プリウス(NHW11)へのタコメーターの取り付け

タコメーターの入手

以前からタコメーターが欲しかったのだが、オートゲージのSM60Φという安いタコメーターを見つけたので入手。本体3,600円+送料950円の合計4,550円。日本語配線説明書付ということだったが、配線の色とどこに接続するかが書いてあるだけの簡素なもの。もっとも、これを見て付けられないような人が手を出すようなものではないが。製品は台湾製で英語の説明書が添付されていた。

必要な配線

配線は回転信号用、常時電源、アース、ACC、イルミの5本。

本体に配線用のケーブルの他にオートゲージ製の他のメーターを増設するときに使うケーブルが入っているが配線用のケーブルだけではかなり短いので延長用に増設用のケーブルも使った。

回転信号

回転信号はECUから取ればよいかと考えていたが、他のメーカーのタコメーターの取り付け方法を調べたら、NHW11のECUの場所をのっけているのに関わらず、エンジンルームから延長するように書いてあったりした。無難なところでハンドル下にある診断コネクタの9番ピンに接続した。

診断コネクタ

常時電源、アース、ACCの配線

面倒なので自動格納ミラーを取り付けたときの配線から分岐した。

イルミの配線

はじめはイルミってどこから取ればいいんだ?とわからなかったが、ライトをつけたときに光るところから取ればいいんだと気がついた。その結果、シガーソケットか灰皿からとれば良さそうだとわかったが、後で検索しまくって調べたら、やはり普通はこのへんから取るらしい。

photo1 ○の部分の黒いピンの真ん中を押して外す。反対側にもあるのでそれも外す。
photo2 ○の部分にドライバーを入れて少しこじると浮いてくるので、そのまま全体を手前に引いてはずす。
photo3 灰皿のライトかシガーソケットのライトの緑線から分岐。配線しやすかったシガーソケットの方から分岐した。

タコメーターの気筒数の設定

4に設定する。

タコメーターの設置

photo4 トヨタの他の車種のフロントパネルの外し方を見たら、手前に引けば外れるということだったので、とりあえず様子見のつもりで左側を手前に引いたら見事に割れた。新品の頃だったらいざ知らず、今となってはプラスチックの部品はもろくなっているようだ。開き直って適当に穴空けして配線を通した。割った部分の範囲では左に爪が2個あった。慎重に全体を少しずつ手前に引けば割らずに済んだように思う(フロントパネルの下の方にねじ止めしてある部分があって、まずはそこのネジを外さないとダメらしい)。
photo5 配線する時はグローブボックスが全開するようにしておくとやりやすい。○の部分を外すと留め具が外れる。反対側にもあるのでそれも外すとグローブボックスが全開になる。