鞍岳

伏石登山口〜鞍岳〜女岳〜鞍岳〜伏石登山口 2022/2/9

寒い日になるという天気予報だったので霧氷が見られるだろうと言うことで登りに行くことにした。

2/9(水)

今回は涌蓋山に行こうか鞍岳に行こうか前の晩まで決められなかった。涌蓋山までの道はチェーン規制があり、チェーンは持っているもののチェーンを着けるのは面倒なので規制があるなら鞍岳を目的地にするつもりだった。南小国のライブカメラの感じだとチェーンが必要な状態に見える道はない。ただ一番の問題の国道387号の兵戸峠はチェーン規制中だるし、ライブカメラがないので道路の様子も分からない。結局出発時点でカーナビのVICS情報を見て決めることにした。

南東方向の建物の間から赤い星が見えていた。後で調べたら火星だった。金星もすぐ近くにあったらしいのだが建物が隠しているようで見えなかった。

車のフロントグラスには霜が付いていた。前回の山行の時に霜を溶かしたら、解氷剤がほぼ無くなった。解氷剤はアルコールで自作出来ると言うことなので自作しようと思ったが、コストが解氷剤をよりもかかるのでやめた。何かコストがかからないものがないか探したら、解氷ウォッシャー液というのを見つけて、これを解氷スプレーの容器に詰め替えた。これをスプレーして霜を溶かした。

5:28に自宅発。外気温1度。航続可能距離664km。

カーナビのVICS情報では国道387号はチェーン規制が無いようだったので涌蓋山に向けて出発したのだが、県道16号へ出る前に再度確認したらチェーン規制になっていた。出発時にはVICS情報が出ない縮尺でカーナビを見ていたのか、立門より手前の国道387号を見ていたのかのどちらかだろう。

前回の鞍岳山行の時と同様にボケをかまして、県道341号でJTの前まで行ってしまった。大した距離ではないがこちらの方が少し遠回り。この時点で前の方に鞍岳の暗い空に鞍岳の形が浮かび上がっていた。どうやら天気は良さそう。

6:28に道の駅 旭志着。走行距離39.0km、燃費21.2km/L、平均車速38km/h、走行時間1:01、EV走行距離17.6km(45%)、航続可能距離68km、外気温1度。高度108m。6:35発。

道の駅到着時点で山頂の方に雲が出ているのが見えたが、少し明るくなった出発の時に見たら雲は鞍岳の背後にあるのが見えた。

6:52に伏石登山口駐車場着。走行距離49.7km、燃費17.9km/L、平均車速37km/h、走行時間1:19、EV走行距離20.0km(40%)、航続可能距離595km、外気温-1度。高度597m。

伏石登山口〜鞍岳

出発準備をしているとヒヨドリがにぎやかに鳴いていた。今回はL.L.Beanのライニング付きのゴアのジャケット、涌蓋山にも対応できるようにColumbiaのハードシェルのジャケットとビフパンツを車に積んでいた。気温からしてL.L.Beanの方のジャケットで大丈夫だと思ったが、Columbiaのジャケットはあまり使う機会がないのでこちらを使うことにした。シャツは秋冬用に使っているFoxfireのシャツ(モノカラーの気に入ってるシャツだが、かなり古いものなので新しいのが欲しいが、Foxfireには現在は同じようなシャツがない)だが、Columbiaのジャケットを着るなら他に内側に着る必要は無いだろう。下は冬用に使っているCraghoppersのライニング付きのズボンなのでビフパンツは不要。

足にはショートスパッツを付けた。これはズボンの足下の防寒のため。

手にフリースのグローブをはめて歩き出したものの手が冷たく感じたので登山口のところでプリマロフトを使った防風グローブに交換した。

登山口の様子だとかなり上の方まで雪は無いかと思ってはいたが、森林コース・女岳コースの分岐から10分程歩いた標高800mのあたりからやっと残っている雪を見るようになった。

馬頭観音のほんの少し手前で上を見上げると木が白くなっていた。馬頭観音のあたりの木は白くなっていたが霜なのだか霧氷なのだかわからない。だが、登っていった先の木に付いていたのは霧氷だったのでここのも霧氷だったのだろう。馬頭観音から金峰山、二ノ岳、三ノ岳が見えたが、少し霞み気味だった。

馬頭観音から上の日陰には雪が薄く残っていた。

山頂からは祖母山、阿蘇山、金峰山、二ノ岳、三ノ岳、雲仙、五家原岳、経ヶ岳、多良岳、八幡岳、天山、羽金山、井原山、脊振山、九千部山、津江方面の山々、英彦山、万年山、涌蓋山、由布岳、九重山などが見えた。

寒かったので少し景色を楽しんだ後にすぐ女岳へ向かった。

鞍岳〜女岳〜鞍岳

鞍岳の下りから見えた女岳の斜面は思ったほど霧氷は付いていなかったが、草原やアセビの木は白く霜が付いていて、雪が少し付いているアセビの木もあった。

女岳の斜面が思ったほど白くないのを見たときには鞍岳は霧氷は付いてないだろうと思っていたが、女岳から鞍岳は西面が白くなっていた。

女岳の下の方の岩のところは日が当たり暖かそうで、そこなら食事が出来るかとそちらへ向かった。真っ白く霜が付いた草原の向こうに涌蓋山と九重山がきれいに見えた。

女岳の下の岩のところも風があり、思ったほど暖かくなかったので鞍岳の山頂へ向かう途中で風がなさそうな場所を探して、そこで食事することにした。

山頂のそばの比較的風の弱いところで阿蘇山を見ながら軽く食事をすることにした。だが、阿蘇山の方向から風が吹いて来ていたので、基本阿蘇山に背を向け、たまにチョイ見した程度。ミトンにもなるフィンガーレスのグローブをはめて食事をしたが、手が冷たくなったので15分ほどで食事を終了して、再び山頂へ。

最初に山頂に来ていた時より少し眺めが良くなっていた。最初の時も見えていたが、宇土半島の向こうにかすかに見えていた天草の山が少し見えやすくなっていた。釈迦岳のレーダードームも肉眼で判別できた。万年山の左側に見えているのは玖珠ウィンドファームではと思って、ザックから双眼鏡を取り出し確認するとやはり玖珠ウィンドファームだった。双眼鏡では長洲の造船所のクレーンも確認できた。後で写真を確認したら前回登った三角岳も見えていた。山頂を再度踏んでからすぐに下りるつもりだったが、眺めがよくなって来ていたこともあり、つい長居をしてしまった。

鞍岳〜伏石登山口

下りはパノラマで下りることにした。

下りの途中に、土は凍結、道の上には刈り払われた笹、さらにそれに霜がついているという最凶の状態の場所があり、数回滑ってコケた。

下りの途中で後ろからひとりの登山者が下りてきて、ツームシ山の分岐の先でグローブを防水グローブからフリースのグローブへ交換しているために立ち止まったときに追い抜いていった。

グローブの交換が終わって、ふと気付くとカメラのレンズのフードが無くなっていた。山頂から下る途中であるのを見ていたので、おそらく最凶の場所でコケた時に外れたのだろう。八幡岳でも落として、探して見つけたことがあったのでレンズキャップの紛失防止に使われる紐をフードに取り付けて来ていた。だが、山頂から下りるときに紐が外れているのに気付いた。寒くて紐を結び直すのが嫌だったのもあり、外れることも無いだろうとタカをくくって結ばなかったのが間違いだった。

フードを探すために急いで登り直し、5分ほど登ったところで発見。考えていたとおりの場所に落ちていた。

らくらくコースの分岐でグローブをしまうためにザックの中身を見たときに、予備のフリースのグローブが無いのに気付いた。ザックの中を全部確認してもない。落としたとしたら鞍岳の少し下で食事をした時だ。ここから登り返すのは面倒なので、車に戻り、車で山頂に近い登山口まで行って登り返すことにした。そのため、一番早く車まで戻れるらくらくコースを下ることにした。

らくらくコースを下っている途中でもしかして、予備のフリースのグローブは持って来ていない可能性に思い当たった。防水グローブを持ってきたのでフリースのグローブは持って来なかったかもしれない。グローブを置いて来ているとしたら、すぐに分かるところに保管してあるので、確認してもらうために家に電話をかけたが留守電の応答が返ってきた。この後、車まで戻ってからすぐに家から電話があり、確認してもらったら、予備のフリースのグローブは持ってきておらず、家に置いてきたことが判明した。

らくらくコースの途中で右側に土を掘り起こして、林道が伸びて来ているのに気付いた。昨年の11月に来たときに谷をはさんだ北側で伐採用の道を作っていたのでそれが伸びて来ているのだろうと思ったが、らくらくコースの入口の林道まで下りたら、ここの林道も整備していたのでここの林道が伸びていることが判明。前回来たときはらくらくコースの入口のところの北側に向かう林道は草に覆われていたが、この日は土がむき出しになっていた。

コースタイム

トラックログ

12:30に伏石登山口駐車場発。

この後は家で頼まれた買い物をするためにコッコファームと道の駅 旭志に寄った後にJA植木まつりのために熊本県農業公園カントリーパークに寄り道して帰るだけ。

国道へ下っていく途中の道から見えた空には雲が少し出て来ていた。どうやら一番天気が良い時に山頂にいたようだ。

12:51にコッコファーム着。走行距離61.3km、燃費20.1km/L、平均車速36km/h、走行時間1:42、EV走行距離23.8km(39%)、航続可能距離573km、外気温12度。高度96m。13:19発。

13:24に道の駅 旭志着。走行距離63.4km、燃費20.2km/L、平均車速26km/h、走行時間1:47、EV走行距離24.7km(39%)、航続可能距離569km、外気温13度。高度119m。

家で頼まれたもの以外にふきのとうがあったので購入。もうそんな季節か。

13:45に道の駅 旭志発。

JA植木まつりに行く前にハンズマン 菊陽店とアンビー熊本にあるナーセリーズgnに寄ることにした。意外とこちらの方が安い花苗が植木まつりよりあったりする。

14:03にハンズマン 菊陽店着。走行距離75.1km、燃費21.2km/L、平均車速36km/h、走行時間2:05、EV走行距離31.1km(41%)、航続可能距離557km、外気温13度。高度96m。

ヘスペランザ・ポーシフローラ、ズズラン、タイツリソウのポット苗を購入。ヘスペランサは耐寒性があるようなことが札に書かれていたが、後で調べたらそれほど耐寒性が高いわけでなく霜除けをした方が良いらしい。スズランは現在植えている場所のものが今ひとつ元気が無いので別の場所にも植えるため。タイツリソウは登山口の駐車場で家から電話がかかってきたときに植木まつりに寄ってから帰ると行ったらあったら勝ってきてくれと頼まれた。ポットに差してある札の写真は白花だけど白花の方が珍しいから普通のピンクの奴ではないかと疑っている。

14:20にハンズマン 菊陽店発。

ハンズマンの駐車場から出るときにデコトラが停めてあったが、何か違和感を感じた。何故かと思ったらナンバーが黄色で軽自動車だった。軽のデコトラって初めて見た。

途中の道から見えた鞍岳・阿蘇山のバックには雲がかかっていた。

14:29にアンビー熊本着。走行距離880.1km、燃費21.4km/L、平均車速36km/h、走行時間2:15、EV走行距離34.1km(42%)、航続可能距離54.9km、外気温13度。高度105m。

特に欲しい物もなく何も買わなかった。

14:46にアンビー熊本発。

14:56に熊本県農業公園カントリーパーク着。走行距離85.2km、燃費22.0km/L、平均車速35km/h、走行時間2:26、EV走行距離37.6km(44%)、航続可能距離546km、外気温12度。高度70m。

毎年やっているJA植木まつりも昨年は新型コロナウィルスのせいで中止になった。植木まつりは今年で第46回で1/22-21に開催とのこと。新型コロナウィルスのせいで客が少ないようで会場の入口から近い駐車場にあっさりと停められた。会場も人が少なかった。一番の目当ては花苗だったのだが、例年だと花苗を売っている店は温室にあったが、その温室が今年は設営されていなかった。新型コロナ対策だろう。花苗が目当てだったので残念。

15:29に熊本県農業公園カントリーパーク発。

15:45に道の駅 泗水着。走行距離93.1km、燃費22.5km/L、平均車速34km/h、走行時間2:43、EV走行距離42.9km(46%)、航続可能距離538km、外気温13度。高度59m。16:02発。

家からの電話で発酵油粕を買ってきて欲しいと頼まれたのと自分もガーデンクリップを買いたかったので道の駅の近くにあるコメリにも寄ることにした。

16:05にコメリ 泗水店着。走行距離93.6km、燃費22.4km/L、平均車速34km/h、走行時間2:47、EV走行距離43.2km(466%)、航続可能距離537km、外気温13度。高度54m。16:23発。

合志川沿いから見た空は雲間から日が差してはいるものの曇っていた。天気予報だとこの日は1日晴れだったのだけど、雲量は8以上あるので完全に曇りだ。

17:03に自宅着。走行距離118.3km、燃費23.8km/L、平均車速34km/h、走行時間3:29、EV走行距離61.1km(52%)、航続可能距離513km、外気温12度。車の総走行距離36,942km。

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