雷山・井原山
布巻林道入口〜雷山〜井原山〜古場岳登山口〜布巻林道入口 2020/9/299/29(火)
天気が良さそうなので登りに出かけることにした。6月に牧ノ戸レストハウスで雷山の山バッジを入手し、そのうち登りに行こうと思っていたので雷山が候補に挙がった。帰りに道の駅 吉野ヶ里で地ビール、みつせ鶏本舗でビールのつまみを手に入れたいという考えもあった。このビールとつまみってのは新型コロナウィルス騒動が無ければ夏にやりたかったのだけど。令和2年豪雨で林道が通れないかもって懸念があったが、YAMAPで調べてみたら今回予定しているコースで登っている人が居たので大丈夫なようだ。
外に出ると薄雲がかかっているようだが、明るい星は見えていた。月はなく、先週に涌蓋山に行ったときと同様に金星、火星も輝いていた。
カーナビに先日調べておいた布巻林道入口のマップコードをメモ書きを見ながら設定したが、目的地の場所が広島県になっていた。後で調べたらマップコードの数字を1つ書き落としていた。三瀬峠から林道雷山横断線に入って道なりだと言うことは分かっていたので適当にそのあたりを目的地にセットした。
4:15に自宅発。外気温15度。航続可能距離731km。
いつもは国道208号で荒尾まで行ってから三池港ICから有明海沿岸道路に乗っていたが、今回は国道501号で長洲まで行って、国道389号で三池港ICまで行ってみることにした。こちらの方が距離は少し長くなりそうだが、平坦で走りやすいので、ガソリンを食わないし、時間的にもあまり変わらないかも思った。結果的には距離は5km強長くて、10分弱余計に時間がかかった。ガソリンの消費量も大して変わらないようだ。
国道501号の道の脇にネコが居た。民家から少し離れた農地の真ん中の道路だが、このようなところまでネコの行動範囲なのか。道路まで来ないで農地で遊んでいれば良いのに。
長洲港の先で反対車線をパトカーが道路封鎖していた。何があったのだろう。
三池港ICの手前でトラック2台の後ろになり、この2台も有明海沿岸道路へのった。のんびり走るしかないかなと思ったけど、この2台は結構速かった。
5:19に道の駅 おおき着。走行距離49.1km、燃費29.3km/L、平均車速45km/h、走行時間1:06、EV走行距離21.3km(43%)、航続可能距離683km、外気温15度。高度5m。5:24発。
道の駅 おおきを出たあたりで空が白んで来た。
国道385号を走っているときに脊振山の上の方に灯りが2つ見えた。おそらく自衛隊の駐屯地の設備の灯りだろう。
5:42にトライアル 千代田店着。走行距離60.2km、燃費29.3km/L、平均車速43km/h、走行時間1:25、EV走行距離27.5km(46%)、航続可能距離676km、外気温15度。高度4m。
前回の涌蓋山に登ったときに寄った山鹿店に引き続き、フランソアの"クリームチーズと果実フランス"が売りきれ。このパンは腹持ちが良いので最近の山での食事のために良く購入している。売場のそばにフランソアのケースがあって、そこには入っていそうであり、店員さんに頼めば探してもらえそうだけど、品出しの邪魔をするのも悪いので諦めた。山行中のおやつにしている三幸製菓の"堅くてうまい柿の種 黒胡椒味"も無かった。今回は食料についてはツキがない。
6:04にトライアル 千代田店発。
途中で田手川を渡った。天山に登りに行ったときもこの道を通ったが、その時に蛤水道の水がここに流れて来ているのかと思った。
県道48号を走っていると右側にエッフェル塔のような塔があった。天山に登りに行った時にも見かけて気にはなったけど、調べようと思いながらも忘れていた。塔が建っている場所にある板金工場の社長さんが作ったものだそうだ。エッフェル塔っぽいけど、形状が少し違っている。両肩に小さな塔があるのだが、これは本家フランスでは資金難で断念した改修計画で作られる予定だった塔だそうだ。
6:32に道の駅 大和着。走行距離78.2km、燃費29.2km/L、平均車速41km/h、走行時間1:54、EV走行距離37.6km(48%)、航続可能距離670km、外気温14度。高度36m。6:45発。
カーナビの目的地の設定を適当に行ったためにここから先で道を間違えた。国道263号を進まなければならないところを、カーナビの目的地が適当だったことから、カーナビの指示に従い国道323号へ。こちらは予定では復路で通ろうとしていた道だ。途中にONCRI/おんくり、嘉瀬川ダムを見ても、復路で通る予定だった場所だと気付かなかった。しゃくなげの里があった時は復路で寄る予定の施設と同じ名前の施設がこっちにもあるのか、ありがちな名前だものなどと考えていた。道路標識の県道12号の表示を見て、やっと道を間違えたことに気付いた。だが県道12号から林道雷山横断線へ入れば登山口まで行けるのでそのまま進むことにした。
7:20に広域林道登山口着。走行距離102.6km、燃費25.2km/L、平均車速41km/h、走行時間2:30、EV走行距離45.0km(44%)、航続可能距離663km、外気温12度。高度575m。
雷山の方向を示す道標があったのでここに停めたのだが、靴を履き替えようとしている時に何となく目的の場所と違うような気がして、スマートフォンの地図で確認してみたら、やはり違っていた。雷山・井原山周回の予定が危うく雷山往復になるところだった。危ない危ない。
7:24に広域林道登山口発。
一度車を停めた事でGPSの再捕捉が出来なかったようでカーナビの地図が役に立たなくなった。道なき道を走り、走り続けるうちに雷山の福岡側に回り込んだ場所を走っている表示をする始末。一時は道を間違えたかと思ったが、雷山横断線には入っているし、表示が変なだけだと気付き、そのまま進むことにした。
7:36に布巻林道入口着。走行距離106.3km、燃費24.5km/L、平均車速39km/h、走行時間2:43、EV走行距離46.9km(44%)、航続可能距離655km、外気温14度。高度645m。
道を間違え、予定していた道と違う道を走ってきたが、途中にある別の登山口の場所を確認できたし、途中の国道323号ではそのうち行きたいと思っていた樫原湿原への道の分岐も確認できたので結果的にはOKな道間違いだった。
布巻林道入口〜雷山
林道を10分ほど歩くと登山道への入口に到着。最初は杉の植林地だが、やがてヒノキの植林地に変わり、歩き始めから聞えていた沢の音が小さくなり下の方から聞えていた。それでも、上にも沢があり、沢音が絶えることは無く、道に沢水が流れて来ている場所もあった。
40分ほど歩くと「ガンバレ!! 山頂迄10分 福岡かんだ猿」のプレート。でも12分かかったよ>福岡かんだ猿。歩くの遅くなったかなぁ? 福岡かんだ猿のプレートは九州以外では北アルプスか信州のどこかの山で見た記憶があるけど何者なのだろう?
プレートから5分弱で雷山・井原山の分岐に到着。分岐から10分弱で雷山の山頂に到着。雷山々頂と書かれた道標がサビサビでなかなか味があって良い。
今回はズボンにモンベルのマウンテンパンツを履いてきたが、登りでは暑かったので、山頂で履き替えようと思ったら、ザックに入れていると思っていた替えのズボンが入っていなかった。
山頂に到着してすぐに1人の登山者が福岡側から登ってきた。
山頂で地図でも見ようと思ったら、山と高原地図の中身を忘れてケースだけ持って来ていた。『分県登山ガイド 佐賀県の山』も持ってきているのでそれに載っている地図とスマートフォンにも地図が入っているので、支障は無いと言えば無いが、間抜けな話だ。
『分県登山ガイド 佐賀県の山』には「360度の大展望」と書かれていたけど、山頂のまわりの低木が展望を遮っていた。それでも360度の展望はあり、山頂にある岩の上に登れば低木に邪魔されずに景色が楽しめた。近くは羽金山、浮岳、女岳、二丈岳、糸島市、玄海灘、作礼山、天山、脊振山、金山、井原山、遠くは虚空蔵山、多良岳山系、うっすらと小岱山、耳納山地、津江山地、英彦山あたりまで見えた。天山方向に見える集落はどこなのか気になったので帰ってから調べたが、上無津呂の集落で佐賀県内最古の民家で国の重要文化財である吉村家住宅があるらしい。天山方向には他にダムが見えていたが嘉瀬川ダムらしい。
植林地の中の道を登ってきたが、山頂付近は落葉広葉樹の森となっていた。福岡側も落葉広葉樹の森だった。台風で葉が落ちたり、ダメージを受けたようで森全体の色が茶色っぽい。
山頂は分岐になっており、道標が3つほどあった。ひとつは「井原山 90分/上宮 25分 /雷山観音」。もうひとつは「長野峠/車道経由 雷山観音」で、この道標の方向へ降りると布巻林道入口に行く途中にあった登山口に行くらしい。その道標のすぐそばに「雷山大展望台」という道標。「雷山大展望台」にすごく惹かれて行こうかと思ったが、距離も時間も書いてなくて、どの程度で行けるか分からないのでまた今度ということにした。後で調べたら20分ほどかかるようだ。
山と高原地図(2016年版)に雷山スキー場という記述がある。このスキー場について調べてみたが、ほとんど情報が無かった。2001年はやっていたらしい記述、2009年にはやっていない記述を見つけた。このくらいの年代だったらもっとインターネット上に情報があって閉鎖時期くらい情報があっても良さそうなものだが。
雷山〜富士山
雷山・井原山・古場分岐の分岐から15分ほど歩くと左へ向かう分岐があった。分岐の所に道標はなく、「中腹自然道へ (観音バス停へ・キトク橋へ)」と書かれたプレートが左側の笹原の中の木にくくりつけられていた。
この山域はマムシがいるらしいのでそこそこ地面を注意しながら歩いていた。富士山まででヘビを2回目撃。1回目は茶色いヘビとしか分からなかったが、2回目はわりと全身が見えた。多分ヒバカリ。
富士山の手前の笹藪が腰までの高さがあり、笹に付いた朝露でズボンがビショビショ。この時期にモンベルのマウンテンパンツなんて履いてきて登りでは暑くて後悔したが、笹藪があるって事だったのでこのズボンを履いてきたのを笹藪に突っ込むまで忘れていた。
富士山は井原山・雷山の方向示す道標と傾いだ「富士山 ふじやま 944m」と書かれた角柱の道標が立っていた。手前の笹藪が酷かったものの雷山から余りにもあっさりと着いたので、この道標が無ければ富士山と気付かないところだった。地図には944mのピークとあるだけでただの通過点位に考えていたが、展望が良かった。佐賀県側から登ったので『分県登山ガイド 佐賀県の山』をざっと見ただけで登ったが、展望については何の記述がない。帰ってから『分県登山ガイド 福岡の山』を見たら、地図に「展望がよい」と記述されていた。山と高原地図は酷くて、944mピークの場所が違っている。944mピークとして点が打たれている場所も同じくらいの標高だろうが、国土地理院の地図とは位置が違っている。佐賀県側からのルートは載っていないし、山と高原地図はこのあたりの山系で佐賀県側から登るときは国土地理院の地図よりはるかに役に立たない。
雷山の山頂のそばにあった岩が見えているように思えたので双眼鏡で確認してみるとやはり見えていた。山頂付近には2つの岩があったが、山頂から遠い方の岩が展望が良いようだ。雷山の山頂で出会った登山者はすぐにそちらの方の岩に陣取っていた。そちらの方の岩も登ってみたかったが、山頂滞在中はずっと陣取られていて登れなかった。さすがにもう岩の上には誰も居なかった。
雷山の山頂では見えなかった福岡市街が富士山からは見えた。双眼鏡を使うと福岡ドームがはっきりと見えた。下の方に瑞梅寺ダムが見えた。
角柱の道標には「雷山へ 30分/井原山へ 60分」とあったので雷山から井原山の道を1/3まで来たらしい。笹藪が少し大変だっただけで雷山からの道は楽な道だった。
富士山から15分強で960mピーク。道標があり、元々は957.3mと書かれていたようだが、マジックで960.0mに上書きしてあった。ここは展望がなく、完全に単なる通過点。
富士山〜井原山
960mピークから下ってきた道が、洗谷コースの分岐の少し手前から登りに転じた。でも、山道としては普通の斜度の道。登りの途中で2人組の女性登山者とすれ違った。
登りの途中でチビアカガエルが跳ねていた。ニホンアカガエルっぽい。アカガエルは雷山の登りで1匹、富士山の先で1匹見たが、こちらはヤマアカガエルぽかった。
井原山の山頂の直前でマムシに遭遇。居るとは聞いていたが、実際に会うとは思わなかった。
富士山から1時間弱で井原山に到着。山頂には3人組の登山者、2人組の登山者がおり、山頂に居る間に単独の登山者3人、5人組の登山者、2人組の登山者が登ってきた。
景色を楽しみながら食事。雷山と見える山はほぼ同じだが、脊振山や福岡の市街が近くに見えるようになった。これまでは見えているか見えていないかと言う感じだった有明海が肉眼でうっすらと輪郭が分かる程度に見えた。うっすらと小岱山、雲仙も見えた。
井原山〜古場岳登山口〜布巻林道入口
井原山の降りは刈り払いをした形跡があった。富士山から井原山までの間も刈り払いをした形跡があったが、井原山からの下りの方が刈り払いの跡が新しかった。
降りで単独後者1人とすれ違った。
降りの途中で「この坂のぼれば」というプレートが木にくくりつけられていた。坂を登った後に何があるのかはその人次第ってことなのだろう。
途中で送電鉄塔の脇を通るが、その手前あたりから道は擬木の階段となった。この疑木が滑り、一回コケた。
鉄塔からすぐに未舗装の林道に到達。直前に玄海幹線129号の角柱。林道は右と左に別れていてコースとしては右方向なので一旦は右に行ったが、すぐにコースでないと気付いて引き返した。右の方は草が少し茂っていて左の方は刈り払いをしてある感じがしてあったので素直にそちらに進めば良いだけだった。
未舗装林道はすぐに簡易舗装の林道になり、北山少年自然の家の方向を示す道標があった。道標に従い少しし歩くと植林地に降りて行く分岐があり、すぐそばに遊歩道と書かれた道標があった。
道は杉の植林の中となり、沢の音が聞えてきた。これまでの道よりもかなり涼しかった。道はそのうち沢沿いになった。
鉄塔から45分ほど下るとコンクリートの簡易舗装の道となった。道の脇には普通の家っぽい建物があり、初めは造林小屋か何かと思っていたが、下っていくと林の中にロッジなんかがあったのでどうやら別荘地の建物のうちのひとつだったらしい。下っている途中でキンモクセイっぽい香りがした。10分程下ると林道雷山横断線に到達し、ここが古場岳登山口。小さめの井原山の方向を示す道標があった。
わりと無理矢理に路肩に福岡ナンバーと佐賀ナンバーの車が1台ずつ停めていた。『九州の登山口401』だと「付近の路肩に駐車スペースがある」って書いてあるけど、この付近に駐車スペースがあるって書いちゃダメでしょ。Googleストリートビューで見ると三瀬峠側に300m戻ったところに道幅が広いところがあるし。
途中で沢に架かかる橋を渡ったが、神水川橋と書かれていた。往路で嘉瀬川ダムを過ぎたあたりでカーナビの地図に神水川(「しおいがわ」と読むようだ)という川の名前が出ていたのでこのあたりがその川の源流部なのだろう。
林道でアサギマダラを目撃。更にその先で道の先の方の路上にネコがいるのを目撃。ネコが居たあたりまで来ると別荘があって、入口にキンモクセイが植えられていた。古場登山口への降りでキンモクセイっぽい香りがしたと時にはこんな山の中にキンモクセイがあるわけがないと思ったが別荘地に植えられたものだったか。古場登山口までの別荘はあまり使われている気配が無かったが、ネコがいたということはそこの別荘には定住している人がいるようだ。
林道を歩いているときにツクツクボウシの鳴き声が聞えてきた。残暑の頃に鳴き声を聞くと暑苦しく感じるだけだが、涼しくなってからの少しだけ鳴いている鳴き声は夏が終りを告げているようで少し侘しさを感じた。
古場岳登山口から1kmほどのところに福岡ナンバーの車が2台停っていた。この場所は布巻林道の入口に車が停められなかった場合に車を停めようと考えていた場所。
古場岳登山口から1.2km、15分強で車を停めた布巻林道入口に到着。古場登山口からの林道歩きがちょっと辛いのでは思っていたが、道の斜度もなくあっけなく到着した。
今回歩いた道は杉の枝が落ちていて道が少し不明瞭な箇所が雷山への登り、井原山からの下りで少しだけあったくらいで、道としては歩きやすい道だった。
コースタイム
トラックログ
靴を履き替え、カーナビに復路の経由地をセットしている時に井原山の登りですれ違った2人組の女性登山者が布巻林道を降りてきた。
帰宅時間が遅くなりそうなので、復路で寄ろうと思っていたダムの駅富士しゃくなげの里、下合瀬の大カツラをパスしようかと思った。だが、しゃくなげの里では湧き水が汲めると言うことを思い出したので予定通りにしゃくなげの里と下合瀬の大カツラに寄ることにした。
三瀬峠の方へ向かうか北山ダムへ向かうか迷ったが、最初の経由地のダムの駅富士しゃくなげへ行くには来た道を戻るのが早いようなのでそちらへ行くことにした。
12:59に布巻林道入口発。
林道から県道12号へ出るまでに他の車と会わないだろうと思っていたが、途中で工事をしていて、軽が3台停っていた。そう言えば、往路でここに重機が置いてあるのを見かけた。
途中で道の脇にアナグマが居るのを見かけた。
広域林道登山口の所で700m先で左折とカーナビが指示した。朝にここに停めたときに何となく目的の登山口と違うと感じたのは林道に入ってからすぐに到着したためだったようだ。
県道12号でチャリダーとすれ違った。チャリダーって山の中の長い坂でも登っているのを見かけるけど、その度に感心する。
12:29にダムの駅富士しゃくなげの里着。走行距離132.2km、燃費26.2km/L、平均車速38km/h、走行時間3:16、EV走行距離58.5km(47%)、航続可能距離634km、外気温24度。高度229m。
売店で少し食品を買った後に湧き水を汲んだ。
ダム湖の向こうに山が見え、山頂に何か人工の建造物が見えた。調べてみたら権現山という山で道はあるけど、山頂からの展望はあまりないらしい。山頂に見えたのはテレビの中継所のアンテナとのこと。
13:47にダムの駅富士しゃくなげ発。
14:02に下合瀬の大カツラ着。走行距離132.9km、燃費25.7km/L、平均車速38km/h、走行時間3:32、EV走行距離62.3km(47%)、航続可能距離626km、外気温26度。高度383m。
ここは地図で道を調べていたときに見つけて少し気になったので寄ってみた。駐車場は無く、近くの道の広くなったところに駐車。
以下のような説明板があった(実際の物は縦書き)。他に「38 カツラ 1,000年 樹高34m 幹回り3.8m 枝張り25m」というプレートがあった。少し消えている文字があるようだ。38というのは調べてみたら「さが名木百選」というのがあって、その38番目ということらしい。
注 意 | |
このカツラは、古くから山神の神木として 崇められ、保護されてきたものでありますが 昭和三十七年、国の文化財保護委員会から 天然記念物として指定され、保護を一そう 厳重にするようになつていますので、皆さ んのご協力をお願いします。 | |
一、 | ひこばえ(萌枝)をとらないこと |
二、 | 枝、幹、根をいためないこと、柵の内が わに立ち入つて踏みつけると根がいた みます |
三、 | たき火その他、このカツラの生育上さ わりがあることをしないこと |
四、 | 遊歩道路の柵をこわしたり、柵の内が わに立ち入ることをしないこと |
佐賀市教育委員会 |
下合瀬の「大カツラ」 |
佐賀県の最北端に位置する合瀬一帯は、標 高四百米前後の高原状を成していて、本県で もほとんど見られない「カツラ」の自然林が 点在している。 なかでもこの「下合瀬の大カツラ」は、山 神の神体として以前は「しめ縄」が張られて 崇敬され、伐採が禁忌となって保護されてき た、旧基幹の基部から幹回り一米以上、最大 三米の萌枝(ひこばえ)が二十五本も簇生( ぞくせい)して一樹を成し、根回り十九米、 高さ三十四米にも及ぶ全国でも第2位の「雄 株」の大樹で偉観を呈している。 「カツラ」は北海道から九州にかけて分布 する雌雄異株の落葉高木で葉は円状心臓形、 または楕円形で、花は紅色で五〜六月ごろに 咲く。新芽は一種独特の風致があるので鑑賞 用として喜ばれ、庭園や並木に穂六植樹され ている。材質は柔軟で工作に適するため建築 用、器具用として重要である。「カツラ」は 県内でも珍木に属しており、全国で第二位の 巨木であるにもかかわらず、樹形、樹勢とも 究めて旺盛で、学術的価値が高い。 昭和三十五年三月二十四日 県の天然記念 物に、昭和三十七年五月十六日 国の天然記 念物に指定された。 |
昭和三十八年十月十五日 |
佐賀市教育委員会 |
地元の人が何やら作業中だった。ひこばえが倒木になることがあるようで、どうやらそれをチェーンソーで切って片付けていたようだ。
14:12に下合瀬の大カツラ発。
道の駅 大和への下りで少し暑いなと思ったら27度。エアコンを付けるような気温ではないが、下り坂ですぐに満充電になるのでエアコンオン。
14:35に道の駅 大和。走行距離148.3km、燃費27.0km/L、平均車速38km/h、走行時間3:55、EV走行距離67.7km(46%)、航続可能距離605km、外気温29度。高度29m。14:58発。
次は道の駅 吉野ヶ里へ。途中の坂本峠への道は令和2年豪雨から通行止のまま。
15:34に道の駅 吉野ヶ里着。走行距離171.6km、燃費26.3km/L、平均車速38km/h、走行時間4:32、EV走行距離79.2km(46%)、航続可能距離597km、外気温25度。高度310m。のまんばエール他を購入。15:10に道の駅 吉野ヶ里発。
ぼたもちを買うために橋本屋へ。
16:03に橋本屋駐車場着。走行距離180.8km、燃費26.9km/L、平均車速38km/h、走行時間4:46、EV走行距離82.7km(46%)、航続可能距離586km、外気温27度。高度58m。16:08発。
喜久屋の方は休みだった。
16:14にみつせ鶏本舗着。走行距離184.1km、燃費27.1km/L、平均車速38km/h、走行時間4:52、EV走行距離84.6km(46%)、航続可能距離579km、外気温28度。高度38m。ビールのつまみになりそうなものを少し購入。16:23発。
国道443号で白バイに軽自動車が捕まっていた。他にも白バイが1台走っているのを見かけた。
カーナビに4km先渋滞と告げられた。4km先は国道209号との交差点。渋滞ではなく、タダの信号待ちで詰まっていただけ。これはここの信号では毎度のこと。
17:16に道の駅 みやま着。走行距離214.2km、燃費27.7km/L、平均車速37km/h、走行時間5:47、EV走行距離104.2km(49%)、航続可能距離556km、外気温26度。高度6m。
いつものごとく海産物等を購入し、メダカを購入。メダカは6月にもここで購入したのだが、なんか弱々しいなと思っていたら、夏の暑さで減ってしまった。今回も見た感じが弱々しいけど、秋の間に元気な状態に戻せば、来年は繁殖させられるだろう。
17:32に道の駅 みやま発。
カーナビは吉野ヶ里で10km以上先、土砂崩れのため交互通行と告げたが、山川町で片側交互通行になっていた。
18:24に自宅着。走行距離244.6km、燃費28.5km/L、平均車速37km/h、走行時間6:41、EV走行距離124.2km(51%)、航続可能距離528km、外気温24度。車の総走行距離27,967km。