崩平山
朝日台〜崩平山〜朝日台 2019/5/30時期的におそらく梅雨入り前の最後の晴れの日だろうということで登りに行くことにした。前回の万年山に登ったときに次は伐株山に登ろうと思っていた。しかし伐株山は水田に水が入った後に登った方が上から眺める景色として良いのではと思ったので伐株山はやめて、崩平山に登ることにした。
5/30(木)
5:12に自宅発。外気温14度。航続可能距離274km。
天気は良い。予定していたよりも出発時間が少し遅れたので、三愛レストハウスまで一気に行く予定だったが、菊池渓谷付近を走っている時に少し眠気を覚えたので阿蘇スカイライン展望所で休憩を入れることにした。たが外輪山の上の方に上がってくると、阿蘇、祖母山、万年山の景色に気を取られて、阿蘇スカイライン展望所をつい通りすぎてしまった。戻るのも面倒なのでそのまま三愛レストハウスへ行くことにした。
外輪山の上から見たカルデラの中の田ん圃の一部には水が入っていた。もう少ししたら、玖珠方面の田も全部に水が入るだろうから、梅雨の晴れ間を狙って今度は伐株山に登りに行こう。
6:57に三愛レストハウス着。走行距離83.3km、燃費21.1km/L、平均車速47km/h、走行時間1:47、EV走行距離40.1km(48%)、航続可能距離178km、外気温15度。高度957m。7:02発。
そのうち瀬の本登山口から九重山に登ろうと思っているので瀬の本の駐車場に寄り道して、カーナビに地点登録。3台ほど車が停まっていて登山者が出発準備中だった。ミヤマキリシマ目的でここに車を停めて扇ヶ鼻、岩井川岳に登るのに平日ならこの時間で余裕で停められそうだ。
崩平山の駐車ポイントの朝日台には瀬の本からはやまなみハイウェイで牧ノ戸峠経由で行くのが普通だが、途中から県道40号に左折してみた。
八丁原の登山口にはすでに車が1台停まっていた。
カーナビは長者原経由でやまなみハイウェイの経路を指示するだろうと思っていたが、県道40号をそのまま進むように指示した。長者原経由の方が早く着くだろうとは思ったが、知らない道を走るのも良かろうとカーナビの指示通りに走った。県道40号から県道621号に入り、その後にやまなみハイウェイへ。
7:34に朝日台着。走行距離105.2km、燃費22.1km/L、平均車速45km/h、走行時間2:19、EV走行距離49.6km(47%)、航続可能距離141km、外気温16度。高度927m。
朝日台レストハウスが2018年春ごろまでに閉店してしまったらしいので、ここの駐車場が使えるか少し心配だったが使えた。やまなみハイウェイを通るのは2回目で前回は2011年9月に由布岳の帰りに通ったが、その時はここのレストハウスで飲み物を買った記憶がある。
朝日台〜崩平山
崩平山(くえんひらやま/くえのひらやま)は方々の山から見えて、気になっていた山。電波塔のある山は木に邪魔されなければ、見晴しが良いはずなので、登ってみたいと思いつつも登る機会が今までなかった。
県道11号から牧道へ入るところで、車のロックをした記憶がないのに気付き、車まで戻ったらやはりロックしていなかった。10分強のロス。
県道11号から分かれる道はコンクリート舗装の牧道で牧野の中を横切っており、牧野の両端に獣除けの網のゲートがあった。やがてアスファルト舗装の林道となり、その後砂利の未舗装林道となった。
林道を歩いていくと途中にチェーンのゲートがあった。少し歩くと箱罠があったが、餌があるようには見えないので随分前にしかけてそのままにしてあるのだろう。さらに歩くと遮断機式のバーのゲートがあり、このゲートがあるところが分岐になっている。ここを右へ行く道が崩平山への道でオレンジ色のプレートがあり、頂上まで50分位と書いてあった。実際にはここから山頂まではだいたい40分程だった。
下の方はヒノキやスギの植林地だったが、登るに従い、落葉広葉樹の森となった。植林地は手入れをされているところもあったが、枝打ちも間伐もされていなさそうな荒れ気味なところの方が多かった。
分岐からは石がゴロゴロした土の道。下の方に少しだけコンクリートの残骸らしきものがあったので以前は部分的には簡易舗装がされていたようだ。
途中に赤テープで示された踏み跡がある別の道があったが、そちらは下りで使おうと考え、そのまま登っていった。
途中でシカ1頭と遭遇。
途中にあった赤テープの道との合流点らしき場所を見つけたが、踏み跡らしきものはあるものの、こちらには赤テープも何もない。下りに使おうと考えていたが、合流点に赤テープが無いのでは下まで降りるのに目印があまりなさそうなので登ってきた道を下りるしかない。
そろそろ山頂かなというあたりで、道に茶色いハンミョウがいた。
カラマツの木が生えているのを見つけた。そこから少し歩くと左側が笹原となり、さらに歩くと山頂に到着。
山頂到着と同時にドコンというくぐもった音が聞えてきた。日出生台で演習をやっているようだ。
やまなみハイウェイを走っているときはすごく天気が良かったのに雲が多くなって来ていて、少し残念。
ザックを下ろし、腹が減ったので持ってきたパンを食いながら山頂付近をウロウロ。山頂からの展望は涌蓋山方面はよく見えるが電線が邪魔。由布岳は木々の間から見えた。トンビが一羽飛んでいた。登ってくる途中にもカラマツが生えていたが、山頂のまわりにもちらほらと生えていた。
最近は山に登るときに展望図をスマホに入れてくるのだが、今回は忘れた。だが、わりと見た目から分かりやすい山が多かったのでなんとなくどこの山か分かった。
山頂から一番近くの電波塔を時計回りに1周。九重山側が開けている場所があった。由布岳あたりは木々の間の開けたところから見える感じ。八面山あたりも見えた。木の子岳あたりも見えるらしいのだが、目立たないようで気付かなかった。
逆方向で回れば何か別のものに気付くかもと半時計回りに1周することに。時計回りに回ったときにも気付いていたが、電波塔の裏あたりから先の方の電波塔に延びる道があったので行ってみた。行ってみると由布岳あたりの展望が開けており、別府湾まで見えた。
崩平山〜朝日台
山頂からの涌蓋山の眺めは電線が邪魔なので、下山がてら笹原の中を歩いて、展望の良さそうな場所を探した。涌蓋山、酒呑童子山、渡神岳、御前岳、釈迦岳、亀石山、万年山、伐株山、玖珠の町、玖珠の町の後ろに英彦山が見えた。
降りていく途中でシカがたてたらしき物音が聞えたものの姿は見えなかった。
山頂付近でも鳴いていたが、植林地でもエゾハルゼミが鳴いていた。植林地のところどころに落葉広葉樹の森が点在していていてそこで鳴いているようだ。
遮断機式のバーのゲートのそばの分岐から上の道は軽トラが通れるくらいの幅はあるが、道が荒れていて、とても車は通れそうにない。登っているときにも思ったが、上の電波塔の大規模メンテが必要な時はどうするのだろう。車が通れるように道を再整備するのだろうか。
牧野まで降りると牧草地ではトラクターが作業を行っていた。どうやら刈り取り済みの牧草がよく乾くようにかき混ぜているようだ。天気予報からすると今日が梅雨前に作業が出来る最後の日だろうから、この日のうちに牧草ロールに仕上げてしまうのだろう。
コースタイム
トラックログ
10:51に朝日台発。
崩平山に登った後に時間があれば猟師山・合頭山か一目山に登ろうかと思っていたが、曇ってきたのでやめにした。
11:03に長者原着。走行距離112.2km、燃費21.9km/L、平均車速44km/h、走行時間2:31、EV走行距離52.1km(46%)、航続可能距離133km、外気温22度。高度1,036m。
昨年の4/27に長者原にモンベルルームがオープンしたということで行こうと思いながらも今まで機会がなかった。今回はやっと寄ることが出来た。出発前から寄ろうとは思っており、ストックの石突きのカバーが欲しかったのでストックを持っていった。だが、ストックのカバーはなかった。持っているストックは古い伸縮式のストックで以前通販でカバーを買ったらカバーの穴が大きくて合わなかった。どうも古いストックにあうカバーの入手は難しそうなので聞いてみたら店員のお兄さんのいうことにはブラックダイヤモンドだと細いのがあってそれが合うかもしれないということだった。モンベルルーム くじゅう長者原店限定のTシャツがあったので購入。
せっかく長者原に来たのだからタデ原湿原でも一周してこようかと一瞬考えたが、せっかく歩くならもう少し天気が良いときにということでやめておいた。今まで知らなかったが長者原から由布岳の先の方だけ見えた。
11:22に長者原発。
長者原からは県道40号を使った。八丁原から涌蓋山に登って筋湯経由で八丁原に戻ったことがあったが、その時は途中の坂がきつかった。車でその坂を走っているときにここを歩くのはやはりきついなと思った。1キロ弱程とは言え10%勾配の坂はきつい。八丁原の登山口には10台位の車が停まっていた。
11:48に三愛レストハウス着。走行距離127.5km、燃費22.3km/L、平均車速43km/h、走行時間2:58、EV走行距離59.9km(47%)、航続可能距離107km、外気温20度。高度949m。
長者原から三愛レストハウスまでは県道40号経由だとやまなみハイウェイ経由より距離が1km強長く、時間は5分位余計にかかるようだが、県道40号の方が車が少ないし、標高差も小さいのでこちらの道を使うのもありだと思った。
いつものごとく、湧水を汲んだ。
以前は三愛レストハウスの敷地の別の場所にあったヤマザキのコンビニが三愛レストハウスの売店の奥に引っ越していた。そのせいか三愛レストハウスの売店には飲料を置かなくなっていた。コンビニの方に行ってみたが、売店の方でいつも買っていた「かぼすちゃん」などのローカルな飲料は置いてなかった。
12:01に三愛レストハウス発。
家で頼まれていたものを買うためにきよらカァサへ。
12:18にきよらカァサ着。走行距離141.1km、燃費24.0km/L、平均車速43km/h、走行時間3:16、EV走行距離62.2km(44%)、航続可能距離93km、外気温25度。高度458m。
三愛レストハウスではなくなっていた「かぼすちゃん」があったので、頼まれていた野菜などと一緒に購入。「かぼすちゃん」は何故か観光地価格で高かった。もうここで飲料は買わないことにした。
12:36にきよらカァサ発。
薄曇りだが日差しがあって車体が暑くなって来ているのでエアコンをオンにした。
12:58に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離157.9km、燃費25.1km/L、平均車速43km/h、走行時間3:41、EV走行距離73.3km(46%)、航続可能距離86km、外気温24度。高度359 m。
川のそばまで行って、コーヒーとパンで昼食。カジカの鳴くが聞えてきてのどか。食事後にシカ肉、イノシシ肉、カステラなどの家で頼まれていたものを購入。
13:20に道の駅 せせらぎ郷かみつえ発。
道の駅 せせらぎ郷かみつえからはエアコンを切り、窓を開けて走った。このあたりはいつも涼しい。走っていたら脇の川からカジカの鳴き声が聞えてきた。
以前から気になっていた黄金の滝に寄ってみることにした。
13:31に黄金の滝着。走行距離165.7km、燃費24.6km/L、平均車速43km/h、走行時間3:54、EV走行距離76km(46%)、航続可能距離82km、外気温22度。高度550m。
近くを少し歩いたが滝の近くに行ける道は見つけられず、道路の上から滝を眺めた。近くに釣り人らしき人が車を停めて着替えをしていたので川辺まで降りられる場所はあるようなのだが、滝の近くに降りられるのかは不明だし、普通に降りられるとも思えない。
道の脇にあった黄金の滝の説明板には以下のように書かれていた(実際には縦書き)。
黄金の瀧 |
「なに!黄金の瀧と?」 「そうですよ。この付近は昔、金が採 れていたので、誰言うとなく黄金の瀧 と・・・」 志功は瀧壺の縁に佇ち、周囲の青葉 れ落ちる水勢に息を呑んだ。 「うーむ。それはそうと秋ともなれば 周囲の紅葉が映えて、この瀧は黄金色 に輝くであろう。その美事な様が目に 浮かぶ。」 瀧の勢いと響きに心を任せていた志 功は、やがて画帖を取り出し、力強い タッチで筆を走らせた。鴉が一羽瀧壺 をかすめ去った。 昭和四十七年(一九七二)八月のこと である。九州各県の景勝を歴訪された 日本版画界の巨匠棟方志功先生は上津 江村笹野を訪ねて「黄金の瀧」に痛く 心を動かされ、後に版画に彫られ「続」 西海道棟方版画集」(八月の棚)に収め られた。 左の絵はその版画を模写したもの。 |
※川上に向かって右手下方に見えるの が「黄金の瀧」である |
(旧)上津江村教育委員会 |
13:42に黄金の滝発。
兵戸トンネルを抜けたら気温が上がると思っていたが、気温は低いままで22度、下りるに従って下がるかと思ったら立門あたりまで21度だった。しかし菊池市街方向へ少し走ったら25度まで上がった。
数日前にゴールデンウィーク期間中の使用量が予測を大きく上回ったので、輸血用血液の在庫が減少しているということで献血の協力依頼のメールが来ていて、献血バスのスケジュールを調べてみたら今日は菊池市役所に来ている。体を使った後に献血はどうかなと思ったので行かないつもりだったがわりと早く戻って来れたので行くことにした。
14:08に菊池市役所着。走行距離185.2km、燃費25.9km/L、平均車速42km/h、走行時間4:21、EV走行距離83.0km(45%)、航続可能距離61km、外気温27度。高度67m。14:39発。
買い物のためにコスモスへ。
14:46にコスモス 西寺店着。走行距離187.5km、燃費26.0km/L、平均車速42km/h、走行時間4:29、EV走行距離84.7km(45%)、航続可能距離60km、外気温28度。高度50m。
園芸用のジョウロが壊れかけていて新しいものが必要だったので、道を挟んだ向かいのコメリ 菊池店へ。ジョウロとカラミンサを購入。カラミンサは前にポット苗を買ったことがあるのだが、どこに植えようか悩んでいるうちに水切れで枯らしてしまった。
15:08にコスモス 西寺店発。
車の運転中の眠気覚ましのミントタブレットを買うためにマックスバリュへ。
15:24にマックスバリュ 山鹿店着。走行距離195.5km、燃費25.9km/L、平均車速41km/h、走行時間4:47、EV走行距離89.5km(45%)、航続可能距離56km、外気温29度。高度48m。15:35発。
ガソリンが少なくなっていたのでガソリンスタンドで給油。メーターは残り2目盛りで航続可能距離が54kmだった。航続可能距離をここまで減らしたのははじめてかも。残5Lで残量警告が出るということだが、その残量でも100kmは走れるので、航続可能距離の表示はかなり余裕を持った数字。今回の給油量は28.37Lだったのでガソリン残量は7L以上あり、これなら140kmは走れる。給油後の航続可能距離792kmだった。
16:26に自宅着。走行距離221.7km、燃費26.4km/L、平均車速40km/h、走行時間5:37、EV走行距離105.2km(47%)、航続可能距離768km、外気温39度。車の総走行距離21,947km。