井原山・雷山

古場〜古場岳登山口〜井原山〜雷山〜古場 2022/9/16

9/16(金)

水曜日が最高に天気が良かったのだが、用事があったため山に行けなかった。台風14号が来る前の好天の日はこの日が最後らしいので出かけることにした。

車に荷物を積み込む前にザックの重量を測ったら8.7kg。このくらいだとすごく軽く思える。

荷物を車に積むために外に出たら、東の空にオリオン座が見えた。荷物を積み込んでいる間に東の方の空に雲が出てきた。

4:15に自宅発。外気温26度。航続可能距離602km。

三池港ICから有明海沿岸道路に入る手前で飼料トラックの後ろになった。トラックも有明海沿岸道路に入っていった。どうせ大牟田北ICの先の2車線区間で抜かせるしと思って、のんびりとトラックの後ろを走っていった。2車線区間でトラックを抜かし、矢部川の手前の1車線区間で今度はトラックと軽の後ろになった。矢部川の橋の前後に短いけど2車線区間があるのでそこで抜かそうと思った。2車線区間に入ったら軽もトラックを抜かしていた。しばらくはこの軽の後ろかと思っていたら大和南ICで下りていった。そこで下りるならわざわざトラックを追い越す必要もなかろうに。

5:41に道の駅 大和着。走行距離66.9km、燃費29.7km/L、平均車速46km/h、走行時間1:28、EV走行距離28.7km(43%)、航続可能距離528km、外気温23度。高度33m。5:53発。

嘉瀬川ダム付近で気温は22度。道の脇にはヒガンバナが咲いていた。

県道12号に入るところで気温は20度。暑さに苦しめられた7月の雷山の山行の時と同じような気温なので少し嫌な感じがした。

6:32に駐車地点着。走行距離95.2km、燃費24.7km/L、平均車速44km/h、走行時間2:09、EV走行距離37.6km(39%)、航続可能距離481km、外気温21度。高度624m。

布巻林道の入口付近にも道幅が広く駐車できる場所があるが、今回は暑かったら井原山の往復だけにするつもりで布巻林道の入口から250m程三瀬峠寄りの古場岳登山口に近い場所に停めた。

靴を履き替えようとしたら左右でそれぞれの靴紐の色が微妙に違っていた。一瞬何が起きたか分からなかったが、間違って別々の靴を持って来ていることにすぐに気付いた。玄関に新・旧のタイオガブーツを並べて置いていたのだが、車に積み込むために靴を持ったときは暗かったので左右別の靴であることに気付かなかった。右にタイオガブーツの新、左に旧を持って来ていた。新しい方はオレンジ、古い方は黄色の靴紐なので気付きにくかったのはある。新しい方のタイオガブーツのを買うまでは古い方はオリジナルの靴紐から青いのに変えていたのだがだが、ボロくなっていたのでオリジナルの靴紐に戻していたのがまずかった。今回は中止にするかどこか楽な山に行こうかとも思ったけど、2時間かけて100キロ近く走ってきたのにその選択肢は選びにくい。車には運動靴も積んであったのでそれで歩くという選択肢もあった。でも、幸いなことに右と左のそれぞれがあるので、タイオガブーツで歩くことにした。

駐車地点〜古場岳登山口〜井原山

8分ほど歩くと道の脇にヒガンバナが咲いていた。来る途中の嘉瀬川ダム近辺の道の脇でも咲いていた。嘉瀬川ダムの脇を走っているときに22度、県道12号へ入ったところで20度と暑さに苦しめられた前回の雷山の山行の時と同じような気温だったので、この日も暑いかもと思っていたけど、ヒガンバナが咲いているなら涼しい季節に入り始めているだろうから大丈夫そうだ。

林道の舗装路歩きでは靴の左右の差を感じた。タイオガブーツは古い方がソールがしっかりしていて厚目なのでどうしても左側のかかとが高いのを感じた。

古場岳登山口から8分程は舗装路。その後は山道なので靴の左右の差は感じないかと思ったが、そうでもなかった。現在は似通った色の靴紐の色だが今後は片方の靴紐を変えて判別しやすいようにした方が良いかなどと考えながら歩いていた。でもよく考えたら、しまうときにペアの靴紐を結んでおけば間違いようがない。これからはそうしよう。

古場岳登山口から25分程で送電鉄塔に着いた。意外と早かった。前に来たときはもっと距離があるように感じた。前と言っても2年前だし、逆コースだったからその時の印象はあてにならない。

歩いていて夏の白馬登山で白馬駅へ降り立ったときの空気感を感じた。そう感じたということは夏の白馬駅前の気温はこの位だったのだろう。

45分位歩くと道の脇の笹の刈り払いがしてあった。前に歩いたときもここは刈り払いがしてあった。ここは刈り払いがしてあったが、雷山〜富士山の笹はどうなっているだろうか? 2年前に逆コースを歩いたときは少し笹が邪魔だった。

笹の刈り払いをしてあるあたりのほんの少し上あたりからかすかに風が吹くようになった。涼しい気温とは言え登りで風があるのはありがたい。

古場岳登山口から50分で山頂に到着。意外とあっさりと到着した。山頂のすぐ手前の岩には「危険 この岩マムシ生息」とかかれたプレートが付けられ、山頂のすぐそばには「マムシ(毒へび)注意」と書かれた看板が立っていた。そういえば前に来たときは山頂の少し雷山寄りで小さなマムシを見かけた。

井原山〜本富士山

暑かったら井原山往復の予定だったが、井原山の山頂で気温が21度程度だったので雷山まで行くことにした。途中の富士山は眺めが良いし、天気も良いので雷山まで行かないという手はない。

15分程歩いたところでアカエゾゼミの鳴き声が聞えてきた。もしかしたら、気温が低くて力なく鳴いているエゾゼミかもしれない。

山頂から15分程で洗谷の分岐。洗谷のルートは2020/9/13に死亡事故が起き、9/18に通行禁止が決定された。前回ここに来たのは2022/9/29だったが、その時は通行禁止の案内は無かった。今回はバリケードがあって通行禁止としっかり書いてあった。「助け呼ぶ あなたの声が こだまする」とか書いてあったけど、映画『エイリアン』のキャッチコピーの「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」を改変して「洗谷ではあなたの助けを呼ぶ声は誰にも聞えない」にすればインパクトありそうだと思った。これはちょっと問題があるかもしれないので、携帯電話の不感地帯が多そうなのでそのことを記載した上で「助け呼ぶ あなたの声は 届かない」とか書いておけばよいのに。

井原山の山頂は微風があり涼しかったが、本富士山の登りは風が無く、少し暑くなってきた。

井原山から45分ほどで本富士山に到着。2年前に来たときには957.3mと書かれた上にマジックで960.0mに上書きして修正したプレートがあったけど、これは無くなっており、本富士山の標柱が建てられていた。標柱の1面には「一滴 南に有明海 北に玄海灘へ 分水嶺を歩く」と書かれていた。そう言われればここって分水嶺だった。標柱にHポイントと書かれていたが、ヘリのレスキューポイントになっているのだろう。本富士山は前に来たときは展望は無いと思っていたが、ほんの少し北側の所からは福岡市街が見えた。

本富士山の山頂で雷山へ向かう登山道をふと見たら茶色い動物が3m位離れたところに居た。写真を撮ろうと思ったけど、見つけた瞬間に相手と目があっており、更についうっかり「あっ、イタチ」とつぶやいてしまったのですぐに登山道の脇の草むらに隠れてしまった。

本富士山〜富士山

富士山の山頂の少し下から景色が開けて、福岡市街や玄海灘が見えた。下の方に見えたダム湖は瑞梅寺ダムのダム湖だろう。

本富士山の山頂から20分ほどで富士山の山頂に到着。富士山の山頂には標柱と道標があり、道標には「井原山 60分 雷山 30分」と書かれていた。標柱は前に来たときには傾いていたが、新しい標柱が建てられていた。道標の方は帰ってから前に来たときの写真と比べてみたら同じ道標だが、「30分」、「60分」と書き足したようだ。道標は柱も元と同じようだが、「管理 糸島市 設置 伊都遊歩道クラブ」というプレートが新たに付けられていた。

井原山の山頂からもかすかに有明海が見えていたが、霞んではいたが少し見えやすくなっており、川の河口らしきものが見えた。おそらく六角川と嘉瀬川の河口だろう。

富士山〜雷山

前回に逆コースを歩いたときは雷山から富士山に行く途中の道の笹藪が少し濃かったのではっ水のあるモンベルのハイキングパンツを履いてきたが、笹藪はそれほどでも無かったのではっ水は無くても良かった。これだったら、ハイキングパンツでなくてColumbiaの"Silver Ridge Cargo Pants"を履いてくればよかった。富士山以降はハイキングパンツでは少し暑かったし。

富士山から先は暑かった。森の中の道だが気温は24〜26度で変化したが、大半が25度くらいだった。その上大半は風も無かった。暑さのせいでペースを上げられなかった

富士山から30分弱で雷山の山頂に到着。雲が多かった前回の雷山の山行の時と違ってこの日は遠くまで見えた。福岡市街は井原山に居たときよりよく見えていた。山頂から井原山よりの岩に登ったら360度見渡せたので久しぶりに360度のパノラマ用の写真を撮ることにした。

雷山からの360度パノラマ
(クリックで拡大、マウスでスクロール)

山頂は日射のせいか暑かった。ザックに付けた温度計の表示は30度だったが、ザックを地面に下ろしておいたら32度になっていた。日射が直接温度計にあたっているせいかと思ったが、この後の下りで森の中に入っても温度計の表示は数度しか下がらなかったので実際に30度あったようだ。

普通だったら山頂でコーヒーを飲みながらパンを食べるのだが、暑いのでやめた。今回はフランソアの「秋の実りとクリームチーズフランス」というくるみ、りんご、大豆が入った秋らしいパンを持ってきたのだけどなぁ(最近は「3種の果実とホワイトチョコフランス」を持って来ていたが、ここしばらくは買いに行ったも置いていなくて、今回の食料調達に行ったら「クリームチーズと果実フランス」とこれしかなかった)。

雷山〜駐車地点

雷山から15分ほど歩いたところでツクツクボウシの鳴き声が聞えてきた。そういえば、前に逆コースを歩いたときは林道を歩いているときにツクツクボウシの鳴き声が聞えてきていた。

登山開始からそうだったが、ピョンピョン跳ねているチビアカガエルを何回も見かけた。好んで登山道のまわりでピョンピョンしている訳じゃないだろうからこの一帯のアカガエルの生息数は物凄い数だろう。

古場の分岐から30分強で布巻林道に出た。布巻林道の日が当たる場所は暑かった。

林道を歩いているときにまたツクツクボウシの鳴き声が聞えてきた。聞えてきた途端に自分の車が見えてきた。

左右で靴が違うことによる違和感は井原山からしばらく歩いているうちにら忘れていた。左右の靴が違うので人に会って気付かれたら少し恥ずかしいなと思っていたけど、今回は誰にも会わなかった。このあたりの山で誰にも会わないことはあるまいと思っていて、井原山では少し早い時間なので会わない可能性はあるが、雷山あたりでは誰かに会うだろうと思っていたので少し意外だった。

駐車地点の気温は28度だった。布巻林道を下っているときも28度だったし、体感温度もそんな感じ。車の温度計の数値だが、日陰に車を停めたのでおそらく正しい数値。少し車を走らせたときに27度になり、さらに26度に下がってからまた27度に上がっていたことからも正しい数値だろう。

グリマーのドライTシャツが値段のわりに良いので、ここ何回かの山行はモンベルのウイックロンのTシャツとどの程度違うかを意識して歩いていた。今回はグリマーのドライTシャツを着てきた。歩いているときの背中の湿っている感がモンベルのウイックロンのTシャツより強い気がした。前回の山行では山行後にザックを下ろした後はグリマーのドライTシャツの方がサラッと感があると思った。これはグリマーの方が化繊感が強いためだろう。あまり汗をかかないときはグリマー、汗をかくときはモンベルで使い分ければよさそう。

コースタイム

トラックログ

11:20に駐車地点発。

駐車地点から県道12号までは3.6kmほどだった。林道では車を見かけなかったが、県道12号から国道325号までは5台ほど車とすれ違った。

この後は北天グリーンロード、県道37号で佐用の湧水に寄り道して、道の駅 厳木へ。このルートは天山、作礼山、八幡岳をちらちらと眺められるドライブには良いルート。

12:04に佐用の湧水着。走行距離125.3km、燃費25.9km/L、平均車速43km/h、走行時間2:55、EV走行距離53.9km(43%)、航続可能距離436km、外気温28度。高度204m。12:08発。

12:17に道の駅 厳木着。走行距離131.2km、燃費26.6km/L、平均車速43km/h、走行時間3:06、EV走行距離58.3km(44%)、航続可能距離427km、外気温30度。高度66m。

イノシシ肉、わさびドレッシング、たこのじゃん辛、カステラ、農産物等を購入。

12:44に道の駅 厳木発。

12:58にまる宗ラーメン着。走行距離140.3km、燃費27.1km/L、平均車速42km/h、走行時間3:20、EV走行距離644km(46%)、航続可能距離423km、外気温33度。高度10m。

駐車したのはまる宗の隣の駐車場だが、多久商工観光課が管理している駐車場のようだ。

まる宗ラーメンでラーメン定食を食べた。13時を過ぎようとしてたので混んではおらず、すぐに食べることが出来た。ラーメンの替え玉をしているお客さんがちらほら。替え玉するお客さんがいる店はたいてい美味い。ここのラーメンも美味かった。

13:15にまる宗ラーメン発。

途中の田で稲刈りをしていた。台風14号が接近中なのでその対策だろう。葉が黄色くなっている稲は刈り取りできるようだが、まだ葉が青くて刈り取りできない稲も多そう。

13:43にセブン−イレブン 福富インター店着。走行距離155.2km、燃費26.9km/L、平均車速41km/h、走行時間3:48、EV走行距離72.2km(47%)、航続可能距離405km、外気温33度。高度2m。

山行中に持ってきた水はほぼ飲み尽くしたので多久あたりのコンビニで補給しようと思っていたが、まる宗ラーメンによく冷えた氷入りのお冷があり、それを飲んだので、多久では補給しなかった。そろそろ冷たい飲み物を補給しようということで寄った。終売かと思っていたゆずれもんサイダーがあったので購入。税込み価格が5円程上がっていた。8月に経ヶ岳に行ったときにセブン−イレブン2店に行ったのに無かったのは値上げ前に在庫一掃していたからか。

ここの店は入口に広いスペースがあって、イートインスペースになっていたが、それにしても広い。野菜などを置いて売っているスペースにもなっていたのでおそらく元商店だろうと思ったが、帰ってから調べてみたら元はハイマートというスーパーの福富店だったようだ。福富インター店という店名なので福富IC〜芦刈南ICが開通した2021/7/24以降に開店かと思った気が、調べてみたら2018/1/31開店だった。

13:49にセブン−イレブン 福富インター店発。

13:53に道の駅 しろいし着。走行距離156.1km、燃費26.9km/L、平均車速40km/h、走行時間3:52、EV走行距離73.2km(47%)、航続可能距離403km、外気温33度。高度15m。

たまねぎドレッシング、蓮根、クリームチーズの粕漬け、鶏のハラミ炭火焼き、唐揚げ(ピリ辛にんにくファイヤー)、惣菜類、海産物等を購入。

彩色されたマンホールがあるなと思って見に行ったら、ゾンビランドサガというアニメのマンホールだった。白石町にあるだけあってレンコンと玉ねぎが描かれていた。調べてみたらこのマンホールは5/18に設置されたとのこと。ゾンビランドサガのマンホールは佐賀県内に今のところ21種類あって、まだ設置されるらしい。

15:33に道の駅 しろいし発。

福富IC〜嘉瀬南IC、大野島IC〜三橋ICは有明海沿岸道路にのった。途中で見えた多良岳はきれいに晴れていた。天山は上空に雲があるけど展望はありそうだった。脊振山は上空に少し雲があるけど晴れていそうだった。八女方面の山は曇っていたので大分の山も曇っているのだろうなと思っていたが、九重山はこの日はほぼ曇っていたらしい。

国道443号で大胆な工事をしていた。片側2車線をまるまる舗装していた。舗装箇所では車は本来は歩道の場所を通らせていた。歩道だから車が通るにはやや狭め。

15:11に道の駅 みやま着。走行距離194.2km、燃費27.3km/L、平均車速41km/h、走行時間4:47、EV走行距離90.2km(46%)、航続可能距離361km、外気温34度。高度15m。

海産物等を購入。

15:33に道の駅 みやま発。

持ってきたコーヒーの残りが少なくなったのでコンビニで補給することにした。

16:00にファミリーマート 南関上坂下店着。走行距離212.3km、燃費27.3km/L、平均車速40km/h、走行時間5:15、EV走行距離100.5km(47%)、航続可能距離345km、外気温33度。高度44m。16:10発。

16:31に自宅着。走行距離224.7km、燃費27.7km/L、平均車速40km/h、走行時間5:37、EV走行距離109.4km(49%)、航続可能距離328km、外気温32度。車の総走行距離40,296km。

今回は山歩きで疲れるよりも運転中の日差しの暑さで疲れた。

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