竜峰山・鞍ヶ峰・竜ヶ峰・居鷲嶽
東片町バス停〜竜峰山登山口〜竜峰山〜鞍ヶ峰〜竜ヶ峰〜居鷲嶽〜東陽運動公園 2024/3/153/15(金)
5:04に自宅発。外気温4度、航続可能距離730km。
走り出して3分ほどでトリップメーターをリセットしていないことに気付いてリセットした。
カーナビの目的地に東陽運動公園、道の駅 うと、道の駅 竜北を経由地にセットしたのだが、到着予想時間がかなり遅い。おおよその所要時間を考慮して出発時間を決めたのだが。今回はバスを利用するので到着時間が遅くなるのは困る。カーナビの到着予想時間は大雑把で普通はそれより早く着くのだが、それを考慮してもバスの出発時間に間に合わない。国道501号では遅いトラックの後ろになった。なんでこう言うときに限ってと思うものの仕方ない。だが、3号線を走っているときに到着予想時間が遅い理由が判明した。経由地として設定した道の駅 うとと道の駅 竜北の順番を間違えていただけだった。
国道3号線沿いではないようなので道の駅 うとはパスすることにした。
6:10に道の駅 竜北着。走行距離48.8km、燃費26.3km/L、平均車速46km/h、走行時間1:04、EV走行距離25.5km(52%)、航続可能距離682km、外気温4度、高度19m。6:21発。
6:32に東陽運動公園着。走行距離55.1km、燃費24.6km/L、平均車速43km/h、走行時間1:16、EV走行距離27.8km(50%)、航続可能距離678km、外気温6度、高度101m。
犬の散歩に来ている人に山に行くのかと尋ねられた。少し話をしたのちその人は帰っていった。
グラウンドの方に何やらあったので案内図の類だろうと思って行ってみたら居鷲嶽のトレッキングマップだった。
東陽スポーツセンター前のバス停より7:16発のバスに乗った。バスは1分程遅れてやって来た。乗降口が1つの小さなバスでドアが開くと足下にステップが出てきた。最近のバスってこんな仕組みがあるのか。
このバスで宮原中央で下りて、宮原のバス停まで歩いて移動し(120m程)、そこから別の路線のバスに乗り、東片町まで行く。バスを乗り換えないで新八代駅西口で下りて、登山口まで歩く手段もあるが、2km程歩かなければならないし、バスの新八代駅西口到着は7:45。乗り換えた場合は東片町到着が7:40でバス停から登山口まで近いのでより早くスタートできる。
途中に難読地名のバス停があった。「豊野内」で読みは「でのち」。
予定通り宮原中央でバスを下りた。時間は7:24。次のバスの宮原発が7:26と勘違いして(実際は7:28)、少し焦って走ってバス停に向かった。
乗り換えるバスは7:28発。このバスは土日祝日は運休なので今回は平日に登ることを前提に計画を立てた。土日祝日だと1:10程東片町到着が遅くなる。
出発地の松橋産交から宮原までの距離が長いので遅れてくるだろうとは思っていたが、数分遅れでバスはやって来た。
途中に平仮名表記の「かこい」というバス停があった。漢字表記だと読めない地名だから平仮名表記なのだろうと思ってはいたが、バス停の近くの信号機の標識は「栫」と書かれていた。
バスは定刻の7:40の数分遅れで東片町に到着した。
東片町バス停〜竜峰山登山口〜八合目広場
バス停を下りたところの歩道で歩く準備をしてから竜峰山登山口(石段登山口)へ向かった。
東片自然公園の駐車場の入口から見て左側が石段の起点でここが登山口。東片自然公園には駐車場があるので計画時にはここに車を停めて、バスで戻ってくることも考えたが、時間の自由度が低くなるのでやめた。
登山口からは所詮は階段だし、それほど大変では無いだろうと思っていたが甘かった。石段の上までは15分強かかったし、思っていた以上に疲れた。石段には足のサイズが25cm以下でないと登りにくいようなステップの幅の狭いところがあって、それも疲れる一因だった。石段では気温は5度ぐらいで、ヒヨドリが鳴き交わしてる声がやたらと聞えた。
バスに乗っているときに竜峰山の方を眺めた時に意外と標高差がありそうに見えたけど、階段で標高を結構稼げた。疲れたけど。
階段の途中にはハチやまむしへの注意書きがあった。このあたりもやはりマムシがいるのか。
石段を登りきったところは広場になっていた。水道の蛇口まであった。方位盤もあったので景色の良い場所なのだろうけど、景色は霞んでいた。それでも宇土半島、八代海が見えた。県道336号が延びていく先の海のそばには小山があるのが見えた。後で調べたら大島公園にある小山で標高は84mだった。
石段の最上部からはすぐ近くに聖徳太子堂が見えた。石段の最上部のほんの少し手前に聖徳太子堂が右のほうだと示す標識があったけど、どの程度距離があるのかわからないので行くのはやめておいた。すぐ近くにあるのがわかったので聖徳太子同道へ行ってみることにした。何でこんなところに聖徳太子のお堂があるのだろうかと思っていたが、お堂の壁にはお堂の由来の説明の板がかけてあった。
お堂から戻る時に階段の左に七百七拾七段と彫られた石碑があった。777段で結構疲れたけど、日本一の石段3333段だとどのくらい疲れることやら。
道の最初は石段だとわかっていたのでストックなしで歩き出したが、ここからはストックを1本使うことにした。体が暖まってきたのでアウターのソフトシェルのジャケットを脱いだ。
広場から森に入り、少し歩いたところでシカを10頭ほど目撃。その後も2,3頭のシカを2度ほど目撃し、鹿の立てる物音を数回聞き、シカのピィーピィーという警戒音をしばらく聞いた後はシカの気配は無くなった。
石段の上の広場から20分程あるいたところに憩の広場と書かれた標柱があり、ちょっとした広場になっていた。標柱の傍らの地面には猫の置物が置いてあった。
憩の広場から5分強のところに八代インターへの道を示すプレートが木に付けられていた。ハチの警告の貼り紙もあった。
石段上の広場から40分程歩いたところに開け気味の場所があった。畑か何かあった場所だろうか? 少し歩くと陽当り坂という道標があった。確かに日当りは良い場所だ。
陽当り坂を登って少し歩くと岩尾根と書かれた道標があった。少し歩くと岩場があった。景色が少し開けていたが、相変わらず霞んでいた。岩尾根からは元に戻るのかと思っていたが、そのまま進めそうなので進んでいくと登山道に戻ることが出来た。
少し歩くと舗装道に出た。道標があり、「射鳥峠から竜峰山」「777段」「川田町〜 国道3号線」と書かれていた。
舗装道を少し歩くと山道への分岐になった。射鳥峠を通ると思っていたが、糸離島毛は舗装道をもう少し登ったところのようだ。後で調べてたら道を間違えており舗装道に出たあたりから射鳥峠までの山道があり、射鳥峠からはここまで舗装道を下りてくるのが予定していたルートのようだった。
舗装道から少し歩くと「竜峰山 安全ルート」と書かれた道標があった。まっすぐ進むルートと右方向へ斜面を登るルートがあり、後者が安全ルートだった。安全なルートならそちらが良かろうと思って、そちらを進むことにした。一旦登ってから下ると5分ほどで「射鳥峠 安全ルート」と書かれた道標があり、安全ルートは終わった。安全じゃないルートは斜面をトラバース気味のルートのようだが崩れかけている箇所でもあるのだろうか?
安全ルートから5分も歩かないうちに岩場の道になった。途中に「ゴリラ!!」と書かれた赤いプレートがあったのでそちらの方に行ってみるとゴリラっぽい形の岩があった。岩に紐がかかっていたが、ゴリラの岩だとわかるようにかけてあるのだろう。
ゴリラの岩から15分弱のところの「追分橋→(東町平の神バス停)」と書かれた木のプレートが木の枝に引っ掛けられていた。すぐ近くに「八代分岐線13号」、「八代分岐線15号」と書かれたL字アングルの柱があったのでおそらくは鉄塔巡視路を通って東側の県道に下りる道があるのだろう。「東町平の神バス停」について後で調べてみたが、バス路線が廃止になったようでわからなかった。そのかわりに東町という乗合タクシー乗場があることがわかった。送電鉄塔からも近い場所なのでこのあたりに下りてくる道があるようだ。
少し歩くと「八合目広場から山頂へ」、「射鳥峠〜777段」、「車道〜5合目駐車場」と書かれた道標があった。ようやく竜峰山に近いところまで来たらしい。ここまで意外と長かかった。
道標から15分弱で八合目広場に到着した。八合目広場のほんの少し手前でトレイルランナーとすれ違った。八合目広場に東屋があったのでそこで少し休憩することにした。 東屋の近くには「射鳥峠へ」と書かれた道標があったが、歩いてきた道とは違う場所を示していた。他にも射鳥峠までの道があるようだ。
東屋の少し下にトイレがあったのでとりあえず寄っておくことにした。下りていくとふじ棚があり、少し下の方の景色が見える場所があった。
八合目広場〜竜峰山
八合目広場の北側の擬木の階段から山頂へ向かった。階段の始点には「山頂広場へ」、「5合目 創造の広場」、「射鳥峠」と書かれた道標があった。
最初の上りは擬木の階段で登りやすかったが、やがて階段は途切れ、鎖を通した杭が立っている道になった。15分弱登ると山頂に到着した。山頂では女性登山者が2人休憩していた。
山頂から下の方の眺めは霞んでいたが、南の方の山々の方の眺めはあまり霞んでおらず、良く見えた。
登山開始から2時間半を過ぎてやっと最初のピークなので山頂での休憩は少しだけにして先を急ぐことにした。
竜峰山〜鞍ヶ峰
山頂広場にあった東屋のところに竜峰山案内図があった。案内図は登山口にあったものと同じだった。そこに八合目広場から竜峰山への道が急な登りと書かれていた。確かに ここの登りが今回のコースで一番急だった。
フラットな道を歩いていくと鹿除けのネットが見えてきた。少し進むと鹿除けの防護柵の説明の看板があった。
看板から少し歩くとらくらくコースの分岐があり、「竜ヶ峰(70分」、「頂上(5分)」、「らくらくコース」と書かれた道標があった。
らくらくコースの分岐から10分ほどで「竜の岩屋」と書かれた道標があった。そちらの方に行ってみたけど、岩場がいくつかあったけど、どこを竜の岩屋と称しているのかはわからなかった。
竜峰山から30分強で辻峠に到着。「竜ヶ峰・東陽町スポーツセンター」、「竜峰山」、「竜峰小学校 国道3号線」、「東町 (猫谷)」と書かれた道標があった。
辻峠から急な道を10分ほど登ると鞍ヶ峰に到着。出発から3時間半でやっと2つめのピークだ。思っていたより時間がかかった。スタート地点を新八代駅西口でなく東片町にしておいて良かった。
鞍ヶ峰〜竜ヶ峰
鞍ヶ峰から10分ほど歩いたところに少し開けた場所があり振り返ると竜峰山が見えた。
竜ヶ峰の手前で女性登山者1人とすれ違った。少し話をしたが、竜ヶ峰まではもう急な場所はないとのこと。
途中に「早尾登山口」と書かれた道標があった。道標には「開通しました。 登山口は宮原SAの南側トンネルから右折した奥です。(コースタイム90分)」と書かれた紙もつけられていた。
鞍ヶ峰から20分ちょっとで竜ヶ峰の山頂に到着。北方向の展望が開けていた。ここで景色を眺めながら、食事と休憩をすることにした。
食料を取り出そうとしていると居鷲嶽の方から男性登山者がひとりやって来た。少し話をしたが、ここからは菊陽町のTSMCの工場や熊本市の西部環境工場が見えるそうだ。だが、この日は霞んでいて、宇土半島や雁回山くらいしか見えなかった。
パンとコーヒーで食事。今回はスーパーでフランソアの「紅茶とホワイトチョコのミニフランス」というパンを買ってきた。フランソアのパンは「クリームチーズと果実フランス」というのを持ってくることが多いが、これは少し量が多く、最近は山行時の食事はあまり量を食べないこともあり、量が少ない「紅茶とホワイトチョコのミニフランス」を持ってきた。食べるのは初めてだったが、美味かった。ゼリー飲料も持って来ていたのでこれも飲んだ。このゼリー飲料は昨年の上信遠征の時の食料として買ったが未だに残っている。気付いたときに飲んでおかないと賞味期限切れまでに消費できそうにない。
2機のヘリコプターが行ったり来たりしていた。自衛隊が訓練飛行をしているようだ。双眼鏡を取り出して見てみたが遠くて機種ははっきりとはしないがUH-60JAのようだ。色は紺色っぽく見えたので空自のUF-60JAのようだ。竜峰山に向かっているときからたまに馬力のありそうなエンジン音が聞えていたので自衛隊のヘリが飛んでいるとは思ってはいた。
竜ヶ峰〜居鷲嶽〜東陽運動公園
気付いたら12時を過ぎていたので居鷲嶽へ急ぐことにした。帰宅時間が遅くなるのは避けたいので、14時前には下山したい。山頂であった男性登山者によると後は下りだけと言うことなので何とかなるだろう。
竜ヶ峰から15分ほどで分岐に到着。道標があり、「東陽町スポーツセンター」、「竜峰山」、「氷川町(油谷) 国道3号線」と書かれていた。
分岐から20分ほど歩いたところで北側の景色が開けた場所があった。
竜ヶ峰から1時間弱で布施峠に到着。道標があり、「東陽町スポーツセンター」、「竜峰山」、「東陽町(赤山) 国道3号線」と書かれていた。近くには祠もあった。
布施峠から20分ほどで居鷲嶽に到着。竜ヶ峰からの道は岩場が少なくほぼ下りだったので思っていたより早く到着できた。
居鷲嶽で少し休んだ後に東陽運動公園へ下山開始。朝に見たグランドのところの案内図だとほんの少し下れば東陽運動公園だ。
14時前には下山したいと思っていたが、なんとか14時前に東陽運動公園の駐車場に戻ってくることが出来た。所要時間は5時間くらいかなと思っていたけが5:53と思っていた以上に時間がかかった。
コースタイム
トラックログ
13:55に東陽運動公園発。
13:58に道の駅 東陽着。走行距離56.3km、燃費24.5km/L、平均車速41km/h、走行時間1:22、EV走行距離28.5km(50%)、航続可能距離677km、外気温19度。
農産物等を購入。
14:16に道の駅 東陽発。
14:28に道の駅 竜北着。走行距離62.5km、燃費25.5km/L、平均車速40km/h、走行時間1:35、EV走行距離33.5km(53%)、航続可能距離675km、外気温19度、高度22m。
農産物等を購入。
14:39に道の駅 竜北発。
日差しで車体が暖まって、車内が暑かったのでエアコンを入れた。この後は河内町のあたりまでエアコンを25度設定でオンにしたりオフにして走った。
14:57に道の駅 うき着。走行距離71.5km、燃費25.9km/L、平均車速38km/h、走行時間1:54、EV走行距離38.9km(54%)、航続可能距離672km、外気温20度、高度18m。
海産物、弁当等を購入。まるしげ家の砂ずりのニンニク炒めというのをいっしょに買ったがこれが美味かった。
15:18に道の駅 うき発。
15:29にマックスバリュ 宇土店着。走行距離77.4km、燃費25.8km/L、平均車速37km/h、走行時間2:05、EV走行距離41.8km(54%)、航続可能距離670km、外気温20度、高度17m。
キャットフード、クランチチョコを購入。クランチチョコは山行中に食べるために買ったのだけど、家にあるとついおやつに食べてしまうんだよなぁ。
15:39にマックスバリュ 宇土店発。
15:47にうと餅本舗城南堂 築籠支店着。走行距離79.3km、燃費25.7km/L、平均車速36km/h、走行時間2:14、EV走行距離43.0km(54%)、航続可能距離669km、外気温20度、高度25m。15:50発。
家の近くまで来たときにSL人吉を目撃。上りはSLが牽引しているけど、目撃したのは下りなので気動車が牽引していた。
16:57に自宅着。走行距離115.2km、燃費27.4km/L、平均車速35km/h、走行時間3:19、EV走行距離67.2km(58%)、航続可能距離641km、外気温17度、車の総走行距離51,455km。