椿山

椿山森林公園〜椿山〜椿山森林公園 2021/7/13

暑い時期はあまり山に登りたくは無いが、天気も良さそうだし、体を動かしておかないと腰の調子が悪くなりそうなので(先週末あたりから少しヤバそう)、運動のために登りに行くことにした。

7/13(火)

5:27に自宅発。外気温25度。航続可能距離562km。

目覚ましのアラームを間違えて1時間遅くセットしてしまったので遅い出発になった。既に明るかった。いつもより出発は遅かったが、交通量はいつもと同じか少ないくらいだったのは少し意外だった。

有明海沿岸道路は7/15〜8/6の夜間(21:00〜6:00)通行止と電光掲示で出ていた。調べてみたら、この期間で大牟田北IC〜高田IC、大牟田IC〜大牟田北IC、大和南IC〜三橋ICで段階的に通行止になるらしい。

家を出る前は結構雲があったが、家を出る頃には雲はかなり減ってきていて、晴れていた。有明海沿岸道路を走っている時に前方を見ると佐賀、福岡上空は灰色の雲が覆っていた。天気予報では唐津市は1日晴れだったが、朝のうちは曇っているかも。

佐賀市街で気温26度だった。単純計算だと椿山池森林公園のあたりは23度位になるが、降りてくるまでに25度を越えそう。

佐賀大和ICの近くの電光掲示だと小城PAは雨。空の感じからして降っていそうだとは思っていたが、やはり降っていた。長崎自動車道を越えたら路面が濡れていた。この先は雨かと思っていたら、車を走らせるうちに路面が乾いてきた。道の駅の手前でフロントグラスに小さな雨粒が落ちてきた。だが、この後は雨にあわなかった。

6:46に道の駅 大和着。走行距離66.5km、燃費27.0km/L、平均車速49km/h、走行時間1:21、EV走行距離20.9km(31%)、航続可能距離480km、外気温25度。高度38m。6:56発。

空の様子だと山の方は天気が悪そうなので唐津でも海に近い方にいった方が良さそうだとか、プランBで何か別の山も考えておいた方が良かったとか思いながら車を進めていた。そんなことを考えながら進んでいくと熊の川温泉のあたりで青空が見え始めた。

国道323号沿いの道の脇に生えているネムノキの花が満開。

カーナビの提示するルートを走っていたが、古湯温泉から県道278号を走るものと思っていたら、県道37号経由のルートだった。Googleマップで調べたときは県道278号経由だったのでそちらの方が早いかもとは思ったが、戻るのも面倒なのでそのまま進んだ。

37号に入ったので鎌原の水で水を汲んでいこうかと思ったが、復路には佐用の湧水があるし登山開始が遅くなるのでやめておいた。

唐津市に入った少し後で気温を見たら23度だった。目的地は標高が少し上がるのでもう少し涼しいかも。

途中で右折し、厳木川沿いの道を上がっていった。市道らしく林道のような感じの道。後で調べてみたらカーナビの指示を無視して、県道276号を使えばもっと走りやすい道だったようだ。

鳥巣の集落を抜けて、もう少しで到着だけど、こんなところに公園があるの?といった感じの場所を走っていった。別荘らしき建物がある場所を抜けるとすぐに公園の駐車場に到着した。

7:33に椿山森林公園駐車場着。走行距離95.1km、燃費22.3km/L、平均車速48km/h、走行時間1:59、EV走行距離28.4km(30%)、航続可能距離440km、外気温23度。高度621m。

椿山森林公園〜椿山

七山村って七つ山があるから七山村だろうと思って笛岳・亀岳に登った後に調べたらやはりそうで、十坊山、浮岳、女岳、岩屋山、穀地蔵山、笛岳、亀岳と今回登る椿山に囲まれているから七山なのだそうだ。岩屋山、穀地蔵山は道は無いらしい。

駐車場に「椿山生活環境保全林案内図」があり、この図だとこの近辺は公園として遊歩道が整備されているようだ。公園名を示すようなものは歩いた範囲では見つからなかった。Googleマップで椿山溜池公園となっていたのでそういう名前だと思っていたが、実は椿山森林公園が正しいらしい。佐賀県のホームページや佐賀フィルムコミッションのホームページにはそう書かれている。

「椿山生活環境保全林案内図」の右端には保安林制度100年と書かれていた。調べてみると保安林制度の基となっている旧森林法の制定が1897年ということなので1997年頃に整備された公園なのだろう。

椿山溜池は旧七山村かと思ったら「椿山生活環境保全林案内図」だと旧浜玉町だった。だが椿山の山頂あたりは旧七山村らしい。

まずは溜池を反時計回りに車道歩き。途中にコウホネが咲いていた。途中に「椿山生活環境保全林案内図」にのっていた遊歩道らしき道を見かけたが、藪っていそう。途中でコウホネの花が咲いているのを見かけた。

舗装道が分岐する手前に石碑があり、それによるとこの椿山溜池は太平洋戦争中に作られたとのこと。

まず反時計回りに椿山溜池を歩いたのは溜池の西側の登山口とは別に北側に登山口があるようなのでそれを確かめるため。15分弱ほど歩くとその場所(33.406197,130.104600のあたり)に到着した。Googleストリートビュー(撮影日 2013/3)では登山口の標識があったのだが、標識の板は無くなっており、ツタに覆われた標柱だけが残っていた。標柱の後ろに草に覆われた道らしきものがあった。突っ込んでいこうか行くまいかと迷ったが、この日はストックを持ってくるのを忘れたのでやめておいた。草をかき分けて歩くにはストックがないと少し大変。

さらに5分ほど歩くともう一つの登山口に到着。道標によると山頂まで30分。他に何か書いてあったが朽ちかけていて読みにくい。はじめは「兵土山出会」と読めて地名か何かかと思ったが、良く見てみると「浜玉山岳会」と書いてあった。ここから山頂までのは歩きやすい道が続いていた。

歩き出してすぐのところでアカガエルが跳ねた。アカガエルは山頂までの間に何度も見かけた。

気温はそれほど高くないのだが、林の中に入ると湿度が高く、汗がジワッと出てきた。

地面から何やら白い物が生えているのを見つけた。後で調べたら、シロソウメンタケと言うらしい。ムーミンに出てきたニョロニョロを思い出させる形状だ。

5分弱歩くと登山道を示す緑色の道標があった。ここまで道は北西に向かっていたが、ここからは北北西へ向かっていく。どうやら椿山溜池の北側の登山口からの道はここ(33.405206,130.103061)で合流するようだ。その道らしき場所は草で結構藪っていた。航空写真で見た感じだと道がありそうなのだが、そこの藪り方からするとずっと藪歩きだろう。

途中で背中に白斑が入った茶色いハンミョウを見かけた。羽が湿っていて飛べないようで地面を歩いて逃げていった。他にも山頂までに茶色いハンミョウを見かけた。この茶色いハンミョウは下りでも結構見かけた。

登山口から20分強で三角点に到着。ここからは十坊山と浮岳が木々の間から見えた。山頂を示す道標があったので更に先に進んだ。

三角点から5分弱で山頂に到着。山頂からは唐津湾と十坊山、浮岳の眺めが良かった。少しだけ手前の木が邪魔だが以前に登った鏡山も見えた。

椿山の名前の由来はかつては山頂にツバキが群生していたからというが、今では植林になっており少し味気ない。ツバキは北側の登山口から西側の登山口へ歩いた車道の脇に生えているのを見かけただけだった。

椿山〜椿山森林公園

山頂の開けた辺りは日差しが暑いので早々に下山を開始。

三角点の少し先の岩の所から山が見えたが、これはもしかしたら前回登った笛岳と亀岳かもと思った。帰ってから確認してみるとやはり笛岳と亀岳だった。

椿山溜池の堰堤ではネジバナが咲いていた。山の中の溜池って何かのどかな雰囲気を感じる。

駐車場へ戻る途中のふれあい広場の遊具のそばのネムノキが満開。山の中の静かな良い公園なのだが、来る人が居なくて整備が十分ではないため遊具は壊れかけているようで、立ち入り禁止になっていた。

山に登るときには最近は安い速乾Tシャツを着ていたが、今回はダクロンのTシャツを着てきた。安い速乾Tシャツよりダクロンの方が速乾性が高いかと思ったのだが、降りてきたら汗でビッショリで別のTシャツを着替えた。着てきたTシャツはかなり古いものなのでもしかしたら最近の安い速乾Tシャツの方が速乾性が高いのかも。これからは暑い時期でも安い速乾Tシャツにするか。でもダクロン(その前身のオーロン)とかの綿のような柔らかい肌触りの方が最近の速乾素材のサラサラ感のある肌触りよりは好きなんだよなぁ。

コースタイム

トラックログ

9:15に椿山森林公園発。

椿山だけでは少し歩き足りないだろうから椿山の後は通石山も登るつもりだった。だが気温が少し上がって来ており、暑い中を登るのは嫌なので登るか登るまいか迷いつつも通石山へ向かった。

通石山に続く

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