶を頼りに出発した。

14:27に特産センターごかせ着。走行距離137.2km、燃費24.1km/L、平均車速39km/h、走行時間3:31、EV走行距離69.9km(51%)、航続可能距離388km、外気温32度。高度584m。

特産センターごかせでは五ヶ瀬ワインを購入。九州脊梁山脈トレイルランin五ヶ瀬のチラシがあったので貰ってきた。トレイルランのコースの地図がのっていたが、テンヤボ登山口までは波帰から5.8kmで最後の3.3kmは未舗装道になっていた。

14:39に特産センターごかせ発。

14:53に道の駅 清和文楽邑着。走行距離147.8km、燃費24.4km/L、平均車速39km/h、走行時間3:48、EV走行距離76.4km(52%)、航続可能距離371km、外気温33度。高度503m。15:14発。

道の駅 通潤橋にも寄るつもりだったが、あそこは国道から少し離れており、寄ると余計に時間がかかるのでパスすることにした。

飲み物が乏しくなってきたので買うことにした。安くすますためにスーパーを見つけて買おうと思ったが、スーパーっぽい店は見かけたが、スーパーでなかったら寄るだけ損なので面倒くさくなって結局コンビニに寄ることにした。

15:28にファミリーマート 山都町店着。走行距離158.4km、燃費24.8km/L、平均車速39km/h、走行時間4:06、EV走行距離82.7km(52%)、航続可能距離363km、外気温33度。高度469m。飲み物を調達。15:14発。

15:58に吉無田水源着。走行距離175.0km、燃費24.5km/L、平均車速39km/h、走行時間4:32、EV走行距離91.0km(52%)、航続可能距離351km、外気温29度。高度602m。

ここの水源は以前に向坂山・白岩山に登った帰りに脇を通ったものの寄らなかった。今回は出かける前から寄るつもりだったので水を汲む容器も持って来ている。水源には広い駐車場もあり、トイレもあった。水源には以下のような説明が書かれていた。

吉無田水源のあらまし

吉無田の森林は、江戸時代は肥後細川藩の藩有林、現在の国有林である。 その昔から、この地の下方は丘陵地帯であり、飲用水や農耕用水等の不足に苦労した土 地柄であります。その為四百年近い昔の寛永から天和年間にかけて長さ20Kmにわたり 元禄井手が作られました。しかし、もともとが乏しい渓流をかき集めた用水であり、上流 の山々が草原である為、水源の八勢川そのものに水がなく水需要の増えつつある中で人々 は水不足に苦しんでいました。

そこで、文化12年(1815年)に当時の山支配役が郡奉行と相談して一大植林の事 業をおこし、弘化4年(1947年)にかけて240万本の木が植えられ、ついで慶応3 年(1867年)までに植林がつづけられました。

こうして半世紀のちに、植え付けられた杉や檜がうっそうと林立し、水をたくわえ、そ れが八勢川にあふれ出し、元禄用水をうるおしたばかりでなく、更に新しい用水を作らせ るようになった。それが嘉永6年(1853年)から安政5年(1959年)にかけて作 られた長さ28Kmにわたる嘉永井手である。

こうした壮大な事業により現在の国有林が作りあげられ、下流域の人々の生活をささえ ています。その事業に携わった人々の業績は、今も国有林内や下流域の数カ所に記念碑等 によりたたえられています。私たちも、こうした歴史の中に抱かれて生活しています。

皆で森林や水を大切にしていきましょう。

九州森林管理局  熊本森林管理署

16:15に吉無田水源発。

コンビニで買った飲み物をあっさりと飲み干し、また飲料の補給が必要になった。国道325号を走っているときに県道30号の方に折れてすぐのところにディスカウントドラッグコスモスが見えたのでここで飲料を買うことにした。

16:53にディスカウントドラッグコスモス 大津室店着。走行距離199.7km、燃費25.7km/L、平均車速38km/h、走行時間5:12、EV走行距離104.4km(52%)、航続可能距離322km、外気温34度。高度163m。17:01発。

国道325号に戻って合志川を渡る手前で左折し、合志川沿いを走って道の駅 泗水まで行くつもりだったが、セミコンテクノパークの退勤時間と重なり、コスモスの前の道は車列が出来ていて、右折して325号へ戻るには時間がかかりそうだった。仕方ないので左折して、しばらく走ってから合志川の方へ抜ける道へ向かった。川沿いの道は地元の人の抜け道に使われているようでそれなりに車が走っていたが、あまりスピードは出していない。混んでいない道を走りたかっただけなのでのんびりと他の車のスピードにあわせて走っていった。

17:25に道の駅 泗水着。走行距離215.2km、燃費26.3km/L、平均車速38km/h、走行時間5:39、EV走行距離115.3km(54%)、航続可能距離309km、外気温35度。高度55m。17:32発。

18:19に自宅着。走行距離239.6km、燃費26.7km/L、平均車速37km/h、走行時間6:28、EV走行距離131.6km(55%)、航続可能距離287km、外気温35度。車の総走行距離10,911km。

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