天山・雨山

天川登山口〜天山〜雨山〜天川登山口 2021/8/31

暑いので登山口の標高が高いところと言うことで小国から涌蓋山に登ろうかと思ったが、涌蓋山はこの時期は朝露でぐっしょりと濡れそうなのでやめた。新型コロナウィルス対策で県境越えはしないほうが良いが、平日の朝方なら人にも会わないだろうというのと小城に寄り道して羊羹を手に入れたかったので天山に行くことにした。

8/31(火)

荷物を車に積むために外に出ると半月が空の高いところに出ており、見える星は少なかった。星の見え方が少ないのは月のせいではなく薄雲が出ているためのようだった。

カーナビに目的地をセットすると87kmで約3:10と告げられた。実際には2時間ちょっとかな? すでに空が白んで来ていた。

5:05に自宅発。外気温25度。航続可能距離771km。

もう少し早く出発するつもりだったが、遅くなった。

気温はそれほどでもないけど蒸し暑いのでエアコンをつけた。

三池港IC〜大野島ICを有明海沿岸道路を走った。柳川近辺で脊振山がうっすらと見えていた。

大野島ICから県道18号、国道444号、県道48号、県道285号、県道266号、県道333号、国道34号、県道263号で道の駅 大和へ。昼は交通量が多そうで通りたくない道だが朝は交通量が少ないのでこのルートが一番早く着けるようだ。

山の方へ近づくに連れて青空と薄雲をバックにした山が見えてきた。

6:28に道の駅 大和着。走行距離66.9km、燃費27.4km/L、平均車速48km/h、走行時間1:24、EV走行距離21.7km(32%)、航続可能距離703km、外気温23度。高度32m。6:33発。

県道37号に入ってすぐに気温を見たら22度。鎌原の分岐あたりまででに20度まで下がった。川の脇の山に囲まれた道なのでさすがに涼しい。

7:02に天川駐車場着。走行距離88.7km、燃費21.7km/L、平均車速46km/h、走行時間1:55、EV走行距離27.3km(31%)、航続可能距離692km、外気温20度。高度902m。

到着が予定より遅くなったものの8時前なので誰も居ないだろうと思っていたが、既に福岡ナンバー、佐賀ナンバーの車が1台ずつ停っていた。

天川登山口〜天山

登りの途中で道の横の藪の中で動物が走って逃げていった。ちらっと見えた感じだとイノシシのようだった。

7:30ごろに何か放送が聞えてきた。九州電力がダムに揚水するから水位の上昇に注意しろというようなことを言っていた。

25分弱で山頂に到着。2人組と単独の登山者の3人が山頂にいた。登山口までの道中で青空が広がって来ていたのでそれなりに眺望があるかと期待していたのだが、思っていた以上に雲があり、それほど眺望はなかった。それでも脊振山系は割と見えたし、先月に登った椿山、通石山も見えていた。有明海方向は六角川の河口くらいまで見えたし、長崎方向は雨山の向こうに虚空蔵山がうっすらと見えていた。

気温は高くないのだが、日差しが暑く、実際の気温以上に暑く感じた。

天山はモウセンゴケが生えている場所があるということを前回の天山山行の後に知った。今回はこのモウセンゴケを見に行こうと思ったので山頂で少し休憩した後に七曲峠の方へ歩き出した。モウセンゴケは九州自然歩道の道標のNo.117あたりに生えているらしい。

登山道の脇には所々にマツムシソウの花が咲いており、山の上はもう秋の気配が漂っていた。

途中で道から道の脇の草むらへ逃げていくヘビがいた。尾の方の一部しか見えかなったが、茶色かったのでマムシだったかもしれない。

No.117の道標を過ぎて登山道の北側に踏み後が錯綜しているのでその辺りにモウセンゴケが生えているのだろうと思って探したが、見つからなかった。見つけられないから諦めて戻ろうと登山道を歩いていると登山道の端にモウセンゴケが生えているのを見つけた。まさか登山道の端に生えているとは思わなかった。花が終わった株がほとんどでこれから咲きそうな株も少しあったが、ちょうど花を咲かせている株はなかった。このような湿原でもない場所にモウセンゴケが生えているのは少し不思議。それなりに湿った場所なのだろうが、登山道がなければ草に埋もれてしまって生育できるような場所ではないだろうに。

天山〜雨山

天山に戻ってくると誰も居なくなっていた。山頂はスルーして雨山に向かった。

天山からの下りで厳木方面を見ると白いものがポツンと立っているのが見えた。もしかして道の駅 厳木の佐用姫像かと思って、確認するためにザックから双眼鏡を取り出して見てみると確かに佐用姫像だった。

雨山の山頂には誰も居なかったので、食事を兼ねて休憩を入れた。

北側は海があると知らなければ分からないだろうが、うっすらと海が見えており、福島国家石油ガス備蓄基地もうっすらと見えていた。

この日は気温が高くなるようなので軽く食事を済ませた後にすぐに下山を開始した。ザックを背負っているときにザトウムシが1匹歩いているのを見つけた。ザトウムシを見るのは久しぶり。

雨山〜天川登山口

天気は良いのだが、だんだん雲が湧いてくるようになって来た。でも、そのおかげで少し涼しくなった。

雨山と天山の鞍部からの道は前回来たときは少しだけ藪に戻りかけているような感じだったが、今回は刈り払いがしてあった。

途中で道の脇にイノシシが掘ったらしい穴があいていた。

途中の分岐から車道の方へ降りた。こちらは刈り払いがされていなかった。下へ降りるまでに道の脇の笹やらススキやらに付いた露でズボンがグショグショ。その上靴の中まで濡れた。ズボンに付いた露がソックスと靴のアンクルパッドの裏地経由で靴の中に入って来ていたのだと思う。

15分ほど下ると小屋があった。小屋まで降りてくる道は小屋に近い方が少し荒れており、赤リボンまであった。小屋は何のためのものなのか分からないが使われていないようだ。小屋の裏手には車道へ降りる道らしきものがあった。

小屋からは舗装道。天川駐車場までは下りかと思っていたけど緩い上り道だった。小屋から7分ほど歩くと道標があった。天山山頂 1km 天川駐車場 0.2km / 雨山山頂 1.8km / 車道 0.1kmと書かれていた。そのわりには車道の方向には道らしきものはなかった。

道標からほんの少し歩いたところで道が崩落していた。どうやらこちらの道は整備が入っておらず、ほぼ放置状態のようだ。車道分岐の所で曲がらずにまっすぐ天川駐車場への道をとっていたら、そちらは刈り払いがされていただろう。

途中で見えたダムは朝より水位が上がっていた。

そろそろ駐車場というところでツクツクボウシの鳴き声が聞こえてきた。駐車場に戻ってきたときにはミンミンゼミまで鳴いていた。

駐車場の車は朝来たときに停っていた福岡ナンバーの車はまだ停めてあったけど佐賀ナンバーは居なくなっていた。他に3台車が停っていて、そのうち1台の車体には「佐賀県」、「佐賀県防災航空隊」と書かれていた。登山口に9/14,15に救助訓練があるという案内があったのでそれの下見だろうか?

駐車場の脇ではゲンノショウコが花を咲かせていた。

今回はグレゴリーのデイアンドハーフパックを持ってきたが、今回初使用のミネルヴァのエアメッッシュパネルという背面メッシュパネルを暑さ対策で装着してきた。大きな効果は期待はしていないが、多少でも涼しく歩ければありがたいと思っていた。結果的にはそこそこ効果があったように思う。

コースタイム

トラックログ

帰る準備をしていると佐賀ナンバーの軽トラが1台やって来た。

10:20に天川駐車場発。

カーナビに帰りのルートをセットすると99kmで3:40と告げられた。寄り道するから4時間位で帰ることが出来れば上等だろう。

車の外気温表示は駐車場では25度だったが、少し走ったあとは23度になった。

下まで対向車には会わないかと思っていたが、佐賀ナンバー、福岡ナンバーの車が1台ずつとすれ違い、1人のチャリダーともすれ違った。

早く降りてこられたら、通石山にも行こうという考えもあったが、思ったより遅くなったので寄らないことにした。

県道37号では対向車はほとんどいないかなと思ったが、佐用の湧水までに車6台、バイク1台とすれ違った。

10:38に佐用の湧水着。走行距離99.7km、燃費23.5km/L、平均車速44km/h、走行時間2:14、EV走行距離31.1km(32%)、航続可能距離674km、外気温26度。高度210m。10:43発。

佐用の湧水から国道の手前の信号までにすれ違った対向車は5台、バイクは1台だった。37号は空いているので運転が楽だ。

10:52に道の駅 厳木着。走行距離103.7km、燃費24.3km/L、平均車速43km/h、走行時間2:23、EV走行距離36.0km(35%)、航続可能距離672km、外気温27度。高度65m。

道の駅のあたりは晴れているけど、道の駅から見える山の方は雲が結構湧いていた。

駐車場に車を停めたときに停まっている車が少ないなと思ったけど、物産館が新型コロナウィルスのまん延防止重点措置のため9/12まで臨時休業だそうだ。木屋の海産物が買えずにがっかり。

11:01に道の駅 厳木発。

羊羹を買うために小城の桜月堂へ。

11:26に桜月堂着。走行距離118.2km、燃費25.3km/L、平均車速42km/h、走行時間2:49、EV走行距離45.4km(38%)、航続可能距離668km、外気温33度。高度12m。11:42発。

佐賀市街に近いところを避けるために、国道203号、県道48号を通って国道444号へ。

国道444号に入ってすぐにある物産館が目に留まったので寄っていくことにした。道の駅 厳木の物産館が休みだったし。ここに物産館があるのは前から見て知っていたが、寄るのは初めて。

12:10に味らん館着。走行距離128.5km、燃費25.5km/L、平均車速3:10km/h、走行時間3:10、EV走行距離51.9km(40%)、航続可能距離665km、外気温33度。高度3m。

海産物が少し置いてあり、家に電話をかけて欲しいか聞いてみたら欲しいということだったので購入。

12:19に味らん館発。

味らん館に入ったときに道の駅 しろいしまで15分くらいだと気付いたので道の駅 しろいしにも寄ることにした。

国道444号から県道36号へ左折した後に同じ方向へ行く車も対向車もいつもより多いなと思いつつ、道の駅 しろいしへ。道の駅の駐車場もこんな時期なのに停っている車が多いなと思いながら駐車する場所を探していたら、有明海沿岸道路の標識が見えた。標識が先に設置してあるだけかと思ったが、道の駅の駐車場に停めた後にそちらの方を見てみるとどうやらもう開通しているらしい。国道444号を走っているときに信号が無い分速いだろうから帰りは芦刈南ICから有明海沿岸道路使ってみるかと思っていたが、それどころではなかった。道の駅 しろいしの裏まで既に開通していた。帰ってから調べてみたら7/24に芦刈南IC〜福富ICが開通したそうだ。少し前から県道36号は国道444号との交差点の武雄側の狭かった道を拡幅工事していたがこれは有明海沿岸道路の延伸にあわせての工事だったか。

12:35に道の駅 しろいし着。走行距離138.0km、燃費25.7km/L、平均車速40km/h、走行時間3:26、EV走行距離57.0km(41%)、航続可能距離660km、外気温34度。高度0m。

蓮根、須古寿司等を購入。

12:41に道の駅 しろしい発。

福富IC〜嘉瀬南ICまでは有明海沿岸道路を使った。有明海沿岸道路の他の場所より大型車が多い気がした。国道444号は川を渡る橋(特に六角川の橋)は大型車が気の毒になるくらい道幅が狭かったので、こちらを使う大型車が多いようだ。制限速度は福岡県の区間と同じ60km/hかと思っていたが、70km/hだった。信号が無いのでやはり走りやすい。嘉瀬南ICで降りた車の大部分は左折していったので、右折して国道444号へ戻る道も通行量が少なく割と快適だった。

13:43に道の駅 みやま着。走行距離177.4km、燃費26.7km/L、平均車速41km/h、走行時間4:19、EV走行距離76.7km(43%)、航続可能距離627km、外気温34度。高度5m。

いつものごとく海産物等を購入。

14:05に道の駅 みやま発。

14:54に自宅着。走行距離208.9km、燃費26.9km/L、平均車速40km/h、走行時間5:10、EV走行距離95.2km(46%)、航続可能距離594km、外気温35度。車の総走行距離32,481km。

TOP