郡岳
野岳湖公園駐車場〜南登山口〜郡岳〜西登山口〜野岳湖公園駐車場 2020/3/23/2(月)
山の上から大村湾を見て、帰りは大村湾を眺めながらドライブしようと言うことで郡岳に行くことにした。
3/2, 3は晴れるようなので、どちらの日に出かけるかは前日まで悩んだ。日本気象協会の天気予報では3/2は曇りのち晴れ、3/3は晴れのち曇りで、3/2は山頂では晴れそう。3/3は降りるまで晴れていそうだが、降りてきたら曇りそう。大村湾沿いのドライブでは出来たら晴れていて欲しい。日本気象協会の天気予報には前回の信州遠征で裏切られたので他の天気予報も見てみようと言うことでウェザーニュースの天気予報を見たら日本気象協会と同じ。では、気象庁はどうかと見てみたら3/2の天気は他と同じだが、3/3は全日曇りとなっていたので3/2に出かけることにした。
5:15に自宅発。外気温9度。航続可能距離471km。
昨年末あたりから佐賀方面には何回か行っている。行く途中では電照栽培しているハウスを見かけていたが、今回は荒尾のハウスは照明が点灯されていなかった。この後に走った有明沿岸道路からはまだ電気照栽培をしているハウスは見かけた。
三池港ICから有明沿岸道路へ乗る手前で重機を積んだトラックの後ろになった。重機を積んでいるから遅いだろうからゆっくりと後ろを付いていくつもりでいたが、このトラックは結構速かった。でも、そのうちこのトラックの前をさらに遅いトラックががふさいだのでゆっくり走ることになった。
大川東ICで降りて県道765号へ左折。いつもは県道716号を直進していたが、765号へ左折する車がこれまで意外と多いのを見かけていたのでそちらへ行ってみた。前のトラックも同じ道を走っていた。左折してからすぐのところの道が狭いが、狭い区間は少しだし、県道716号の方と走りやすさはあまり変わりなかった。
重機を積んだトラックはしばらく前を走っていたが、県道48号線沿いのセブン−イレブンへ入っていった。県道48号、国道444号はそれなりに交通量があって、前のトラックが居なくなってからも、ゆっくり目に走らざるを得なかった。
6:46に道の駅 しろいし着。走行距離67.1km、燃費27.5km/L、平均車速43km/h、走行時間1:33、EV走行距離31.5km(47%)、航続可能距離394km、外気温11度。高度6m。6:50発。
食料調達のためにトライアルへ。
7:08にトライアル 鹿島店着。走行距離80.3km、燃費27.4km/L、平均車速43km/h、走行時間1:51、EV走行距離38.3km(48%)、航続可能距離380km、外気温11度。高度8m。7:43発。
国道444号で最後のトイレ休憩をしておこうと思っていた。平谷黒木トンネルより手前にトイレがありそうな公園の類があったと記憶していたが、無くても五家原岳に登りに行った時に寄った萱瀬ダム運動公園に行けばよいかと思って車を走らせていたら公園を発見したので寄った。
7:43に中木庭ダム湖畔公園着。走行距離93.4km、燃費25.5km/L、平均車速43km/h、走行時間2:09、EV走行距離42.2km(45%)、航続可能距離366km、外気温9度。高度261m。
地元民らしい人がネコに餌をやっており、3匹ほどのネコが食べていた。1匹のネコの耳の一部がカットされていたので避妊済みの地域ネコらしい。ちらっと見ただけなのでカットされているのを確認したのは1匹だけ。
7:48に中木庭ダム湖畔公園発。
復路は別の道を通るので平谷物産直売所で湧き水を汲むために寄ることにした。
7:53に平谷物産直売所着。走行距離96.4km、燃費24.5km/L、平均車速43km/h、走行時間2:14、EV走行距離42.6km(44%)、航続可能距離362km、外気温8度。高度428m。7:56発。
中木庭ダム湖畔公園で最後のトイレ休憩をしたが、萱瀬ダム湖畔にもトイレがあった。ダム湖の畔に公園やら駐車スペースやら公衆トイレがあるのは良くあるパターン。
平谷黒木トンネルから10分ほど走るとかやぜの湯があった。ここは五家原岳に登りに行ったときに金泉寺や萱是ダム運動公園のトイレに案内が貼ってあって、下山後に行ってみても良いかもと思っていた温泉だが、位置的に微妙。早い時間に下山していて時間があり余っているなら問題は無いけど、そうでない場合は平谷黒木トンネルから往復20分は行こうか行くまいか悩む所要時間ではある。
8:20に野岳湖公園駐車場着。走行距離117.2km、燃費24.9km/L、平均車速44km/h、走行時間2:38、EV走行距離52.4km(45%)、航続可能距離337km、外気温10度。高度271m。
Googleストリートビューで付近を確認したときにクジラの形の屋根の建物があって、公園のトイレかと思っていたが、バスの待合所だった。駐車場のあたりにはクジラバス停の他に喫茶店、お土産屋さんっぽい店があった。
野岳湖公園駐車場〜南登山口
野岳湖公園に来る途中で寄った中木庭ダム湖畔公園にもネコが居たが、ここの公園にもネコが居た。こちらも野良ネコのようだ。
長崎県までは自宅から距離があるから、長崎県の山はそんなに登ることはないだろうと思って、『分県登山ガイド 長崎県の山』は入手していなかった。だが多良岳山系は行ける範囲だし、佐賀県内の有明沿岸道路が整備されれば、長崎県北部の山も登りに行けるようになると思ったので先月の下旬に購入した。分県登山ガイドに「麓には人造湖ではあるが、まわりの自然景観とよく調和した野岳湖があり」とあったので、それほど歴史のあるものではないと思っていたら、駐車場の湖畔側にあった案内板には1663年に造られたと書かれていた。それだけ古ければ「まわりの自然景観とよく調和」するだろう。「江戸時代に造られた」の一文を入れておいてくれたら良いのに。
深澤儀太夫と野岳湖(全国ため池100選) 〜郷土の発展に貢献した鯨長者〜 野岳湖は、多良岳県立公園内の景勝地で、1663年(寛永3年)に造られた周囲4キロの人造湖、 貯水量約120万t、現在も122haの田畑を潤しています。平成22年3月、農林水産省が選ぶ 「ため池100選」に選ばれています。 この大工事を成し遂げたのが深澤儀太夫勝清で、紀州(和歌山県太地町)で捕鯨技術を学び、大村 藩に帰って鯨組をつくり、五島、壱岐などで捕鯨を行い巨万の富を得ました。儀太夫は、そのほとん どを藩のために使いましたが、その中で最も大きな功績が野岳湖の造成で、この当時周辺地域は、日 照りが続けば干害、雨が続けば水害の困窮に喘いでいました。そこで儀太夫は4200両余りの経費 を全て負担しました。 人力と馬だけの昔の工事で村民も協力し1年7か月かけて野岳湖が完成し、併せて新田も開墾され ました。 工事を良く見に来ていたといわれる儀太夫は、大事業を成し遂げた直後に80歳で無くなりました。 墓はJR大村駅近くの長安寺にあり、市文化財となっています。毎年春に、堤防横の記念碑前で儀太 夫を偲ぶ祭が行われ、その功績が語り継がれています。 野岳湖公園内にある儀太夫記念館にも、古文書などが展示され、湖のそばに建てられた「バス停」 は、儀太夫に因みクジラをデザインして建てられました。 ◎ 儀太夫の功績 円融寺の建立、東野岳町の平床堤築造、富松神社の鳥居寄贈、長安寺の宝 輪閣寄贈、長崎街道大村宿に屋敷を寄贈、旧大村藩領内溜池や寺院建立。 |
湖畔には釣りをするなら釣券を購入するようにという看板があった。人造湖なのに釣券を買ってまで釣りたくなる魚がいるのか。
郡岳に向かって湖畔の右側に道の道を進んだ。復路は県道で湖畔の逆を戻ってくる予定。
少し歩くと湖畔の道となり、「野岳湖大溜池改修事業の概要」という碑があった。長崎県下最大級の溜め池なのか。
野岳湖大溜池改修事業の概要 野岳ため池は、受益百二十三ヘクタール、 貯水量百十八万トン県下最大級の 農業用ため池である。 深澤儀太夫による築造から 三百五十年余りが経過し、 近年老朽化が著しいため、 平成二十年度から国の補助事業で 堤体改修工事に着手し、 総事業費約十億円をかけ、 平成二十七年度に完了した。 |
湖にはカモがいた。カモはこちらに驚いて飛んでいってしまった。ごめんね、カモ。驚かすつもりは無かったんだよ。
10分ほど歩くと駐車場にあった野岳湖公園の案内図にあったロザ・モタ広場が見えてきた。案内図にも書いてあったが、こちらにも駐車場があった。野岳湖の場所を調べていてすぐにわかった野岳湖バス停のところの駐車場をカーナビに目的地としてセットしてやって来たのでバス停のところの駐車場に停めたが、今度来るときはこちらの駐車場を利用も考えよう。
やがて道はゴルフ場の脇を通るようになった。道にはゴルフボールが1個落ちていた。
木を伐採している音が聞えるなとは思っていたが、ゴルフ場の先で大規模に伐採をしていた。
30分ほどで南登山口に到着。ここにはトイレがあり、登山口の路肩に駐車スペースがあった。車が2台停まっていた。
南登山口〜郡岳
登山口の道標によると郡岳までは2.6kmとなっていた。
登山口からの道は緩い登りで石まじりの土の道。家の方でも昨日は雨が降ったが、こちらでも降ったようで土がグチャグチャ。
少し歩くとL字アングルの低い柱が立っており、九州電力のマークと長崎幹線という文字が書かれていた。そこから少し登ると左の方へ上る階段があり、送電鉄塔への道となっていた。その階段は登山道ではなく、登山道には虎ロープが張ってあり分かるようにしてあった。虎ロープには登山道の案内が付けられていた。以前の登山道はここを登り鉄塔の下を通り、上の方の林道に向かって付いていたらしい。
途中に水が溜まっているところがあり、カエルが鳴いていた。多分タゴガエルだろう。水のある場所が他にもあるようでカエルの鳴き声は水溜まりのあった場所から先もしばらくの間、聞えていた。
南登山口から15分ほど登ると広い道に出た。左手の方の少し下ったところまで未舗装の林道が伸びて来ていた。分県登山ガイドには遊歩道と書かれていたけど、どう見ても林道だ。そう言えば、南登山口までの舗装道歩きの時に途中に林道の入口があった。ここまでは常緑広葉樹と植林が混じった森だったが、ここの少し上からは常緑広葉樹の森となった。
林道から3分程登ると2つの道案内板があった。地面に落ちていた案内板には「郡岳登山道 あと約2km 長崎営林署」と書かれていた。『約2』はマジックで書かれていたが、『2』の文字が消えかけていた。木にくくりつけられていた案内板には「郡岳山頂まで 1600m 大村市観光振興課」と書かれていた。
林道から5分強でまた案内の案内板が木にくくられていた。「郡岳山頂まで 1500m 大村市観光振興課」と書かれていた。
林道から20分弱でレスキューポイント703。南登山口が701だったが、ここまでの間に702は見なかったので見落としたようだ。
林道から20分程のところの木に案内の案内板。「郡岳山頂まで 1100m (中間地点) 大村市観光振興課」と書かれていた。
林道から35分程でレスキューポイント704。
坊岩・郡岳分岐に林道から40分強で到着。案内板が4つあった。1つ目は地面に落ちていた朽ちて少し欠損している木の案内板で「坊岩へ 西側登山口 10分」とあった。2つ目はサビサビの金属のプレートで「郡岳山頂 0.5km 坊岩〔太郎坊〕」と書かれていた。「坊岩〔太郎坊〕」の下にも何か書かれていそうだが錆びていてわからない。3つ目は「郡岳登山道 あと km 長崎営林署」と書かれていた。肝心の距離の部分は消えてしまっていた。4つ目は「郡岳山頂まで 500m 大村市観光振興課」と書かれていた。
郡岳・坊岩・南登山口分岐から7分ほどでレスキューポイント705。
レスキューポイント705から少し歩いたところでホコリタケが生えていた。あたりの雰囲気からして、時期によってはギンリョウソウなんかも見られそう。
郡岳・坊岩・南登山口分岐から15分弱で長崎営林署の案内板があったが、肝心の距離が消えてしまっていた。もうひとつサビサビの案内板があり上半分に「郡岳山頂 0.2km」と書いてあった。下半分は錆びていて読めなかった。
南登山道からの登りでところどころに少しだけだがヤブツバキの花が落ちていて、落ちていのを見かける度に見上げていたのだが、咲いている花を確認できなかった。山頂までもうそろそろのあたりでやっと花を付けている木を見かけた。樹高が7, 8mあった。ツバキは庭木として栽培されているものがせいぜい3mくらいというイメージがあって、ここまで高くなる木とは知らなかった。
郡岳/坊岩/南登山口 分岐から20分弱あたりが少し開け、道標があった。南登山口方向を示して、「野岳湖4.3km 南登山口2.6km」と書かれていた。レスキューポイントの案内板も道標にくくりつけられていたが、「この番号は緊急用です」とかかれているわりには、肝心の番号がなかった。
道標から30秒も歩かない場所にもう一つ道標があった。西登山口の方向を示し、「野岳湖3.8km 西登山口1.8km」と書かれていた。道標にはレスキューポイント001の案内板がくくりつけられていた。
さらに30秒も歩かないうちに山頂に到着。
林道から山頂までは基本的に緩い道だったが、ところどころ少しだけ斜度が上がる区間もあった。南登山口からの林道までの道は石混じりの土の道だったが、林道から上は登るにつれ石が無くなり、土の道となった。石は無くなったかわりに木の根が地面を張っている場所も多かった。
山頂からの景色は霞んでいて、天頂が綺麗な青空なのに、水平方向には雲があり、今ひとつ。天気予報では10時くらいから晴れるという予報で登ってくる途中で日が差しはじめていた。家を出るときから、もしかしたら山頂での景色は今ひとつで、景色が楽しめるのは帰りの大村湾を見ながらのドライブだけかなとある程度は覚悟はしていたが、すっきりと晴れ渡っていたら良い景色だと思われるだけに少し残念。
郡岳〜坊岩
山頂は風があって少し寒かった。山頂で軽く食事をした後に下山開始。
南登山口からの道は大半が緩かったが、坊岩への下りは少し急だった。石が転がっている道で少し歩きにくかった。
5分ほど下ると岩があり、そばにサビサビの公園にあるような円筒型のゴミ箱が転がっていた。これが坊岩かと思って岩のところまで行ってみたが、どうやら違うようだ。
山頂から15分位下るとレスキューポイント805。
更に下っていくとロープがかけられた岩があり、こちらが本物の坊岩だった。ここまで、やや急な下りで、登りに使うと少し疲れそうだなと思っていたが、近くの木に案内板がくくり付けられてあって「郡岳山頂 あと10分」と書かれていた。意外と山頂まで時間がかからないのね。
坊岩からは、下の方に武留路山や野岳湖、大村湾が見え、北の方向には虚空蔵山らしき山が見えた。山頂よりこちらの方が景色としては良いように感じた。
坊岩〜西登山口
坊岩から10分弱で木にくくりつけられた案内板があり、「郡岳山頂まで 500m 大村市観光振興課」と書かれていた。
案内板から3分も降りないうちにレスキューポイント804。
坊岩から25分弱のところに長崎営林署の案内板。「あと 0.8km」と書かれているようだが「0.」が消えていた。そこからほんの少し下ると木にくくりつけられた案内板があり、「郡岳山頂まで 1000m 大村市観光振興課」と書かれていた。更にほんの少し下るとレスキューポイント803。
下っていくうちに杉の葉が落ちおり、常緑広葉樹が混じった植林地の中の緩い道となった。少し歩くと開けた場所に出て、そこには送電鉄塔が立っていた。
送電鉄塔からほんの少し歩くとにまた植林地になった。こちらはヒノキの植林地のようだ。植林地に入る手前と入ってすぐのところにイノシシが掘ったと思われる穴があった。
送電鉄塔から5分ほど下ると右方向へ向かう作業道との分岐。さらに5分ほど行くと作業道を横切った。虎ロープが張ってあり、ロープには登山道の案内がくくりつけられていた。
5分ほど下るとレスキューポイント802。そばに水の流れがあった。最初は普通の沢かと思ったが、少し人工的に感じられた。水は山側から見て右から左に流れていた。帰ってから航空写真を見てみるとその方向の200m位のところに田らしきものがあったのでそこへ水を引くための水路なのだろう。
レスキューポイント802から5分程で西登山口に到着。登山口はレスキューポイント801にもなっていた。登山口の脇にスミレが咲いていた。
郡岳の登りでは林道までに降りてくる2人の登山者とすれ違ったが、下りでは誰とも会わなかった。降りてきた登山者は南登山口に停まっていた2台の車の持ち主だろう。
登山口には4台程軽自動車が停まっており、林業関係者らしき人たちが居た。西登山口に出る手前に刈り払い機が置いてあったので、これから作業をするようだ。
分県登山ガイドには西登山口には「3台ほどの駐車スペースあり」と書かれているが、どう見てもそのような場所はない。林業関係者らしき人たちの軽も路肩に停められていた。路肩駐車だと寄せて停めても路側帯からはみ出る。550m程大村湾カントリー倶楽部の方へ下れば、路側帯が広くなっている場所があるのでそちらに停める方が無難だろう。交通量が少ないとは言え、県道に路側帯からはみ出す状態で停めるよりはそちらの方が良いと思う。
西登山口〜野岳湖公園駐車場
西登山口から野岳湖までは県道6号線の車道歩き。
5分ほど歩いたところに石碑があった。御成婚記念とか書かれていたが、後で調べようと思って写真に撮っておいた。一番上に横書きで「皇太子殿下」と書かれ、下に縦書きで「御成婚紀念林碑」と書かれ、その右に「大正十二年ー月二十六日」、左に「帝国在郷軍人会〓原〓〓會」、「大村純英書」と書かれているようだ。異字体、旧字体が混じっているようで少し分かりにくい。「紀」は「糸」+「己」で、「碑」は異字体らしく、あえて表現するなら、石偏に左上に「田」、左下に「升」と言うのが近いが少し違う。「下」、「林」、「郷」あたりも単語の意味的にそう書かれているとは思うものの確信は持てない。どうやら昭和天皇のご成婚を記念した碑のようだ。誰の書か書かれているということは名の知れた人物なのだろうと思って調べてみたら、大村純英は大村藩の家系の華族で陸軍軍人とのこと。
道の脇は植林地で杉が花を付けていた。花粉症ではあるが以前と比較にならない位に症状が軽くなったのでこの時期も山歩きが出来る。以前の自分だったら、この時期に山歩きなんて考えられなかった。
道の脇で雑木が花を咲かせていた。咲き始めのヒュウガミズキの花の色を白っぽくしたような緑がかった白色の花。この花は往路の国道444号線の平谷黒木トンネルのあたりにちらほら咲いていた。どちらかというと長崎県に入ってからの方が多かった。後で調べてみたが、手元にある図鑑では分からなかった。
道の右側にゴルフ場。南登山口までの歩きでは左側にあったのに県道の左側に無いのが最初は不思議だったが、跨道橋か何かがあって、県道の左側と右側の両方にあるんだろうと思った。少し歩くとやはり跨道橋があった。
野岳湖の脇まで歩いた所で県道を離れ、湖畔の舗装道へ。舗装道の入口に車止めがあったのでサイクリングロードか何かなと思ったら、前から自転車に乗ったカップルが来た。自転車で野岳湖まで上がってきたとは思えないので、自転車はどこで調達したのかなと思ったが、謎はすぐに解けた。駐車場のそばの店にレンタサイクルと看板が出ていた。この店は駐車場に車を停めたときにはお土産屋の類だと思っていた。
駐車場に戻ると停めてある車が少しだけ増えていて、中には富士山ナンバーの車があった。帰省か何かかな。
出発時にも停まっていたが、バス停のところには赤い車体の長崎県営バスが停まっていた。
出発時にも見かけたが、ネコが居た。駐車場を発つときには3匹ほど居た。多分、中木庭ダム湖畔公園のネコと同じで地域ネコなのだろう。
コースタイム
トラックログ
12:45に野岳湖公園駐車場発。
県道6号は短い区間だったが、大村湾を眼前に下っていく非常に眺めの良い区間があった。国道34号で大村湾沿いをドライブするつもりで県道を下っていったが、長崎自動車道の下をくぐった所に「おおむら夢ファーム シュシュ 1km」という看板があった。往路で見かけて少し気にはなっていたものの寄り道する気は無かったのだが、片道がたった1kmなら行ってみるかと言うことで寄り道することにした。
12:51におおむら夢ファーム シュシュ着。走行距離120.3km、燃費25.0km/L、平均車速44km/h、走行時間2:45、EV走行距離53.9km(45%)、航続可能距離331km、外気温14度。高度82m。
物産館を見てみたが、海が近いだけあっておいしそうな海産物が多かった。郡岳の下りでイノシシが掘ったと思われる穴があったので、もしかしてあるかもと思っていたイノシシの肉も売っていた。イノシシの肉、柚子胡椒その他の購入。柚子胡椒は後日食べたが、かなり辛めでおいしかった。
13:16におおむら夢ファーム シュシュ発。
13:31に道の駅 彼杵の荘 。走行距離131.1km、燃費25.4km/L、平均車速43km/h、走行時間3:01、EV走行距離59.2km(45%)、航続可能距離313km、外気温16度。高度2m。
クジラとお茶が名物ということで、鯨関連の商品を期待していた。物産館に行って売っている商品を見たけど、このくらいの鯨関連の商品だったら帰りに寄る予定の道の駅 みやまの魚屋でも買えるなと思ったので鯨関連は何も買わずに、彼杵茶などを購入。他には茶ちゃ焼というのが人気商品らしいので買って帰ることに。食堂の方で売っていると言うことでそちらに行って購入。中にお茶入りのあんこが入ったお茶の葉の形をした今川焼きと言った感じのもの。帰ってから食べたけど、もうちょっとお茶を感じさせる味だったならと言った感じで自分には今ひとつ。茶ちゃ焼きを買うついでにお茶のソフトクリームも食べたがこれはうまかった。食堂の価格設定が観光地価格ではなく安い設定になっており定食でも800円以下だった。食事に使うには良さそう。
13:54に道の駅 彼杵の荘発。
家を出る前に長崎に行くならカステラを買ってきてくれと言われたが、長崎市に近いところに行くわけでもないのでカステラなんて無いだろうと思っていた。だが高速の入口を通り過ぎた所でカステラの文字を発見したので寄ることにした。
13:56に長崎カステラセンター心泉堂 そのぎ店着。走行距離131.6km、燃費25.3km/L、平均車速43km/h、走行時間3:04、EV走行距離59.3km(45%)、航続可能距離312km、外気温16度。高度0m。
駐車場に引いてあるラインがバスサイズのものしか無かった。おそらく高速に乗る前にバスが立ち寄るお土産スポット的な場所なのだろう。無事カステラを購入。
14:06に長崎カステラセンター心泉堂 そのぎ店発。
国道43号で高速の下をくぐってからすぐの所に「虚空蔵岳登山道入口 これより4.4KM」との案内があった。
嬉野を通るので嬉野茶を買おうと言うことで事前に調べておいたお茶ちゃ村へ。
14:17にお茶ちゃ村着。走行距離140.4km、燃費24.9km/L、平均車速42km/h、走行時間3:19、EV走行距離61.7km(44%)、航続可能距離303km、外気温14度。高度102m。
商品を見ていたらお茶の試飲をさせてくれた。小城の羊羹も売っていたので羊羹とお茶を購入。カステラも売っていたが、彼杵で既に買ったので買わなかった。
14:34にお茶ちゃ村発。
15:05にフラワーウッド着。走行距離158.7km、燃費26.0km/L、平均車速41km/h、走行時間3:52、EV走行距離74.0km(47%)、航続可能距離281km、外気温15度。高度0m。15:18発。
15:32に与ちゃん直売所着。走行距離167.0km、燃費26.3km/L、平均車速41km/h、走行時間4:05、EV走行距離79.0km(47%)、航続可能距離278km、外気温15度。高度2m。
レンコンと牡蠣を購入。
15:40に与ちゃん直売所発。
15:45に道の駅 しろいし着。走行距離170.0km、燃費26.341km/L、平均車速4:11km/h、走行時間80.4、EV走行距離80.4km(47%)、航続可能距離16km、外気温16度。高度0m。
白石町はレンコンの他にタマネギの産地ということでタマネギなどを購入。
15:57に道の駅 しろいし発。
16:57に道の駅 みやま着。走行距離206.2km、燃費27.1km/L、平均車速40km/h、走行時間5:13、EV走行距離103.6km(10%)、航続可能距離245km、外気温14度。高度6m。
与ちゃん直売所で牡蠣を買ったため、焼き牡蠣に使うためにレモンと海産物などを購入。
17:10に道の駅 みやま発。
18:01に自宅着。走行距離236.7km、燃費27.7km/L、平均車速39km/h、走行時間6:05、EV走行距離123.0km(52%)、航続可能距離217km、外気温13度。車の総走行距離25,929km。