由布岳

正面登山口〜合野越〜マタエ〜由布岳東峰〜マタエ〜合野越〜正面登山口 2012/5/12

5/12(土)

いつものごとく、車中で飲むコーヒーをコーヒーメーカーで淹れる間に車に荷物を積み込み、コーヒーを一杯飲んだ後に出発。

3:26に自宅発。気温12度。薄雲があり月に笠がかかっていた。

4:17に道の駅 七城メロンドーム着。走行距離30km、燃費21.6km/L。気温10度。高度37m。4:22発。

菊池渓谷の入口から距離の看板があるのだが、見かけた範囲で最後の表示は10.5km。高度表示は阿蘇スカイラインの菊池渓谷側の高いところで938m。菊池市街から900m近く登っているわけか。気温は5度。どうも曇っているらしい。

途中で阿蘇が見えたが中腹から下には雲がかかっていた。九重は見えない。朝早い時間なのにヒバリが鳴いていた。途中でキツネを見かけた。九州でキツネを見たのは初めてかも。

途中、霧がかかっていたが、三愛レストハウスの前から晴れて九重がバッチリ見えた。

5:34に三愛レストハウス着。走行距離85km、燃費18.9km/L。気温3度。高度956m。さすがに気温が3度だと寒い。フリースはいらないかと思って荷物に入れていなかったのだが、出掛けに持ってくることにして良かった。5:45発。

牧ノ戸峠は高度1300mとかかれた看板があるが、車のレーダー探知機の高度は1332mだった。

牧ノ戸峠の下りで頭を雲の上に出している山が3つが見えた。家に帰ってから調べたが、ひとつは画像検索してわかったが崩平山。双耳峰っぽく見えた2つの山が調べてもよく分からなかったが、フキクサ山とナガズミ山。手前の方の山だけが見えて、奥にあるはずの由布岳が見えないのであっちは曇りだろうかと少し残念に思えた(わりと近くにあるように見えたので気付かなかったのだが、フキクサ山とナガズミ山でなく由布岳だったらしい)。

6:03に長者原着。走行距離99km、燃費18.8km/L。気温4度。高度1040m。6:08発。長者原を過ぎたらまた霧がかかってきた。

国道210号の水分トンネルの手前か先かは忘れたが、道の脇にシカがうずくまっていた。死んでいるのかと思ったが、通りすぎるときに動いた。車にぶつけられたのだろう。

6:42に道の駅 ゆふいん着。走行距離128km、燃費21.6km/L。気温8度。高度564m。ここから見た由布岳は頭が雲で隠れていた。6:54発。

正面登山口駐車場に7:09着。走行距離138km、燃費21.3km/L。気温9度。高度774m。緯度経度 N33゜15’42”0 E131゜23’57”8。マップコード 46 332 387。今使っているカーナビはメモリー地点のエクスポートが出来ないので今後のために緯度経度、マップコードを記録しておこうと思う。

正面登山口〜分岐〜合野越〜マタエ〜由布岳東峰

道の駅で山頂に雲がかかっているのを見たときは、展望のないガスった中を歩くのを覚悟していたが、登山口に着いてみると雲が全くなくなっていた。

昨年登ったときに新緑の頃はきれいだろうと思っていたが、思ったとおり。新緑の木々がきれい。下の方の草原ではヒバリやキジが鳴いていた。

フリースを着て上り始めたが、歩き始めると暑くて17分でフリースを脱いで、28分でシャツの袖をロールアップ。

8時頃からドンドンという音が聞えてきた。採石場でもあるのかと思って聞いていたが、結構連続して音がして、音が途切れる時間が少ない。帰ってから調べてみると自衛隊の日出生台演習場というのがあるらしいのでそこの演習の音だったのだろう。

森の中にツツジの花の残骸が落ちていたので種類は何だろうと思っていたら、花の残骸が付いた木があり、判明。ミツバツツジだった。よく見ると結構ミツバツツジが生えている。ミツバツツジは花が終わって葉だけになるとツツジっぽくない姿なのでいまひとつわかりにくい。他に花はタチツボスミレが沢山咲いていた。タチツボスミレばかりだと思い込んでいたのであんまり良く見なかったが、花色からしてアケボノスミレも少し混じっていたようだ。黄色い花も咲いていたが、フウロケマンだろうか? かなり登って、日当たりがよくなった当たりではエヒメアヤメ、キスミレがポツポツ咲いていた。エヒメアヤメは今まで分布域に行く機会が無かったのではじめて見た。かなり上の方で終わりかけだが、サクラが花を咲かせていた。

山頂からの景色は別府湾方面にほんの少しだけ雲がかかっているだけで良く景色が見渡せた。別府湾や下の方にある湖、九重、湧蓋山が良く見えた。すぐそばの日向岳、鶴見岳の新緑がきれい。鶴見岳の新緑がとても目に鮮やかで、新緑の森の中を登りたいと思わせるものがある。でも、鶴見岳は山頂付近だけがっかり感たっぷりの山なんだよなぁ。

土曜日なので人が多く、お鉢巡りをしている人も結構いた。

そろそろ降り始めようとした頃に迷彩服を来た人々がお鉢を辿ってこちらに向かってきた。自衛隊の人が訓練で登っているようだ。訓練と言えば、あまり近くを飛んでいなかったのでダークブルーかダークグリーンか黒か色がちょっとはっきりしないが自衛隊のものと思われるヘリがやまなみハイウェイ沿いを由布院方面と別府方面を行ったり来たりしていたのも訓練なのだろう。

由布岳東峰〜マタエ〜合野越〜分岐〜正面登山口

合野越で休憩を取っているときに自衛隊の人たちに追い越された。全部で3, 40人ほど。

途中、倒木のあるあたりでアミガサタケの残骸が多数あった。

森が切れるあたりで自衛隊の人たちを追い越した。休憩を取っているというよりも、その後の行動の打ち合わせとかしていたようだ。

登山口まで下りてきたら、有料駐車場の由布岳側の空き地に運動会とかで使うようなテントの屋根だけ組み立ててあった。あとで知ったのだが、13日が山開きだそうで、山開きの時に使うためのテントだろう。

今回の山行は涼しい上に空気が乾燥していて、とても快適だった。ここしばらく、涼しくて、乾燥した日が続いていたが、調べてみたら大分県も同様だったらしい。

今回は登る前に車のレーダー探知機の高度表示に時計の高度計の値をセットして登ったのだが、気圧が安定していたようで各地点で標高の表示のブレが5mしかなかった。時計の高度計が5m刻みなので、かなり参考になる値が取れた。登山道の途中に何カ所か高度が書いてある看板があるがその高度がほぼ正確であることもわかった。今回の時計の標高の表示は以下の通り。

 正面登山口分岐合野越マタエ東峰
登りの時の表示775m865m1035/1030m1495/1500m1585m
下りの時の表示780m865m1040/1035m1500m1585m

コースタイム

朝の到着時に駐車場は8割程度の入りだったけど、向かいの有料の駐車場にまで車が停まっていた。有料駐車場の方に車が停まっているのは登っているときにも見えていたので早々に無料の方の駐車場は満杯になってしまったようだ。無料駐車場の方に停まっていた車のナンバーの大半は大分で他に北九州、熊本、宮崎、山口でこのあたりは高速を使えば日帰り圏内だろう。遠くのナンバーは神戸、三河、所沢、足立など。

駐車場の前の道には自衛隊の車が3台停まっていた。家に帰ってから車の種類を調べたのだが、3・1/2tトラックというのが2台と1/2tトラックが1台。1/2tトラックはトラックと言ってもジープみたいな感じでベースは三菱パジェロだそうだ。自衛隊の人たちはこちらが靴を履き替えている間にさっさと乗車して去っていった。別府駐屯地と湯布院駐屯地があるためか、こちら方面にくると必ずと言っていいほど自衛隊の車両を見かけたが、今回はこの3台だけしか見なかった。

12:06に駐車場発。

12:21道の駅 ゆふいんに着。走行距離147km、燃費21.9km/L。気温20度。高度563m。毎度のごとく、鮎の姿揚げを買ったのだが、数が足りなくて少し待った。12:38発。

帰りもやまなみハイウェイを利用。朝日台で休憩。13:05着。走行距離169km、燃費21.4km/L。気温18度。高度922m。ここには高度1000mと書いてある看板もあったが、920mと書いてある看板もあった。1000mはちょっと盛りすぎじゃない? 13:37発。

13:44に三愛レストハウス着。走行距離190km、燃費21.5km/L。気温20度。高度967m。いつものごとく湧き水を汲んだ。13:56発。

14:46に水の駅着。走行距離231km、燃費23.6km/L。気温24度。高度287m。15:23発。

15:12に道の駅 七城メロンドーム着。走行距離245km、燃費24.6km/L。気温27度。高度47m15:23発。

国道208号と国道3号の交差点が混んでいてそのまま突っ込むのがイヤになったので手前の交差点で左折して、ホームセンターとオートバックスに寄り道。オートバックスの方はそろそろ夏用タイヤを交換しないといけないのでその下調べのため。

16:39に自宅着。気温26度。走行距離282km、燃費24.7km/L。車の総走行距離80,535km。

TOP