太郎丸嶽・次郎丸嶽

市営無料駐車場〜太郎丸嶽〜次郎丸嶽〜小鳥越峠〜市営無料駐車場 2022/2/25

2/24(木)

オスプレイのケストレル58だと大きすぎるので今回のグレゴリーのデイアンドハーフを使おうかと思った。ディアンドハーフに荷物を入れて背負ってみたら、何となく背負い心地が悪い。シングルポケットを付けているがそちらに荷物を入れると荷重のバランスが悪くなってしまうのが原因のようだ。仕方ないのでケストレル58を使うことにした。

さて布団に入って寝ようとしたらネコがトイレに行きたいようなそぶりを見せていたので、一緒に外に出た。このネコはトイレは庭の木の下でしているが、ネコドアがあるので自由に出入りは出来るのに誰かに一緒に付いてきてもらいたがる。ビビリのこのネコは他のネコがいることを怖がっているのだが、人が一緒だと他のネコが寄ってこないことが分かっているようだ。ここのところ毎晩その状態。面倒ではあるが老猫なのでその程度のことはしてやらないと。翌日に備えて早め寝るために、いつもより少し早い時間に外に出そうとしたのだけど、その時には出てくれなかった。自分よりこのネコの方が規則正しい生活をしているかも。

外に出るとオリオン座が南西の空に輝いていた。オリオン座の位置からして未明の東の空にはサソリ座が見えるだろう。もうサソリ座が見える季節になったか。

2/25(金)

早朝にもかかわらず老猫が外に出たがったので一緒に外に出てトイレをさせた。星が良く見えたので天気は良さそう。サソリ座のことはすっかり忘れていて、東の空を確認するのを忘れた。細い月が出ているのは見たが、サソリ座はそのそばに出ていたらしい。

荷物を車に積むために外に出たら、星が見えなくなっていた。どうやら薄雲が全天に広がっていたようだ。フロントグラスは霜で真っ白だったので解氷剤を噴霧した。

出発前に空を見るとまた星が見えた。どうやら上空の風が強いようで薄雲が流れていて、星が見えたり見えなかったりしているようだ。

この日は気温が低いのが分かっていたので、寒い車内でカーナビの経路をセットするのは嫌だったので、昨日にセットしておいた。カーナビで距離と所要時間を確認したら、79km、2:45とのこと。カーナビの所要時間がそれくらいだと実際には2時間くらいか。

5:24に自宅発。外気温-1度。航続可能距離512km。

県道229号の手前でタヌキが道を横切った。タヌキってパニくると気絶するくせに無鉄砲に道を横切るのか。たまにタヌキが車に轢かれているのを見かけるのはその無鉄砲な行動のせいか。

6:30に道の駅 宇土マリーナ着。走行距離48.0km、燃費23.8km/L、平均車速43km/h、走行時間1:07、EV走行距離23.6km(49%)、航続可能距離444km、外気温2度。高度14m。

情報コーナーに武雄のパンフレットがあったので貰ってきた。帰ってから見てみたら川内ジラカンス桜がのっていた。八幡岳について調べている時にGoogleマップでジラカンス桜を見かけて少しだけ気になっていた。パンフには白観巣という土地にちなんだ名前だと書かれていた。

6:44に道の駅 宇土マリーナ発。

7:07に道の駅 上天草さんぱーる着。走行距離65.9km、燃費24.4km/L、平均車速44km/h、走行時間1:29、EV走行距離31.1km(47%)、航続可能距離422km、外気温1度。高度8m。7:12発。

2号橋を渡る時に次郎丸嶽が見えた。

7:29に市営無料駐車場着。走行距離78.0km、燃費24.7km/L、平均車速43km/h、走行時間1:48、EV走行距離38.1km(49%)、航続可能距離415km、外気温-1度。高度24m。

市営無料駐車場〜太郎分かれ〜太郎丸嶽

駐車場にはドングリが落ちていた。ドングリは今回歩いているときにいたるところで落ちていた。

無料の駐車場があるだけでもありがたいのに屋根付きのベンチがあって、しかも満車の時に使える臨時駐車場の案内の貼り紙があった。

集落の中の道を歩いていくが、案内があって迷いようがなかった。集落を歩いている途中で8時のチャイムが聞えてきた。

集落を抜けると畑があり、畑には電柵が張ってあった。更に歩いていくと、道の脇は藪になったが、どうやら元は畑地だったようだ。

駐車場から20分程で舗装道から土の道になった。

駐車場から30分程で体が暖まってきたので上に着ていたフリースを脱いだ。この日は寒いのが分かっていたので家を出るときに下はライニング付きのズボン、上は秋冬用に着ているシャツに薄手フリースのプルオーバー、その上に厚手のフリースを着てきたが、フリースのプルオーバーの方は脱いで車に置いてきた。

フリースを脱いだところから少し歩くと長寿の湧水があった。でも、水は枯れていた。

長寿の湧水からほんの少し歩くと遠見平。遠見平からほんの少し歩くと太郎分かれに到着。思っていたよりもあっけなく到着した。もう少し時間がかかると思っていた。次郎丸嶽からは小鳥越峠へ下りる予定なので、まずは太郎丸嶽へ向かった

登っていくと木の背丈が低くなってきて、太郎分かれから5分弱で次郎丸嶽が見えるようになった。

ストックを1本だけ使っていたが、途中から岩の登りになったので畳んで脇差し状態にした。

太郎分かれから20分程登ると海が見える場所に着いた。

途中からピークが見えていたが、意外と近い。すぐ着いてしまうかと思ったら、見えていたのは手前のピークだった。でも、そこを過ぎるとすぐに太郎丸嶽の山頂だった。

山頂付近の砂岩の岩は、中に石英質の小石が埋まっていて面白い感じの岩だった。

山頂からは次郎丸嶽が見えたが、登ってくる途中から見えたのと随分形が違って見えた。昨年登った鋸岳、白嶽がすぐ近くに見えた。松島方向は三角岳くらいまでは見えていた。雲仙は霞んでいて見えなかった。結構良い景色だが、春霞がなけれ、もっと良い景色だろう。だが、次郎丸嶽からはもっと景色が良いらしい。太郎丸嶽で軽く食事と思っていたが思ったより早く着いたので次郎丸嶽ですることにして、次郎丸嶽へ向かうことにした。次郎丸嶽は太郎丸嶽より斜度があるらしいのでストックは使わないだろうと思ったのでしまった。

太郎丸嶽〜太郎分かれ〜次郎丸嶽

太郎分かれからほんの少し歩いたところにイノシシが掘り返した穴があった。近くでは鳥が木を突いている音が聞えた。

途中でシダの新芽を見た。そろそろ山菜の季節か。ここまでもそうだったし、その先もそうだったが、ここの道はいたるところにシダが生えていた。

途中から道はやや急になった。一段のステップが長いから身長の低い人は少し大変かも。

太郎分かれから30分程で山頂近くの大きな露岩に到着。ここまでももう少しかかるものと思っていたから、あっけなく到着したと感じた。露岩からは有明海、倉岳方面が良く見えた。

露岩から写真を取りつつゆっくり歩いて5分ほどで山頂に到着。雲仙が辛うじて見える程度だったけど、山頂からの眺めは良かった。霞んでいなければもっと良かっただろうけど。

山頂で軽く食事とおやつ。白嶽方面を見ていると猛禽類が飛んでいた。トンビにしては小さいかった。次郎丸嶽の山腹の下の方に飛んでいったが、やがてそちらの方から鳴き声が聞えてきた。巣でもあったようだ。

景色を眺めていると3人の登山者がやって来た。どこから登ったか聞かれたので駐車場からと答えたら、青い車かって聞かれたのでこの人たちが登ってきたとき時にはまだ自分の車しか停められてなかったようだ。この人たちは会話の内容からしてまずは次郎丸嶽ににやってきて、太郎丸嶽にはこれから登るらしかった。少しの間山頂にいたが、やがて太郎分かれの方に向かっていった。

次郎丸嶽〜小鳥越峠(次郎丸嶽登山口)〜市営無料駐車場

次郎丸からの下りは景色はさほど見られないのかと思っていたが、途中に2箇所程露岩があり、そこからは景色が眺められた。

30分弱で次郎丸嶽・小鳥越峠の中間地点に到着。それぞれまで0.8kmと書かれた道標があった。

次郎丸嶽からの下りは道がぐいっと方向を変えてから中間点の10分先くらいまでは小刻みにアップダウンがあり、思ったより時間がかかった。その先は小鳥越峠までは下りの道であっけなく小鳥越峠に到着した。

小鳥越峠には地図、次郎丸嶽登山口と書かれた標柱と道の向かい側には「白嶽・鋸岳登山口 50m先」と書かれた道標があった。

次郎丸嶽の下りはストックはしまったままで使わなかった。今回のコースでストックを使うとしたら、太郎分かれまでと次郎丸嶽の下りくらいだけど、距離的に大したことないから、次に来るときは使わないと思う。

小鳥越峠に下りてくるまでは下りてから左折と認識していたのにボケをかまして、逆に向かってしまった。すぐに間違っていることに気づき戻った。戻っている途中で12時のチャイムが聞えてきた。

ほんの少し歩くと右側に「白嶽・鋸嶽登山口」と書かれた標柱があった。入口を見る限りはわりとしっかりした登山道のようだ。この登山口からわずかに登ると後は下りの道になった。

少し歩くと道の左側に左を示す矢印があり道があった。どうやら鉄塔巡視路のようだ。

次郎丸嶽登山口から10分ほど歩いたところで、やたらとつるの絡まった電線があった。送電線にこんなにつるが絡まったままで大丈夫なのかなと思ったが、近くの電柱を見るとNTTの電柱だったので電話線のようだ。電話線の電柱はこのあとも道に沿ってあった。電柱は所々は九州電力の電線と共用になっていた。電話線は地道に道沿いに引かれていたが、九州電力の電線は所々で森の上のショートカットして最短距離を通っていた。何でこんなところに電話線があるのかと思ったけど、以前には家があったような平らな感じの土地の藪に盲腸線になっている電話線があったので他にも道沿いに民家があったのだろう。

途中の藪で何かが動いた物音がした。結構大きな動物が動いたようだったが、その少し先にイノシシの箱罠があったのでイノシシだったのだろう。

次郎丸嶽登山口から30分ほどで最初の民家があった。その民家から少し先の左側の民家の脇に左側へ向かう細い道へ。民家の間を進んでいくと田ん圃が広がっており、太郎丸嶽、次郎丸嶽が良く見えた。

田ん圃の上を猛禽類が飛んでいた。大きさからしてトンビのようだった。

次郎丸嶽登山口から50分ちょっとで市営無料駐車場に到着。次郎丸嶽登山口から駐車場までの道は舗装道歩きなので味気なさそうだと思っていたけど、所々で次郎丸嶽、太郎丸嶽が見えてそこそこ楽しめた。

駐車場には朝は自分の車しかなかったが、他に5台ほど車が停まっていた。久留米ナンバーが1台、福岡ナンバーが1台、他は熊本ナンバーだった。熊本ナンバーの1台はわナンバーの軽だった。

コースタイム

トラックログ

カーナビに帰りの経路をセットしたら、松島有料道路経由で80km, 2:45と告げられた。有料道路を使う気はないので一般道経由の設定にしたら、79km, 2:45と告げられた。時間は変わらないのに距離が短くなってる。それなら一般道の方を最初に案内せんかい。何故かこのカーナビは有料道路の方が好きだ。松島有料道路の料金を後で調べたら普通車は200円だった。200円とは言え余計な金は払いたくない。

13:01に市営無料駐車場発。

4号橋の街灯にトンビが留まっていた。さすがは海のそばと思っていたら、3号橋では車の左横をトンビが飛んでいた。

13:19に道の駅 上天草さんぱーる着。走行距離90.2km、燃費25.1km/L、平均車速42km/h、走行時間2:08、EV走行距離46.5km(51%)、航続可能距離398km、外気温11度。高度16m。

牡蛎、ナマコ、刺身、茎わかめ等の海産物と天慎の三代巻、たこ飯、ドレッシング等を購入。天慎の三代巻はコハダと大根等で巻いた巻き寿司で昨年に天草の山に来たときに買ったのだが、美味かったのでまた買った。ドレッシングはシモンドレッシングということだが、他にもシモン茶やらやら売っていてシモンって何だろうということで買った。シモンって言ったら、子門真人か紫門一鬼くらいしか思い浮かばなかったが、それではないのは分かりきっていたので後で調べてみたら、ブラジル原産のサツマイモの一種でシモン芋という芋があるとのこと。芋は白くて、ビタミン、ミネラルが多く、葉、茎、芋を利用するとのこと。倉岳町の特産品らしい。

14:01に道の駅 上天草さんぱーる発。

往路では新天草1号橋を渡ったが、復路は景色が良いので旧天草1号橋を渡る道へ。途中で柴尾山が見えた。別名がぞうやまだそうだが、象っぽく見えなくもない。

14:15に天門橋展望所着。走行距離97.4km、燃費24.8km/L、平均車速41km/h、走行時間2:22、EV走行距離50.2km(52%)、航続可能距離391km、外気温9度。高度62m。

ここへ来る途中の道からアンテナが見えていたので気付いていたが、天翔台が良く見えた。途中の道からだと緩やかな山容なのでどこがピークか分からない感じで三角岳も見えていたが、展望所からは割とピークあたりがわかりやすく見えていた。でも、本当の山頂は手前の山体に隠れているようだ。

景色を眺めていたら下の方から物音がして人が登ってきた。海の方まで下りられるようだ。凄いところを登ってきて釣り人って凄いなと思っていたが、カニカゴのような物を持っていたので仕掛け漁をしていたようだ。

14:23に天門橋展望所発。

14:37に道の駅 宇土マリーナ着。走行距離109.4km、燃費25.4km/L、平均車速42km/h、走行時間2:38、EV走行距離56.9km(52%)、航続可能距離380km、外気温10度。高度12m。

ヒオウギ貝などの海産物を購入。

14:55に道の駅 宇土マリーナ発

国道501号の途中から車体に多久市とかかれたトラックの後ろを走るようになった。多久までまだまだ遠いのに大変だなと思いつつ、信号で止ったときに見てみると「性欲抑制装置付」とかかれたステッカーが貼られているのに気付いた。すごい装置を着けたトラックだ。

玉名までずっと未知のハイテク装置を付けたトラックの後ろだろうなと思っていたが、のどかな日差しに少し眠気を覚えたので河内町の道の横の駐車できる場所で車を停めて車から出て、手少し体を動かした。

16:11に自宅着。走行距離157.6km、燃費27.5km/L、平均車速41km/h、走行時間3:53、EV走行距離88.7km(56%)、航続可能距離334km、外気温11度。車の総走行距離37,099km。

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