燕岳

有明荘〜燕岳〜有明荘 2011/8/18-19

篭ノ登山より続く

8/18(木)

有明荘〜中房登山口〜合戦小屋

朝食を食べてからさっさと出発。朝食をきちんと食べてからの出発だと楽だ。

第3駐車場は余裕で空き有、第2駐車場は奥まで見えないけど、なんか路肩まで停めてあった。第1駐車場も空き有。

登山届けを書いてから登り始めた。4年ぶりの北アルプス&燕岳。今年はそこそこ歩いていたとは言え、どうなることやら。バテないようにゆっくりと登って、登山口から第一ベンチまで50分位で登れれば良いかなと考えていた。いざ登ってみると以前登っていたときとたいしてペースは変わっていないのでひと安心。

合戦小屋〜合戦の頭〜燕山荘

合戦小屋で天ぷらうどんを食べた。合戦小屋では何故かいつもうどんばっかり食っているような気がする。ちなみに今まで合戦小屋で名物のスイカを食べたことは一度も無い。あえて買ってまで食べようと思うほどスイカ好きでもないし。

合戦小屋のちょっと上でウサギギクが咲いていた。ここにウサギギクが生えているのは覚えていたが、時期的に遅いからもう終わっているかと思っていた。

久しぶりの高山なので合戦の頭の手前くらいから酸素の薄さを感じるようになり、少しばかり体の動きが悪くなった。

登り始めは晴れ時々曇り位の天気だったが、だんだん曇ってきた。合戦の頭付近で槍方面を眺めても槍はガスの中。合戦の頭のハイマツ、ここまで登ってくる間の栂やダケカンバ、カラマツ、九州では見たくても見ることの出来ない森だ。

燕山荘のテン場の前でくつろいでいたお兄さんがお疲れさまと挨拶をしてくれたのでこちらも挨拶を返した。テン泊の人と小屋泊まりの人はほとんど接点が無く、これで普通は2度と会うことは無いのだが、このお兄さんとは何故か縁があって、後に再会したりする。

燕山荘で受付を終えて、寝床に案内してもらって荷物を置いた後に喫茶室でコーヒーとケーキ。とりあえず、合戦小屋でうどんを食っているので夕食までは他には何も食べないで過ごすつもりだった。なんか、燕山荘に来ると毎度このパターン。

燕山荘〜燕岳〜北燕岳〜燕山荘

ひと心地ついたところで山頂に出発。裏銀座の近めの山は見えていた。大天井はガスが時々切れて山頂がようやく見える程度。人は少なく、燕山頂は独り占め状態。久しぶりなので北燕岳にも足を伸ばした。こちらは来る人も無く完全に独占状態。北燕のコマクサが心なしか減っているような気がした。

この3年で登った山の最高峰は1,791mの九重山の中岳で、それに比べると燕岳は遙かに高いので、酸素が薄く、なんとなく体が動きにくい。トロトロと燕山荘に引き返した。途中、トウヤクリンドウが蕾を付けていた。この花が咲くと山は秋だなぁと感じるが、まだ蕾なので辛うじて夏かな。

いつもなら、燕往復後にベンチでジョッキでビールなのだが、この日はやめておいた。どうせ、明日はまた有明荘に泊まるので、ここで生ビールを飲むより、下で穂高地ビールを飲んだ方が良いかなと思ったので。

寝床でうだうだした後で夕方に外のベンチでコーヒー。展望は昼とたいして変わらないが、下の方の町が松本あたりまで見えてきた。下は昨日と同じようなボンヤリとした晴れなのだろう。

夕食時にテン場の前にいたお兄さんと再会。隣に座っていたのだが、声をかけられるまで気づかなかった。なんでも、いつもテン泊なのだが一度小屋の食事が食べてみたくて食事のみってことで来たそうだ。

この日の夕食は2回転。夕食後はいつものようにオーナーのお話とアルペンホルンの演奏。以前と違っていることはお話しの際にテレビ画面へ景色を表示するのにPCを使っていること。

燕岳

燕山荘

燕岳より北燕方面

コースタイム

8/19(金)

燕山荘〜合戦の頭〜合戦小屋

昨晩は雨。天気予報で天気が悪いことはわかっていたが、今朝は霧雨。

朝食後にすぐに出発。雨具がいらない程度の霧雨だったのが、小屋の玄関を出てすぐに少し強くなったので、玄関脇のベンチにザックを下ろして、雨具の上だけを着た。

合戦小屋〜中房登山口〜有明荘

合戦小屋あたりで霧雨から雨に変わった。仕方ないので雨具の下も着た。どうも、燕山荘あたりは雨雲の上で合戦小屋は雨雲の中か下になっていたようだ。合戦小屋で一休みして、出発しようとすると昨日のテン場のお兄さんと三度目の再会。とりあえずベンチで話をした。話をするうちに下山後に風呂に入りたいけど中房のような硫黄の奴はちょっとと言うことなので、それなら湯多里山の神が良いよということで地図をメモして渡した。このお兄さんとなんとはなしにここからいっしょに下りることになった。話を聞いてみると淡路島に住んでいて、なんとバイクでやって来たというからすごい。

第二ベンチに着いたと思ったら、水場の看板があって、第一ベンチに到着した事に気づいた。どうも話しているうちに富士見ベンチを気づかずに通過していたようだ。

登山口でお兄さんと別れて、第3駐車場へ。

コースタイム

今日は、久しぶりに来たので安曇野近辺をドライブ&観光の予定。気温は17度位とかなり涼しかった。

とりあえず、ザ・ビッグ穂高店へ。山の上と同じで下のほうも雨かと思ったら、下りてみると曇りだった。車中で飲むための飲料とWAONを購入。WAONはすでに持ってるのだけど、一昨日見かけた信州アルプスWAONと言うのを購入。このカードは河童橋と残雪の穂高の写真(印刷の色合いがあまり良くなくて、昔の256色しか出せないPCで写真を見ているような感じ。どこの印刷会社が印刷しているんだろう?)と信濃の国の歌詞が書いてある。一昨日は使わない電子マネーのカードを買っても仕方ないと思って買わなかったけど、せっかく信州に来たのだからこういうのを買っても良いかと思い直した。

その後は、穂高駅前の方へ向かってわさびの店へ。お土産用にわさび漬けなどを買おうと思ったのだが、常温でどのくらい持つか聞いたら、食べる分には1週間くらいは平気だがどんどん香りが落ちていくと言われたのでまた明日来ますと言って何も買わずに去った。

この日はまずは松本まで足を伸ばして、いつもダイレクトメールを送ってくれる松本の地酒の店に行く予定で、その後に時間があれば岡谷の温泉か塩尻のワイナリーに行くことを考えていた。松本までは、県道316号、国道147号、国道19号で行けば早いかなと思いつつ、そう言うルートなら大王わさび農園にも寄り道するかということで大王わさび農園に向かった。

途中で県道85号の常盤橋を通ったのだが、掛け替えるようで隣に新しい橋を作っていた。

実は大王わさび農場におひさまのオープンセットがあって、その張りぼて感がすごいということで、できたら見てみたいと思っていたのだ。平日の10時20分ごろという時間なのに結構車は入っていたが、大王わさび農場の駐車場はかなり広いので車を停めることが出来た。

大王わさび農場といえば、黒澤明の映画「夢」の水車が観光スポットになっているが、そのとなりに問題のセットはあった。SF映画の特撮に使った模型の実物を実際に見てみたら、かなりショボかったりするのだが、張りぼてセットはどんな感じかと期待して見に行ったら、期待通りの張りぼて感だった。普段はこんな感じで置いてあるけど、撮影の時はこれに色々と追加して、張りぼてに見えないようにするのだろう。8/31まで撮影のためのセットを設営してあるけど、立ち入り禁止というようなことを書いた看板があって、ロープが張ってあった(後で調べたらドラマは8/23にクランクアップしたそうだ)。しかし、何でこのセット張りぼてにしたのだろう。NHKに金払ってでもちゃんとした建物にしておいたら、新たな観光スポットして今後も使えるのに。

おひさまのセット おひさまのセット おひさまのセット

松本までの道は国道19号に出るまでは空いていたが国道19号に出た途端に混んでいた。国道19号使っちゃいかんね。と言っても松本市内の国道19号の抜け道は知らないけど。この時点で岡谷か塩尻まで足を伸ばす可能性は潰れた。

とりあえず、松本に来たから松本城の前を走るかということでそっち方面に向かったら大変だった。駐車場待ちとかの車で道が混んでいた。人も結構居て、あれだと松本駅あたりから人が歩いて行く方向に歩いていけば、松本城の場所を知らなくてもたどり着けると思う。

日通駅前駐車場に駐車。ここは駅ビルのMIDORIで2,000円以上買い物すると1時間タダになる。とりあえず、いつも松本に出たときに行っていたダイレクトメールをくれる酒屋さんに行って、シードルを購入。ついでにご挨拶。少し話をしたら、やっぱり今年は松本も観光客が多いそうだ。そのあと駐車料金をタダにするために、駅ビルでお土産用を購入。買ったのは雷鳥の里と自分用に栗田の塩羊羹。この塩羊羹は2つしか買わなかったのだが、もう少し買っておけば良かったと後悔。小さくパックしてあるものを買ったのだが、この形態は山に持っていくのに便利。あとで調べたら、インターネット経由で取り寄せるとうちの方からだと送料が千円以上かかる。

そんなこんなしていたら、時間を結構使ったのでそのまま松本を後にした。時間があったら、駅の近くの食堂で昼食を食べたかったのだが。

とりあえず、広域農道へ出ることにして国道158号を走っていたら、リッター145円のGSがあったので給油(21.8L@145円)。会員特価とかのヒモ付きでない価格だと145円位が一番安いみたい。うちの方よりちょっと安い。

穂高ビールは無いだろうと思いつつもザ・ビッグ三郷店に寄ったけど、やはり無かった。本屋さんもあったので寄った。「ふしぎ発見!長野県の地理」(しなのき書房 ISBN978-4-903002-33-0 C0025)と言う本を購入。ちょこっと読んだ感じでは地理って言うよりどっちかと言うと地名にちなんだ本。

広域農道を走っているときにそう言えば、国営あづみの公園の方にもおひさまのセットがあったよなぁとか思い出した。寄り道してもたいして時間も食わないから寄ってみた。国営あづみの公園の駐車場に駐車。そこから、歩いて5分くらいで、案内とか出てたから場所はわかりやすかった。なんか付近の道路の路肩にタクシーやら自家用車やら停まっていて、観光スポットになっていた。まあ、ドラマに出てきたままの藁葺き屋根の小屋と水車小屋があるだけなんだけど、順路が作ってあって、木のチップが道に敷いてあった。入口の所に案内の人が居たり、周りにまだ小さいけど蕎麦が育ててあったりしてかなり本気で観光スポットして残そうとしているのかも。あとで知ったんだけど、7/8に安曇野ロケがあって、その時は蕎麦の花が咲いていたみたい。咲き終わったから、また種を蒔いて育てているのだろう。

しかし、国営あづみの公園って何なんだろうね。良くあるビジターセンターみたいなのプラス公園で入場料を400円も取るとは。金払ってそんな所に行くくらいなら安曇野ちひろ美術館のタダで入れる公園部分でのんびりして、ついでにドライブした方がよっぽど楽しいだろうに。出来た頃に一回行ったけど、金取るってわかったので駐車場を一回りして出てきた。今回も駐車場の利用のみ。

寄り道していたらかなり腹が減ったのでvif穂高の味彩館へ。安曇野市内の飲食店ではおひさま御膳というのを供されているという情報を得ていた。なんか店によって中身が違うということなので事前に内容を調べておいたのだが、もろ観光客向けで値段が高いところが多かった。そんな中で味彩館は比較的リーズナブルな値段だった。ホームページでvif穂高のメニューの内容を見たら、なんかおひさま御膳より味彩定食の良さそうじゃないという結論に達していたので味彩定食を注文した。ちなみにおひさま御膳は、信州サーモンミニ丼・豆腐ハンバーグ・そばすいとん・小鉢・香の物・デザートで1,000円で、味彩定食は信州サーモン刺身・山賊焼・サラダ・茶碗蒸し・御飯・汁・香の物・デザートで850円。850円だから少なめの量なんだろうなと思っていたのだが、実際に運ばれて来たのを見た時には、初めは自分が頼んだのと違うものを持ってこられたのかと思った。かなり、コストパフォーマンスが良い。そうか、ここは地元の人も利用するからリーズナブルな値段なのかと納得。コストパフォーマンスが悪いと地元の人は利用してくれないもんね。どれも地の食材なのがうれしかったが、デザートのわさびのゼリーが一番印象に残った。わさびソフトとかわさびアイスとかも食ったことあるけど、わさびのデザートではこれが一番美味かった。

昼食終わったら既に14時半を過ぎていて、なんとなく疲れていたし、温泉に入ってのんびりしたかったのでちょっと早いかとも思ったけど、まっすぐ有明荘に向かった。

宮城交差点の14:53時点の気温23度。

15:22に有明荘到着。気温18度。やはり、ここまで上がってくるとかなり気温が違う。ちなみにこの日は涼しくて、多分松本市内でも25度位しかなかった。中房線でまた猿に遭遇した。これまでの総走行距離1,729km、燃費21.3km/L。

本日は故あって個室。とりあえず、部屋に上がって、くつろいだ後で温泉に浸かったり、買ってきた本を読んだりでダラダラと夕食の時間まで過ごした。昨日の夕食は18時だったのだが、今日は18時半。何でだろうと思いつつ食堂に行ってみると理由が判明。一昨日も泊まっているので食事の内容を変えてくれていたのだ。他のお客さんと違う食事を用意するために食事の開始時間が30分遅かったのだ。一昨日は20畳の相部屋にひとりだけで泊まって、掃除の手間を取らせたり(泊まった客がひとりだからと言って掃除しないわけにいかないからねぇ)、食事のメニューを変えてもらったりでなんかかえって申し訳ないような気分。この日のニジマスの円揚げと穂高ビールを別注文。穂高ビールはしばらく飲めないと思うと名残惜しくておかわりしてしまった。

8/20(土)

この日は晴れていたら、蓮華温泉に行って泊まるつもりだった。でも天気予報から言っても雨だろうから、素直に帰ることにした。遠征計画当初は蓮華温泉泊ならその前に小川村の星と緑のロマン館にでも泊まろうかとも思ったのだが、あそこは直前に予約を入れて泊まれるか微妙だったので、相部屋のある有明荘を蓮華温泉の前泊場所に選択し、下山後にも宿泊した。

朝食を食べていたら隣のテーブルにどこかで見たようなヒゲの人がいた。誰かと思ったら登山家の大蔵喜福さんだった。そう言えば、この人は燕山荘の親子ファミリー登山スクールの講師をやっているんだっけ。

今日はゆっくり出発するつもりだったが、食後に温泉とか入ったら、後はやることもないのですぐに出発。今日も雨。中房線でまた猿を見た。有明荘の8:36時点の気温14度、宮城交差点の9:03時点の気温18度。なんか今日も涼しい。

とりあえず、延命水に向かった。何ともめでたい名前の湧き水なので祖母への土産にするため。国営あづみの公園までは道がきれいになったが、そこからほんの先からは以前のままの狭い道。どうせ整備するならほりでーゆ〜四季の郷まで整備すればよいのに。しかし、ほりでーゆ〜四季の郷ってあの狭い道の先にあんな立派な施設をよく建てようという気になったものだ。

延命水ではありったけの容器に水を汲んだ。ふと車を見るとカラマツの枯葉が混じった泥汚れが付いていた。このあたりがいかにも信州に来たと感じさせてくれる。

有明荘で昨晩、新聞を読んでいたら「松本・塩尻・安曇野・白馬・大町 周遊ガイドブック ドラマ・映画の舞台を巡る」とか言う本の広告が出ていた。「おひさま」、「岳−ガク−」、「神様のカルテ」、「白線流し」、「電池の切れるまで」なんかがあげられていたのでその手の本って割と好きだから、この本を入手しようということで昨日も行ったけどザ・ビッグ三郷店に行った。昨日買った本のレシート見たら"本なら何でも揃う 宮脇書店"と書いてあった。何でも揃うと豪語するくらいだから、新聞広告がのっている本も確実にあるだろうと。まあ、実際にはそんなに大きな書店では無いので、オーバーな表現だと思っていたけど、あとで調べてみたら沖縄から北海道まで全国展開している店舗数日本一の書店だそうだ。自分の生活圏にはないからそんな大きなチェーン店だとは知らなかった。取り寄せとかしたら本当に何でも揃うんだろう。で、実際の本があったわけだが、「ドラマ・映画の舞台を巡る」とか書くんじゃねーよ>信濃毎日新聞と言いたくなるような本だった。パラパラ見ただけだが、ロケ地情報なんてほとんど申し訳程度だった。当然、購入せず。

このあたりで中央道経由で帰るか北陸道経由でひと思案。中央道経由の方が距離が短いけど、北陸道の方が空いているんじゃないかという思ったのと、せっかくだから白馬の方にも行ってみようということで北陸道で帰ることにした。

さて、しょうもないことで時間をロスしたが、昨日に行ったわさび店に行くために穂高駅方面に向かった。途中、西友に穂高ビールを探しに寄ったが置いてなかった。最近、全然見かけなくなったハートランドビールは置いてあったけど。

わさび店にてお土産用のわさび漬け購入。その辺のお土産店あたりだったら、もっと安いの売っているけど、専門店の奴の方が質が上。

穂高ビール

道の駅 安曇野松川に寄り道。休憩するだけのつもりだったが、穂高ビール発見。そう言えば、前にもここで見かけたことがあるような気がするけどすっかり忘れていた。しっかり、自分用と土産用に購入。こんなものにまでおひさまロゴシールがはってあってビックリ。この手の商品にそんなシール張らなくても売り上げ変わらないんじゃないかなぁ。

高瀬川堤防の道路を走っていたけど、途中から国道147号を走り、GSに寄り給油。ガソリンは全然足りていたのだが、有明荘にGSの3円引の割引券が置いてあって、それをもらって来ていたため。値段が147円位でも3円引なら割とお得って考えがあった。実際に147円だったのだが、今日はサービスでさらに引くということで4円引。土曜だからかな。結局143円で8.06L給油。

時々小雨が降る天気でそんなに楽しめないが以前よくドライブした道を辿っていった。

12:24に白馬の道の駅着。昼食にしようかと思っていたけど、混んでいてちょっと覗いただけで12:28発。

途中でオリンピックの時に出来た道の方に折れた。なんか、以前に比べて食べ物屋とか増えているし、しかもにぎわっていた。白馬はグリーンシーズンの観光客増に成功しているようだ。とりあえず、八方まで行ったので八方のバスターミナルをぐるりと一周。なんか、閑散としていた。ここってにぎわったのはオリンピックの時だけだったなぁ。

ついでなので白馬駅のロータリーに入って、しばし車を停めた。オリンピックの時にロータリーにあった馬の像が無くなったのでたいして見る物も無く、たいして前と変わってもいない。ただし、クランポンが無くなっていた。ここのリンゴ、杏、くるみとかのパイ好きだったんだけどなぁ。そう言えば、松本の駅ビルのクランポンも無くなっていた。ただし、リンゴパイはお土産屋に置いてあった。後で調べたら、塩尻の方のお店は健在らしい。

13:15頃に道の駅 小谷到着。とりあえず、ここの温泉は入ったことないから安かったら入るかと思って行ってみると600円。長野の日帰り温泉で600円は高いだろうということでパス。腹もかなり減っていたので、食堂で昼食。道の駅に着いたときは結構混んでいたけど、空きだす時間だったようで、空席はあったし、食っているうちにどんどん席が空いてきた。ここで食事すると温泉が半額と言うことなので、食後に温泉。わりと良いお湯。ナトリウム炭酸水素塩泉とのこと。温泉後にソフトクリーム。温泉利用者は30円引きというのにつられた。280円でも十分安いと思える山ぶどうソフトが250円になった。なんか、利用すればするほど安くして利用を促すという戦略にのってしまった感はあるけど、こういう戦略ならのっかっても良いかな。道の駅 小谷14:11発。

途中、平岩Pでちょこっと休憩。その後、少しだけ窓をあけて走っていたら、硫黄の臭いが流れてくる場所があった。

糸魚川に近づくにつれて、山道から平野の道になっていった。気温は大町で20度、白馬で18度、小谷で22度だったのが、糸魚川では25度で標高も低いというのを感じた。もうひとっ走りで糸魚川ICだなというところで潰れたドライブインみたいなのが見えてきて、糸魚川あるぺん村と書いてあった。確か白馬近辺で売っているます寿司の発売元が立山あるぺん村とかだったけど、関係あるのかなと思いつつ見ていた。後で調べたらやっぱり関係があって同じ系列の会社。糸魚川は平成7年6月オープンしたけど、18年5月に閉鎖したそうだ。糸魚川ってバスツアーとか呼べるような要素がなかったのかな?

14:52に糸魚川ICより北陸道へ。まず、一発目の越中堺PAに15:11着。簡易包装のます寿司が置いてあった。普通売っているのは木の容器に入っているけど、簡易包装だけあって安かった。越中堺PA15:34発。

15:54に有礒海SA着。前に立山に松電のバスで来たときに休憩で停まったけど、その時と違うのは北陸新幹線の線路が建設中だということ。北陸新幹線の工事はどんどん進んでいるようで北陸道の途中で何度か建設中の線路を見ることが出来た。さて、出発しようかとしたら、軽自動車が覆面パトカーにつかまるのを目撃。屋根にはしごを積んでいたのだが、それが長いからつかまったようだ。有礒海SAを16:12発。

北陸道ではポツポツ雨が降りだしてきた。休憩のために停まったSAの多くで、何故か北海道ナンバーの牛を積んだトラックを見た。トラックの幌が開いていて牛が雨ざらしでかわいそうだなと思いつつ見ていたが、わざわざ開けて走っているのだから開けておいた方が良い理由があるのだろう。

あとどこだったか忘れたか北陸道の富山県のSAの数カ所で"雷鳥の初飛行"と言う"雷鳥の里"そっくりなお菓子が売られていた。どちらが先か知らないがパクリと言われたら申し開きできないくらいそっくり。

16:50に小矢部川SA着、17:02発。

17:41に尼御前SA着、17:53発。

18:37に南条SA着。そろそろ夕食にしたかったのだが、混んでいた。ふと、コンビニがあるのだからコンビニで弁当買えば良かろうということを思いついて、コンビニで弁当購入。車中で食べたら匂いがしばらくこもってしまったのでこれはちょっと失敗。19:07発。

19:42に賤ヶ岳SA着、19:52発。

20:21に多賀SA着。GSで18.67L(@150円)給油。20:46発。

21:28に大津SA着。仮眠したのだが、25分で目が覚めた。眠気はあるのだが、仮眠を取ってもあまり眠れない。22:16発。

8/21(日)

23:53に三木SA着。55分ほど仮眠。1:18発。

1:50に白鳥PA着。40分ほど仮眠。ここで大失敗をやらかして、ライトを点けたまま仮眠していた。2:47発。

3:15に福石PA着、3:22発。

4:10に吉備SA着。35分ほど仮眠。4:59発。

5:41に福山SA着。行きに食べ損なった尾道ラーメンを食べた。尾道ラーメンは初めて食べたが、美味かった。6:06発。

5:41に小谷SA着、6:06発。

7:09に奥屋PA着、7:19発。

7:42に宮島SA着、7:53発。面白いことに兵庫県内では結構高かったラーメンの価格がだんだん安くなり宮島SA以降が底値と言った感じだった。明るくなってきたので眠気もそんなに感じなくなって来た。

8:36に下松SA着、8:55発。

岡山〜広島はほぼ土砂降りだったが、富海PA手前あたりで殴りつけるような雨。対向車線で事故。スリップか?

9:52に佐波川SA着。ここまで来ると雨が上がり、くもり。9:32発。

9:50に美東SA着、9:59発。

小月IC手前に事故車。4トントラックが腹を見せた状態でガードレールの向こう側にあった。

10:36に檀ノ浦PA着。ここのPAは関門海峡が良く見えた。関門海峡って、電車で関門トンネルを通るときはそれなりに時間がかかるので、それなりに広いものだと思い込んでいたが、意外と狭い。関門橋もレインボーブリッジより短かったし。食堂の前を通ったら、ふく天うどんというのがあったので食べた。フグはそれほどでもなかったけど、うどんは美味く感じた。そんなにたいしたものでは無いのだろうけどこのあたりのうどんは好き。電車で下関駅でうどんが食える時間があるときは必ず食っていたことを思い出した。11:00発。

11:32に鞍手PA着。仮眠したが、17分で目が覚めた。11:55発。

広川SAは入ったけど、駐車スペースが無かったのでそのまま出た。

12:55に山川PA着、12:57発。

13:08に玉名PA着、13:11発。

13:16に菊水ICで九州道を下りた。

それまでは曇っていたのに家まで5分も無いところでいきなりの土砂降り。

13:33に自宅着。今回の総走行距離3,007km、燃費21.7km/L、車の総走行距離75,934km。

一休みした後に、お土産を配るために車で出発。途中の家から5kmくらいのところの価格の安いスタンドで給油。39.15L(@140円)。5km程度なのでそこまでのガソリン消費は無視して、今回のガス代は以下のとおり。

場所単価(/L)給油量金額
三木SA151円32.45L4,900円
茨城146円27.41L4,002円
松本145円21.80L3,166円
大町143円8.06L1,153円
多賀SA150円18.67L2,800円
自宅近くの安いところ140円39.15L5,495円
合計147.54L22,216円

有料道路の料金は以下のとおり。

区間料金備考
菊水IC〜東京11,550円ETC深夜割引(50%)
東京〜三郷(首都高)700円首都高東京線均一料金
三郷〜谷和原IC750円
谷和原IC〜三郷400円ETC深夜割引(50%)
三郷〜新座(外環)250円ETC深夜割引(50%)
新座〜佐久IC1,950円ETC深夜割引(50%)
三才山トンネル有料道路500円 
糸魚川IC〜菊水IC10,650円ETC深夜割引(50%)
合計27,300円

というわけで交通費はガソリン代22,216円(147.68L)、有料高速代27,300円で合計49,516円。

ちなみに昨年、フェリーで茨城の家まで行っているのだが、その時の交通費は以下のとおり。

区間料金備考
菊水IC〜新門司IC2,800円
新門司〜東京(オーシャン東九フェリー)36,870円スタンダードフェリー
東京〜新門司(オーシャン東九フェリー)35,150円カジュアルフェリー(往復割引)
新門司IC〜菊水IC1,000円ETC休日特別割引
合計72,020円

8/21(月)

これまで貼っていたステッカーの接着剤のカスを溶剤で落として、新しく買った穂高神社のステッカーを貼ったた。熊本ナンバーなのに茨城トヨタのシールと穂高神社のお守りのステッカーという変な取り合わせの車が完成。なんかこれで今回の旅行の全てが終わったような気がした。

今回の旅行の反省点や気づいた点は以下の通り。

  • カーナビのデータが古いなら事前に新規開通した道を調査しておくべし
  • AMラジオを故障したままにしておくのは良くない。ハイウェイラジオが入らないので渋滞情報が得られずちょっと面倒(NEXCO中日本だったと思うがここはトイレのスピーカーでハイウェイラジオを流してくれていたのでありがたかった))
  • 自分が赤いテールライトの列を見ると眠くなる質なのを忘れていたこと
  • 仮眠ではあんまり眠れるものではない
  • SA/PAでの休憩は意外と時間を食う
  • 高速は意外と速度規制が多くて、思うように速度が出せない

今回の旅行で初めて見たものは以下の通り。

  • 琵琶湖
  • 富士山ナンバーの車
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