笛岳・亀岳

樫原湿原駐車場〜笛岳〜亀岳〜樫原湿原駐車場 2021/6/21

6/21(月)

昨日まで気付かなかったが、今日は夏至だった。

4:05に自宅発。外気温19度。航続可能距離800km。

日の出くらいから歩き出せば人に会うまいということで最初は日の出のころに到着するつもりだった。でも樫原湿原までの道が初めて走る道なので明るくなってから景色を見ながら走りたいということで日の出のころに道の駅 大和に着くように出ようと思っていながら少し出遅れた。

県道347号から国道501号へ通じる道が出来たのでそちらを走ってみた。国道501号経由だと距離は4kmちょっと長くなるが国道501号は直線でスピードが出せるので時間はあまり変わらないかと思ったけど、こちらの方が少しだけ時間がかかるようだ。国道501号に入ってすぐに東の空が白み始めているのに気付いた。

三池港ICより有明海沿岸道路に入り、大野島ICで降りた。三池港ICからのるときに前をトラックが走っていたが、すごくかっ飛ばしていてあっと言う間にぶっちぎられた。この道は制限速度が60キロだけど、こちらもお巡りさんがいたら怒られるようなスピードを出していたのに。

5:16に今日の佐賀市の日の出時刻はは5:10だと思いだし、右の方を見ると太陽が昇って来ていた。

5:22に道の駅 大和着。走行距離71.2km、燃費26.7km/L、平均車速54km/h、走行時間1:18、EV走行距離21.1km(29%)、航続可能距離728km、外気温17度。

到着は5時半以降だと思っていたが、思っていたより早く着いた。有明海沿岸道路で少し飛ばしすぎ。

Tシャツで丁度良い感じだったが、さらに標高が高いところに行くのでここで長袖シャツを着ておいた。

5:37に道の駅 大和発。

国道323号を走っているとネムノキが花を咲かせていた。

国道323号では途中に御手洗の滝というのがあるがそのうち寄りたいと思いながら寄っていない。駐車場所は無いようで滝のそばの道幅の広いところに路駐するしかないようだ。

国道323号の古湯温泉トンネルを抜けたところで樫原湿原の標識に従い県道278号へ左折、県道278号から右折するところにも標識があるので樫原湿原までの道はわかりやすかった。

県道278号へ左折したあたりは何となく見覚えがあった。そういえば古湯にある城山に登るのに駐車可能な場所を調べるためにGoogleストリートビューで調べたことがあった。城山にはまだ登りに来ていないが、そのうち登りに来よう。

6:02に樫原湿原駐車場着。走行距離89.5km、燃費23.2km/L、平均車速51km/h、走行時間1:46、EV走行距離27.3km(30%)、航続可能距離709km、外気温14度。高度587m。

樫原湿原駐車場〜笛岳登山口〜笛岳〜笛岳登山口

駐車場を出てすぐの林道を左へ。駐車場に車を停めたときからラジオみたいな音が聞えるなと思ったら、音の発生源は林道の横のビニールハウスだった。多分獣除けでずっと鳴らしっぱなしなのだろう。

少し歩いたところで車のロックをした記憶がなかったので駐車場に戻って確かめたがロックしてあった。車のロックって機械的にやっているから記憶に残らないんだよなぁ。

林道を少し歩いて周りに木が生えている場所に入った途端に空気が生ぬるく感じた。駐車場では長袖シャツで丁度よいくらいの気温だったが、この生ぬるい空気だとTシャツでも良さそう。

道の脇にギボウシが咲いていた。ギボウシはこのあともよく見かけたが、花が咲いていたのはこの1株だけだった。

林の中に箱罠があるのを見かけた。樫原湿原に来る途中でも車の中からイノシシが掘り返したような穴を見かけたのでイノシシの罠だろう。

駐車場から30分ほどで笛岳の登山口に到着。もう少し時間がかかるものと思っていたがあっけなく着いた。

登山口から歩き出してすぐにイトトンボが飛んでいた。歩き出しは杉の落ち葉で柔らかい歩きやすい道だったが、少し歩くと普通の山道になった。

足下で何か跳ねていると思ったら、チビアカガエルだった。結構アオキが生えていた。途中でドクダミが花を咲かせていた。この位の標高のところにドクダミが生えているとは思わなかった。

15分程で山頂の石塔が見えてきた。山頂までは思っていた以上にあっけなかった。石塔の少し先に三角点があり、更に少し先まで進むと唐津湾の展望があった。

笛岳登山口〜亀岳登山口〜亀岳

笛岳登山口まで降りたところで水分補給を兼ねて休憩。登りでは長袖シャツをロールアップしたが、ここで脱いでザックにしまった。

途中からショートカットルートを通って亀岳に向かった。ショートカットルートは最初の方は鉄塔巡視路でまあまあの道。鉄塔巡視路から別れたあたりからやや藪ってきた。どうやら道は山端集落への送電線にほぼ沿っているようで所々で電柱と電線を見かけた。集落に近くなるにつれ荒れ方が増してきた。

集落が見えてきたところで失敗した。見えてきた集落の家に気を取られて道を外したようだ。少し藪漕ぎをして道らしきところに戻った。少し歩くと田ん圃に着いたのだが田ん圃の右側、左側どちらに行ってよいのか分からない。道は電柱沿いだろうと考え電柱のある右に行ったのが大間違い。途中から草原で足下が見えない上にイノシシが掘り返したらしき穴まであった。草に付いた露でぐっしょりとズボンを濡らしてやっと道にたどり着いた。

最近はザックはオスプレイのケストレル58を使っていたが、今回は身軽に歩こうということでグレゴリーのデイアンドハーフパックを背負ってきた。ケストレル58だと少し余計に装備を入れているので11, 2kg位だが、今回は8kg程度。ショートカットの途中からの荒れた道や藪漕ぎをしたことを考えるとこのザックにしておいてよかった。残暑の頃が過ぎて秋になるまではこのザックで歩こう。

集落からは舗装林道の歩き。途中の民家ではツツジがまだ咲いていた。平地よりかなり涼しいのだろう。

舗装道の歩きは味気なく、笛岳の登りよりきつく感じた。途中の分岐で右に折れ、コンクリート舗装の道へ。事前に見たGoogleストリートビュー(撮影日は2013/3)では分岐の所に道標があったが、道標は朽ちた木の柱と化していた。

途中にあった案内板だとこのあたりの広葉樹林は人工林のようだ。

コンクリートの舗装道が終わって土の道になったところにベンチがあった。ベンチの先から道がやや急になった。笛岳より急に感じた。でも、階段が整備がされているので歩きやすかった。

少し歩くと岩があり岩の下に祠があった。ほんの少し歩くと岩の上の方に出て、岩の上には小さな鳥居が建っていた。鳥居の神額には「亀岳神社」と書かれていた。鳥居の向こうには唐津湾が見えた。

鳥居からほんの少し歩くと亀岳山頂。木々に囲まれて展望はなかった。登ってくる時には山頂で休憩しようと思っていたが、展望もないのでさっさと下って途中にあったベンチで休憩することにした。

亀岳〜亀岳登山口〜樫原湿原〜樫原湿原駐車場

岩の上の鳥居の所まで戻ってきた時にこの岩の先端の方へ行けば、少しは展望がありそうだと思ったけど、下には祠があり、上には鳥居がある岩なのでこれが御神体なのだろうと思ったのでやめておいた。

ベンチの少し手前で笛岳方面が見えた。

ベンチで少し水分補給を兼ねて休憩。何か食べようかとも思ったが、腹は減ってないし、この日は暑くなりそうなので早く下山したかったのですぐに出発。

途中の広葉樹林は結構な藪だ。それもそのはず、説明板だと1平方メートルに3本植樹したということだ。苗木を植えてよーいドンで生育させたら過密な森になり、条件が悪くて枯れる木が出てきて淘汰はされるのだろうけど、そんなやり方で健全な森に育つのだろうか? 森の木による蠱毒のようなもの?

登りの時に見たツツジが咲いている民家は雨戸が閉ざされていたので空き家のようだ。そこまで来る途中の道の脇にアジサイが植栽されていたが、ヒメジオンに埋もれかけていた。民家が空き家になる前は周りの草は刈り払われ、民家の主が道を通る度に目を楽しませていただろうアジサイが埋もれかけているのは何とももの悲しい。

集落から少し歩くと山間の田ん圃。静かな山里で聞えてくるのは小鳥の鳴き声だけというなんとものどかな雰囲気。

少し歩くと林の中の道となり涼しかった。道の脇を水が流れていたが、流れる水が無くなった途端に生暖かい空気が漂っていた。

やがて車で樫原湿原まで来るときに通った道に到達し、少し歩くと樫原湿原に着いた。

湿原の観察道を少し歩いた。観察路に入口にはマムシやスズメバチへの注意の案内があった。居るんじゃないかと思ったがやはりやはり奴(マムシ)がおるのか。幸いにもこの日見たのは山端集落でカラスヘビだけ。

湿原は花の少ない時期のようで見ることが出来た花はカキラン、ヌマトラノオ、ユウスゲなど。トキソウも見かけたけど4m位離れたところで咲いていたのでよく見えなかった。湿原を覆っている浮き葉はてっきりヒツジグサかと思ったいたが、よく見ると花を咲かせていて、その花からジュンサイだと分かった。ジュンサイの花は初めて見た。ジュンサイの方が圧倒的に多くてヒツジグサは少ししかないようだった。

観察道の入口の湿原の案内板があるところに行くと近くに辨才天と書かれた鳥居があった。この辺の山って弁天様を祀っている山が多いようだ。湿原はもっと歩ける道があるようだったが、あまり花も咲いていそうにないので歩かずに駐車場に戻ることにした。

駐車場に戻る途中の道の脇の溜め池と空がなんともよい雰囲気を醸し出していた。

駐車場には自分の車の他に5台の車が停めてあった。1台の車は笛岳へ出かける準備をしているときにやって来た車でてっきり地元の人の車だろうと思っていたが、まだ停めてあり、ナンバーも久留米ナンバーだったので違っていたようだ。他に佐賀ナンバーと福岡ナンバーが2台ずつ停めてあった。

この日のズボンはコロンビアの"Silver Ridge Cargo Pants"を履いていた。暑い季節用のズボンは他にも持ってはいたものの涼しさが今一つだった。同じくコロンビアのSilver Ridge Shirtは以前に入手して使っていたがこれは暑い季節でも割と快適だったのでズボンの方も買ってみた。この日に初めて履いたが、結構快適だった。このあと、家に帰るまでに暑い場所に寄り道もしたが、暑くは感じなかったので、夏の暑い時期もこれで大丈夫そう。

時間も早いので腹は減っていなかったが、運転中に空腹になるだろうから駐車場で少し食事。まさか山を歩いているときではなく駐車場で食うとは思わなかった。駐車場の近くにネムノキが生えていたが、花は咲いていなかった。笛岳の登山口のあたりでも見かけたが、そちらも同様。咲いていたのは国道323号を走っている時に見かけたネムノキだけdだった。食事をしているときにふと車の車検シールを見ると今年が車検。

コースタイム

トラックログ

9:58に樫原湿原駐車場発。

県道34号で道の駅 厳木へ降りるのだが、駐車場を出てすぐのところの道路標識に厳木と書いてあった。笛岳に歩き出すときにもこれには気付いたが、なんとなく遠回りのような気がしたので駐車場を出る前にカーナビで調べてみたら、標識に従うと少し遠回りで、来た道を戻る方が近いようだ。

駐車場は涼しかったのに少し走ったら暑くなってきたのでエアコンオン。

県道278号へ入り、途中の杉山の集落で厳木・市川を示す道路標識があった。カーナビの示すルートはこのまま直進だし、市川とか言われてもこのあたりの土地勘がなくて、千葉県の市川しか知らないからそのまま直進したが、右へ行く道の少し先に「広域」なんとかと書かれた標識が見えた。大抵の場合は「広域」なんとかは近道になることが多し、このあたりには北天グリーンロードという広域農道があるのでUターンして、その道へ入った。「広域」なんとかは北天グリーンロードではなく「広域基幹林道 佐賀北部線」だった。でも、曲がるときに天山スキー場の方向を示す標識もあったのでこの道を行くことにした。後で調べてみたらそこで曲がらずに道なりに行ってから、北天グリーンロードに入った方が所要時間は短かったようだ。だが、県道37号までは走りやすい舗装林道と言った感じの道だし、対向車もほぼなかったので割と走りやすかった。

県道37号の天山スキー場への古湯側の道の分岐から、天山スキー場への厳木側の道の分岐までは走ったことが無かったが、今回走ったことで県道37号は全線走ったことになるようだ。

10:25に佐用の湧水着。走行距離104.3km、燃費24.4km/L、平均車速47km/h、走行時間2:14、EV走行距離35.2km(34%)、航続可能距離686km、外気温24度。高度218m。

湧水は厳木ダムのダム湖の上流側の端の方にあった。湧水の先の方に車が停まっていたのでそちらが湧水かと思って行きかけたが、何となく違うと思って停止したら、手前の方に湧水が見えたのでバックして戻った。湧水のそばにあった案内図によると先にあるのはキャンプ場だった。静かでのんびりキャンプするには良さそうな場所だと思った。湧水は天山揚水発電所のトンネルからの湧水だそうだ。

道の駅 厳木で佐用姫像を見て、それがきっかけで鏡山に行って、そこの方位盤に書いてあった笛岳が気になって今回登りに来た。その帰りに佐用の湧水に寄り、すぐそばのダム湖はさよの湖だ。佐用姫つながりでそのうち衣干山にでも行ってみよう。

10:33に佐用の湧水発。

10:42に道の駅 厳木へ着。走行距離110.2km、燃費25.5km/L、平均車速46km/h、走行時間2:24、EV走行距離39.4km(36%)、航続可能距離683km、外気温26度。高度76m。

カステラ、海産物、木屋のいかさし柚子こしょう、たこのじゃん辛等を購入。

11:13に道の駅 厳木発。

羊羹を買うために小城の桜月堂へ。

11:36に桜月堂着。走行距離124.7km、燃費25.7km/L、平均車速46km/h、走行時間2:47、EV走行距離48.0km(38%)、航続可能距離678km、外気温31度。高度23m。11:51発。

樫原湿原の駐車場から出る時点でそうなるのではないかと思っていたが、桜月堂を12時前に出発できたので、みやき町、吉野ヶ里方面に寄り道することにした。

12:10に道の駅 大和着。走行距離137.3km、燃費26.1km/L、平均車速44km/h、走行時間3:06、EV走行距離56.0km(41%)、航続可能距離674km、外気温32度。高度41m。

鯉濃、西川の刺身こんにゃく、木屋の一汐めざし等を購入。

12:36に道の駅 大和発。

途中にあるので湯葉を買うのに梅の花 おしとり神崎店に寄ることにした。

13:00に梅の花 おしとり神崎店着。走行距離152.5km、燃費26.2km/L、平均車速43km/h、走行時間3:33、EV走行距離63.9km(42%)、航続可能距離661km、外気温32度。高度34m。13:17発。

13:32に道の駅 吉野ヶ里着。走行距離163.4km、燃費25.1km/L、平均車速43km/h、走行時間3:50、EV走行距離67.3km(41%)、航続可能距離652km、外気温28度。高度320m。

ここの道の駅は少し高いところにあるから下より涼しかった。のまんばビール、吉野ガーリック、冷たい飲料などを購入。吉野ガーリックは今週の土曜に放送の「満天 青空レストラン」で紹介されるというので話の種に買ってみた。TV放送が終わったらすぐに品切れになるのだろうけど、放送前なのでまだ沢山売られていた。

14:53に道の駅 吉野ヶ里発。

ぼたもちを買いにみやき町の橋本屋へ。

14:05に橋本屋着。走行距離172.6km、燃費25.8km/L、平均車速43km/h、走行時間4:03、EV走行距離70.3km(41%)、航続可能距離653km、外気温31度。高度56m。14:09発。

14:16にみつせ鶏本舗着。走行距離175.9km、燃費25.8km/L、平均車速42km/h、走行時間4:10、EV走行距離71.6km(41%)、航続可能距離630km、外気温32度。高度30m。

道の駅 吉野ヶ里でのまんばビールを買った以上はビールのつまみを買わねばなるまいとここに来た。レンジで調理できる砂肝等を購入。

14:27にみつせ鶏本舗発。

目達原駐屯地の前を通ってスーパーモリナガの裏から国道385号へ。国道385号は県道34号の交差点の手前で少し詰まり気味なるからこちらを通った方が少し速いような気がする。

暑いので道の駅 吉野ヶ里で冷たい飲み物を買っておいたのは正解。暑いときの車の運転は体にこたえる。途中にトライアル 千代田店があるのでそこで買ってもよかったのだが、トライアルの店内は広くて、冷房が効いているとはいえ広い店内を歩くのもイヤだったので道の駅で買った。

みつせ鶏本舗を出た後からカーナビが久留米に近い方の道を押してきていた。久留米に近い方は交通量が多いからいつも通り、国道385号で帰るつもりだったのだが、385号がいつもより車が多く、流れが悪かったので筑後川の手前でカーナビに従ってみた。どこを通るのかと思ったら県道15号、県道83号だった。城島あたりは宅地でスピードが出せないので、これだったら国道385号で行って有明海沿岸道路に柳川東ICで乗るか、筑後川を渡ってから県道99号へ左折してから県道83号へ入った方が速かったと思う。何故かこのカーナビは柳川近辺では有明海沿岸道路にのせたがらない。

15:19に道の駅 みやま着。走行距離205.8km、燃費26km/L、平均車速41km/h、走行時間5:03、EV走行距離88.5km(43%)、航続可能距離601km、外気温34度。高度6m。

いつものごとく海産物等を購入。

暑さのため運転中に眠気が来るかもしれないのと、冷たい飲み物でも飲みつつ行かないと参りそうなので道の駅の隣のセブン−イレブンへ。家から持ってきたコーヒーはまだ残っていたがカフェラテと冷たい飲み物としてゆずレモンサイダーを購入。結局この後、九州道の横を走るくらいから雲が太陽の日差しを遮るようになり、運転が楽になったので飲み物は買わなくてもよかったかもと思ったのだが、まあそれは結果論だ。

15:51に道の駅 みやま発。

16:41に自宅着。走行距離236.7km、燃費26.7km/L、平均車速40km/h、走行時間5:55、EV走行距離107.5km(45%)、航続可能距離571km、外気温32度。車の総走行距離31,896km。

今回は暑さのせいか佐賀県内では道が空いていた。

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