鞍岳・ツームシ山

第二駐車場〜子岳〜女岳〜鞍岳〜ツームシ山〜第二駐車場 2021/8/5

運動不足だと腰痛の症状が出るので先月に椿山、通石山に行った。にもかかわらずその数日後から腰の調子が悪くなり出した。その後多少調子がよくなってきたので運動のために出かけることにした。

暑いのは嫌だし、新型コロナウィルスのせいで人との接触はなるべく避けなければならない。鞍岳の上の駐車場なら標高1000m超なので涼しいし、早い時間なら人に会わないだろうとのことで鞍岳に行くことにした。

この日は腰痛はほぼ収まりつつあったが、体を変な方向に捻ったときのような軽い痛みがあばらにあった。

8/5(木)

車に荷物を積むために外に出ると東の空にオリオン座が上って来ていた。もうそんな季節か。西の空には木星が輝いていた。雲がほとんどないのに明るめの星しか見えないのは東の空に細い月があるせいだろう。

目的地に第二駐車場、経由地に道の駅 旭志をカーナビにセットしたら、目的地まで51kmで所要時間は2:05と告げられた。所要時間はカーナビが2:05というなら1:30位かな。

4:30に自宅発。外気温26度。航続可能距離267km。

国道208号に出る頃には空が白み始めてきた。

いつもなら植木で国道208号から裏道に入るが、今回はカーナビの提示するルート通りに走ってみた。国道208号から県道30号、県道49号、国道325号で道の駅 旭志へ。いつも使っている裏道経由より3.5kmほど距離が長かった。

5:19に道の駅 旭志着。走行距離35.3km、燃費27.3km/L、平均車速40km/h、走行時間0:53、EV走行距離20,9km(59%)、航続可能距離228km、外気温24度。高度112m。

ここの道の駅はトイレの改修前はトイレにスズメが入り込んで巣を作っていたが、改修後には居なくなった。かわりにツバメがトイレの雨どいのパイプの上に巣を作っていた。

車を出そうとしたときに助手席の方で何か落ちたような感じだった。確かめるために助手席の下の方に手を伸ばすと腕にトカゲが落ちてきた。ヤモリだったら捕まえて連れて帰るが、トカゲはあまり好きじゃないので旭志に移住させることにして、腕に載せたままゆっくりと動いて、車の外に放した。前回車を使ったのは7/24でそれから暑い夏の車内で生き延びられるとは思えないので今朝荷物を積み込むときに車内に入ってしまったのだろう。

5:25に道の駅 旭志発。

四季の里 旭志の手前でヒグラシの鳴く声が聞えてきた。ヒグラシは四季の里 旭志の少し先に車を進めるまで鳴き声が聞えていた。ヒグラシの鳴き声を聞いたのは今年初めて。7/31にツクツクボウシの鳴き声を聞いたのだが、ヒグラシより先にツクツクボウシの鳴き声を聞くとは思わなかった。

早い時間なので森林コース登山口には車は停っていなかった。四季の里 旭志の手前に十字路のところに「鞍岳山 駐車場 200m」という標識があるが、そこから森林コース登山口まで1.2km程なので、十字路の標識の駐車場は四季の里 旭志の駐車場のことだろう。鞍岳登山のために四季の里 旭志の駐車場を利用しても良いということか。

5:52に第二駐車場着。走行距離51.6km、燃費18.7km/L、平均車速38km/h、走行時間12:21、EV走行距離25.8km(50%)、航続可能距離215km、外気温20度。高度1,007m。

第一駐車場にも車は無かったが、第二駐車場にも停めてある車はなかった。

第二駐車場〜子岳

朝露でズボンがぐっしょりと濡れそうなので子岳はパスしようと思っていたが、第二駐車場からの登りで朝露が思ったほどでも無かったので子岳も同じ程度だろうと思い行くことにした。上の方の分岐から子岳に向かったが、思惑ははずれ、ぐっしょりとズボンが濡れた。下の方の分岐から上れば下草が生えている場所の距離が短いのでそちらから行けばよかった。

この日は八代海、有明海の方が少し霞んでいたが、わりと遠くまで見えていた。八代、宇土半島、長洲の造船所のクレーンが見えた。雲仙は見えるが長崎の北の方や佐賀の方は見えなかった。阿蘇山、九重山も良く見えた。景色を眺めていると下の方からヒグラシの鳴き声が聞えてきた。

子岳〜女岳

下草の生えている距離が短い下の方の分岐まで戻り、女岳に登り返した。途中の道を左に曲がり最短距離で女岳へ。鞍部へ向かう道は途中が滑りやすい土の道だが、こちらは腐食質の土の道で登りやすい。女岳に着いた後はとりあえず反射板の跡地まで行ってから鞍岳へ向かった。

女岳〜鞍岳

鞍岳の山頂で景色を見ながら軽く食事。子岳では雲仙に少し雲がかかっていたが、鞍岳まで来たらとれていた。長崎方面で見えていたのは雲仙だけで雲仙より北の方の山は見えなかった。この日は釈迦岳のレーダードームが肉眼で確認できた。

山頂に居る間に車帰の風力発電所のあたりに雲が湧いてきて滝雲になっていた。雲は阿蘇市側から大津町側へ流れていた。

阿蘇のカルデラの内側に雲海は無かったが、高森町の外輪山の外側、竹田、高千穂のあたりは雲海になっていた。

鞍岳〜ツームシ山

最短のルートでツームシ山へ。こちらの道を歩くのは久しぶり。途中で小さなアカガエルを見かけた。

ツームシ山に近づくにつれ、森の中からヒグラシの鳴き声が聞えるようになった。さらにツームシ山に近づくとユウスゲの花を見かけるようになった。

ツームシ山は日差しで暑かったのでさっさと下山開始。

ツームシ山〜第二駐車場

下りの途中で左の方に赤テープがあるのを見つけたのでそちらを歩いてみることにした。この道は山小屋(跡)、第二駐車場の案内図に載っている道でそのうち歩こうとは思っていた。

途中で「林道 造林小屋」と書かれた道標。字は薄くかなり読みにくくなっていた。その道標通りに行けば、リョウブの森の山小屋(跡)への分岐に出るのは分かっていたが、更に下の方へ赤テープが続いていた。この道は歩いたことがなかったので赤テープを辿ることにした。

しばらく下ると沢があり、何度か徒渉するようになった。更に下ると下草が生えていて踏み跡が分かりにくくなってきた。下の方は踏み跡が分かりにくい上に赤テープも少なく道が分かりにくい場所が2箇所ほどあった。1箇所目で引き返そうかと思ったが、そのまま突っ込み、何とか赤テープを見つけた。2箇所目ではとうとう道が分からなくなった。牛の鳴き声が聞えてくるので下の牧草地が近いのが分かるし、そこまで来ておいて引き返すのは面倒だ。スマートフォンに入れてある自分でカスタマイズした地図を見たらミヤマの丘が近いのでGPSを頼りにミヤマの丘まで藪の薄いところを歩いた。

下の牧野に近いところのツームシ山の道標の辺りも少し藪っていた。ツームシ山の南側の下の方の知らない道を歩くときはもう少し藪が薄い時に歩くべきだった。

林道を歩いて第二駐車場へ。林道の途中で左に入る山道があるが、この道も赤テープ頼りで踏み跡をたどる道。赤テープを辿るのはもう嫌なので林道をそのまま歩いた。

山小屋(跡)の所の案内図で見てみると今回はマユミの広場の北側の道を降りてきたようだ。

林道の途中でアナグマに遭遇した。ツームシ山からの下りでも聞えていたが、林道を歩いている間もヒグラシの鳴き声が聞えていた。

林道の途中でトンボと遭遇。初めはただのムギワラトンボかと思ったが、良く見ると日の光で金色っぽく見えた。後で調べてみたらキイロサナエというトンボだった。

コースタイム

トラックログ

10:08に第二駐車場発。

第一駐車場に車が1台停っていたが、登山という感じではなかった。バックドアが開いていたので車を停めて涼みながら休憩中?

林道を走行中にすれ違った車3台。内2台は軽だったが、すれ違いの出来ないところだったので、1台はこちらがバックし、もう1台はバックしてもらった。残りの1台のセダンはすれ違いの出来る場所だった。

森林コース登山口付近には3台車が停っていた。

寄り道はしないで帰るつもりだったが、時間も早いので湯舟の堤に寄ることにした。

10:40に湯舟の堤着。走行距離66.4km、燃費22.1km/L、平均車速35km/h、走行時間1:54、EV走行距離35.1km(53%)、航続可能距離185km、外気温30度。高度204m。

釣り人が2人居て、釣りの準備をしていた。ここの溜池にはフナ、コイ、ブラックバスが居るらしいが、格好からしてフナ、コイ狙いのようだ。

10:46に湯舟の堤発。

ついでなので国道325へ向かう途中にあるホタルの電灯を見ていくことにした。この電灯は矢後川に架かる橋のところにある。残念ながら壊れていて点灯はしないらしい。

川を挟んでホタルの電灯の反対側には丸い色付き玉の電灯。こちらは何を表しているのだろうか?

橋の銘板を見ると「あさひはし」とあった。「あさひ」はどんな字だろうと思ったので反対側の銘板は漢字で書いてあるだろうと思って見てみたが、「あさひ橋」だったので平仮名で「あさひ」のようだ。

橋の銘板の「矢後川」と書かれたものにはホタルが2匹。他の銘板もそうだが、こういうデザインを施された銘板は最近ではあまり見ない気がする。

橋の欄干にはレリーフがあった。バックの山は鞍岳のようだ。

国道325号でカーナビのルートを無視して合志川沿いの道へ左折。こちらの方が交通量が少ないので走りやすい。泗水のあたりで車の外気温表示は34、35度くらい。

ガソリンの残量が少なくなってきたので玉東町で給油。航続可能距離は給油前が147km、給油後は817km。暑くなる日だということはわかっていたが、ガソリンスタンドは気温が32度で泗水の方よりやや涼しかった。

12:04に自宅着。走行距離104.2km、燃費25.1km/L、平均車速34km/h、走行時間3:03、EV走行距離60.3km(58%)、航続可能距離809km、外気温35度。車の総走行距離32,236km。

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