鞍岳

伏石登山口〜鞍岳〜赤崩登山口 2018/2/18

2/18(日)

車に荷物を積み込むために外に出てみると全天に星が出ていたが、見える数が少なく、薄い雲がかかっているようだ。車のフロントガラスには霜が降りていて、スクレイパーで霜落としをした。

6:21に自宅発。外気温-2度。航続可能距離260km。空が白み始めていた。

明るくなってくると雲がポツポツとあり少し薄雲があるのが分かった。

食料調達のためにコンビニに寄ることにした。

6:54にローソン 合志辻久保店着。走行距離22.8km、燃費18.5km/L、平均車速34km/h、走行時間0:42、EV走行距離11.1km(48%)、航続可能距離228km、外気温-4度。高度68m。7:01発。

このローソンがあった場所には以前はセブン−イレブンがあった。駐車場が狭く車の出し入れがしにくく、あまり利用する気にはならなかった。セブン−イレブンが閉店したのは駐車場がネックだったのだろうなと思っていた。ローソンになった時に店舗の場所をセブン−イレブンがあった場所より後ろにずらし、セブン−イレブンの店舗があった場所も駐車場にしたことにより、駐車場が広くなって使いやすくなった。

7:15に道の駅 旭志着。走行距離33.2km、燃費18.9km/L、平均車速35km/h、走行時間0:56、EV走行距離14.9km(45%)、航続可能距離217km、外気温-3度。高度104m。

ここのトイレの建物はやたらとスズメがいる。壁と屋根に少し隙間があり、そこから出入りしている。その上にスズメが巣を作れそうな穴があいた横柱があったりする。普段はあまりスズメを近い所から見ることはないが、ここに来ると近くから見ることが出来る。

7:18に道の駅 旭志発。

四季の里 旭志の手前の菊池人吉大規模林道との十字路の所に「鞍岳山 駐車場 200m」とかかかれた案内板があった。前からあったかなと思ったので帰ってからGoogleストリートビューで見てみたら、しっかり映っていた。撮影日はは2014年11月となっているから3年前にはすでにあったということらしい。そこから200mとなると四季の里 旭志のあたりになる。実は昨晩に菊池観光協会の『鞍岳登山マップ』というのがあるのを見つけた。その地図だとコースが四季の里 旭志からになっていて、Pマークも四季の里 旭志にあったので、鞍岳登山の時の駐車場に使ってもOKなのだろう。

7:36に伏石登山口そばの駐車スペース着。走行距離43.8km、燃費16.2km/L、平均車速36km/h、走行時間1:14、EV走行距離17.0km(39%)、航続可能距離210km、外気温-1度。高度584m。

駐車スペースにはまだ他の車は停まっていなかった。

出発準備をしているとチャリダーがひとり林道を登っていった。このチャリダーは四季の里 旭志の手前で追い抜いてきたが、坂道なのに結構速く登ってきたものだ。

駐車地点〜伏石登山口〜馬頭観音〜鞍岳

駐車地点は以前から森林コースから登る人が駐車しているであろう車が停まっているのを見ていた場所。すぐそばに伏石登山口がある。

登山口には旭志村の頃の「鞍岳登山ルート案内」(旭志村とあるから2005/3/22より前に作成されたもの)、伏石登山口の道標、イノシシ等注意の案内板があった。

鞍岳はこれまでは第一駐車場から楽して登るコースからしか登っていなかったが、たまには下から登ろうということで今回は伏石登山口(森林コース登山口)から鞍岳に登り、赤崩登山口(パノラマコース登山口)へ降りて駐車地点まで戻ってくるコースを歩く予定。

今回は寒そうなので肌着の上に防寒用のアンダーウェアの上下を家を出る時点で着ておいた。下は冬用のズボン、上はフリースのシャツ、その上にフリースのプルオーバーを着て、歩き出す前ににハードシェルのジャケットを着た。

伏石登山口から歩き出したが、後でトラックログを見てみたら、初っぱなからコースを間違っていた。国土地理院の地図にある徒歩道を歩くつもりだったのに違うところを歩いていた。OpenStreetMapを見てみると伏石登山口からもう一本道があって、そちらの方を歩いていた。この道は国土地理院の地図の徒歩道からほんの少し離れた場所を通り、その後は国土地理院の地図の徒歩道と合流する。OpenStreetMapには森林コース、パノラマコース、花コースなどの名称まで載っていた。そのわりには鞍岳山頂への道は載っていなかった。

歩いていくうちに林道に出たのだが、ここでも道を間違えた。まさかこの林道を登っていくわけでもあるまいと少しうろうろとしていたら、左の方に下っていく道があってそこになにやら白いものがあり、なにかコースの表示っぽいのでそっちに行ってみたら、「らくらくコース入口」とかかれた防水加工した紙だった。よくあるパターンで大変なコースと楽なコースの2種類があって、その片方が森林コースのらくらくコースなのだろうと思ってその道を進んだ。すぐにらくらくコースのジグザグコースは通行できないといった感じの紙があったが、そんなことを言われてもジグザクコース自体の存在すら知らないので別に通行止めでも関係ない。

らくらくコースというわりには傾斜が急で楽でない。実はこのらくらくコースは森林コースの楽な方のコースということではなく森林コースとは別のコース。昨晩見つけた菊池観光協会の『鞍岳登山マップ』をちゃんと見ていれば、別のコースであることも大して楽でないことも書いてあった(マップのらくらくコースの記述は誤解を招くような表現があったが)。念のためにスマートフォンにファイルを入れてはおいたが、面倒だからちゃんと読んでいなかった。森林コースは林道を少し進むと右に入る登山道があったようだ。

らくらくコースを登っている途中で森林コースでないことには気付いた。でも、道はあるし、このまま登るとパノラマコースと合流するだろうと思って登っていった。

アセビなどの天然木が目立つようになったあたりで傾斜は緩くなった。

途中に岩があるところが出てきた。ふと左斜め後ろあたりを見るとどうやら岩に登れるみたいなので登ってみた。ここまで展望はなかったが、岩に登ってみると雲仙が見えた。雲仙は雪で少し白かった。傾斜の急な場所を登ってきて暑くなってきたので、岩の上で防寒用のアンダーウェアの上を脱いだ。

登りきったところを少し下るとパノラマコースと合流。道がやや不明瞭で少し迷った。パノラマコースに入った途端に傾斜は緩くなり歩きやすくなった。

途中に謎の柱があった。「熊本幹線78号」とあるがその上に「九州電力」と書いてあった。こういう表記のものがある場所はたいていは鉄塔巡視路だと思うけど、近くに送電鉄塔は見当たらなかった。

途中に鞍岳とツームシ山の分岐があった。ツームシ山方向は道っぽくは見えず、ここからツームシ山へ行けるの?と言った感じだった。ちゃんと矢印も書いてあったので道があるのだろう。

鞍岳・ツームシ山分岐の先から雪道になった。一旦溶けてから凍っているのでカチカチで少し歩いた後に軽アイゼンを着けた。

少し進むと雪がなくなったのでアイゼンを外した。外すために止ったついでに軽く食事。

少し歩くとまた雪道になったので再び軽アイゼンを装着。ここから鞍岳山頂までは軽アイゼンを装着して歩いた。

馬頭観音に着くと登山者がふたりいた。ここからは雲仙を見ることが出来た。

馬頭観音から少し先の「直登キケン」と書いてある場所で少し迷ったけど、アイゼンを着けているのでかえって楽かもと思って、直登することにした。直登コースはかなり急なコースだが登っていくと意外とすぐに鞍岳山頂に到着した。

涌蓋山は白くなかったが、阿蘇山、九重山は雪で白くなっていた。津江方面の山も見えているのだが、同じような標高の山ばかりなので、形に特徴がある渡神岳ぐらいしかわからない。双眼鏡で見てみると釈迦岳はレーダードームがあるので分かった。帰ってからカシミール3Dで調べてみたが渡神岳の隣の奥の方に見えたのは英彦山らしい。

山頂からの眺め
1: 金峰山 2: 二ノ岳 3: 三ノ岳 4 平成新山
山頂からの眺め(2)
1: 松ヶ平山 2: 五家原岳 3: 多良岳 4: 経ヶ岳 5: 小岱山 6: 三池山 7: 菊池市 8: 山鹿市

鞍岳〜963mピーク〜赤崩登山口〜駐車地点

しばらく山頂で眺めを楽しんだ後に下山開始。

ツームシ山まで足を伸ばそうかと思ったが、鞍岳から下る途中から雪道になっていたのでやめておくことにした。ツームシ山までの大半の道は雪はないだろうが、日陰はカチカチだろう。

登っている時に後ろを振り向いたときに少し開けた場所のピークがあり気になっていたが、どうやら行けるようなので行ってみた。コースではないので入口の所には間違えないように木の枝で通せんぼされていたが、そこから入ってしばらく歩くとその場所に着いた。地図では963と書かれているピークだった。特に展望とかはないのですぐに引き返した。

途中で持ってきた食料で食事。気温が低いせいか意外と腹が減る。

下っていくと雑木などの広葉樹が多くなり、少しだけ眺望があるようになったが、木々が葉を付けたらあまり見えなくなりそう。サクラの木もあったので春に歩くのに良いかも。

パノラマコースって言うわりには展望がないなんちゃってパノラマコースなのかなと思ったら、その通りだった。昨晩手に入れた『鞍岳登山マップ』にも「コース名にふさわしい展望はほとんどなく...」と書かれていた。入手した資料は時間がなくて面倒でもちゃんと読まないとダメだなと思った。

途中で一カ所林道を横切り、下っていくと赤崩登山口(パノラマコース登山口)に到着。休憩がてら、軽く食事。

あとは舗装された林道を歩き駐車地点まで戻った。

コースタイム

トラックログ

駐車スペースには車が12台ほどとバイクが1台停まっていた。後からまた車が1台やって来た。下の方の路肩にも車が1台停まっていた。

登山靴を脱いで帰り支度をしているときにチャリダーがひとり林道を登っていった。

12:20に駐車スペース発。

休憩がてら道の駅 旭志に寄ろうと思ったが、あまりにもすぐに着いてしまう距離だし、休憩を入れるのならもう少し後の方が良かろうということで道の駅 泗水まで行くことにした。

12:48に道の駅 泗水着。走行距離61.6km、燃費20.0km/L、平均車速35km/h、走行時間1:45、EV走行距離27.7km(45%)、航続可能距離180km、外気温10度。高度57m。12:56発。

ガソリンの量が近場に出かけるには十分だが、遠出するには少し心配な量だったので、途中のガソリンスタンドで給油。

13:44に自宅着。走行距離86.2km、燃費22.3km/L、平均車速34km/h、走行時間2:32、EV走行距離43.6km(51%)、航続可能距離780km、外気温12度。車の総走行距離13,020km。

自宅に帰ってくると庭でフクジュソウの花が盛りになっていた。8芽で10花程咲いていた。まだ蕾があるのでもう少し咲きそう。5年前に2芽だけ買ってきたがゆっくり増えてここまでになった。

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