蝶ヶ岳・常念岳・大天井岳・燕岳

上高地〜横尾〜蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳〜燕岳〜中房温泉 1997/9/4-8

9/4(木)

新宿より急行アルプスで出発。同行者は会社の後輩のA。大学時代の後輩のNも来る予定だだったが、仕事の関係で最初から参加することが出来ず燕で合流することになった。

今回の山行は小屋をはしごし、北アルプスの良い景色でも眺めながら、生ビールでも飲もうかという動機で行くことになった。

同行者のAはGPSを持ってきており、緯度経度のわかる地点はデータをインプットしていたので目的地までの距離を知るのに役に立った。

指定席を取ったがすいていて、一人でボックス一つを独占して寝ることが出来た。

9/5(金)

人出は少なく、松本〜新島々の電車は乗客全員が座っていた。そのため新島々からのバスは1台だけしか出ず、補助席まで使って満員になった。

フィルムを持ってくるのを忘れたので新島々駅の自販機で買った(実は、明神館で売っている値段の方が安かった)。

村営食堂で朝食を取るつもりであったが、開いていなかった。二人ともちょっとした食料は持っていたのでそれを食べ、嘉門次小屋で朝食を取るつもりで6:40頃にバスターミナルを出発。

7:30頃に嘉門次小屋着。食事が出来るのは8:00からとのことでここでも食事が出来ず、明神館まで行ってやっと朝食。

嘉門次小屋N36°14′58.3″ E137°40′3.6″
明神館N36°14′48.9″ E137°40′13.0″

徳沢園で小休止、横尾で大休止。同行者のAはこのコースは歩いたことがないが、ここからは急ですねと言った。GPSに蝶ヶ岳のデータがいれてあり、横尾から蝶ヶ岳までの距離がわかったため、そういうふうに見当がつけられたのだった。10:20に横尾発。

徳沢園N36°15′47.9″ E137°41′36.5″
横尾山荘N36°17′25.0″ E137°42′06.1″

14:10に蝶ヶ岳ヒュッテ着。ここで昼食の予定だったが昼食メニューは14:00までとのこと。持参した食料を食べつつ来たので大して腹はすいていなかっため、もつ煮込みと缶ビールを頼んでとりあえず、乾杯。生ビールは残念ながらは品切れ。この小屋は生ビールはエビス、缶ビールはキリン、アサヒ、清酒は酔園だった。

小屋はすいていて、一人1畳ほど使って寝ることが出来た。昨年より改築していたが外から見ると完成していた。でも、トイレはまだ出来ていないそうで外のトイレを利用。

蝶ヶ岳ヒュッテN36°17′10.3″ E137°43′39.5″

9/6(土)

天気がしばらく悪く、明日は今日より悪いらしいので、この日は常念小屋までの予定であったが、行けたら大天井ヒュッテまで行くことにして6:50に蝶ヶ岳ヒュッテを出発。心情としては下山して温泉にでも一泊したかったがNと燕山荘で合流するので仕方がない。

蝶槍の手前で雷鳥の雌2羽と若い個体3羽、蝶槍の先で雌1羽と若い個体2羽を見た。

この日は見えなかったが、蝶槍から常念を見ると大きく下っているのでうんざりするが、実際に歩くとたいしたことはない。それよりも常念の登りはニセピークが何度かあった後、山頂なのだがそれを知らないとうんざりするだろう。同行者Aも教えられながら登ったからよかったけど知らなかったらうんざりしただろうといっていた。

常念岳では展望無しなので早々に下った。11:30、常念小屋着。とりあえず、食事と生ビールを頼んだ。ここの小屋は生ビールも缶ビールもアサヒ。

常念小屋N36°19′47.3″ N137°43′48.0″

12:10に常念小屋発。横通岳〜大天井も晴れていれば気持ちの良い稜線歩きだが展望無し。13:30頃に東大天井通過。14:30に大天井ヒュッテ到着。大天荘からの下り口がわかりずらかった。また、わりと斜度があったのでこの先に小屋なんてあるの?という感じだったので小屋の屋根が見えたときはほっとした。大天荘からの下りの途中で状態のいいコマクサの花が咲いていた。この時期にコマクサの花を見ることが出来るとは思わなかった。

大天井ヒュッテはすいていて、泊まり客は9人。生ビールは無し。缶ビールはアサヒとキリン、清酒は大雪渓。

大天井ヒュッテN36°21′34.3″ E137°41′53.7″

9/7(日)

小屋のテレビで「中高年のための登山学」(タイトルはうろ覚え。昼頃から登り始め、夕方に小屋に着くというお手本にはならない登山をやっていた)を見つつ朝食。

この日は燕山荘までなので時間は十分にあり、急ぐ必要もないが、やることもなく時間を持て余したので7:40に出発。喜作レリーフまでは、道自体はしっかりしているが、足元が岩なので雨の日は歩きたくない道。滑落したら助からないだろう。

夏は槍ヶ岳に向かう登山者で渋滞し、燕方面に向かう登山者は結構待たされるのだが、この時期はさすがに人がいないのでそういうことはなかった。

ここから燕までは晴れていれば、気持ちのいい稜線歩きであるが、展望もなく雨もシトシトと降り続いているので黙々と歩き続けた。

9:20に燕山荘着。とりあえず、コーヒー(ここのコーヒーは美味い)とケーキを食べ、11:00に昼食。12時を過ぎてもNがまだ登ってこないので宿泊手続きをしたのち、生ビール(キリン)を飲んだ。13時過ぎにNが登ってきた。昨晩、豊科の友人宅に泊まり、飲み歩いたため寝坊したそうだ。

燕山荘N36°23′44.4″ E137°43′06.4″

9/8(月)

中房温泉からの道が雨量規制で通行止めになることが心配で小屋の人に確認したが、止まっていないとのこと。でも、結構雨が降っていたため、通行止めになる可能性もあると判断して、6:30に出発。

途中、合戦小屋で小休止。小屋の回りには熊除けの電線が張ってあった。

8:40に中房温泉着。雨も小降りになってきたので、通行止めはないだろうと判断して、温泉に入った。中房温泉は外来の入浴は出来ないが登山者は例外である(この当時は中房温泉の日帰り入浴施設はまだ無かった)。

入浴後、Nが乗ってきた車で松本まで出た。中房温泉から下る途中で猿を見た。Nは登ってくる途中も見たそうである。宮城のゲートを通ったところで通行止めにならなかったことにほっとした。下ってくる途中で聞いたFM放送の道路情報によると、上高地、乗鞍方面は通行止めになったらしい。

穂高で昼食を取る予定であったが時間が早かったため、予定を変更して、松本まで出て、駐車場がある店で昼食にしようということで木曽屋(松本市大手、田楽、鯉料理、柳川鍋など)で食事。松本は一方通行が多いので店に行くまでちょっと苦労した。休日は観光客で混んでいるが平日なのでわりとすいていた。

松本駅前でNと別れて、同行者Aとともにあずさにのって帰途についた。平日のため発車の直前にのったのにもかかわらず、自由席でも座れた。

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