烏帽子岳

草千里展望駐車場〜烏帽子岳〜草千里展望駐車場 2011/5/30

イワカガミが見られるということなので杵島岳に出かけたのだが、とある理由によりやむなく予定変更。台風2号が九州本土をかすめて去ったばかりなので、それなりに良い天気になるかと思ったのだが、それほどでも無くガスっていた。

5/30(月)

7:37に自宅発。

途中の合志市内のコンビニで食料調達。トイレに行きたくなったので、阿蘇大橋の先のコンビニでトイレ&食料調達。大津の道の駅でトイレに寄れば無駄な出費はいらなかったのだが、なんか、やたらと腹の減る日でコンビニでついでに食料を調達したのでちょうどよかった。

9:51に草千里展望駐車場に到着。走行距離64km、燃費16.5km/L。火山博物館の所の草千里ヶ浜駐車場だと金がかかるが、ここだとタダ。前回の俵山は暑かったが今日は下の方で18度、上に来て12度ほど。

駐車場〜烏帽子岳〜駐車場

今日の目的地は杵島岳、往生岳。10:01に杵島岳の登山口へ向かって出発。ちょとだけ車道を歩いた。カッコウ、ウグイスなどが鳴いていた。登山口に着いてみると伝染病予防のためということで閉鎖されていた。仕方ないので駐車場に引き返し、烏帽子岳に行き先変更。

駐車場〜烏帽子岳〜駐車場

ちょっとだけ歩くとカーブがあり、路肩に車を止めるスペースがあって、烏帽子岳が目標の人の多くはここに止めるみたいだ。

カーブの所の柵を乗り越え、烏帽子岳に向かった。ガスっているけど、たまにガスが晴れて草千里が見えた。草千里には水がたまっていて、カエルが鳴いていた。関東にいた頃はこの時期は尾瀬に行って、所々で雪を踏みながら歩いて、尾瀬ヶ原の池塘のカエルの鳴き声を聞いていたことを思い出した。

基本的に緩い道で最後の頂上への登りまではゆるゆると傾斜が増していくのみ。この辺りでミヤマキリシマが咲いていた。ミヤマキリシマの花ははじめてみたが、普通のツツジの花の形でレンゲツツジの色にちょっと赤みを足した感じ。

ゆるゆると山頂に近づいて、山頂近くで登りがやや急になるのは、双六小屋から槍の肩までの登りに似た感じだと思った。とは言え、こちらは1/10位のスケールだが。登りが急になる手前あたりでイワカガミを発見。時期としては終わりなのかな? 登りが急になったところをしばらく歩いたところで滑ってコケた。最初の方を除いては土の道で雨が降ったばかりなので滑りそうだと注意はしていたのだが。

上の方を見ると道標の柱にカラスがとまっていた。そんなに歩いてないからあそこの道標の所は偽ピークでもう少し先が山頂だろうなと思いつつ登って着いてみるとその道標が山頂。運動量としては浅間山塊の兎平から登る篭ノ登山と同じくらいか。

山頂に着くころにはガスが晴れる時間が少しだけ長くなった。草千里や本来の目的地の杵島岳、往生岳がたまに見えた。また、中岳方面に目を向ければ、火口から蒸気が上がっているのが見えた。山頂で昼食。

登ってきた所を下るのは面白くないので東ルートを下ろうかと思ったが、帰りに車道歩きがちょっとだけ長くなるのが嫌で来た道を下った。下りの途中で尻餅を付いた。こんなことなら替えのズボンを持ってくるんだった。東ルートは急坂と地図に書いてあったのでこっちを下って正解だったかも。

草千里に近くなったところでズブロッカ(牧草を漬け込んであるウォッカ)に似た匂いを感じた。

コースタイム

駐車場に戻って来てみると、どうも足の親指に違和感があった。帰ってから見てみるとちょっと爪が伸びていた。今回の教訓は以下のふたつ。

  • 日帰りでもできる限り着替えの服を持っていく
  • 足の爪はちゃんと切っておく

あそ望の郷くぎので水を汲んで、熊本市内のホームセンターに2件ほど寄った後に15:49に帰宅。総走行距離151km、燃費23.2km/L、車の総走行距離71,231km。

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