涌蓋山・一目山
八丁原登山口〜一目山〜ミソコブシ山〜涌蓋山〜ミソコブシ山〜八丁原登山口 2015/10/14数日前より寒い日が続いた。なんでも11月並の寒さだとか。天気は良いのでどこに登ろうかと思案したが、日差しをあびつつ登れそうな涌蓋山に登ることにした。
10/14(水)
いつものごとく、コーヒーメーカーでコーヒーを入れる間に荷物を車に積み込んだ。天気が良く、星がたくさん出ていた。西の空に一筋の流れ星が流れるのが見えた。
いつもは、途中の車中で朝食を食べるためにわずかとは言え時間を食っていたが、今回は軽く朝食を食べてから出発してみることにした。軽い食事をした後に、メールチェック等をしつつ、コーヒーを1杯飲んでから5:32に自宅発。気温10度。航続可能距離624km。
寒い中を登るのがイヤだったので日が出て気温が上がりはじめてから登るつもりだったとは言え少しゆっくりしすぎて出発が遅くなった。空は少しだけ白んで来ていた。
国道208号の裏道は暗いときに走るのはちょっと不気味だし、裏道を走らなくても208号がすいているのでここしばらくは、裏道を使っていなかったが、208号にそこそこ車が走っていたのと、空も白んで来ていたのでマイペースで走れる裏道を選択。のんびり走ろうと思ったが、裏道に入ってすぐに後続車が来たのでわりと飛ばしたのだが、後ろの馬鹿はライトをハイビームにした上に車間をあけずにくっついてきた。そんなことをするわりにはカーブではすぐに引き離され、直線路でしか追いつけない。その上、追い越し可の直線路でも追い抜いていくわけでもない。途中の信号で赤の点滅信号を赤信号と勘違いして停車したが、赤信号ではなく赤の点滅信号と気付くまで少し間があったのだが、なんかこちらがケンカを売られたら買うとアピールしたと思って、ビビッたらしく、その後あおってくるのをやめた。ビビるくらいならはじめからやらなければよいのに。
6:04に道の駅 泗水着。走行距離25.5km、燃費19.1km/L、平均車速33km/h、走行時間0:47、EV走行距離11.9km(46%)、航続可能距離590km、外気温6度。高度53m。6:08発。
6:56に兜岩展望所着。走行距離62.5km、燃費17.2km/L、平均車速39km/h、走行時間1:36、EV走行距離23.8km(38%)、航続可能距離540km、外気温8度。高度946m。昨日の夕方のテレビのニュースで噴火が収まってきたと言っていただけに阿蘇山はまったく噴煙をあげていなかった。八丁原の地熱発電所の煙が良く見えた。軽く食事をしてから出発したものの腹が減ったので持ってきた食料で朝食。7:04発。
7:31に三愛レストハウス着。走行距離88.5km、燃費19.2km/L、平均車速43km/h、走行時間2:04、EV走行距離33.1km(37%)、航続可能距離493km、外気温9度。高度956m。ここでも少し食事をした。7:45発。
県道40号に曲がってすぐは少し広めの林道と言った感じだったが、九重森林公園スキー場に近づくにつれ、センターラインのある普通の県道になっていた。九重森林公園スキー場を過ぎてすぐに道の脇に駐車スペースがあった。
7:58に八丁原登山口の道の脇の駐車スペース着。走行距離95.7km、燃費18.8km/L、平均車速42km/h、走行時間2:18、EV走行距離36.3km(38%)、航続可能距離481km、外気温8度。高度1145m。
駐車スペースは事前にインターネットで調べたところ、10台くらいと書かれたページもあった。Googleストリートビューで確認したら、その後に拡張されたらしくかなり広くなっていた。実際に行ってみると利用者が行儀良く駐車したら、20台以上は停められそう。ここに停められなくても九重森林公園スキー場の駐車場が利用できるので駐車についてはまず心配する必要はなさそう。すでにインサイトが1台停まっていた。
八丁原登山口〜一目山
身支度を終えて、駐車スペースの斜め前にある登山口から出発。歩き始めは舗装された牧野の作業らしき道。駐車スペースでゴーゴーと聞えてきた音は八丁原地熱発電所だろうと思ってはいたが、歩き出して少しで道の挟んだ反対側に蒸気をあげている発電所が見えてきた。
道の脇の林の中でガサガサと音がしたので、イノシシだろうと思いつつ覗いてみると小ぶりなイノシシが1頭居た。
舗装道を少し登ったが、一目山の取り付きが見つからない。駐車場から山頂に続く道が見えていたのでここまで進んで取り付きがないのは通りすぎたと思い道を戻った。途中、夫婦の登山者が登ってきたので、取り付きの場所を聞いたら、やはりもっと手前だった。登山口には道標があったので取り付きにも道標ぐらいあるだろうと思って油断したのと、イノシシに気を取られて、取り付きを見逃したらしい。
無事、取り付きを見つけて、一目山に登り始めた。低い笹原の中の道であっと言う間に山頂に到着。一気に反対側のの視界が開けて風力発電の5基の風車が見えた。少ししか登っていないが、展望はぐっとよくなり、久住山、由布岳、阿蘇山等の眺望が楽しめた。遠くは雲仙まで見えた。九重森林公園スキー場の駐車場に車が停まっており、登山者が出発準備をしているとおぼしき姿が見えた。
一目山〜ミソコブシ山〜涌蓋山
一目山を降りきるとまた登山口からの舗装道に合流。林の脇の舗装道が終わると林の中の道になった。
林もすぐに終わり、すぐに見通しの良い道になった。しばらく歩いてから、阿蘇の方を見たら、黒い噴煙が上がっていた。この日の阿蘇はこの後も断続的に噴煙をあげていた。前日の夕方のTVのニュースで噴火が収まってきたと言っていたのだが。家に帰ってから調べてみると9/14から続いていた噴火が昨日10:40頃に停止、14:24頃に再び噴火したが、単発的な噴火ということでニュースで言っていたのは連続した噴火が停止したということだったらしい。
一目山の取り付きを聞いた夫婦の登山者に追いついたので少し雑談。広島から来ているということだが、ここには何度か登っているらしい。このご夫婦とはこのあと、涌蓋山まで抜きつ抜かれつ。
ミソコブシ山で持ってきた食料で食事。日差しが暖かく気持ちがよい。
開けた笹原を通り、牧柵を越えると植林の中へ。どうもヒノキがほとんどらしいが、スギの葉も落ちていた。植林の裏手はすぐに自然林で、すぐに作業道らしき未舗装道へ。未舗装道を少し歩くと右の林の中に入る分岐がありそを右折。このあたりが湧蓋越らしい。
すこしずつ斜度が急になっていった。林の中の少し開けた場所でイノシシ2頭に遭遇。
アセビの木が増えてきて、また開けた場所を歩くようになった。
やっと山頂についたと思ったら、山頂はその先にあり、ちょっとがっかり。ミソコブシ山から見たときに涌蓋山の手前にピークがあったのをすっかり忘れていた。このピークは女岳なのだが。山名を示す標識等はなかった。
女岳の登りでひとりの登山者が降りてきた。本日出会った3人目の登山者。おそらくインサイトの持ち主だろう。
ひと登りで涌蓋山に到着。山頂にはそこそこ人が居るだろうと思っていたが、意外なことに登山者がひとり居るだけだった。持ってきた食料で食事。
最近は山に行ってもあんまりのんびりと休むことなくサッサと登ってサッサと降りてばかりだと思っていたので、そんなに眠いわけでもなかったが、のんびりと昼寝することにした。少しだけ寝るつもりだったが、起きてみたら30分近くたっていた。日焼け対策で顔の上に何かかぶせて寝ようかと思ったが、多分そんなに焼けないだろうと何もしなかったのが間違いで結構日焼けした。
涌蓋山〜ミソコブシ山〜八丁原登山口
出発が8時過ぎだったし、山頂で昼寝もしたので思ったよりも下山開始が遅くなったが、まだまだ時間は早いのでのんびりと下っていった。
女岳で大きなカメラで写真を撮影している人がいた。話しかけられたので少し雑談。そうこうするうちに5人のグループが登ってきた。ここの山はのんびり目の時間に登り始める人の方が多いらしい。
森の中を降りきり、未舗装道を過ぎ、牧柵を越え笹原に入った。牧柵の左手の方からの土の道が疥癬湯からの道らしく、人が歩いていた。少し離れたところを軽トラが荷台に人を乗せて登ってくるのが見えた。しばらくすると軽トラから人が降りていて、声が聞えてくるが、どうも中学生とからしい。どうも、軽トラに乗せてもらい遊びに来たようだ。
ミソコブシ山のちょっと先でシカが一頭斜面を走っているのが見えた。立派な角をつけたオスのシカだった。跳ねるような感じで斜面を駆けていった。
駐車スペースに着くと他に5台車が停まっていた。結局、下りでは12人程の登山者とすれ違ったのでその人たちの車だろう。
今回は目的通りにのんびり日差しを浴びながら歩けたので結構満足。コースも女岳の登りからやや急になるが、それ以外はほぼ笹原の中の緩いアップダウンしか無い道で笹原の中の途中に咲いているリンドウやマツムシソウの花を楽しみながら歩けた。水平方向への移動距離が長かったので結構良い運動になった。
コースタイム
14:01に駐車スペース発。
14:15に三愛レストハウス着。走行距離102.8km、燃費19.3km/L、平均車速39km/h、走行時間2:37、EV走行距離41.6km(40%)、航続可能距離467km、外気温19度。高度950m。復路の走行距離7.1km、燃費38.2km/L、平均車速29km/h、走行時間0:14、EV走行距離5.2km(73%)。いつものごとく湧き水を汲んだ。14:30発。
14:57に阿蘇スカイライン展望所着。走行距離126.7km、燃費21.0km/L、平均車速41km/h、走行時間3:07、EV走行距離54.7km(43%)、航続可能距離446km、外気温19度。高度925m。復路の走行距離31.0km、燃費34.9km/L、平均車速41km/h、走行時間0:46、EV走行距離18.3km(59%)。阿蘇山は噴煙をあげてはいたが、涌蓋山に登っている途中で見たときほどではなかった。15:06発。
15:30に水の駅着。走行距離143.4km、燃費23.2km/L、平均車速40km/h、走行時間3:36、EV走行距離62.8km(44%)、航続可能距離429km、外気温22度。高度275m。復路の走行距離47.6km、燃費45.6km/L、平均車速39km/h、走行時間1:13、EV走行距離26.4km(55%)。15:36発。
16:00にコメリ 菊池店着。走行距離155.5km、燃費24.6km/L、平均車速39km/h、走行時間4:00、EV走行距離73.2km(47%)、航続可能距離424km、外気温26度。高度50m。復路の走行距離59.8km、燃費51.3km/L、平均車速37km/h、走行時間1:38、EV走行距離36.8km(62%)。テラコッタの植木鉢が処分価格になっていたので買った。同じものを以前に買ったことがあるのだが、半額以下になっていた。16:28発。
17:32に自宅着。走行距離189.2km、燃費25.9km/L、平均車速37km/h、走行時間5:08、EV走行距離96.2km(51%)、航続可能距離409km、外気温22度。復路の走行距離93.5km、燃費43.4km/L、平均車速34km/h、走行時間2:46、EV走行距離59.8km(64%)。車の総走行距離4,197km。
今回は、家を出る前に軽く食事をしてから出発したが、途中の車中では少し腹が減って食事をとったものの、涌蓋山山頂で昼食を取った以降に腹が減ることが無かったので、一応は意味があったかも。