由布岳

正面登山口〜合野越〜マタエ〜由布岳西峰〜マタエ〜由布岳東峰〜マタエ〜合野越〜正面登山口 2011/6/14

6/14(火)

3時に時計のタイマーをセットしておいたのだが、鳴ったのに気づかずに寝坊。ちょっと距離も長いし、遅い時間から登ると暑そうだしで、別の山に登ろうかと検討しつつ、目を覚ますためにコーヒーを飲んだ。とりあえず、由布院方面に向かって、途中の山に登るか、由布院まで行って由布岳に登るか途中で決めようということでとりあえず、6:58に自宅発。

カーナビはこれまでは植木経由の道を示していたのだが、今日は山鹿経由の道を示した。とりあえずはカーナビの指示通りに辿って、7:46に道の駅 七城メロンドーム。まあ、このあたりでほぼ由布岳に登ることを決意。

8:33に道の駅 せせらぎ郷かみつえ、8:59に道の駅 小国、9:47に道の駅 ゆふいんを経由して10:07に正面登山口駐車場。駐車スペースは3台ほどしか残っていなかった。

初めての所なので、この場所が正面登山口の駐車場なのかちょっと心配だった。昭文社の登山地図の駐車場の位置とは違ったが、山渓の分県登山ガイドの地図ではここで正しそう。そうは思いつつ、本当にここだろうかと迷っていると、すぐ隣にいかにも山登りといった格好の人の車が停まったのでここだと確信。10時過ぎに登りはじめる人なんて自分くらいだろうと思っていたが、他にもそう言う人居るのね。結局、駐車場の場所は昭文社の地図が間違っていて、分県登山ガイドが正しかった。ただし、分県登山ガイドにのっている地図も無料駐車場と有料駐車場の駐車台数が間違っていたけど(本文の方では正しかった)。有料駐車場の方は料金を徴収する人も居ないし、かといって料金箱といった物もないので(入口の柱に料金の投入口がある)、多分、人が多い時期にだけ料金を徴収する人が居るのだろう。

走行距離123km、燃費21.1km/L。

正面登山口〜分岐〜合野越

由布岳は写真で見てきれいな山だったので前から登ってみたいと思っていた。実際、登山口から眺めるときれいな山。すっくと立ち上がる姿を見ていると地図のコースタイムのような短い時間で歩けるようには見えない。

放牧地の中のゆるやかな道を登って行った。笹やらマメ科の植物が生えている。このマメ科の植物がオオルリシジミの幼虫の食草となるクララという草だろう。ゆっくり登っていくとすぐに森の入口にたどり着き、ベンチなどが置いてあった。落葉広葉樹の森が美しい。秋に来ても楽しそうな森だ。

森に入ってからは岩が混じる土の道、だんだん岩が少なくなって、岩と砂礫の道になって、合野越の手前で土の道になる。

合野越〜マタエ〜由布岳西峰

出発時点ではごく薄く影が出来る天気だったが、完全に曇った。しばらくは降りそうには無いが、雲の中では雷がゴロゴロ鳴っている。

緩い傾斜の道をジグザグに登って行った。1200mあたりでは木々の高さがかなり低くなってきた。だんだん、ミヤマキリシマとかアセビの木が増えてくる。1200mを越えたのに松の木があるのはちょっと興ざめ。

腹が減ったのでマタエまであと5分ぐらいだろうなとは思ったけど、ちょっと道が広めのところで昼食。実際、登ってみると5分くらいでマタエに着いた。マタエまでにすれ違った下りの登山者は20人ほど。久住と比べると圧倒的に少ない。

マタエから西峰をみると斜面にミヤマキリシマが咲いていてきれい。

由布岳西峰〜マタエ〜由布岳東峰

西峰への登りのクサリ場は意外と足場が悪くてちょっと危険な所もあった。雨の日だったら登るのは遠慮したい。マタエあたりで休んでいた登山者はほとんど東峰の方に登り、3割程度しかこっちには登ってこない。

西峰で昼食パート2の後、マタエに下った。東峰はパスしようかと思ったけど、天気は持ちそうだし、せっかくなので東峰にも登った。

東峰山頂付近には何故かムカデの死骸がたくさん落ちていた。それをザトウムシが食っていた。ザトウムシの食物が死骸だとは知らなかった。途中の森のあたりにもいたが、ザトウムシを見るのは久しぶり。こいつらの丸い胴体に8本足の体を見ているととても地球の生き物とは思えない。

由布岳東峰〜マタエ〜合野越〜分岐〜正面登山口

東峰を下っている途中で、ジェット機の音。見上げると戦闘機が上空を飛んでいた。たぶん、F15。しばらくするとまたジェット機。今度はF4かT4らしき戦闘機が山肌をかすめて飛んでいった。

登りはゆるゆるとジグザグにだんだんと高度をあげつつ楽々と登ってきたが、下りはそれがダラダラと下って行くちょっとイヤな道に感じられた。前回の久住で足に違和感を感じたので靴を変え、今回はザンバランのフジヤマなのだが、ここまでは順調だった。でも、ダラダラと下っていくと足の裏が擦れるような感じを受けた。靴底をソルボセインの物と代えているのだが、フィット感がイマイチなのかも。今後はソルボセインの靴底の上に普通の靴底をのせた方が良さそうだ。

今回は1Lの水筒で水はなるべく飲むようにしていたが、駐車場に着いた時点であと一口分残っていると言う感じだった。しばらく、ブランクがあるのでどの程度水を持っていったものか勘案していた面もあったが、今後は基本的に1Lの水筒、それに念の為にプラスして250mlの水筒を持って歩けばよさそう。

駐車場に戻ると近くでカエルが鳴いていた。どこか近くに池かなにかあるようだ。

コースタイム

15:47に駐車場を出発、由布院の町で郵便局に寄った後、16:07に道の駅 ゆふいん、17:04に道の駅 小国、17:31に道の駅 せせらぎ郷かみつえ、18:02に水の駅。水の駅で水を汲んだのち、18:30に七城メロンドームで19:22に自宅着。帰りは行きに来た道をそのまま逆に辿った。

総走行距離248km、燃費23.8km/L、車の総走行距離71,824km。

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