鶴見岳
ロープウェイ駅駐車場〜鶴見岳〜ロープウェイ駅駐車場 2011/7/117/11(月)
7/9に関東甲信、北陸、九州北部が梅雨明け。曇り時々晴れという天気予報なので、そこそこ涼しく登れるだろうと予想して、倉木山もしくは鶴見岳を目的として出発。
4:13に自宅発、4:54に道の駅 七城メロンドーム、5:39に道の駅 せせらぎ郷かみつえ、6:12に道の駅 小国、7:05に道の駅 ゆふいん、7:44にロープウェー駅駐車場に到着。登山者は芝生の上に駐車してくれと書いてあったが、芝生というより草原。走行距離131km、燃費22.6km/L。
歩く準備をしているときになんかやけに暑いなと思って気温をチェックしてみると30度もあった。菊池市内で24度程度、道の駅 かみつえで20度程度だったのに。
ロープウェイ駅駐車場〜火男火売神社〜南平台分岐〜分岐〜鶴見岳
登り口のところにJ地点と書いてある立て札があった。すぐに「べっぷ鶴見岳一気 登山道」と書かれている立て札もあって、どうも別府湾から一気に登る道があって、AからZまで看板があるようだ。
歩き出すとどんどん汗が吹き出てきた。とにかく湿度が高い。途中からの神社の参道の石段の側面を見るとイワタバコがへばりついている。イワタバコって結構湿ったところを好む植物だったはず。石段もコケが生えていて少し滑る。途中に手水があり、そこの水で手をぬらしたが、非常に心地よい。石段を登っていくと何か地面に小梅のような実が落ちていた。何だろうと思いつつ登っていくとイチョウの葉が落ちていたのでイチョウと判明。でもイチョウはどこにあるのだろうと思いつつ登っていくと火男火売神社(御岳権現)に到着。神社の所に大きなイチョウの木が生えていた。
この時点で滝のような汗で体もオーバーヒート気味なのでよほど今回は登るのをやめようかとも思ったが神社で一休みしているうちに気を取り直した。
とにかく暑いので途中からは立て札があるごとにTシャツを脱いで、クールダウンしつつ、水分補給をした。
S地点よりちょっと上の南平台分岐で「鶴見岳山頂に至る 距り 1,530m 標高 900m 時間 1時間 九州森林管理局、湯布鶴見岳自然休養林保護管理協議会」と書かれている看板があった。S地点の看板には標高950mと書かれていた。出発時に珍しく高度計の標高をあわせて来ていたのだが、どうもS地点の立て札の標高が正しいようだ。ここには「南平台を経て鞍ヶ戸又は西登山口に至る 距り 2,000m 標高 900m 時間 1時間30分」という立て札もあった。
上がるに連れてガスって来て、どうも雨も覚悟しなくてはならなそうな天気になってきた。
W地点手前で下ってくる登山者ひとりにあった。今回あった登山者はこの一人のみ。
分岐を過ぎてちょっと歩くといきなり街灯が現れた。地面は舗装され恵比須様の像まであった。なんだ、この山は?と思った。
透水性らしきタイルの道を辿っていくとあっけなく山頂。山頂の標識近辺だけは舗装してない。もうヤだ、この山と思った。
分岐の手前でY地点はあった物のZ地点は見かけなかった。きっと分岐でロープウェイ山頂方面に歩けばあったのだろう。各地点の立て札の表示は以下の通り。
J地点 海抜500m | K地点まで 570m 10分 | ゴールまで 3.9km, 2時間00分 |
K地点 海抜550m | L地点まで 260m, 5分 | ゴールまで 3.3km, 1時間50分 |
L地点 海抜600m | M地点まで 270m, 8分 | ゴールまで 3.1km, 1時間45分 |
M地点 海抜650m | P地点まで 270m, 7分 | ゴールまで 2.8km, 1時間35分 |
N地点 海抜700m | P地点まで 200m, 6分 | ゴールまで 2.5km, 1時間30分 |
O地点 海抜750m | P地点まで 230m, 6分 | ゴールまで 2.3km, 1時間25分 |
P地点 海抜800m | O地点まで 180m, 7分 | ゴールまで 2.1km, 1時間15分 |
Q地点 海抜850m | R地点まで 270m, 8分 | ゴールまで 1.9km, 1時間10分 |
R地点 海抜800m | S地点まで 260m, 7分 | ゴールまで 1.6km, 1時間00分 |
S地点 海抜950m | S地点まで 250m, 8分 | ゴールまで 1.4km, 55分 |
T地点 海抜1000m | S地点まで 170m, 7分 | ゴールまで 1.1km, 45分 |
U地点 海抜1050m | V地点まで 190m, 7分 | ゴールまで 950m, 40分 |
V地点 海抜1100m | W地点まで 190m, 8分 | ゴールまで 750m, 35分 |
W地点 海抜1150m | X地点まで 170m, 8分 | ゴールまで 600m, 26分 |
X地点 海抜1200m | Y地点まで 150m, 7分 | ゴールまで 420m, 18分 |
Y地点 海抜1260m | Z地点まで 140m, 6分 | ゴールまで 270m, 11分 |
山頂にベンチがあったのでそこで昼食。ガスっていて何も見えない。食事が終わる頃に3人ほど観光客が登ってきた。そう、この山頂はタダの観光地なのだ。ロープウェイがある時点で気づいておくべきだった。関東で言えば筑波山みたいなものだろう。静かに過ごしたい時は登ってはいけないところだったのだ。街灯出現まではわりと結構好印象だっただけにがっかり。さっさと下っているとまた2人ほど観光客が登って来た。
鶴見岳〜分岐〜南平台分岐〜火男火売神社〜ロープウェイ駅駐車場
V地点付近より雨が降りだした。雨具を着た方が良さそうな雨ではあったが、面倒なので着なかった。
L地点付近の小さな沢付近でカエル2匹を見かけた。登りの時もここではカエル1匹を見かけた。
駐車場に着いたら早速着替え。代えのTシャツを持って着ていなかったので仕方なく長袖シャツを素肌の上に着た。
出発の時には気づかなかったが、駐車場にはネジバナ、ニワゼキショウが咲いていた。
コースタイム
13:51に駐車場を出発。最初、路面は濡れていたが、由布院に近づくにつれて乾いてきた。倉木山の方に登っていたら雨に降られなかったかも。途中、ちょっとだけ狭霧台で車を停めて、由布院の町を眺めた。ここでの気温25度。鶴見岳に登っているときの暑さはなんだったのか。
14:22に道の駅 ゆふいん到着。少しのんびりして14:49に出発。ここでの気温27度。出発と同時くらいににわか雨。雨は九重町に入るくらいまでは降ったりやんだり。
九重町に入ってからは気温が上がり暑い。15:39に道の駅 小国。気温は33度。あまりの暑さに近くにあったスーパーで飲み物とアイス最中を買って食べた。
途中から行きとは別の道を取り、16:26に道の駅 鯛生金山。これが大きな間違いでこの後にカーナビの指示通りに走っていったら、県道9号の宿ヶ峰尾峠というところ経由することになった。ここが狭くて曲がりくねった道で舗装されているとはいえ、タダの林道でスピードが出せない。これなら行きと同じ道を通れば楽だったし、時間もかからなかったろう。
18:03に自宅着。総走行距離265km、燃費23.7km/L、車の総走行距離72,303km。