伐株山

伐株山憩いの森駐車場〜針の耳登山口〜伐株山〜針の耳登山口〜伐株山憩いの森駐車場 2021/12/2

秋には角埋山の紅葉を見に行こうと思っていたが、一昨日の雨と風で家のモミジもかなり落葉した。角埋山の紅葉も見頃は過ぎただろうと思ったのでかわりに伐株山に行くことにした。

12/2(木)

天気予報では寒くなると言っていたので霜が降りていることは予想していたが、やはり降りていて車のフロントグラスが真っ白。今冬初のスクレイパーによる霜落としをした。

5:28に自宅発。外気温1度。航続可能距離771km。

家の方では星が見えていたが、なんとなくそうではないかと予想していたとおりで菊池川の近くの道は霧が出ていた。それでも霧が濃くなってきたのは和水町に入ってからと山鹿市までだった。山鹿の来民の手前までは鞍岳も霧で見えなかった。

兵戸峠の手前で気温を見てみると-2度、黄金の滝のあたりでは-3度だった。

6:50に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離60.2km、燃費19.5km/L、平均車速44km/h、走行時間1:23、EV走行距離27.6km(46%)、航続可能距離697km、外気温-2度。高度346m。

寒さを感じたので靴下を普通のものから登山用のものに替えた。

7:02に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

麻生釣温泉の手前あたりから道の脇から湯気がもわもわ沸き起こっていた。麻生釣温泉から川底温泉あたりまでは気温が-3度だった。

川底温泉の道路工事はまだやっていた。あそこは道が狭いので工事が終わっても工事用の信号を設置したままにしてくれると助かるのだが。他には上津江の手前あたりの工事もまだ終わっていなかった。

7:56に伐株山憩いの森駐車場着。走行距離103.4km、燃費21.1km/L、平均車速45km/h、走行時間2:18、EV走行距離49.7km(48%)、航続可能距離670km、外気温-1度。高度548m。

下はモンベルのマウンテンパンツを履いてこようと思っていたが、昨晩に準備をしている時にこれだと寒いのではないかと思って、Craghoppersの"Men's Kiwi Winter Lined Trousers"に変更。古いL.L.Beanのライニングがフリースのゴアのジャケットも念のため持っていくことにした。スタート時点の気温が氷点下だったので結果的にはこの選択は大当たりだった。

伐株山憩いの森駐車場〜針の耳登山口〜伐株山

出発の準備を終え、駐車場を出発するとシカの鳴き声が聞えてきた。前に来たときはここでシカを見たのでそれなりの頭数が生息しているようだ。

針の耳登山口への車道を歩いていると近くの藪からガサガサという音が聞えてきた。多分、イノシシかシカだろうがどちらかはわからない。

キャンプ場の建物の近くに案内図があるのだが、これには今回車を停めた駐車場が載っている。ここの駐車場は針の耳登山口から伐株山へ登るのに車を停められる場所を探していて衛星写真で見つけたが、今ではGoogleマップでもPマークが付いている。

案内図からほんの少し歩くと伐株地蔵尊入口がある。駐車場のすぐそばの地蔵尊の入口からここまでを結んだ方が少しだけ近道だ。地蔵尊入口のすぐそばに万年山登山道新設工事と書かれた標柱があり、前から気になっていた。道はあるのだが見た感じだと先は藪っていそう。

地蔵尊入口からほんの少し歩くと右側に石像がある。石像は剣を持っているが剣を持った石像と言えば普通は不動明王だろうと思うのだが、穏やかな顔つきなので不動明王ではなさそう。

針の道登山口からの道は刈り払いしてあった。道を挟んだ反対側の石像へ続く道も刈り払いがしてあった。まずは石像へ向かう道を歩いた。

ほんの少し登ると2体の石像がある。左の石像は釈迦如来、左の石像は空海のようだ。

石像から降りてくる途中で平家山と横山の間に由布岳が見えた。

針の耳登山口には『この先「針の耳」の山道は、途中鎖に掴まったり崖横を通ったり降雨・降雪時特に危険です。滑りやすい靴の方は絶対に通らないでください。普段から山登りをされている方(中級者以上)、も注意してください』と書かれた貼り紙があった。

途中にきれいに紅葉しているもみじがあった。今回の山行では紅葉している雑木やモミジはあったが、落葉樹は大半が落葉しており、チラホラとある程度だった。

途中で見える850mピーク(850mピークの手前の750mちょっとのピーク。850mピークは針の耳登山道を登っていくとこのピークの後ろに見えてくるピーク)はきれいな三角形で道があれば(2022/3/24に歩きに行ったが、道っぽいものはあった)登りたくなる山だ。

登っていくとやがて万年山が見えてきた。上万年と下万年の段差のある部分の手前にピークがあって、下万年の方の特徴的な形に注目しないと万年山だとはわかりづらい。

途中で宝山がきれいに見えた。宝山の手前の山はゴシガ山と言うらしい(角埋山の展望台にあった展望図の標高と山名が正しければ)。

針の耳コースの一番の難所だと思っていた身の丈を越える笹藪の中の細い踏み跡は見事に刈り払われて歩きやすい道となっていた。最初の電波塔のそばの伐株山の最高地点と思われる場所もきれいに刈り払われていてここが最高地点だろうということがわかりやすくなっていた。最高地点からは鏡山が良く見えた。

3つ目の電波塔の手前は展望所になっており、ここからは玖珠盆地が良く見渡せた。

展望所のところに針の耳と遊歩道の方向を示す道標があるが、遊歩道は以前来た時はわからなかった。藪に埋もれて失われた遊歩道があるのだろう程度に思って、砂利道を園地の駐車場に向かって歩いていた。今回は刈り払いがしてあったのでわかったが、園地の外周部に沿って遊歩道があった。

遊歩道を第五土塁の説明板まで歩いた。すぐ近くに「北側展望台/山頂へ」と書かれた道標があった。最高地点を山頂として示している道標があるわりには最高地点には山頂標はなかった。

第五土塁の説明板からはまずは三角点に向かうことにした。今回は稚児落しの登山道がわかったら降りるかもしれないので、ここで三角点に行っておかないと寄らないでそのまま降りることになってしまう。

刈り払いがされた草地を三角点へ歩いた。草地には桜らしき木の苗が植樹されていた。三角点のそばには供養碑と佐伯真魚(出家前の空海)の石像、玖珠城跡の小さな木の札などがある。

伐株山〜針の耳登山口〜伐株地蔵尊〜伐株山憩いの森駐車場

第五土塁の説明板まで戻り、山頂・針の耳/稚児落としの道標まで歩き稚児落しの方へ。前に稚児落しルートを探したときにはそれらしきものは見つけたものの、道とは思えず、玖珠観光協会のパンフレットに載っているくらいだから、ちゃんとした道でそこである可能性は低いだろうと思っていた。だが、その場所は道の名残のように見えたので少し進んでみた。少し歩くと石童丸の石像があった。やはりここが稚児落としコースだったか。下に降りる道の痕跡はあったものの、痕跡を辿って下の集落まで降りられるのか不明だし、降りられなかった場合に登り返すのが大変そうなので今回は降りないでおいた。ここはそのうち時間をかけられるときに歩いてみようと思う。

稚児落しへの道から少し歩くと石碑と苅萱道心の石像がある。石碑は不鮮明だが「梅木栄治〓之碑」(〓は薄くて読めなかった)と彫られているようだ。伐株山にある石像を設置したのが高勝寺の開祖の梅木栄治という人物だそうだ。石像の設置は大正14年で高勝寺は谷口高勝寺という記述を見つけたので伐株山にあった高勝寺とは別のようだ。稚児落としを下ると千里姫の石像があるそうでその地区がが谷口地区とのことだ。

KIRIKABU HOUSEの利用時間は以前は11:00-15:00だったのが8:00-18:00になっていた。今回はここで景色を見ながら食事が出来ると思って入ろうとしたら鍵がかかっていた。よく見ると利用できるのは3〜11月となっていた。仕方ないので北側展望台で景色を眺めつつ食事。食事を終えておやつを食べようと思ったら、一口たちようかんは持ってきていたが、信越遠征の際に入手したくるみ餅を持ってくるのを忘れていた。くるみ餅が一番楽しみなおやつだったのに。

下山は車道を使った。針の耳登山口に軽自動車が停まっており、年配の女性が居て話しかけられたので少し話した。久しぶりに伐株山に来たように言っていた。女の子がひとり針の耳から登っていると言っていたが、そのうち若い女性が降りてきた。普通の格好だったけど上の方まで登ってきたらしい。どうやら女性の孫のようで、針の耳登山口から少し歩くと後ろからやってきた軽自動車に一緒に乗っていた。

途中の万年山登山道が気になったので少しだけ歩くことにした。藪っていて廃道状態の道かと思ったが、意外と道の痕跡が残っていた。途中には朽ちた木段もあった。引き返した所の先の方にも赤テープの目印があった。これなら何とか辿って歩けそうな気がする(2022/3/24に歩きに行ったが歩けた)。

駐車場へは伐株地蔵尊に寄ってから戻ることにした。こちらの方がほんの少しだが近道。

コースタイム

トラックログ

11:44に伐株山憩いの森駐車場発。

12:01に道の駅 童話の里くす着。走行距離113.1km、燃費21.7km/L、平均車速44km/h、走行時間2:35、EV走行距離54.2km(48%)、航続可能距離658km、外気温7度。高度333m。

ヤマメの卵、ヤマメの唐揚げ、万年元気とうふのざる豆腐、新そば、むかご、ジャンボ椎茸、椎茸、ナメコ、自然薯等を購入。椎茸は道の駅ではここのが一番。ヤマメの唐揚げは美味かったけど、やはり円揚げにはかなわない。

12:25に道の駅 童話の里くす発。

途中で右折し、県道678号へ。途中で県道43号へ左折して国道210号へ出ようかと思ったものの市街地をパスしたかったので県道678号をそのまま進んだ。こちらの道は初めて通ったが、伐株山が良く見えた。

12:41に道の駅 慈恩の滝くす着。走行距離124.7km、燃費22.1km/L、平均車速44km/h、走行時間2:51、EV走行距離58.5km(47%)、航続可能距離648km、外気温8度。高度271m。

情報コーナーに行ったら、ガンプラで作ったジオラマが置いてあった。モビルスーツと慈恩の滝の組み合わせが何とも面白い。ここまでジオン推しなら、もういっそのこと道の駅の中にジオン公国大使館でも作ってしまいなさい。

売店では、カボスハイボール、平川羊羹、みつせ鶏本舗の唐揚げを購入。

最後には慈恩の滝を見に行ったが、この日は滝壷の水が濁っていた。

13:02に道の駅 慈恩の滝くす発。

13:23に桜滝駐車場着。走行距離130.2km、燃費22.6km/L、平均車速46km/h、走行時間3:02、EV走行距離62.6km(48%)、航続可能距離644km、外気温8度。高度194m。

この日は最初に桜滝を見に行ってから、駅前温泉へ行った。温泉は先客が2人で、後からひとりやって来た。

14:02に桜滝駐車場発。

14:19に亀石峠着。走行距離142.8km、燃費20.7km/L、平均車速43km/h、走行時間3:19、EV走行距離64.9km(45%)、航続可能距離639km、外気温3度。高度808m。

寒い日だったので誰も居ないかと思ったら、1台車が停まっていた。寒かったので少し景色を眺めたあとに出発した。

14:29に亀石峠発。

14:43に岡本とうふ店着。走行距離153.7km、燃費21.3km/L、平均車速43km/h、走行時間3:34、EV走行距離71.2km(46%)、航続可能距離608km、外気温4度。高度595m。

厚揚げと豆腐を購入。

14:51に岡本とうふ店発。

14:54にデュッセル着。走行距離155.4km、燃費21.4km/L、平均車速43km/h、走行時間3:38、EV走行距離71.2km(46%)、航続可能距離605km、外気温5度。

ソーセージ2種類を購入。これと一緒にビールを飲むのが楽しみ。

15:01にデュッセル発。

15:10に道の駅 小国着。走行距離163.0km、燃費21.9km/L、平均車速43km/h、走行時間3:48、EV走行距離76.2km(47%)、航続可能距離591km、外気温7度。高度433m。

今回はセロリ漬けがあったので購入。これがなかなか美味い。

15:21に道の駅 小国発。

15:38に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離172.2km、燃費22.3km/L、平均車速43km/h、走行時間4:06、EV走行距離83.4km(47%)、航続可能距離581km、外気温7度。高度350m。

リニューアルの幟が出ていたが、売店が広くなっていた。ナメコ、わさび漬け、鹿肉、猪肉を購入。進撃の巨人のグッズがあるのはさすがは日田と言ったところ。

15:59に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。

16:42にコメリ 菊池店着。走行距離206.7km、燃費23.1km/L、平均車速43km/h、走行時間4:49、EV走行距離98.3km(48%)、航続可能距離552km、外気温10度。高度49m。

今年はスィートピーを育てようと思っていたのに種子を買ってくるのをすっかり忘れたまま、播種の時期を逃した。スィートピーの苗を売っていたのでこれを買った。この手の植え替えを好まない植物をポット苗で買うのは嫌なのだが仕方ない。他にポテンティラ・スカーレッドスターレットのポット苗を購入した。

17:00コメリ 菊池店発。

国道325号からは夕日に照らされて赤く染まっている八方ヶ岳が見えた。

18:04に自宅着。走行距離240.1km、燃費23.7km/L、平均車速41km/h、走行時間5:54、EV走行距離119.2km(50%)、航続可能距離525km、外気温8度。車の総走行距離36,362km。

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