尾瀬・至仏山
鳩待峠〜至仏山〜尾瀬ヶ原〜白砂峠〜尾瀬沼〜沼山峠 1997/10/4-610/4(土)
この日は鳩待峠〜至仏山〜山ノ鼻というコース。
小至仏山には山頂に以前にはなかった至仏山と同様の石碑が立てられていた。至仏山〜山ノ鼻のコース(この当時は至仏山〜山の鼻は下山にも使えた)は、最初の降り口に急峻で蛇紋岩のため、滑りやすい悪路だという看板(鳩待峠、大清水の駐車場の料金で作ったそうだ)があった。実際に歩いてみると、普通の山なら悪路というほどではないが、蛇紋岩のため、非常に滑りやすく、確かに悪路。登山靴でなくて、運動靴をはいているのではないかと錯覚するくらい滑って歩きにくい。下りには使わない方が良いと思った。今後、至仏山の下りにはこのコースは使わずに鳩待峠に降りるようにしようと思ったくらい歩きにくかった。
ビジターセンターの前にも書いてあったが、熊が出るようだ。尾瀬保護財団のホームページにも熊の話がのっていた。
紅葉は、草紅葉はもうちょっとで盛り、木の方は色づき始めたというところだった。
混み具合は、大混雑というほどではないが、そこそこ混んでいた。小屋の予約を忘れていて先月の18日にしたのだが第二長蔵小屋、尾瀬小屋、長蔵小屋はだめだった。長蔵小屋がだめなら、無理だろうとあきらめかけたのだが、ものは試しと山の鼻小屋に電話したら予約できた。この日は4畳半の部屋にふたりとゆったり寝ることが出来た。どうも山ノ鼻は穴場のようだ。
10/5(日)
この日は燧ヶ岳に登って御池に降りるつもりだったが、天気が持ちそうにないので尾瀬沼経由で沼山峠に抜けることにした。
見晴〜白砂湿原の紅葉も紅葉し始めといった感じ。10日後くらいがピークだと思う。ここでは20人ぐらいの団体が団子になって、渋滞を引き起こしているのには閉口した。そのくらいの人数なら2グループに別れたらいいのに。
尾瀬沼の方の草紅葉はちょうど盛りだった。来週には枯葉っぽい色になってしまうのではないかと思う。
この日はたぶん、午後には雨が降り出すと踏んでいたので11:55のバスに間に合うように沼山峠に登った。早めの時間のため、比較的道はすいていて、スムーズに登ることが出来た。バスが出発する時刻にはガスが降りてきて予想通り、雨が降り出した。
早い時間のバスなのですいていた。乗客率は沼山峠で半分位だった。上の原のバス停でそば屋によるために降りたが、他には10人くらいが温泉に行くために降りていた。
そばを食べた後、この日の宿の民宿に荷物を置いて、駒の湯に行ったが、団体が来ていたので混んでいた。駒の湯の露天風呂からは色づき始めた木々が見えていたが、紅葉のピークは来週以降だろう。
民宿の方の泊まり客は我々二人だけだったので村内の宿泊者はそれほど多くなかったようだ。
10/6(月)
とりあえず、駒の湯に朝食後に行ったが、昨日とは打って変わって客はおらず、貸し切り状態だった。この後、中土合公園などを散歩した後、そば屋で昼食をとり、12:40のバスに乗って帰ったのだがバスは意外なことに平日というのに9割ほどの乗車率だった。