高取山・猿駈山

高取山登山口〜高取山〜高取山登山口・猿駈山登山口〜猿駈山〜猿駈山登山口 2019/3/26

どこかに歩きに行こうと思い立って、矢部村山系八名山で登っていない山で次の候補にしていた三国山に登って、国見山まで歩いて来ようかと思ったら、林道が工事のために通行止で矢部側からは登れずに、宿ヶ峰尾峠(山鹿市)から登るしかないらしい。矢部村山系八名山なのだから、三国山には矢部側から登るつもりだったで、別の山に登ることにした。高取山と猿駈山に登って、帰りは上津江まで行って、県道12号をドライブがてら走って、途中の尾ノ岳にも登ってくることにした。

3/26(火)

6:20に自宅発。外気温8度。航続可能距離666km。

和水町を走っているときに道をタヌキが右から左へトコトコ横切った。タヌキの轢死体をたまに見るのはノンビリと緊張感なく道を横切っているからか。その少し後で今度はネコが左から右へ横切った。

県道13号は道沿いにわりと桜が植えられていた。まだ、ほとんど咲いていない。国道442号も日向神湖あたりは桜が沢山植えられていた。こちらはまだ咲いていない。

そのままどこにも寄らずに登山口に行こうかとも思ったが、杣のさとで休憩を入れることにした。

7:31に杣のさと着。走行距離54.0km、燃費21.3km/L、平均車速42km/h、走行時間1:16、EV走行距離23.9km(44%)、航続可能距離603km、外気温5度。高度321m。

杣のさとの営業時間が変わっていた。前は7:00開店だったが、9:00開店になっていた。10/15から営業時間が9:00〜17:30になったというお知らせの貼り紙が入口に貼ってあった。店は開いていなかったが、トイレは施錠されておらず使える状態だった(後日に行ったときは施錠されていて使えなかったので常時使えるというわけではなさそう)。

杣のさとの道を挟んで向かい側に矢部の観光スポットの案内の標識がたっていた。八女IC方向には『日向神 千本桜』、『蹴洞岩(展望所)』、『パワースポット「ハート岩」』、『風神宮風除けの神』、日田IC方向には『杣のふるさと文化館』、『八女津媛神社・浮立館』、『南朝ゆかりの大杣公園』、『杣の里渓流公園』、『鑑月焼御前窯』の方向と距離が案内されていた。日向神湖のあたりの桜は『千本桜』と銘打っているのか。道理で桜が多かったわけだ。こちらの方には多分これからも何度も来るだろうから時間があるときにこう言った観光スポットに寄るのも良さそう。

7:52に杣のさと発。

県道115号を右折するといきなりカーナビにはデータのない道。少し進むと茶畑があった。さらに登っていくと左側に家屋があり、壁面に原島工務店とかかれた看板があった。近辺には家屋が何件かあり集落になっていた。少し進むと右に分岐する道があり、そこを右折。ここの分岐には高取山登山口を示す黄色い標識があった。ここからは国土地理院の地図にもない道。家屋が無くなったあたりからしばらく登ると、少し開けた場所が茶畑になっていた。やがて道は下りになり下っていくと右側に高取山登山口。

8:06に高取山登山口着。走行距離59.1km、燃費19.2km/L、平均車速39km/h、走行時間1:32、EV走行距離25.6km(43%)、航続可能距離594km、外気温6度。高度571m。

ここの登山口までの経路は部分的にデータのない場所があるが、Googleストリートビューで事前に見ることが出来たので助かった。

高取山登山口〜高取山〜高取山登山口

少し登ると石垣があった。造林小屋でもあったのだろうか?

10分ほど登り、林が明るくなってきたなと思ったら、ミツマタが咲いていた。林のやや明るい場所がミツマタの小群落になっていた。

ミツマタの小群落から少し登るとピークっぽいものが見えるようになった。距離的にピークではなさそうだからあそこまで登ってから、あとは緩く登っていくのだろうと思っていた。ところが斜度が急になってきた道をそのピークっぽい所まで登っていくと道は下りになった。

急なところを登ってきたのに下ってから登り返すのかよと思いつつ下りきって、登り返したが、あまり登らないうちにあっさりと山頂到着。

山頂からの展望はあるものの雲がかかっていてどこの山が見えているのかよくわからない。木立に隠されているらしく日向神湖は見えない。

雲があって展望がイマイチなので山頂で少し休んだあとに下山。

コースタイム

トラックログ

9:27に高取山登山口発。

最初は来た道を戻ろうかと思っていたが、矢部特産物共同販売所 出逢に寄ろうと思っていて、鶴橋の方に降りた方が近いのでそちらへ降りることにした。ここの道は途中までは国土地理院の地図にものっていない。下っていくうちに3箇所程Y字路があった。1つ目は国土地理院の地図にはのっていない。Y字路のうち1つ目と3つ目には高取山登山口を示す黄色い標識があった。2箇所目は標識が無いのでどちらに進むが迷ったが道なりに進んだ。県道115号まではカーナビにはデータの無い道で日向神湖近くまで降りてきたらカーナビ上では日向神湖の湖上を車が進んでいることになったりしていた。

往路では最初に見つけた高取山登山口を示す黄色い標識のところで右折したが、県道115号をそのまま進んで鶴橋から近いこちら側から登った方が楽だし、近かったようだ。

日向神湖上の鶴橋を渡って国道442号へ。車1台しか通れない幅の赤い古そうな吊り橋。通行止になっていないので通行に問題は無いのだろうが、欄干が錆びていたりして、少し嫌な感じ。橋を通っているときにカサンドラ・クロスという昔の映画を思い出した。

9:42に矢部特産物共同販売所 出逢着。走行距離62.5km、燃費18.7km/L、平均車速35km/h、走行時間1:47、EV走行距離28.2km(45%)、航続可能距離586km、外気温6度。高度315m。

よもぎまんじゅうとゆず胡椒を購入。

9:45に矢部特産物共同販売所 出逢発。

9:52に杣のさと着。走行距離65.8km、燃費20.4km/L、平均車速35km/h、走行時間1:54、EV走行距離30.6km(47%)、航続可能距離580km、外気温10度。高度311m。

お茶を買ってくるように頼まれていたので八女茶を購入。あとは花わさびのわさび漬けと普通のわさび漬け、八女のクラフトビールを3種類購入。

星野村のチラシが置いて合ったのでもらってきたが、合瀬(おうせ)耳納トンネル開通の事が書いてあった。もしかして、英彦山方面が近くなった? と思ったらその通りだった。英彦山方面に行くなら国道3号で八女まで出てそれから県道52号かなと思っていたが、このトンネルは県道52号のトンネルだった。調べてみると20分近く時間短縮になっているようだ。機会があったらそのうち英彦山まで足を伸ばしてみよう。

高取山からの下山中に腹が減ったので杣のさとのテラスで持ってきた食料で食事をしようと思っていたがすっかり忘れて、車に戻ってしまった。不精して車中で軽く食事。

10:13に杣のさと発。

国道442号を登っていくと竹原峠と猿駈山登山口の方向を示す青い道路標識が立っているのでそれに従い右折。竹原の集落を通りすぎて少し走ると猿駈山登山口に到着。

10:31に猿駈山登山口着。走行距離76.5km、燃費18.8km/L、平均車速34km/h、走行時間2:15、EV走行距離34.0km(44%)、航続可能距離570km、外気温9度。高度749m。

登山口の前は観光バスがすれ違えるほどの道幅があるので、車は道の端にきちんと寄せて停めれば通行の邪魔にはならない。

猿駈山登山口〜猿駈山〜猿駈山登山口

登山口の案内板には竹原峠トンネルがのっていた。竹原峠トンネルの開通が2005年12月10日開通なので案内板の設置はそれ以降だろう。帰ってから竹原峠やトンネルについて調べているときに2009年のこの付近の写真を見つけたが、その頃にはこの案内板は無かったようだ。

登山口から入ってすぐのところで道を間違えかけた。左のほうが緩くなっていて道っぽく見えたのでそちらに行ったら、すぐに道らしくなくなった。少し戻ると右の方に赤テープがありこちらが正しい道だった。道はいきなり急な登りとなっていた。

このままずっとこんな感じの急な登りを山頂まで登っていくのだろうなと思いながら歩いていくと道はさらに急になった。

こんな急な道をよく作ったなと思いながら登っていくと途中に境界杭があった。考えてみるとここは矢部村(現:福岡県八女市)と中津江村(現:大分県日田市)の境界だった。自治体の境界に沿って道があるパターンはわりと遭遇するが、そういう場合はたいていは急な道。

1/3くらいのところに未舗装林道があった。しばらく使われていないようで草が少し繁っていた。

途中から風がザワザワと吹くようになって、車にアウターのジャケットを置いてきたのは失敗だったかなと思った。でもこの風があったおかげで急登にも関わらず体が暖まりすぎず、汗をかかずに登っていくことが出来た。

登っていくうちに展望のある場所に出た。八方ヶ岳、三国山、国見山、前門岳、文字岳が見えていた。八方ヶ岳は手前の山に隠されて、上の方しか見えていなかったが、このあたりから八方ヶ岳が見えるとは思わなかった。

展望のある場所からほんの登ると少し道が緩くなって、あっさりと山頂到着。山頂は展望を得るために木を伐採したようでわりと展望があった。『八女市矢部村山系八名山マップ』というパンフレットに「山頂からの見晴しがあまりよくないため現在整備中である。」とかかれていたが、整備が完了したのであろう。このパンフレットには「急勾配が少なく距離が短いため比較的登りやすい山である」と書かれていたが、「急勾配が多いが距離が短いため比較的登りやすい山である」の間違いだろう。

風があって少し寒いので早々に下山開始。

コースタイム

トラックログ

登山口の少し先に石柱が立っていたので見に行った。福岡大分県界標とかかれており、側面には「至 大分 一三二.九〇三米(三十三里三十丁)」、「至 福岡九百五七.〇一米(二十四里十三丁)」と書かれていた。

11:54に猿駈山登山口発。

走り出して少ししたら、車のレーダー探知機が「GPSが受信できません」と告げた。矢部は山に囲まれてGPSが受信しにくいようで、今日は何度か聞かされている。

家に帰ってから調べてみたら、国道442号を右折したところから猿駈山登山口を通って、奥日田グリーンラインの分岐を通過し、国道442号へ戻るところまでは旧国道442号だった。通りで走りやすい道だったわけだ(部分的に狭い箇所はあったが)。Googleストリートビューで国道442号を右折したところを見てみたら竹原峠の道路標識をよく見てみるとローマ字表記が"Takewaratoge"になっていた。「竹原峠」と書いて、読みは「たかはらとうげ」だったはずだから、読みが「たはら」でないと認識していたものの誤記したのだろうと思っていた。が、後日にここの道路を通ったときに他の道路標識が"Takawara"だったのを見かけて、調べてみた。Googleストリートビューで確認してみると竹原峠トンネルに向かっていくと3箇所ほど標識がある(全部道路の左側)が、最初の右折の所にあるのが今回の奴(同じポールの下に「猿駈山登山口」の標識)で"Takewaratoge"、次が左折の所にある「竹原」の標識でローマ字は"Takawara"、最後が「竹原峠・竹原」の標識でローマ字は"Takawaratoge・Takawara"だった。住所について調べてみると竹原は矢部村北矢部竹原で読みは「たかわら」らしい。さらに調べて国土交通省の「国道442号 竹原峠道路」事業評価の資料を見つけたが、「竹原峠道路」には「たかはらとうげどうろ」、「竹原峠トンネル」には「たかわらとうげとんねる」とルビが打ってあった。どうやら元々の地名は「たかわら」なのに国土交通省がやらかして、地名の表記の揺れを生じさせたようだ。

道の駅 鯛生金山には寄ろうか寄るまいか迷ったが、こちらにはあまり来ないので寄ることにした。

12:02に道の駅 鯛生金山着。走行距離80.0km、燃費19.2km/L、平均車速33km/h、走行時間2:26、EV走行距離36.0km(45%)、航続可能距離563km、外気温13度。高度545m。

売店の人にわさびの試食を勧められたので試食。試食だけというのは申し訳ないのでわさびの花のしょうゆ漬けを購入。わさびの花も売っていたが、道の駅 せせらぎ郷かみつえで買うつもりだったので購入せず。

12:13に道の駅 鯛生金山発。

途中で軽自動車の後ろを走ったが、やたらとのんびり走っていたのでこちらものんびりと後ろを走った。よく見たら、わナンバーだった。レンタカーでコンパクトカーでなく軽自動車をわざわざ借りる人っているのか。

国道442号で栃野の信号のT字路まで行ってから右折して、国道387号に入るつもりだったが、カーナビが途中で右折を指示したので行ってみることにした。道は少し狭いところもあったが、対向車も無いため走りやすく、道の駅 せせらぎ郷かみつえの少し手前の赤い橋を渡った所で国道387号に合流した。

12:31に道の駅 せせらぎ郷かみつえ着。走行距離91.4km、燃費21.1km/L、平均車速33km/h、走行時間2:46、EV走行距離44.9km(49%)、航続可能距離542km、外気温15度。高度354m。

フキノトウ、花わさび、わさび漬け、シカ肉の普通のものと味付けのものを購入。

時間を見ると昼過ぎだったので池のそばのベンチで持ってきた食料で軽く食事。ここの道の駅にこのように早い時間に復路で来るのははじめてかも。

尾ノ岳に続く

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