作礼山

九合目駐車場〜897mピーク〜880mピーク〜832mピーク〜西峰〜東峰〜九合目駐車場 2023/9/29

9/29(金)

外に出ると西の空に月、東の空にオリオン座が輝いていた。月光があるため明るめの星しか見えなかった。雲がなく良い天気だった。

3:50に自宅発。外気温21度。航続可能距離306km。

途中のガソリンスタンドで給油。航続可能距離は給油前が299km、給油後が793km。

国道208号の荒尾長洲線の野原バイパスの交差点で信号待ちで停まった。前の方にトラックが停まっていた。信号が変わって走り出したが、何でこんなところで道の端の方に寄せもせずにトラックが停まっているのだろうと思いながら近づいていった。近くまで行くとトラックはゆっくりした速度で動いていることが分かった。何か重い物を積んでいるようで加速が遅く、登り坂になるとスピードが落ち、平らな場所ではそこそこスピードを出していた。このトラックは有明海沿岸道路に向かう可能性が高いと思ったが国道389号の片側2車線区間で抜かせるだろうと思ったのでゆっくりついていった。途中の信号でこちらは赤信号で停められた。すぐにトラックに追いつくだろうと思っていたが県道126号に入っても追いつかずに、国道389号の信号で追いついた。389号で追い抜いて、しばらくはバックミラーに見えていたが、四ツ山のあたりで見えなくなった。三池港ICで有明海沿岸道路に入ったときにバックミラーで後ろの直線路にトラックがいるのが見えたので、あのトラックだったかも。

有明海沿岸道路の柳川のカーブの先で前の方に丸い月が見えた。諸富ICで有明海沿岸道路を降り、県道48号を走っている間も西の空に月がよく見えいてた。今夜は中秋の名月でしかも満月だそうだ。

国道444号から久保田駅の方に右折、その後に国道207号、県道284号を経由して国道203号へ。もう少しで道の駅 厳木というところで空が白み始めているのに気付いた。

5:32に道の駅 厳木着。走行距離80.5km、燃費27.1km/L、平均車速49km/h、走行時間1:39、EV走行距離29.0km(36%)、航続可能距離716km、外気温19度、高度821m。

さすがにこの気温だと少し寒くてここで長袖シャツを着た。

5:56に道の駅 厳木発。

県道276号から左折して九合目駐車場までの道は暗いときに走るのはイヤだなと思っていたから、そこそこ明るくなっていたのはありがたかった。時間的に対向車は来ないだろうけど(実際にそうだった)、対向車が来たら嫌な道だ。

7:20に九合目駐車場着。走行距離91.4km、燃費21.2km/L、平均車速44km/h、走行時間2:04、EV走行距離31.5km(34%)、航続可能距離703km、外気温18度、高度821m。

駐車場には他に車はおらず、奥の方の日があまりあたらなそうなところに車を停めた。

九合目駐車場〜897mピーク

駐車場すぐ近くに作礼山の登山口があるが、今回は先に奥作礼の方を回るので登山口とは逆の方へ。

車で登ってきた道を少し戻ると897mピークへの道。案内のプレートがあった。前に来たときにもプレートはあったが、新しくなっており地図入りの物になっていた。今回の予定はこの左周りルートを897mピーク、880mピーク、832mピークとピークをつないで歩き、人生の並木道を経てから作礼山の西峰、東峰に登る。

10分ほど登ると「涼風処」と書かれたプレートがあった。奥作礼を整備してくれている人がいて、こう言うプレートを付けてくれているらしい。

さらに5分ほど登ると897mピークに到着。「奥作礼 一の岳」と書かれたプレートがあった。前回登った時には見えなかった唐津湾を見ることが出来た。大島の先に風力発電の風車が10基見えたが、風車は全部回っていなかった。この風力発電所は唐津・鎮西ウィンドファーム(8基)、唐津市湊風力発電所(1基)、唐津市相賀風力発電所(1基)らしい。

897mピーク〜パノラマ展望岩

897mピークのほん少し先でカメムシを見かけた。カメムシは897mピークの手前でも見かけたし、この後は駐車場に戻ってきたときにも見かけた。今年は西日本を中心に全国的にカメムシが大発生しているらしいがこんなところで見かけるとは。

7時にどこかからチャイムが聞えてきた。メロディからすると学校のチャイムのようだった。

897mピークから1分ほどのところに麻生木と書かれたプレートの木があった。

「麻生木」から2分ほどで木々門と書かれたプレートがあった。どうやら2本の木の間を路が通っているので木々門ということのようだ。

897mピークから15分強でパノラマ展望岩に到着。ここが今回の一番の展望スポットだった。270度くらいの展望が開けていた。作礼山、青螺山、黒髪山、八幡岳、女山、郡岳、経ヶ岳、多良岳、鬼ノ鼻山、雲仙、両子山、天山、脊振山、通石山、金山、井原山、雷山、浮嶽等の山々を見ることが出来た。残念ながら羽金山の山頂は雲に隠れていたが、アンテナは見えていた。うっすらと六角川河口も見えた。

そろそろ歩き出そうかと思っているときに下の方に白い物が見えるのに気付いた。もしやと思って、双眼鏡を取り出して覗いてみたら、やはり道の駅 厳木の佐用姫像だった。双眼鏡を取り出したこともあり、もう少しの間、景色を楽しんだ。

パノラマ展望岩〜880mピーク

パノラマ展望岩のすぐそばに龍の背中と書かれたプレートがあったので、道はそちらの方かと思ってそちらの方に進んだ。少し進んでみたものの歩こうとしていたルートと何か違っていそうだなと思っていたのでスマートフォンの地図を確認したらやはり違っていた。パノラマ展望岩が見えてる場所だったので少し無理矢理気味にパノラマ展望岩に登ってから予定していたルートに戻った。予定していたルートはパノラマ展望岩に来る時にほんの少し手前にあった「上見岩へ→」と書かれたプレートの示す方向だった。

パノラマ展望岩から3分ほど下ったところに岩があって、ここからは木々の間に天山とパノラマ展望岩が見えた。ここが上見岩かと思ったが、違っていてここから2分ほど下ったところに「パノラマ展望岩を下から見る」と書かれたプレートがあり、プレートの示す方向に2分ほど進むと「上見岩」と書かれたプレートがあり上見岩に到着した。ここから見上げたパノラマ展望岩は小ピークの端の方で、なるほど景色が良かったわけだと思った。

パノラマ展望岩から10分弱歩いたところに「天狗庵へ」と書かれたプレートがあった。5分弱進むと「天狗庵 秋には紅葉」と書かれたプレートがあった。回りにはモミジの木があり確かに秋には紅葉がきれいそうだ。そばに「五か山尾根道 五か山城跡まで 1.0km」と書かれた道標があった。

「天狗庵」から2分ほど歩くと木に巻かれたテープに「天狗の木」と矢印が書かれていたのでそちらの方に言ってみた。2分ほどで「天狗の木」と書かれたプレートと扇状に枝を広げた木があった。おそらく枝の広がりを天狗のうちわに見立てているのだろう。

「天狗の木」から5分程歩くと本瀬分岐に到着。

本瀬分岐から3分ほどで「きらりん木」と書かれたプレートが付けられた木があった。朝日がきらりんと差し込んでいた。

「きらりん木」から2分ほどで「オタク曲がり」と書かれたプレート。この少し先でシャツの袖をロールアップした。駐車場からずっと自然林だったが、このあたりから少し植林が見えるようになってきた。

オタク曲がりから10分ほどで「平手打ち」と書かれたプレートがあった。岩が2つあって、片方の岩が手のひらっぽく見えた。

「平手打ち」から15分ほどで880mピークに到着。「重岩山 奥作礼 二ノ岳」と書かれたプレートがあった。木々に囲まれていて展望はなかった。

ここで長袖シャツを脱いでTシャツ状態に。歩き出した時点で18度と涼しい気温だったのでTシャツになるとは思っていなかった。

880mピークにいる間に上空から飛行機の音。オタク曲りの先でも飛行機の音が北の方向から聞えてきたが、今度は上の方から聞えてきた。木々の間から少しだけ空が見える場所だったので見上げてみたが飛行機は見えなかった。

880mピーク〜832mピーク〜昴分れ

880mピークから10分弱で「烏天狗の卵」と書かれたプレートがあり、苔むした卵形の岩が会った。

「烏天狗の卵」から3分ほどで「亀仙人の祠」と書かれたプレートがあった。岩屋っぽくなっている岩があった。大きくない岩なので亀仙人は亀サイズかも。

880mピークに向かう途中で小さなイノシシを見かけた。道の駅 厳木でイノシシ肉を売っているのでこのあたりには当然居るのだろうと思っていたが、やはり居た。

880mピークから25分ほどで「亀仙人の祠」からは15分ほど、832mピークに到着。「奥作礼 三ノ岳」、「人生の並木道へ」と書かれたプレートがあった。880mピーク同様に木々に囲まれて展望は無かった。

832mピーク〜昴分れ

832mピークから5分強のところの道の左側に「2L-ROCK」と書かれたプレート。岩があり木が生えていたが、何故「2L-ROCK」という名前なのかは思いつかなかった。

832mピークから十分ほど下ると林道にたどり着いた。「沢ルート 本瀬分岐へ」、「人生の並木路」と書かれたプレートがあった。ここを右の「人生の並木路」の方へ。

ほんの少し歩くと「人生の並木路」の入口に着いた。「人生の並木路」は一直線に植えられた植林の中の道で、ここを見るために奥作礼に来る人が多いらしい。

10分程で人生の並木道は終り、分岐があって、「第二の人生へ 新たな人生がそこに」、「オタク分れ 山瀬林道」と書かれた道標があった。ここは「第二の人生」の方へ向かった。

さらに10分ほど歩くと「第二の人生 未来への道」と書かれた道標があった。すぐ近くの木には赤テープが貼られていて、「第2の人生のピーク」と書かれていた。「第二の人生」の方は平らでないためか「人生の並木路」ほどは植林はまっすぐでなかった。

少し歩くと「第二の人生」は終ったようで、この日の最初の沢の徒渉となった。この後は林道に出るまでに何度か沢の徒渉があった。

徒渉から5分ほどで分岐があり、「第二の人生から人生の並木路へ行く」、「オタク分れ 山瀬林道」、「沢ルート 本瀬分岐」と書かれた道標があった。

分岐から10分弱歩くと「作礼第三遍路」と書かれたプレートと「人生の並木路へ→」と書かれたプレートがあり分岐になっていた。

分岐から少し歩くと沢があり、「コンチオチタ沢」と書かれたプレートがあった。「コンオチタ沢」から十分弱で「苔玉湿地」と書かれたプレートがあり、苔むした数個の岩があった。

「苔玉湿地」から10分ほどで林道に出た。「832」、「人生の並木路 832」と書かれたプレートがあり、その少し先に「見帰の滝 作礼山 白木木場」「見帰の滝 5.4km」と書かれた道標があった。ツクツクボウシの鳴き声が遠くから聞えた。ツクツクボウシの鳴き声は平地ではもう無くなった。

5分ほど歩くと林道の分岐で「昴分れ」で「作礼山」「白木木場方面」「作礼第二遍路」と書かれた道標があった。

昴分れ〜西峰

昴分れから林道を5分強ほど登ると、開けた伐採後の場所があり、そこが林道の終点だった。ここからは石がゴロゴロ転がっている道で、今回のルートで一番山道らしい道になった。

林道の終点から15分ほど登ると「獅神岩」と書かれたプレートがあって、そばに苔むした見た目がイノシシっぽい岩があった。

「獅神岩」から少し登ったところで小さなヘビに遭遇。おそらくヒバカリ。林道終点からは沢沿いだったり、雨が降ったら沢になっていそうな道だったが、ここの先で沢は無くなった。

「獅子岩」から5分ほどで「試練は、乗り越えられる人にしか与えられない」というプレートがあった。確かにここは今回のコースで一番の試練だったかも。

林道終点から30分弱で九合目駐車場から作礼山へ向かう道に出た。道にでる少し手前に「昴坂」と書かれたプレートがあった。山行終盤でここの坂は少しきつかった。

九合目駐車場から作礼山へ向かう道に出たところが、「奥作礼 右周りコース」の入口で案内図があった。

西峰に向かった歩いていくと中の池の脇に1トントラックが停まっていた。

じゅんさい池から少し歩いたところで1mくらいのアオダイショウに遭遇。

「奥作礼 右周りコース」の入口から20分ほど登ると西峰に到着。少し木が邪魔だが唐津湾方面が見えた。

西峰〜東峰〜東展望岩〜九合目駐車場

鈴虫峠・栗ノ木・平之の分岐の少し先に「杣神岩」の方向を示すプレートがあった。予定より遅くなったので神杣岩は次の機会に回すことにした。

東峰手前に刈払い機を持った人が居た。おそらく、中の池の脇に停まっていたトラックの持ち主だろう。

西峰から10分ほどで東峰に到着。東峰の手前にはやたらと狭いステップの石段や、やたらと低い鳥居があった。西峰では曇っていたので、すっかり曇ってしまったと思っていたが、東峰は晴れていた。どうやら西峰に居るときには雲が上にあっただけのようだ。

東展望岩で食事をしてさっさと降りようと言うことで東峰をさっさと後にした。だが、道を間違えた。少し西峰の方に戻って、キャンプ場の方へ下りかけたところで道を間違っていることに気付いた。東展望岩への向かう道は東峰のすぐ横からだった。またあの歩きにくい幅の狭い石段を歩かなければならない。低い鳥居をくぐり狭い石段を登り、再び東峰の方へ戻った。身長150cm以下、足のサイズ10cm程度の人しか歩かないかのように鳥居は低く、階段のステップは狭い。東峰の祠の階段の脇を通って、東展望岩へ向かう道へ。

東展望岩の分岐の反対側に「裏権現」の方向を示すプレートがあった。このプレートは前回来たときには無かった。とりあえず、東展望岩に先に行って、「裏権現」へはその後に向かうことにした。

東展望岩で景色を眺めながらコーヒーとパンで軽く食事。食事をしている間に中の池の脇に停まっていたトラックが下っていくのが見えた。

食後に「裏権現」へ向かった。西峰にあるのが権現神社なのでそれに対する「裏権現」なのだろうなと思いつつ向かっていった。新しく拓かれた道らしく、やや不明瞭な道ではあるが、ここが道だろうと言うところを3分ほど歩くと少し小高く開けた場所に到着した。東展望岩出は897mピークの左に羽金山のアンテナだけが見えたが、裏権現からは羽金山のアンテナと山頂の両方が見えた。

東展望岩での食事中に持ってきた200mlのコーヒーを全て飲んだが、登山口では持ってきたスポーツドリンク500mlのうち残っていた100mlを全て飲み干した。今回は意外と水分を摂取した。

駐車場へ戻ると自分の車の他に1台の車が停まっていた。豊橋ナンバーのCX-3だった。

出発時点で今回は4時間くらいで九合目駐車場まで戻って来れるだろうと思っていたが、結果的には5時間半かかった。832mピークあたりで4時間では無理だと何となく思った。昴坂を登っているときに九合目駐車場着は12時過ぎくらいかと予想したが、その通りになった。

九合目登山口に戻ってきた時点で気温は23度くらいだった。出発時点での気温は18度。今回は上はColumbiaのシルバーリッジシャツ、下はColumbiaのシルバーリッジカーゴパンツと言う格好で歩いたがちょうど良かった。シルバーリッジカーゴパンツでは少し寒いかもと思って、モンベルのハイキングパンツも念のために持って来ていたがシルバーリッジカーゴパンツで寒く感じることは無かった。

コースタイム

トラックログ

12:24に九合目駐車場発。

九合目駐車場〜県道276号の道は対向車が来たら嫌な道だから、人が少ない平日以外に通るのは嫌だなと往路でも思っていたが復路でも思った。下っている途中で対向車がやって来た。でも、山の中の道を走りなれている人だったようでヘッドライトを点灯してくれていたのでかなり手前から存在が分かり、道の幅が少し広いところですれ違いが出来たので楽だった。

12:48に道の駅 厳木着。走行距離102.4km、燃費23.0km/L、平均車速41km/h、走行時間2:29、EV走行距離38.2km(37%)、航続可能距離686km、外気温28度、高度71m。

ハチミツ(ミカン)、わさびドレッシング、ゆずこしょう、カステラ、佐用姫だんご、和菓子、農産物を購入。

13:16に道の駅 厳木発。

ようかんを買うために小城の桜月堂へ。

13:47に桜月堂着。走行距離117.0km、燃費24.2km/L、平均車速40km/h、走行時間2:54、EV走行距離47.6km(41%)、航続可能距離678km、外気温32度。13:59発。

14:03にほたるの郷着。走行距離18.09km、燃費23.9km/L、平均車速40km/h、走行時間2:59、EV走行距離48.8km(41%)、航続可能距離678km、外気温32度、高度47m。

西川こんにゃくの刺身こんにゃくで大葉、ゆずこしょう、純芋を購入。

14:11にほたるの郷発。

冷たい飲み物が欲しくなったのでセブン−イレブンに寄ることにした。冷たい飲み物と言っても、どうせまた、ゆずれもんサイダーなのだが。

14:24にセブン−イレブン 小城牛津店着。走行距離124.8km、燃費24.0km/L、平均車速39km/h、走行時間3:14、EV走行距離52.5km(42%)、航続可能距離676km、外気温32度、高度10m。14:29発。

有明海沿岸道路に芦刈ICで乗り、終点の福富ICまで。

14:45に道の駅 しろいし着。走行距離135.3km、燃費24.2km/L、平均車速38km/h、走行時間3:31、EV走行距離56.5km(42%)、航続可能距離673km、外気温31度、高度12m。

たまねぎは売り切れ。収穫末期で購入制限があるようなことが書いてあった。

蓮根ドレッシング、みのりちゃんのたまねぎドレッシング、クリームチーズの粕漬け、惣菜を購入。

14:45に道の駅 しろいし発。

15:55に道の駅 みやま着。走行距離172.6km、燃費25.7km/L、平均車速40km/h、走行時間4:22、EV走行距離76km(44%)、航続可能距離651km、外気温33度。

海産物等を購入。

16:18に道の駅 みやま発。

17:10に自宅着。走行距離203.4km、燃費26.7km/L、平均車速39km/h、走行時間5:14、EV走行距離96km(47%)、航続可能距離627km、外気温31度。車の総走行距離46,330km。

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