城山
八女市役所矢部支所〜惣見〜城山〜城山登山口〜八女市役所矢部支所 2020/10/7秋には栗と言うことで矢部村まで行って城山に登って、帰りに栗饅頭を買ってくることにした。秋には御前岳・釈迦岳に登ろうと思っていたが、登るのが楽な城山に登ることにした。前回城山に登ったときのGPSのログが少しおかしくて気になったこともあるし。
10/7(水)
今回は目的地が近いこともあり遅めの出発。
6:55に自宅発。外気温15度。航続可能距離525km。
玉名市内の菊池川の土手の道路で前の方に山が見えた。津江のあたりの山だろうと思って帰ってから調べてみたが、石割岳、文字岳、御前岳、釈迦岳あたりが見えていたらしい。
10分、4km程走ったところでトリップメーターのリセットを忘れていたのに気付いてリセット。
7:31にトライアル 山鹿店着。走行距離16.5(+4)kmkm、燃費30.7km/L、平均車速38km/h、走行時間0:26(+0:10)、EV走行距離10.2km(62%)、航続可能距離503km、外気温15度。高度35m。
前回、前々回の山行の時に売りきれて買えなかったフランソアの"クリームチーズと果実フランス"等を食料として調達。前回、前々回に入手できなかったのは、前日に売りきれたら、早い時間だとは品出し前で買えなかったということらしい。前回売りきれていた山行中のおやつの三幸製菓の"堅くてうまい柿の種 黒胡椒味"も購入。
7:47にトライアル 山鹿店発。
県道13号の道沿いに植えてあるサクラの木の葉がすっかり落ちていた。おそらく台風の風のせいだろう。サクラは落葉していたが、柿や栗の木は葉が残っていた。
国道442号沿いの道の脇のススキが穂を伸ばしていた。伸び出したばかりで穂が開ききっていないので少し赤みがかっていた。国道442号では所々で風が強く吹いている場所があり、山に登っているときに風が強いのではないかと少しだけ心配になった。
8:32に矢部村特産物共同販売所 出逢着。走行距離48.9(+4)km、燃費25.5km/L、平均車速41km/h、走行時間1:11(+0:10)、EV走行距離27.1km(55%)、航続可能距離466km、外気温18度。高度318m。
栗饅頭を予約して、代金を支払っておいた。今年は栗の材料不足で栗とヨモギのミックスのパックしかないそうだ。家で栗とヨモギを3パックずつ買ってこいと言われていたのでミックスを6パック買えば栗とヨモギが半々なので問題はない。
8:37に矢部村特産物共同販売所 出逢発。
8:46に八女市役所矢部支所着。走行距離53.5(+4)km、燃費25.5km/L、平均車速40km/h、走行時間1:20(+0:10)、EV走行距離29.8km(56%)、航続可能距離457km、外気温18度。高度359m。
矢部支所の駐車場は半分に仕切ってあって、半分にはトラックとかが停っていて使えないようになっていた。
八女市役所矢部支所〜林道分岐(惣見)
矢部支所の駐車場から山の方を見ると城山の電波塔の上の方が見えた。ここから歩くのは3度目だが電波塔がここから見えるのは知らなかった。
来る途中で目に入ったが、小学校の校舎に入口に「ありがとう 矢部小学校 147年の清き理想と心は永遠に」と書かれていた。中学校のところに「祝開校 矢部清流学園」と書かれていのも見かけた。小学校、中学校が合併したようだ。帰ってから調べてみたら、今年の3月で矢部小、矢部中が閉校し、4月に小中一貫校の矢部清流学園が開校したとのこと。
矢部川を眺めながら歩いているとキセキレイやアオサギが飛んでいた。
中学校まで来ると入口に「ありがとう 矢部中学校 望み明るく豊かに生きる礎の73年」、「祝開校 矢部清流学園 地域を愛し未来を開く 新しい伝統のはじまり」と書かれ居ていた。中学校の方は小学校の半分の歴史なのね。
前回に来たときは「奥八女別邸やべのもり」の矢部川に面した食堂らしきところで食事をしている人が見えたが、今回は時間が遅いので明かりも着いておらず誰もいなかった。でも、車はそこそこ停っているようだったので宿泊者は居た模様。
杣のさとを過ぎたあたりから桜の木があるが、付いている葉は茶色いか茶色がかった緑色だった。矢部川渓流公園に満開のキンモクセイがあったが、風向きのせいか香りはしてこなかった。
国道442号を30分弱ほど歩くと前門岳登山口を示す標識があるので標識に従い左折。左折してすぐのところに「正粉官山 臼の払風神道路 案内図」があり、城山の惣見からの登山道も載っている。この図で見たところ惣見からの林道の舗装は図が作られたときよりも延伸されているようだ。帰ってから案内図の写真を見て気付いたが、「天神山 風の神の宮」の説明に「幸運の風を招く佐賀綾部八幡宮の由来」とあった。綾部八幡宮は鷹取山・風天山に登ったときに寄ったが、隆信沙門が御祭神のうちの1柱として祭られており、隆信沙門は九千部山の名の由来に関わっている。色々とつながっているなぁ。
少し歩くと左に廃屋。作りが民家ではないので何の建物だろうと思ったが、入口のあたりに貼られていた標識からするにお茶の加工所だったようだ。
国道442号を左折したときに左側に見えていた川は水面までがかなり遠かったが、茶工房みらいのあたりまで来ると川面が近く泳いでいる魚が見えた。
臼の払地区集会所の先で少し強い風が吹いてきた。「風の神」が祭ってあるだけにこのあたりは風が強いようだ。
集会所から少し歩くと右に炭窯があった。炭窯は前回城山に登ったときにも惣見の分岐の先にもあった。
途中の分岐で左折。直進は「広域基幹林道」、左折は「古巣家」、「惣見」の標識がある。
分岐から10分ほど歩いたところに「全面通行止め 八女市役所」とかかれた看板が道の脇の方に置かれていた。「え゛っ、何だよ。ここまで来て通行止かよ」と思ったが、道をバリケードで通れなくしてあるわけでもないのでそのまま先へ行ってみることした。Googleストリートビューで見た限りではこの道のドンずまりの所に家があるようだし、人が歩いて通れないことはあるまいとは思った。駄目だったら引き返せばいいし。でも引き返すことになったら、その後にどこかに登りに行く気は起きないのでその時点で敗退は確定ではある。
全面通行止めの看板があった時点でちょっとした失敗をしたことに気付いた。令和2年豪雨の後に城山に登っている人がいるかを調べていなかった。防災無線の中継局があるくらいだから道が被災しても今まで放っておかれることは無いだろうとは思った。でも国道442号に未だに通行止箇所があり、鯛生金山の方から矢部村に降りて来れないくらいだから、被災していても復旧されてない可能性は大いにある。
惣見の分岐まで来たら伐採した木材が集積してあった。伐採のために通行止なのだろうか?
林道分岐(惣見)〜城山
惣見の分岐からはこちらの道が通れなかったらどうしようかと思いつつ歩いていたが、途中1箇所路肩が崩落していただけで、歩行には問題がなく、結果的には城山まで行くことが出来た。崩壊箇所はコンパクトカー位なら通れそうではあった。軽自動車が崩落を避けて通ったような泥の轍の跡が路面にはあった。でも車の重みでさらなる崩落が起きそうでとても車で通る気は起きない。
崩落箇所の少し先の畑に桃の木が数本植えられていた。野生動物に食われないのだろうか? 道路を挟んで畑の反対側にはイチョウが生えていた。これはおそらく上の方に生えていた大きなイチョウの子どもだろう。
畑の所の次のカーブで大きなイチョウ。前回来たときは日があまり当たっていなかったのでこんな日当たりが悪いところでよくここまで大きくなれたなと思ったが、今回は上の方に日が当たっていた。日が当たる時間帯もあるようだ。まわりに植林があるけど、植林の方が後で、元々は日当たりが良かったのかもしれない。前回はギンナンがたくさん落ちていて踏まずには歩けなかったけど、今回は少ししか落ちていなかった。
舗装が終わる手前のあたりで動力機械の音が聞えてきた。多分、伐採に関連した重機の音だろうけど、音のピッチは一定で重機にありがちな高低の変化は無く、ショベルカーにありがちなガコンガコンという音もなかった。ここまで来る間に時々、木々の間から見えた文字岳は中腹より下の伐採が進んでいた。でも、音はその辺りから聞えているようでは無かったように思う。
未舗装路が細くなり山道となる手前のあたりで下の方を見ると古巣家の集落が見えた。その少し上あたりにも集落が見えたが、あのあたりが臼の払だろう。
惣見の分岐から40分ほどで城山の山頂に到着。「正粉官山 臼の払風神道路 案内図」で徒歩で20分となっていたけど、道が未舗装になったあたりからの歩行時間がそれくらい。
山頂は電波塔が建っていたりするのでそんなに開けているという感じでは無いのだが、そこそこの展望がある。この日は石割岳、高取山、御前岳、釈迦岳あたりの近くの山は良く見え、遠くは井原山、脊振山あたりまで見ていた。木があるので山頂からは国見山、三国山、前門岳、文字岳は見えないが、惣見側に下ると三国山、前門岳は良く見える。国見山、文字岳も木々の間から見える。
山頂で食事。下の方では風があったが、山頂は風が無く、暖かい日差しを浴びてのんびりと出来た。食事をしていると選挙カーらしき音が聞えてきて、それに混じってトンビの鳴き声も聞えてきた。選挙カーの音が邪魔。
城山〜八女市役所矢部支所
山頂では風が無かったが、下りで少しだけ風が出てきた。
前回の10月に来たときもそうだったが、枯葉がカラカラに乾燥していて、道に積もっている枯葉が滑った。
小学校が下の方に見えていて、すぐに着けそうに見えるが見た目よりも時間がかかるのはこれまでに登った経験で分かっていた。近く見えてもまっすぐ小学校に向かって下っているわけでなく、その上斜面が少し急なので慎重に下らなければならないので見た目の1.5倍くらい時間がかかった。
最後のガレ場で12時のサイレンが鳴った。鳴るのがサイレンというのは味気ない。以前は矢部小学校のチャイムが聞えてきて、ほのぼのした気分になったものだが、そのチャイムももう聞くことは無い。
コースタイム
トラックログ
矢部村山系八名山のパンフレットに矢部支所の駐車場が利用可と書いてあるものの駐車場が半分しか使えないのに停めて迷惑にならないと良いがと思っていた。朝も駐車場はガラガラだったが、戻ってきた時もガラガラだった。職員の人の車らしいのが奥の方に停っていたが、それ以外は車を出そうとしているときに車が1台やって来ただけだった。朝の出発時も1台だけ車がやって来ていた。迷惑を懸念するほど一杯になることは無い模様。
12:19に八女市役所矢部支所発。
12:22に杣のさと着。走行距離54.9(+4)km、燃費25.5km/L、平均車速39km/h、走行時間1:25(+0:10)、EV走行距離31.0km(56%)、航続可能距離454km、外気温24度。
矢部支所出発時から杣のさと到着時までレーダー探知機が衛星を捕捉出来ずにいた。谷間だからGPSの捕捉に不利なようだ。前回の城山の山行のGPSのログが今ひとつちゃんと取れなかったのもそのせいだろう。
わさび漬け、緑茶、紅茶等を購入。栗とヨモギの饅頭もあったので小さいパックを購入。饅頭はここでも買えるのだけど、わりと売り切れていることが多い。
12:38に杣のさと発。
12:44に矢部特産物共同販売所 出逢着。走行距離58.1(+4)km、燃費26.0km/L、平均車速38km/h、走行時間1:32(+0:10)、EV走行距離33.3km(57%)、航続可能距離448km、外気温21度。高度330m。
予約していた饅頭を受け取り、湧き水を汲んだ。
12:56に矢部特産物共同販売所 出逢発。
途中で一服するために車を道の脇に停めたのだが、選挙カーが抜かしていった。鈍くさい選挙カーの後ろを走るのは嫌だなと思ったけど、少し車を走らせると道の脇に停っていたので楽々追い越せた。誰も居ない山間地の農地で「ありがとうございます」も無いもんだ。調べてみると11/8が八女市長選とのこと。告示日は11/1ということだけど、それならこの日に選挙カーを走らせているのは公職選挙法違反だよね。でも、政治活動って言い訳するのだろうな。
今回は八女市近辺の道を覚えるために、べんがら村まで行ってみた。国道442号から県道715号へ入ったが、この県道の矢部川沿いの場所では脊振山方面が見えたり、多良岳方面が見えたりで意外と景色を楽しめた。
国道3号から別れてからのべんがら村までは狭い道だった。調べてみたが、べんがら村へ行くにはどこを通って行っても道が1.5車線以下になる箇所を通らないと駄目なようだ。道が狭くても交通量が少ないのでそれほど問題ではないが。県道4号側から行くのが比較的楽なようだ。
13:42にべんがら村着。走行距離85.0(+4)km、燃費31.2km/L、平均車速37km/h、走行時間2:16、EV走行距離54.3km(64%)、航続可能距離423km、外気温26度。高度33m。
売店で地ビール他を購入。ここしばらくで涼しくなってきたのでビールはいらないかと思ったが、新発売というビールがあったのでつい買ってしまった。そのあとはすぐそばにある工場直売の豆腐屋に行って、湯葉、豆腐等を購入。べんがら村に寄ってみようと思ったのは道を覚えるためであったが、近くにこの店を見つけたからでもある。これからは湯葉を食べたくなったらここに買いに来ることができる。
14:16にべんがら村発。
べんがら村からはまた矢部川沿いに戻って走ったが、部分的に道は広くなっているものの狭い箇所もある嫌な道だった。交通量がほとんどなかったので問題はなかったけど。八女のこのあたりは道路事情がいまひとつのようだ。バルビゾンの道を通ってから国道209号へ行った方が楽だったかも。
14:38に道の駅 みやま着。走行距離97.6(+4)km、燃費31.7km/L、平均車速36km/h、走行時間2:41(+0:10)、EV走行距離63.2km(65%)、航続可能距離413km、外気温26度。高度6m。いつものごとく海産物等を購入。
15:01に道の駅 みやま発。
15:46に自宅着。走行距離128.0(+4)km、燃費32.8km/L、平均車速37km/h、走行時間3:27(+0:10)、EV走行距離84.2km(66%)、航続可能距離389km、外気温27度。車の総走行距離28,098km。