こうもり山・万年山
伐株山憩いの森駐車場〜こうもり山〜万年山〜吉武台登山口〜伐株山憩いの森駐車場 2025/4/8先月の17日より老猫の調子が悪く、連日の動物病院通いだった。少し調子が落ち着いたようなのでこうもり山・万年山に登りに行くことにした。
4/8(火)
外に出ると曇っていた。最初に外に出たときは星は見えなかったが、荷物を車に積み終わる頃には薄雲を透かして星が3つ程見えた。
3:22に自宅発。外気温9度、航続可能距離475km。
今日は少し歩行時間が長くなりそうなので往路では山鹿のトライアルには寄らないことにした。早く帰宅できそうだったら復路で寄ろう。
山鹿のガソリンスタンドで給油。航続可能距離は給油前は450km、給油後が779km。
4:10に道の駅 水辺プラザかもと着。走行距離27.9km、燃費26.0km/L、平均車速37km/h、走行時間0:45、EV走行距離15.9km(57%)、航続可能距離774km、外気温7度、高度40m。
桜の花が咲き、ツバメが鳴いていた。
4:42に道の駅 水辺プラザかもと発。
菊池市内でタヌキ2匹、イタチ1匹を見かけた。タヌキは気の毒なことに2匹程轢死体も見かけた。
黄金の滝を過ぎた後でカーナビが1.6km先右折と告げた。次に曲がるのは道の駅 せせらぎ郷かみつえの先のT字路だが、もうそこまで1.6km手前なら、わりと早く目的地に着きそうだと思ったものの、良く考えたら、あそこは左折だった。カーナビの画面を見たら、現在位置がおかしくなっていた。このカーナビは2013年モデルでみちびき対応じゃないから、山間部では弱い。かみつえのあたり現在地がおかしくなることはこれまで何度か経験している。今回はおかしくなったのは水織音のあたりかららしい(復路でカーナビの走行軌跡で確認したが、やはり水織音のあたりからおかしくなっていた)。表示は道の駅 せせらぎ郷かみつえの手前で正しくなった。
小国に入ったあたりで空が少し白んで来ているのに気付いた。
5:22に道の駅 小国着。走行距離745kmkm、燃費22.8km/L、平均車速42km/h、走行時間1:46、EV走行距離38.5km(53%)、航続可能距離726km、外気温3度、高度439m。5:26発。
道の駅 小国の先でまたカーナビの位置表示がずれた。今度は短い区間だったが、2回ほどずれた。
麻生釣温泉のあたりで少し霜が降りていた。道の脇からは湯気が上がっているのにすぐそばでは霜が降りている面白い景色を見ることが出来た。
6:03に伐株山憩いの森駐車場着。走行距離103.6km、燃費23.2km/L、平均車速43km/h、走行時間2:24、EV走行距離52.4km(51%)、航続可能距離688km、外気温9度、高度544m。
伐株山憩いの森駐車場〜こうもり越登山道入口〜こうもり山850mピーク
道の駅 小国で気温が3度だったので寒さを心配したが、伐株山憩いの森駐車場到着時は9度だったので一安心。今回履いてきたモンベルのマウンテンパンツだと5度以下だと寒い。
キャンプ場のそばの道の脇の案内図には万年山の山頂まではコウモリ越登山道経由で2時間30分になっている。道が整備されていればそのくらいで行けそうだが、廃道同然の道なので、2時間30分で万年山の周回コースの林道に到達できて、3時間ちょっとで万年山の山頂に着けたら上等かなと思った。
駐車場から10分ほどでこうもり越の登山道の入口に到着した。伐株地蔵尊への道の入口のすぐ左側がこうもり越登山道の入口。
こうもり越登山道入口から3分ほど歩いたところで1頭のシカと出会った。駐車場でシカの鳴き声は聞えていたし、こうもり山に前回登ったときもシカを見ているのでシカには会うだろうと思っていたけど、やはり会った。でも今回会ったのはこの1頭だけだった。
この時期には花なんて咲いていないだろうと思っていたが、テンナンショウ、スミレの花が咲いていた。
こうもり越登山道入口から10分強歩いたところでソフトシェルのジャケットの下に着ていた薄手フリースのプルオーバーを脱いだ。フリースはすぐに脱ぐことになるし、着ていなくてもそれほど寒くはないので車においていこうかとも出発時に思ったけど、山頂が寒い場合の事を考えて一応着たままで来た。
傾斜がきつくなる手前でその先の登山道歩きに備えようと言うことで、こうもり越登山道入口から20分程歩いたあたりで、それまで使っていたストック1本をしまい、はめていた薄手グローブを軍手に交換した。こうもり山に登るのは3回目なのでこのあたりの勝手はなんとなくわかってきた。尾根に手前が急でストックは邪魔になるし、尾根に出てからは岩のある痩せ尾根で、手を使うことになるので軍手の方が便利だ。
途中に伐株山がわりと良く見える場所があるが、万年山の山頂まではここが一番のビューポイントでこの後は木々の間からの景色がほとんどになる。
こうもり越登山道入口から30分ほど歩いたところで、ロープがあった。7時を過ぎているのに気付いて自宅に電話して、老猫の様子を聞いてみることにした。老猫は普通な様子らしい。電話をしたあたりは少し急だが、ザックを下ろしても軽く支えてやれば転げ落ちない程度の場所だった。
ロープがあるところからは傾斜が急でロープ無しでは登るのは困難。木段があるにはあるが、朽ちかけているし、木段のステップには土砂がたまっていて、しかも歩くとその土砂がざらざらと崩れ落ちて非常に登りにくい。
急な傾斜を10分ほど登ると尾根に到着。ここには朽ちかけたベンチがある。この場所からまずは北側の伐株山の方へ向かった。尾根に出たところよりほんの少しだけ高いところがあるもののほぼフラットな道でその先は崖になっている。こうもり山を下から見たときに見える3つのピークのひとつがこの北端のほんの少しだけ小高いところのようだ。伐株山の針の耳登山道を登ると見えてくる最初のピークもここのようだ。
登ってくる途中でも伐株山が見えるところがあったが、こちらは木々の間から見えた。後ろの方の▼毛の山はどこだろうかと後で調べてみたが、木ノ子山だった。
鏡山の風力発電の風車は回っていなかった。尾根に出た途端に風があったので、風車が回っていないのは少し意外だった。
来た道を尾根に上がってきたところまで戻り、そこから850mピークに向かった。
途中の痩せ尾根ではアセビが満開だった。前2回は3月下旬だったのでアセビは万年山の方でしか咲いていなかった。少し時期を遅らせただけでこれほど山の状態が変わるとは思いもしなかった。
尾根に上がってきたところから10分ほど歩いたところでコブシが咲いていた。ここに来るまでにも山肌にポツンポツンと白い花が咲いていたが、山桜だろうと思っていた。
少し歩くと前方にもコブシの花が咲いていた。このコブシはもう花が終わりかけといった感じだ。前回登ったときに咲いているのを見かけたのはおそらくこのコブシの木だろう。その時はこのコブシの木以外は花を見かけなかったように記憶している。おそらくこのあたりで最初に花を咲かせるコブシの木なのだろう。このコブシの木から少し歩くと850mピークの本格的な登りが始まる。
尾根に出た場所から35分程歩くと850mピークに到着した。景色は木々の間から見える程度で展望はあまりよくない。それでも木々の間から由布岳が見えた。
落ち葉の上にコブシの花びらが落ちていた。近くにコブシの木は無いようなので風に運ばれて来たのだろう。
850mピークで気温は10度ほどだった。尾根道に出てから風があったが、このくらいの気温だと寒くは感じず歩きやすかった。
こうもり山850mピーク〜こうもり山888mピーク
850mピークからはまずは緩い下り道。下りきったあたりでは由布岳が850mピークよりほんの少しだけだが見やすかった。
850mピークから下ると888mピークまでは緩く登る道で20分ほどで888mピークに到着した。緩いピークなのでピークだと気付きにくい。コウモリ山と書かれたプレートが木にくくりつけられているのだが、これも一番高そうな場所からほんの少し離れた木に着けられているので気付きにくい。
こうもり山888mピーク〜周回コース入口
888mピークの少し先に傾斜がやや急なところがあり、そのあたりが少しきついだけで、それ以外はほぼ緩く登っていく道。踏み後はほぼなく、藪に戻りかけている場所があったりするものの所々にある赤テープなどの目印はあった。とにかく道らしいところをまっすぐ気味に歩くだけだ。
888mピークから40分ほど歩くと万年山の周回コースの林道に出た。
林道に出てからは舗装道の上りだが、それほどきつい上りでもないのだが、850mピークを発ってから休憩無しだったので、少しきつく感じた。
周回コース入口〜万年山
万年山の周回コースの入口まで行ってから草地の上に座って少し休憩。すぐそばに立っているコースの案内図だと山頂まで10分だが、850mピークを発ってから休憩無しだったので休憩無しでは10分では登れそうにない(休憩しても13分かかったけど)。休憩中に吉武台登山口の方から登山者がやって来て、山頂に向かっていった。
天気予報だと8時台から晴れだったので山頂では晴れていることを期待していたが、曇っていた。山頂では曇りでも下山した頃とか帰路の菊池あたりはきれいに晴れているのだろうなと思った(実際にそうだった)。曇っているが周りの山々の展望はあった。英彦山、由布岳、三国山、国見山、渡神岳、釈迦岳、御前岳、阿蘇山、九重山、涌蓋山等が見えていた。
山頂は貸し切り状態で、山頂のベンチも使い放題なので阿蘇山の見えるベンチに座って軽く食事。山頂の気温は13度。寒くないのでゆっくりと食事が出来た。昼食には早いけど、ここで食べておかないと食事をする適当なタイミングがない。
万年山〜周回コース入口〜吉武台登山口
そろそろ下山しようとしていると山頂に5人組の登山者がいつの間にやらやって来ていた。
下山中はトイレは無いし、その後も道の駅に行くまでないので、9合目避難小屋のトイレに寄っておこうと思って行ってみたが、鍵がしまっていて使えなかった。とりあえず行っておこうと思っただけだったので使えないなら使えないで仕方がない。
牧野の中の道を下っているときに今日はヒバリが鳴いていないなと思った途端に近くでヒバリが鳴き出した。
吉武台登山口のゲートは開いていた。吉武台登山口までの2箇所のゲートも何故か明けたままだった。駐車場には車が2台停まっており、そのうちもう1台車がやって来た。
吉武台登山口〜伐株山憩いの森駐車場
吉武台登山口から20分ほどで妙見社に到着。家の老猫の状態が気になり、なるべく早く帰宅したいのでパスしようかとも思いはしたけど、一応見ていくことにした。
三体の石仏とその後ろにもう一体の石仏、石仏の前には何故か布袋像がある。三体のうちの真ん中の石仏は亀蛇に乗っているので妙見様だろうけど、その背後の一体も同じような姿をしているが、前の三体の石仏よりも古そう。元々あった祠は水害の時に埋まって見つからなかったということだったはずなので元々の祠におわした妙見様では無さそう。そばにある神社由来の看板を見直して見たが、元々の祠の妙見様が見つかったとは書かれていない。
神社由来の看板を見ていると下からやって来た車が停まった。で、万年山へ行く道がこの道で良いかと聞かれた。延々と細い道を登ってきたけど、万年山を示す標識が無いから不安になったみたいだった。家畜市場の十字路以降は標識は無かったと思うので道を知らない人が不安になるのも無理はないかも。
この後は妙見社の下で軽トラとすれ違っただけで、駐車場に戻るまでに他に車は見かけなかった。
妙見社から25分程下ったところの道の右側に梅が花を咲かせていた。この梅の木は前々回にここを歩いたときは満開で、前回の時は何故か見落とした。この時期に梅の花を見ることが出来るとは思わなかった。
梅の木から5分の歩かないうちに東屋のある道の分岐に到着。この分岐を左へ向かった。
どこかでコブシは近いところに生えているコブシが無いかなと思いながら万年山まで登っていたが、伐株山が見え出してからちょっと歩いたところの植林の中にコブシが生えていた。さらにキャンプ場に近ずくと桜に混じってコブシの木が生えていた。コブシもサクラも満開だった。
途中道の左の妙見菩薩の像を見て、ほんの少し歩くとこうもり越登山道入口に到着した。出発からここまで5時間25分程。
伐株地蔵尊の参道経由で駐車場へ。家の老猫のが気になるため早く帰宅したいので伐株地蔵尊はパス。
12時前に駐車場に戻った。12時前に戻れるとは思っていなかった。思っていたより順調に歩くことが出来た。
ここ数年は、たまに膝の調子が悪いことがあったので今回は膝サポーターを使ってみた。まあまあ効果があったようなので今後も使おうと思っている。だが、暑い時期はサポーターなんてはめていられないだろうからどうしたものか。
コースタイム
トラックログ









12:13に伐株山憩いの森駐車場発。
12:31に道の駅 童話の里くす着。走行距離113.3km、燃費24.2km/L、平均車速42km/h、走行時間2:42、EV走行距離59.5km(53%)、航続可能距離680km、外気温22度、高度337m。
イノシシ肉、万年元気豆腐のざる豆腐、アスパラ、夕食用に弁当、惣菜等を購入。ここでもイノシシ肉が入手出来るようになったか。
こごみもあったようだが完売していた。
かぼすハイボールも欲しかったが、以前より値段が高くなっていたので買わなかった。このあとに行くAコープにあるだろうし。
12:56に道の駅 童話の里くす発。
13:01にAコープ くす店着。走行距離115.5km、燃費24.1km/L、平均車速41km/h、走行時間2:48、EV走行距離60.6km(52%)、航続可能距離678km、外気温22度、高度356m。
ここにはこごみなんて無いだろうなと思っていたらこごみがあったので購入。他に豊後牛の肉、クロダイの刺身、赤ナマコの刺身、かぼすハイボールを購入。ここのAコープは山の中なのに意外と良い海産物が手に入る。
かぼすハイボールはアルコールが8%のものと4%のものがあるのだが、味が4%の方が好みなのでいつもこちらを買っていた。4%のものがリニューアルしたようで缶のデザインが変わっていて、商品名も「やさしいかぼすハイボール」から「かぼすハイボールライト」に変わっていた。前のものとたいしてかわらないだろうと思って買ったが、後日飲んでみたら、味が変わっていた。前の方が味がやわらない感じで好みだったのだが。
13:25にAコープ くす店発。
14:01に道の駅 小国着。走行距離140.9km、燃費24.3km/L、平均車速61km/h、走行時間3:24、EV走行距離72.2km(51%)、航続可能距離665km、外気温21度、高度440m。
道の駅 みやまのセロリのピクルスの方が好みなのでしばらくは買っていなかったが、久しぶりにセロリ漬けを購入した。
隣の薬味野菜の里 小国に行ってみたが本日店休日となっていた。
14:10に道の駅 小国発。
14:30に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離155.0km、燃費24.9km/L、平均車速41km/h、走行時間3:44、EV走行距離81.0km(52%)、航続可能距離654km、外気温20度、高度351m。
花わさび、シカ肉等を購入。
14:45に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。
15:27に道の駅 七城メロンドーム着。走行距離186.3km、燃費25.7km/L、平均車速42km/h、走行時間4:27、EV走行距離96.3km(52%)、航続可能距離626km、外気温23度、高度37m。 モッツァレラチーズ、TONGTONGのソーセージを購入。
15:41に道の駅 七城メロンドーム発。
帰宅はあまり遅くなりそうにないが、山行中に家に電話をして老猫の様子が普通であることは確認したたものの、やはり気になるので山鹿のトライアルには寄らないで帰ることにした。
山鹿で車の温度計の表示が24度になっていた。
16:35に自宅着。走行距離217.7km、燃費26.2km/L、平均車速41km/h、走行時間5:20、EV走行距離114.6km(53%)、航続可能距離609km、外気温23度、車の総走行距離59,985km。