燕岳
有明荘〜燕岳〜有明荘 2002/8/16-19今回は奥さんのご両親と一緒に燕岳。今回の面子は全員甘いものが好きで、燕に登って、燕山荘でケーキとコーヒーを楽しもうというのが目的。
8/16(金)
23:37に自宅を出発。今回は有明荘に前泊するので朝出でも良いのだが、夜の方が空いていて走りやすいので、夜に出発することにした。
8/17(土)
谷和原ICより常磐道に入り、外環、関越経由で4:24に上信越道の東部湯の丸ICで降りた。関越、上信越道は途中どしゃ降りの雨のための速度規制があり、思ったより時間がかかった。
天気がよければ朝からひと登りするつもりだったが、晴れそうにないので朝早くから入れる大町の薬師の湯を目指した。大町なら三才山トンネル有料道路を通る必要もあるまいとカーナビの設定を一般道優先にセット。が、たしか県道55号の坂北荘のちょっと先に行ったところで道路崩壊のため通行止めという看板(かなり小さい看板で見落としそうだった)が道路脇にあったため、後戻り。途中で6時を過ぎたため、目的地をゆーぷる木崎湖に変更。6:46に到着。とても眠かったので駐車場で仮眠した後に温泉に。通常料金500円のところ早朝料金で400円。
奥さんのご両親とは豊科の安曇野スイス村で待ち合わせ。6時過ぎに横浜発ということで順調に行けば10時半頃には豊科に到着できるだろう。温泉を出たら9:00を過ぎていたのでとりあえず穂高に向かった。9:30頃には穂高についてしまったので、三郷ミルクにでも行ってソフトクリームでも食べようかと広域農道に出ようとしたら、途中のギャラリーで版画家の小暮真望さんの個展をやっているのを発見。オープンが10時なので少しオープンまで時間があったが車が入ってくるのをみたギャラリーの人が早めにあけてくれた。ギャラリーを出たときは10時半過ぎ、ちょうど奥さんのご両親から電話が入り、豊科ICを降りるところとのこと。早速、安曇野スイス村に向かい合流。
とりあえず穂高アイマックスシアターで『信州シンフォニー』を見た。今は無き新宿のアイマックスシアターの土日程度の客の入り(すなわちガラガラ)。
穂高駅方面に戻って昼食。そのあと、奥さんがガイドブックで見つけた豊科のケーキ屋でおやつ。
おやつの後は今日はもう宿に行こうということになり、有明荘に向かった。ここは何度もタクシーやバス(今は路線バスはなくなってしまったが)で通ったが、狭くて曲がりくねっていて、まさか自分の車で来ることがあるとは考えもしなかった。
途中、対向車のステップワゴンがビビッてあんまり寄らずに停まってしまい、仕方ないのでギリギリまで寄せて、通過しようとしたら、ガードレールがめくれ上がっているのに気付かずにこすってしまった。後で見たら一部塗装が剥げて地金まで見えていた。購入2年目の車を傷つけたことより修理代がかかることの方がショック。山道でビビるくらいなら入ってくるなぁ〜。
4時半頃に有明荘に到着。到着してしばらくするとそれまでは曇り時々晴れといった天気だったのがどしゃ降りの雨。この日は個室の小さい部屋は全部埋まっていたようで20畳の大きな部屋になんと4人だけ。
8/18(日)
鍵をかけておかなかった扉の入り口でどこかのあほうがブツブツ言っていたのに起こされた。トイレに行ったものの自分の部屋がわからなくなった間抜けな客だったらしい。時計を見ると4時。出発するにはちょうどよい時間なのでそのまま起床。
有明荘〜中房登山口
昨晩のうちに受け取っておいた弁当を食べてから出発。起床時間は早かったが準備に手間取り、出発が遅くなってしまった。
中房登山口で登山届けを出して出発。
中房登山口〜合戦小屋
第一ベンチの水場でいつものごとく水を汲んだ。もう少しゆっくり登ろうと思っていたが、思ったより順調なペースで登っている。
合戦小屋でトイレ休憩。名物すいかは誰も食べず。だって高いんだもの(とはいっても場所を考えればあの値段でも仕方ないか)。
合戦小屋〜合戦の頭〜燕山荘
台風13号の影響でずっと雨になるかと思っていたが(前日の天気予報では松本は終日雨の予想だった)、雲間にわずかに青空が見える状態で常念山脈の縦走路がなんとか見えた。ガスがだんだん上がってきいたが、ラッキーな事に登っている途中で今回は見ることは無いだろうと思っていた槍ヶ岳を見ることが出来た。
燕山荘で受付を済ませ、荷物を置いてから、昼食。昼食の後は食後のデザート。
燕山荘〜燕岳〜北燕岳〜燕山荘
燕岳と北燕岳を往復。燕岳の山頂に着いた時点で自分は眠さのためにダウン。自分は山頂で少し寝ることにして、あとの3人は北燕をめざして出発。
しばらく眠った後(10分位?)、北燕の方を見ると北燕に向かった3人がまだ途中の登山道にいた。すぐに追いつく距離だったので追いかけた。北燕までの山肌は終わりかけながらコマクサがたくさん咲いており、そこそこ楽しむことが出来た。山頂手前で合流。途中に雷鳥の親子がいたそうだ。
北燕〜燕の間で雷鳥の親子(親が1羽に子が3羽)に遭遇。先ほどいた雷鳥だったそうだ。
小屋には16時過ぎに戻った。
小屋に戻ってすぐに喫茶室へ。自分は生ビールを飲んだが、あとの面子は酒がのめないのでケーキ。そのあと仮眠の後、夕食。夕食後また仮眠。天気予報にあわせて起きたのだが、台風の影響なのか小屋のTVは映りが極端に悪かった。天気予報の後は小屋のオーナーのいつものアルペンホルンの演奏と話を聞いた後に就寝。
コースタイム
8/19(月)
朝食を取った後、喫茶室へ。私と義父はお腹が一杯でケーキまで手が出なくてコーヒーのみ。
燕山荘〜合戦の頭〜合戦小屋
小雨が降る中を出発。途中で朝食の時に一緒になったオーストリア人(松本から来たと言っていたので多分松本在住)に追い越された。彼は帰りの穂高までの交通手段がタクシーのみ(乗り合いのマイクロは昨日まではあったが今日は運行していない)なのでどうやって帰るか思案していたが、有明荘で落ち合って、我々の車で送っていくことにした。
合戦小屋〜富士見ベンチ〜第三ベンチ
合戦小屋で小休止の後は第三ベンチまで一気に下った。雨は降ったりやんだりだったが、途中で下の家並みが見えたりして、天気が快方に向かっているのがわかった。
第三ベンチ〜第二ベンチ〜第一ベンチ
途中でリスを見た。ここの登山道でリスを見たのは初めて。
いつものごとく第一ベンチの水場で家に帰ってからコーヒーを淹れるための水を水筒に満たした。
第一ベンチ〜中房登山口〜有明荘
有明荘に到着すると例のオーストリア人がいて、穂高まで送ってくれる人が他に見つかったとのこと。我々が温泉に入っている時間を待ってもらうのは気の毒かと思っていたのでちょうど良かった。
コースタイム
中房〜宮城間でリスが道を横切ったため急ブレーキ。今回はよくリスを見た。リスは口に実が数個ついた枝をくわえていた。
明科の蕎麦屋で昼食。堀金の道の駅で買い物。堀金の道の駅の脇の春には菜の花が植えてあった場所はヒマワリが植えられていた。
三郷ミルクと三郷サラダ市に行ったのだが休み。月曜は下山日に選ばない方が良いようだ。ついでなので隣のHAMAフラワーパークに行ったが、盆時なので商品が少なく、イマイチだった。
おみやげに飲むヨーグルトが欲しいとの事なので安曇野ワイナリーへ。その後はスワンガーデン安曇野で中央道で帰る義父母と別れ、私たち2人はプラザ安曇野に行って車に積んでおいたペットボトル等の容器に水を汲んだ後、帰途についた。
三才山トンネル料金所を17:50に通過、18:31に東部湯の丸ICより関越道へ。佐久平PA〜碓氷軽井沢ICまで渋滞していたが、その他は順調で22時ちょっと過ぎに自宅着。
今回の総走行距離787km、燃費リッター21.8km/L。