矢筈岳・倉岳

棚底地区振興会広場〜矢筈岳〜倉岳〜棚底地区振興会広場 2022/12/20

12/20(火)

雲間から星は見えた。雲がわりとはっきり見えたからそれなりに天気は良さそう。車に荷物を積む間に雲間が広がっていたから、上空は風がそれなりにありそう。

5:38に自宅発。外気温0度。航続可能距離522km。

6:46に道の駅 宇土マリーナ着。走行距離48.6km、燃費24.5km/L、平均車速41km/h、走行時間1:11、EV走行距離25.6km(53%)、航続可能距離446km、外気温3度。高度10m。

昨日の天気予報は日本気象協会は1日晴れ、気象庁は曇りで夕方から晴れ、ウェザーニュースは朝のうちに曇る時間があるが晴れだった。ここから見た感じだと天草上空は雲が多かった。どうしたものかとスマートフォンで天気予報を調べてみたが、昨日とほぼ同じ予報だった。最悪でも曇り時々晴れ位の天気だろうと思ったので予定通り倉岳へ行くことにした。

6:57に道の駅 宇土マリーナ発。

三角に向かっている途中で見た雲仙は上の方が白かった。

7:22に道の駅 上天草さんぱーる着。走行距離66.4km、燃費25.0km/L、平均車速42km/h、走行時間1:36、EV走行距離34.6km(52%)、航続可能距離427km、外気温4度。高度5m。7:31発。

2号橋からは次郎丸嶽が良く見えた。道の駅 宇土マリーナからは天草上空は雲が多いように見えたが、すっきりと晴れていた。

松島の国道266号と国道324号が分かれるところの交差点で超遅い軽の後ろになった。超遅い車との間に郵便局の軽バン。追い越し可能区間で抜かしたかったけど、間に軽バンがいるので追い越しにくいし、軽バンも抜かさないから、このあたりではこれが普通のペースなのだろうとあきらめて、ゆっくり行った。県道59号の分岐の手前で軽バンが超遅い軽を抜かしていった。ここまで我慢していただけだったか。こちらも軽を抜かした。

県道59号へ入る手前で雪がついている山が前の方に見えた。後から調べてみると見えていた白い山が矢筈岳と倉岳だった。ここまでは雪の気配は全くなかったが、天草市に入る手前あたりの道の脇にほんの少しだが雪があった。

8:13に棚底地区振興会広場着。走行距離96.2km、燃費25.3km/L、平均車速42km/h、走行時間2:18、EV走行距離52.8km(55%)、航続可能距離399km、外気温2度。高度41m。

棚底地区振興会広場〜矢筈岳

日曜に散髪に行ったばかりで車から降りた時にまず頭に寒さを感じた。とりあえず、帽子をかぶった。ズボンはCraghoppersのライニング付のを履いていて、上は寒い時期に来ているFirefoxの古いシャツでその上に薄手フリースのプルオーバーを着ていた。山には寒いだろうとは思っていたのでColumbiaの厚手フリースと古いL.L.Beanのフリースのラインイグ付のゴアテックスのジャケットは車に積んでおいた。雪はついているし、薄手だと寒いだろうが、ゴアテックスのジャケットを着るほどではあるまいと思ったので厚手のフリースを着た。

トンビやカラスの鳴き声が聞えてきてのどかな感じだけど、棚底地区振興会広場からは白く雪がついた倉岳、矢筈岳が見えた。どの程度の雪があるか分からないけど、せっかく来たのだから登ることにした。

棚底地区振興会広場には小屋と簡易トイレがあった。小屋の中には倉岳古道詳細図があった。今回はこの地図の花道登山道で矢筈岳に登り、倉岳からは延命登山道を下る予定。最初に立てた計画では先に倉岳に登り、矢筈岳から下る予定だったが、昨日にルートについて調べてみると花道登山道は急なことが分かったのでこちらを登りに使うことにした。

国道266号を10分弱歩くと左側に上がっていく道があり道の入口に矢筈嶽登山道の標識があった。右側に行くので右側に道の入口があると思い込んでいたので標識がないと通りすぎるところだった。左側の道を上がり、すぐに右折して国道266号の跨道橋を渡った。

国道から3分ほどで八坂神社。神社の屋根には少しだけだが雪が残り、軒下には屋根から落ちが雪が残っていた。

神社からの道を15分弱歩くと車道で、車道を横切り登っていった。落ち葉やら枯れ枝が積み重なっていて踏み跡はなく、獣道とかに入り込んで道をロストしかねないなと思っていたら案の定、道をロストした。間違って進んだ先にも石垣とかがあったのでおそらくは間違って進んだところも昔は道だったようだ。少し戻って、赤テープを見つけて登山道に復帰した。

車道から15分強で道の脇に雪が出てくるようになった。道をロストしてから復帰するまでに10分強かかったので場所としては車道からほんの少しのところだ。

車道から30分弱で最初のロープがあり、このあたりから道の上に雪が残っていた。

雪道には足跡があり、降雪後に誰か登っているようだった。斜面が急なところでは足跡がハの字になっており、登りに少し苦労しているのがわかった。予想はしていたが上から水滴がポタポタと落ちてくるようになった。

車道から40分弱登ったところで暑くなったので厚手フリースを脱いで、ウィンドブレーカーを着た。後で考えたが風も無かったので初めから薄手フリースとウィンドブレーカーで登ればちょうど良かったかも。歩き始めからフリースの手袋をはめていたが、ロープも出てきたのもあったので滑り止め付のグローブに交換した。このグローブは軍手代りにとワークマンで手に入れた薄手のものだが、なんとはめたままスマートフォンが操作できた。まさかそんな機能があるとは思わなかった。

車道から70分弱程で防水のない薄手グローブでは手が冷たくなってきたので防水のグローブに取り替えた。防水のグローブは昨晩に念のためにザックに入れておいたが、これがなかったらやばかった。このあたりから木の上から雪がシャラシャラと落ちてくるようになった。雪も10cm弱くらいになった。

防水ブローブに交換する手前あたりから上から鈴の音が聞えていたが、やがて先行する登山者が見えてきた。やがて先行する登山者に追いついた。女性登山者で遅いから抜かしてくれということなので抜かして、登っていった。

雪が15cm位になり、ロープも多くなってきたが、ロープが雪に埋まっている場所もあった。雪からロープを掘り起こしたり、足下の雪を足で払ったり、手で雪をどかしたりしながら足場を見つけて登っていった。登るに連れ、木の上から落ちてくる雪の量は増えてきた。10月に新調したカメラを防塵・防滴仕様のものにして良かったと思った。

車道から1時間程のところで山頂まで5分の標識があった。山頂までは雪のためこの標識から10分程かかった。

山頂に到着してから少しすると追い越してきた女性登山者が登ってきた。雪で思っていたより時間がかかったので少し山頂で景色を見た後に倉岳に向かうことにした。

矢筈岳〜倉岳

矢筈岳から少し行った開けたところで女性登山者が立ち止まって道を確認していた。このあたりからこの登山者と下山まで一緒に歩くようになった。大阪から全国旅行支援(新型コロナウイルス感染拡大の影響により落ち込んだ観光行への振興策)を利用して山登りに来たそうだ。

林の中に向かうところに赤テープがあったのでそちらへ行ったが、下っていく道のようだったので元に戻り林道の方を歩くことにした。林の中の道もちょっと下の方で林道に合流したようで、それっぽい道の分岐があった。国土地理院の地図では点線だったが道幅が広いので舗装道かなと思っていたが、倉岳へ向かう途中で雪が薄いところがあり、その雪の下に舗装が見えた。

矢筈岳から40分程で栖本の方から上がってくる車道に出た。車道には轍があったが、よく登ってきたものだ。倉岳に近い方だとコンパクトカーくらいの車高だと底をすりそうな位の雪があった。

矢筈岳から50分程で駐車場に到着。駐車場からは矢筈岳が良く見えた。

駐車場にはトイレがあったのでとりあえず寄っておいたが、個室の方はウォシュレットだったりして、山の上にある公衆トイレとしてはかなり立派。

鳥居をくぐって約15分で倉岳の山頂に到着。駐車場は無いけど山頂の少し下まで車道が伸びていて、轍がついていた。

山頂で景色を眺め、軽く食事。

倉岳〜棚底地区振興会広場

山頂からは延命登山道を下る予定だったが、雪の量が思ったより多かったので車道を下ることにした。山頂からは山頂のすぐ下まで伸びている車道を下って、15分程で駐車場に到着。

この後は延々と車道を歩いて下っていった。途中の遠望(羽羅)登山道の分岐があったが、雪が多いし歩きにくそうなので車道をそのまま降りた。分岐からほんの少し歩いたところに東屋があった。

道には雪の重さで折れた木の枝が方々に落ちていり、木が倒れて来ていたりした。とても車は通れる状態ではない。道理で山頂駐車場までの道には栖本の方から上がってくる車道の方しか轍が無かった訳だ。麓の方の車道で道に落ちている枝や倒木を片付けている人が2人いた。

途中で車で上ってきてUターンしていく車を2台ほど見かけた。そこまでは来たものの上まで行けないと悟って戻っていったのだろう。

下の方で前の方から車がやって来て駐車するのが見えた。停車した場所まで降りていくと運転していたのは外国人の人だった。天草にはカナダ人のパラグライダーの選手が澄んでいて、倉岳で飛行しているということを聞いたことがあるのでその人だろう。パラグライダーの離陸場の方に伸びている遠望登山道の入口に近いところだったし。この人はリチャード・ブレジナさんという方でアルプス山脈で徒歩とパラグライダーによって行われるアドベンチャーレースのRed Bull X-Alpsへの出場したことがあるというかなり有名な人らしい。

下の方の畑地で矢筈岳がきれいに見えた。

車道を降りていくと朝に通ってきた国道266号の交差点にたどり着いた。途中からなんとなく一緒に歩いてきた女性登山者とはここでお分かれ。宿は棚底に取っているそうだ。

駐車場から見た倉岳は朝とは違ってほとんど雪の気配はなく、パラグライダーの離陸場らしき場所が白く見えるだけだった。

コースタイム

トラックログ

15:27に棚底地区振興会広場発。

棚底地区振興会広場から少し走ったところにパチンコ大和。なんでもWANIMAの聖地らしい。WANIMA自体あまり知らないがそういう場所が天草のどこかにあるというのは知っていた。

宝幸水という湧き水があるのを地図で見かけたので帰りに寄るつもりだった。道の駅 上天草さんぱーるに寄ってから何とか17時前に道の駅 宇土マリーナに到着したかったので、パス。

16:07に道の駅 上天草さんぱーる着。走行距離126.6km、燃費25.7km/L、平均車速42km/h、走行時間2:59、EV走行距離70.6km(56%)、航続可能距離354km、外気温11度。高度9m。

牡蛎と生ウニ、シモンドレッシングを購入。

16:21道の駅 上天草さんぱーる発。

16:45に道の駅 宇土マリーナ着。走行距離144.6km、燃費26.1km/L、平均車速42km/h、走行時間3:23、EV走行距離80.5km(56%)、航続可能距離330km、外気温9度。高度5m。

コノシロとマテ貝を購入。この時間だと道の駅 上天草さんぱーるもそうだったけど、棚がスッカスカだった。

16:58に道の駅 宇土マリーナ発。

17:08に住吉海岸公園着。走行距離152.8km、燃費26.3km/L、平均車速43km/h、走行時間3:35、EV走行距離84.5km(55%)、航続可能距離328km、外気温8度。高度12m。

ワンピース像がここに設置されたということは聞いていたのでその像を見てから、雲仙と長部田海床路を眺めた。

17:21に住吉海岸公園発。

17:35にセブン−イレブン 宇土走潟町店着。走行距離160.8km、燃費26.3km/L、平均車速42km/h、走行時間3:50、EV走行距離89.6km(56%)、航続可能距離326km、外気温7度。高度0m。

カフェイン補給のためにホットのカフェラテを頼んだが、間違ってアイスの方のボタンを押してしまった。アイスの方が価格が高く、差額を払えば良いかと思ったけど、どうもレジのシステム的にそういうことは面倒らしいのでアイスを1個買ったことにして、今度はホットの方のボタンを押した。カフェラテを2杯飲む羽目になったけど、ボタンを押し間違えたのは疲れていたからだろうから多めに飲むくらいがちょうど良かったかも。

17:50にセブン−イレブン 宇土走潟町店発。

国道501号を普通に走っていたのに、河内でカーナビでは河内の漁港に向かっていることになっていた。往路でも何もしていないのにSDを取り出すときは取り出しのメニューからやれとかいう感じの警告が画面に出たりしたのでカーナビが少しイカれてきているのかも。

18:49に自宅着。走行距離km、燃費192.9km/L、平均車速26.7km/h、走行時間4:50、EV走行距離110.1km(57%)、航続可能距離294km、外気温6度。車の総走行距離42,151km。

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