三角岳

三角港〜天翔台登山口〜天翔台〜三角岳〜三角岳登山口〜三角港 2022/2/2

2/2(水)

外に出たら、星があまり見えない。どうやら曇っていて雲間から星が見えているだけのようだ。

車には霜がびっしり。フロントとサイドの窓の霜をを解氷剤とスクレイパーで払った。

6:13に自宅発。外気温-2度。航続可能距離757km。

家の敷地を出たところで車のトリップメーターをリセットし忘れていたのでリセット。

既にほんの僅かだが空が白み始めていた。金峰山の山の姿が黒く浮かび上がっていた。国道501号を走っていると朱鷺色に薄く染まった空に山の姿が浮かび上がっていた。

国道501号はトラックの後ろについたのでゆっくり走った。県道51号のところでトラックは熊本市方面へ左折していったのでここからは少しスピードが上がったが前を乗用車が走っていたこともあり、それほどスピードは上げられなかった。

県道57号は交通量も少なく走りやすいのでついついスピードが出そうになるが、今回の目的地は比較的近いし、前にこの道を通ったときに三角西港で朝っぱらから速度取り締まりをやっているのを見たので、スピードに注意して走った。

天頂の方には青空が広がっていたが、水平方向は雲が出ており、県道57号に入る手前まで宇土半島がほとんど見えなかった。海の方も曇っていて景色としては今一つ。

途中で熊本天草幹線道路の建設現場を見た。そういう道路を作る計画があるのは知っていたが、既に着工しているとは知らなかった。後で調べてみたが、熊本宇土道路はの一部は調査中だが事業中、宇土道路、三角宇土道路は事業中とのこと。

7:25に道の駅 宇土マリーナ着。走行距離47.9km、燃費26.3km/L、平均車速41km/h、走行時間1:10、EV走行距離26.1km(54%)、航続可能距離708km、外気温2度。高度12m。

ここの道の駅からは曇っていてこの日は金峰山すら見えなかった。

7:32に道の駅 宇土マリーナ発。

7:48に三角港着。走行距離59.5km、燃費262km/L、平均車速41km/h、走行時間1:26、EV走行距離31.8km(53%)、航続可能距離700km、外気温2度。高度13m。

宇城地域振興局 総務振興課発行のパンフ「くまもと宇城 山の手帖」(2012年9月発行)によると三角岳登山には宇城市三角支所の駐車場が利用出来るようだが、衛星写真で確認すると停めてある車が結構写っているし、平日で開庁日なので利用者がそれなりに居るだろうと思ったので、三角港緑地公園の隣の駐車場に車を停めた。こちらは衛星写真で見つけて、Googleストリートビューで確認したが、一般の車が停めてもかまわない駐車場のようだった。実際に行ってみた感じだと一般の車の利用に問題はなさそう。岸壁まで釣り人が車を乗り入れて停めてるし。普段は釣り人がいても冬の早い時間には釣り人は居ないだろうと思っていたが、岸壁には数人の釣り人がいた。

三角港〜天翔台登山口

この日は上はFoxfireの秋冬用に使っている長袖シャツとColumbiaの厚手フリース、下はCraghoppersのライニング付きのズボンを履いてきた。厚手フリースは昨年の2月に買ったが、今まで出番なし。昨年の9月末からの信越遠征の時には使うだろうと思っていたのだが、秋なのに妙に暖かくて出番がなかった。厚手フリースを着ているので寒くないかと思ったが、車の外に出たら少し寒さを感じたのでウィンドブレーカー(モンベルのウインドブラスト ジャケット)を上に着ることにした。昔買ったL.L.Beanのフリースのライニング付きのゴアのジャケットも念のために持ってきたけどこれを使うまでもなさそうなので車の中に置いていくことにした。

スマートフォンに国土地理院を入れてあるからそれを見れば良いとタカをくくって、事前に三角港から天翔台登山口までの道を適当にしか調べていなかった。三角駅前まで行ったところでそのまま進んでから線路を渡れば良いところを、三角線の線路のどん詰まりの所の方が近いということで戻ってしまった。そのまま進めば跨線橋もあって、実はそちらの方が近かった。

線路のどん詰まりのところでも道を間違え国道266号を上っていってしまった。途中で気付いたが面倒なのでそのまま進んだ。国道266号から右折し、しばらく進んでから左折する場所も間違え、結局は宇城市役所三角支所の前に出てしまった。左折を間違えたのは左折する道が細い道で国土地理院の地図の道幅の感じと違っていて地図には載らない里道だと思ってしまったため。実は国道266号から曲がってからも小学校の方に向かってから登山口へ向かえる道があったらしいのだが、国土地理院の地図には載っていなかった。まあこう言う感じでウロウロするのも嫌いではないのでかまわないが。

道をウロウロしている間に民家の庭先で白梅やアロエの花が咲いているのを見た。自分の家の方より気温が高いからだろうと思った。梅は自分の家の庭でも日当たりの良い場所のは開花しているが、アロエは霜除けをしないと寒さでドロドロに溶けて無くなってしまう。

天翔台登山口〜天翔台

天翔台登山口から舗装道を上がっていくと土の道になった。登山口30分強歩くと天翔台に到着。三角港から天翔台までウロウロしたせいかあっけなく着いたように感じた。

天翔台へ来るまでに右に下っていく道があったが、どうやら鉄塔巡視路だったようだ。

体が暖まってきたのでウィンドブレーカーの中に着ていたフリースを脱ぎ、フリースの手袋を外した。

この日の天気予報だと午前中は晴れるということだったが、曇っていた。晴れの定義は雲量8以下と言うことだが、8以上の雲量があったので完全に曇り。一番晴れていたのは三角港に居たときだった。曇っているせいで景色は今一つ映えないけど、展望の良い場所だ。

天翔台ではプロペラ機が近くを飛んでいくのが見えた。この場所で飛んでいるのは天草エアラインの飛行機だとは思ったが、色が知っている天草エアラインの飛行機とは違っていた。白い機体で尾翼に鶴丸が書かれていたのでJALの系列会社の路線なんてあったっけ?と思った。帰ってから調べたら、天草エアラインの機体が整備で使えないときは日本エアコミューターの機体を借りるそうだ。飛んでいたのは福岡発8:20、天草着9:25の便だったようだ。

天翔台〜三角岳

ウィンドブレーカーだけでこの後は大丈夫かと思って、フリースと手袋をザックにしまったが、寒く感じたのでフリースを取り出して着て、ウィンドブレーカーの方をしまった。グローブも取り出し、はめてから歩き出した。

天翔台からの下りでひとりのトレイルランナーとすれ違った。

途中に天翔台への近道を示す小さなプレートがあったが、そちらの方を見てみると急な下り道だった。初めて歩く場所なので安全策をとって近道ではなく、通常のコースを歩くことにした。

三角岳/天翔台/三角駅の分岐で戻ってきたトレイルランナーに抜かされた。トレイルランナーは三角駅の方へ下りていった。ここには道標の他に三角岳60分というプレートがあった。

三角岳/三角西港/三角駅分岐から10分弱で三角西港への分岐。結構急な下りのようだが道はしっかりしていそう。

三角岳/三角西港/三角駅分岐から15分弱で雲竜台に到着。晴れていればゆっくり景色を眺めていたろうが、曇っていたので少し景色を眺めたあとに山頂へ向かった。

雲竜台から20分弱で八合目に到着。沢山のヒヨドリが鳴いていた。

八合目から10分ほどで海技学院登山口の分岐。ここには山頂へ10分という札が木に付けられていた。

海技学院登山口の分岐から5分ほどの所に鯨っぽい岩。何かいわれのある岩だろうか?

鯨っぽい岩から5分ほどで山頂。『新・分県登山ガイド42 熊本県の山』(2005年4月15日 初版第1刷)には「展望は樹間から望める程度である」とあったので展望はあまりないのかと期待していなかったが樹間からは三角港方面の眺めがそこそこあった。

山頂で軽く食事。食事中に手が冷え、下りの雲竜台の少し下まで下るまで手に冷たさを感じた。フィンガーレスのグローブの必要性を感じた。

三角岳〜三角岳登山口〜三角港

雲龍台からの下りで登山者ひとりとすれ違った。

往路では気付かなかった天翔台の近道の分岐を見つけた。思っていた以上に三角岳/天翔台/三角駅分岐に近かった。上から見たときは急な道に見えたが、こちらから見た感じだとそれほど急な道ではなかった。多分急なのはほんの少しの間なのだろう。

三角岳/天翔台/三角駅分岐から10分弱で展望台に到着。三角港が近くなってきた。

展望台から少し下ったところの竹林の中に水溜まり。どうやらイノシシのヌタ場になっているっぽい。イノシシの掘った穴は今回のコースでは何回か見かけた。

登山口には九州自然歩道の案内板。地図は違うが説明文は宇城市役所三角支所にあった案内板と同じだった。また、電子式のカウンターらしきものがあったが、故障しているようで手動のカウンターが置かれていた。カウンターをプッシュ後の数字は8だったが、いつからの登山者数なのだろうか?

民家の脇を通って市道(?)に出る途中で12時のチャイムが聞えてきた。曲は「ふるさと」だった。

適当に歩いて三角駅の方へ。三角駅の東側に跨線橋があって、国道266号へ出ることが出来たけど、三角駅の裏の方を見てみようと、跨線橋を少し上ったところで引き返した。跨線橋から駅の裏までは遊歩道があった。

線路のどん詰まりのあたりの道の脇に駐車スペースがあったが、普通に誰でも停めて良さそうな感じだった。地方駅によくある駅利用者用の無料駐車場っぽい。

三角港緑地公園を突っ切り、車を停めた駐車場へ。釣り人の数が増えていた。みんな岸壁まで車を乗り入れて釣っていた。釣っている様子を見たが、サビキ釣りで釣れているのはカタクチイワシのようだった。

今回から自作したグローブリーシュを使った。紐の部分を普通の紐にしたのだが、これが失敗だった。これを少しぴったり目のフリースのグローブに付けた。体が暖まって汗で湿ってくるとグローブが外しにくくなり、外すときについ勢いがついてしまう。グローブリーシュはグローブのタグにくくっているが何度も勢いがついた状態で外していたらタグが取れてしまうだろう。このグローブ用にはゴム紐のグローブリーシュを作ろうと思う。

グローブリーシュの他に冬用の装備としてスマートフォン用にスタイラスペンを持ってきた。これがあれば手袋を付けたままスマートフォンを操作できる。紐を付けて、ショルダーポーチの内側のキークリップに付けているので落とす心配はないが、スタイラスペンを放したつもりでスマートフォンを放しそうになりかけたのでスマートフォン(回線契約しているスマートフォントと新しいバージョンのAndroidのファイルアクセスの権限による制約を回避するために古いスマートフォンを使っているが古い方にはストラップを付けていなかった)の方もストラップを付けて落とさないようにした方が良さそう。

コースタイム

トラックログ

フェリーターミナルの方にJAの直売所があるので行ってみた。その前に近くの海のピラミッドにも行ってみた。中の照明が消えていたので入れないのかと思ったが、入れた。直売所は定休日だった。直売所の近くにも鮮魚店があったけど、客がおらず、そういう状態で見ていると何か買わなければならない雰囲気になるので見に行かなかった。

12:53に三角港発。

13:10に道の駅 宇土マリーナ着。走行距離71.3km、燃費25.7km/L、平均車速41km/h、走行時間1:45、EV走行距離37.8km(53%)、航続可能距離694km、外気温8度。高度6m。

ウニ、あさり、はまぐり、カキ、刺身、菜の花等を購入。熊本オイスターを買うのは初めて。カキはマガキと熊本オイスターの2種類あったが、熊本オイスターの方を購入。その夕食で食べたたが美味かった。マガキは殻の大きくても身が小さいことがあるが、熊本オイスターの方は小柄ではあるが殻のサイズに見合った身が詰まっていた。

13:44に道の駅 宇土マリーナ発。

三角線の脇を走っていると行く先々の線路の遮断機が下りていき、やがて後ろから電車がやって来て追い抜いていった。電車が駅に止っている間に追い抜いたが、再び追い抜かれることはなかった。電車が意外と遅いのかそれとも交通の流れが速いのか。

14:56に自宅着。走行距離120.1km、燃費27.6km/L、平均車速40km/h、走行時間2:58、EV走行距離68.5km(57%)、航続可能距離665km、外気温9度。車の総走行距離36,823km。

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