横島山

今回は散歩程度のつもりでやって来たので昔使っていていたラムダ カメラザック2型に久々に写真装備だけを入れて、荷物はそれだけ。だが、背負ってみると以外とずっしりしていた。デジタルミラーレス一眼の装備はフィルム一眼よりも軽くなっているけど、それなりの重量があるのだなと思った。

ラムダのカメラバックは山登りのために買ったが、2型は15Lしか入らないので散歩程度の山登りにしか使えない。カメラ用なのでパッドがしっかりしているが重量が1kgもある。他に4型も持っているけど50Lと容量は大きいものの保護用のパッドが厚くて収納が結構面倒だし、3kgと重いので使わなくなった。山登りで写真装備を持っていくなら普通の山用のザックにクッション性のあるもので写真装備を包んで持っていた方が軽くなるし、背負いやすいということで普通のザックを使うようになった。

横島山の山頂は経塚史跡公園の中にあって、すぐそばなのだが、まずは山の上展望公園へ向かった。空にはとんびが飛んでいて、のどかな雰囲気だった。

山の上展望公園に向かう車道からは雲仙や多良岳山系が見えた。

山の上展望公園をうろついていると周りの山は見えるのだけど、居る場所が低山なので周りの木とかが邪魔で少し見づらい。ここの公園は以前は展望ビックジャングルジムという展望台があったそうなのだが、それが今でもあればかなり良い景色を見ることが出来たとと思う。

公園の入口にオブジェがあった。片方は形からイチゴなのはすぐわかったが、もう片方はすぐにはわからなかった。形からするとミカンか柿に見えるけど、天水あたりだったらミカンは栽培され居ているけど、横島のあたりはそれほどミカンは栽培していそうにないし、柿も見ない。考えているうちにやっとトマトであることに気付いた。そう言えばこのあたりはイチゴとトマトの産地だ。イチゴは形で何となくわかったけど、イチゴもトマトも同じ色で、色味がイチゴにもトマトにも似ていない。

山の上展望公園を少しだけうろついた後に経塚史跡公園へ戻った。途中の道から松ヶ平山、木葉山が見えた。

戻ると言っても距離的には近いのであっと言う間に山頂に着いた。山頂と言っても一帯はそれほど起伏があるわけでないので山頂という実感はない。三角点はあるけど、三角点よりも経塚のある場所のほうが高い。

山頂からほんの少し離れたところからは金峰山、二ノ岳、三ノ岳が良く見えた。

他の山が良く見える場所へ行ってみようということで少しうろついた。山頂よりも少し下ったあたりまで行った方が多良岳山系、雲仙、天草方面の山が良く見えた。山頂部がなだらかな低山だから上の方では景色が木などに邪魔されるので、少し下がって周りに邪魔なものがない場所を探して眺めるしか無い。